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まるで実演販売!注目必須なライブコマースの魅力に迫る。


こんにちは、nex8事業部の脇本です。
9月5日に俳優の山田孝之さんが取締役CIO(Chief Innovation Officer)に就任し、トランス・コスモス株式会社の取締役CMO佐藤俊介さんと共にミーアンドスターズ株式会社を設立したというニュースがありました。
http://www.trans-cosmos.co.jp/company/news/170905.html

このミーアンドスターズ社が手掛けるのが「ライブコマース」というサービスです。
日本でも最近耳にするようになってきたこのライブコマースですが、一体どういったものなんでしょうか。

今回はEC市場における新しいビジネスモデルとなる、ライブコマースについて調査してみました。
是非ご覧ください。

ライブコマース(動画コマース)とは

ライブコマースの特徴

近年、FacebookやYouTube、InstagramなどのSNSで、動画の投稿や動画広告を目にする機会が増えてきました。
また一部サービスでは、使用方法をインターネットで検索すると、その使用手順を動画で案内してくれるものもあります。
このように様々な動画コンテンツが発展し始めている中で、「ライブコマース」というサービスが日本でも見られるようになってきました。

ライブコマースとは、Webサイトまたはアプリ内で、リアルタイムに動画配信をしながら商品販売が行えるサービスです。
新しいECのあり方ということで最近注目され始めてきています。

商品の販売や紹介を行うのは、日本では主に芸能人やSNSでフォロワーが多い一般女性など、情報発信において消費者に影響を与えるいわゆるインフルエンサーが起用されています。
インフルエンサーが紹介を行うことで、元々のファンが動画視聴をしたり、同じ商品を買いたいと思ったユーザーが購入をしたりということが発生するのです。

またリアルタイムでの動画配信なので、動画に出演している紹介者と動画を視聴している消費者でコメントのやりとりができるのも特徴です。
場所を選ばない実演販売のようなイメージでしょうか。

商品を販売する企業側は、消費者に商品を購入してもらうことが目的となります。
ライブコマースは、購入までの過程として商品の認知や信頼性の向上等を、商品の紹介者に代わりに行ってもらうことで、スムーズに購入を促す事の出来るサービスと考えられますね。

ライブコマース実施のメリット

ライブコマースのメリットは、リアルタイムに第三者に解説してもらえることで、商品への関心度や信頼度を高めることが出来る点です。

例えば、ファッションECサイトで服を購入する場合、商品の画像と説明文を見てどういうサイズ感でどういった生地なのかを見ると思いますが、そこでイメージしづらいものは購入をためらってしまうこともありますよね。
逆に、商品をイメージしてから買ったけど届いてみたらちょっと思っていたのと違った、と思う事もしばしばあります(これは私の経験談です・・)。

そういったリスクを解消できるのがライブコマースです。

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動画配信によって、文字や画像だけでは伝わらない実際の着丈や生地感などを確認することができ、さらに紹介者と消費者間でコメントのやりとりもできるので、より具体的に商品を知ることが出来るのです。
これにより、消費者の意欲を高め購入に繋げやすくする効果があります。

もう1つ、自社商品のブランディング意識が高い企業にとっても利用価値があるでしょう。
自社商品のイメージに合った芸能人を起用することで、テレビCMに近いブランディング施策にもなりえます。

先駆的な中国のライブコマース動向

ライブコマースの先駆者といっても過言ではないのが中国です。
中国では2015年くらいからライブ配信が劇的に流行しました。
その時はゲームの実況中継が流行っていましたが、そこからEC業界にもライブ配信が取り入れられるようになっています。
有名なのが中国のECサイトである淘宝(タオバオ)です。
それまではライブ配信を通じてECサイトに遷移・誘導をさせていたのですが、動画配信を見ながら購入が出来る、ライブコマース専用のプラットフォームを導入しています。

中国においてライブコマースが発展した要因の1つとして、偽造商品が多く流通していたことも挙げられるでしょう。

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先ほどメリットで述べましたが、動画によって商品をしっかり確認することができ、リアルタイムでコメントのやりとりができるので、商品に対しての信頼性が上がり安心して購入することができるのです。

そんな背景もあり、中国のECサイトである淘宝(タオバオ)では、ライブコマースによって年間の売上が数億円にも上った商品もあるそうです。

ライブ配信の進化に長けた中国では、今後もECサイト業界におけるライブコマースが大きく伸長することが予想されます。

日本におけるライブコマース

では現在日本ではどのような企業がどのようなライブコマースサービスを提供しているのでしょうか。
代表的なものをご紹介していきます。

■Live Shop!
株式会社Candeeが運営する「Live Shop!」は、ソーシャルライブコマースアプリとして2017年の6月より提供開始しました。
商材と相性の良いモデルなどをインフルエンサーとして起用し、ファッションアイテムやコスメ用品などの紹介・販売をメインとしてサービスの展開をしています。
また、視聴者アンケートや抽選販売など、リアルタイムで楽しめる参加型企画を構え、視聴者拡大の為の施策も取り組まれているようです。

■メルカリ
株式会社メルカリが運営するフリマアプリ「メルカリ」は、2017年の7月にライブコマース機能を持つ「メルカリチャンネル」をリリースしています。
リリース直後には、まずはどういったものか分かってもらうという意味合いもあり、若い層から人気のある芸能人を起用し、ライブ配信を行っていましたが、基本的には個人間で動画のやり取りをして商品売買が行われていくようです。
現在ライブ配信機能を利用して出品できるのは一部のユーザーに限定しているようですが、今後対象ユーザーの拡大も予定しているようです。

どのサービスでもライブ配信の時間は大体夜の9~10時台と定めています。
一般的には夕食を終え部屋でゆっくりしている時間帯であり、TV感覚の気軽な気持ちでライブ配信を視聴してもらうのに適しているためだと考えられますね。

また上記で紹介したアプリの他にも、DeNAがフリマアプリ「Laffy」の提供を開始したり、冒頭でお伝えした、山田孝之さんがCIOを務めるミーアンドスターズ社のECプラットフォーム「me&stars」は有名人とのプレミアムな体験(例えば有名サッカー選手とのPK対決をする権利や有名人と食事をする権利など)をライブコマースで販売するという、これまでとは少し趣向のことなるECサービスの展開もされています。

ライブコマース機能を持つアプリやサービスは今年からかなり活発になってきているので、中国のみならず、今後の日本においても大きな盛り上がりを見せるのではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
現代に欠かせないSNSサービスよりもエンタメ性が強化されたライブコマースは、TVやYouTubeのような面白さと情報収集や商品購入が同時並行で行える手軽さで、日本でも今後どんどんと認知や活用が進んでいくと思われます。

中国や日本の企業だけではなく、Amazonが運営する動画ストリーミングサービス「トゥイッチ・インタラクティブ」においても、ゲーム実況者やシェフをインフルエンサーとして、Amazonを通じて商品の購入を促すという取り組みについて発表をしています。

ライブコマースはインフルエンサーによって商品の売り込みが加わることで、より商品認知や販売促進にも繋がるのではないかと期待でき、これまでにないマーケティング施策として成長しそうです。
今回は、今後の動向に注目したい新サービス、ライブコマースについてお話しました。
この記事が、皆さんの知見の1つになりますと幸いです。


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脇本奈津

nend事業部での営業サポートを経て、2015年よりnex8事業部で営業・運用を担当。 お客様からのお喜びの言葉を頂けるよう日々精進しています。 四国出身なので本当は西訛りなのですが、標準語が上手くなり過ぎて東京出身と思われ始めたことに自画自賛する近頃です。

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