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【アフィリエイト×リターゲティング】アフィリエイト広告の基本と3つの特徴


今回はリターゲティング広告と親和性の高いアフィリエイト広告についてお話します。

弊社でも「A8.net」というアフィリエイト広告サービスを提供しており、今となってはかなり一般的な広告手法となってきていますが、昔と今とではその実情も大きく異なります。

「バナーをベタベタ貼る、あれでしょ?」
「なんだかやらせっぽい」

こう考えているWeb・EC担当の方々も多いのではないでしょうか。
それでもWeb広告黎明期から市場が拡大し続けているのには理由があります。
そんなアフィリエイト広告の基礎・基本を分かりやすくご紹介します。

アフィリエイト広告とは

アフィリエイト広告(別称「成果報酬型広告」)とは「広告主があらかじめ設定した成果(購入、資料請求、等)が発生した際に、その成果を発生させた(ユーザーを成果地点まで斡旋した)Webサイト(以下アフィリエイター)に対して成果報酬が支払われる広告手法」です。

例えば、自社サービスの会員を獲得したい!といった場合には、「会員登録1件につき1000円」という様に、成果の設定と成果報酬額の設定が必要になります。
それらの条件をアフィリエイターが精査した上で掲載を判断し、自らのWebサイトへの掲載又はサイトの制作に取り掛かります。
設定した成果が発生した際は、ユーザーを送客したWebサイト、すなわちアフィリエイターに対して成果報酬を支払います。
例えるならば、Web上でインセンティブ制の営業マンを雇う、といったイメージでしょうか。

図
(成果発生時に広告主はアフィリエイターに成果報酬額を、※ASPにはコミッションを)

蛇足ですが、このアフィリエイト広告という仕組みは、かつてアマゾンドットコムが開始したアソシエイトプログラムが発祥とされており、瞬く間にアメリカ、日本、そして中国へとその仕組みが広がっていきました。

ではこのアフィリエイト広告において期待できる効果や特徴はどういったものが挙げられるのでしょうか。
詳しく見てみましょう。

※ASP=アフィリエイト・サービス・プロバイダーの略称

アフィリエイト広告3つの特徴

成果報酬型である

まずはなんといっても成果報酬型という仕組み、つまり成果が発生した時のみ広告費を支払う、という手法が最大の特徴といえるでしょう。
言い換えれば、広告主は成果が発生しなければ広告費を支払う必要がありません。
そのため、コストパフォーマンスに優れ、費用の設定やコントロールがし易いなどのメリットがあります。

例えば、アパレル系ECサイトでの活用事例として以下のようなパターンが挙げられます。

式2

上記のように、現状の利益構造から充てられる広告費用を算出することが出来ます。
予め必要となる広告費用を算出できるため、使い勝手の良い広告手法となっています。

しかしながら、この「成果報酬」の金額の大小がアフィリエイターにとって広告主を判断する大きな基準となっていることも事実です。
というのも低い成果報酬では、Webサイトからいくら送客をしてもあまり利益にならない、といった事が起こるためアフィリエイターが集まりにくい場合があるのです。

また競合が多い、あるいは類似商品を扱う企業が多い市場では、アフィリエイターの獲得競争が起こりやすく、成果報酬額での価格競争も激化する為、その参入障壁は高いといえます。

これでは大手企業や莫大な広告費用を捻出できる企業が圧倒的に有利な様に思えますよね。
しかしながら、当然アフィリエイターが広告主を判断する基準は成果報酬額のみではありません。

自社開発の製品やサービスにおいては、製品の質や認知度、ECサイトの構成、場合によっては同梱物やその後のアフターフォローなど、企業ごとの特色を総合的に判断した上でアフィリエイターは掲載判断を下します。

送客をしてもその先のECサイトが使いづらい、ユーザーサポートがない、商品自体の評判が悪いなどの要素があれば、当然紹介をしたいアフィリエイターは増えづらくなりますよね。

アフィリエイターも、ビジネスでアフィリエイト活動をしている、という感覚を持ち合わせている場合が多いので、単純に言えば「売れる!」という要素があれば記事に取り上げたい、という声も上がり易くなります。

アフィリエイト広告は「人」を介した広告手法ですので、そういったポイントをしっかりとアフィリエイターにアピールしていくことがたくさんのアフィリエイトサイトへの掲載に至る大きな要因になり得るのです。

そういった意味では、アフィリエイターとの関係値を築き上げる為の広告運用が何よりも重要と言えます。

新規顧客獲得に強い

アフィリエイト広告の2つ目の特徴として、新規顧客獲得に強いということが挙げられます。
様々な要因はありますが、大きな要因としては「いかなる検索キーワードにおいてもユーザーに適したアプローチが可能」であることです。

一般にユーザーが自発的に検索を行うキーワードからは、ユーザー自身の行動の意図や求めている情報、適したメディア形態を読み取る、或いは予測することができます。

例えば「ファッション おすすめ」といったキーワードでは、「おすすめされているファッションを知りたい」というユーザーのニーズがある為、よく閲覧されるサイトは「様々なファッションブランドをまとめたサイト」だろう、という具合です。

同様に、「薄毛 対処」や「痩せたい 方法」などなど、明確なユーザーの意図を伺える検索キーワードはたくさんあります。

アフィリエイターは、こういったキーワード1つ1つに対して適した情報を適したサイト形態で提供することに非常に長けています。
それらのサイトに広告主の商品が掲載されれば、関心の高いユーザーにアプローチができ、ユーザーの購入意欲を高めることが可能です。

さらに、アフィリエイターはそれぞれ独自の視点で商品を紹介しているので、自社では思いつかないようなキーワードでの集客が可能です。
つまり、広告主自身が見付けることの出来なかった潜在的な新規顧客の発掘も可能になる、ということです。

また、アフィリエイターの中にはブロガーも多く存在するため、それぞれのブログの読者層にもアプローチができます。
検索キーワードに依存をしない集客も可能になるわけですね。

以上のように、アフィリエイト広告を活用してアプローチ出来るユーザー層は幅広く、汎用性が非常に高い広告手法だといえます。

第三者目線での訴求が出来る

「これ本当に効くのかな」
「これ本当に美味しいのかな」
「この化粧品、使った人はなんて言っているのだろう」

商品に対して上記のような事を感じるユーザーは沢山居ますよね。
本記事を読んでいる皆さまの周りでも実際によくあることではないかと思います。
商品やサービスが溢れかえる現代ではこうした疑問が生まれてくることは至極当然のことですが、こうしたユーザーの思いを解消するのがアフィリエイト広告の3つ目の特徴でもある第三者目線での訴求です。

企業がユーザーに対して伝えたい事を、アフィリエイターが広告塔となってより消費者に近い目線で情報を発信していくことで、検索キーワードごとのユーザーのニーズや懸念点、疑問点などをコンテンツの中で丁寧に払拭していきます。

これは従来行われていた、企業が消費者に対して能動的に情報を発信する、すなわち「プッシュ型」の広告とは大きく異なるものであり、ユーザーの受け取り方もまた大きく異なります。

「美味しいですよ!美味しいですよ!」とレストランの店主に勧誘をされるよりも、親しい友人にたった1度だけオススメされたレストランの方が気になってしまうことってありますよね。

pizza

この「親しい友人にオススメされた方が気になる」という状況を作り出すことが出来るのが、第三者目線での訴求なのです。

口コミや実際の使用感などが特に重要な商品群を扱っているならば、アフィリエイト広告は適した広告手法だと言えるでしょう。

リスティング広告との効果比較

さて、ここまでアフィリエイト広告とは何か、そしてその特徴について見てきましたが、効果の面について、アフィリエイト広告と同じく検索ユーザーに対して配信をするリスティング広告で比較してみましょう。

…とはいえ、アフィリエイト広告はリスティング広告のようなクリック課金型の広告とは異なり成功報酬型の広告なので、成果地点を購入や問い合わせに設定すれば、自社ECサイトにユーザーを集客するところまでは費用が掛かりません。
そのため100人集客した際の費用を比較する、といったことが出来ません。

そこで本章では、2つの広告手法(リスティング広告とアフィリエイト広告)におけるコンバージョン率(クリックして来訪したユーザーの購買率)の比較を私自身の経験した事例から紹介したいと思います。

A社はリスティング広告を出稿しており、B社はアフィリエイト広告の出稿をしていて検索結果上位サイト内で掲載をされている、そしてどちらも「ダイエット サプリ」や「乾燥肌 化粧水」などのニーズが明確なワードで、「こんなものが欲しいんだけど、買う商品はまだ決めていない」といった比較・検討段階のユーザーが来訪するであろう状況でした。

企業側としては、何としても他社にユーザーを取られたくない、といったケースですよね。

式1

場合にもよりますが、これほどまでの驚異的な差が付くケースが多々あります。

イメージしてみて下さい。
もしあなたが、「こういうものが欲しいなぁ」と漠然と考えていて、検索を行ったとします。
その検索結果の一番上に表示された商品を即決で購入をするでしょうか?

きっとしませんよね。
どれが良いものかとじっくり「比較」し「検討」するはずです。

こういったシチュエーションで、比較・検討段階にあるユーザーが求めている情報は、「どういった商品が存在するのか、それらの商品毎の特徴は何か、その商品の使用感はどうなのか、価格帯はどの程度なのか、成分量はどうなのか」等といったことです。
その点では、様々な情報を集約し、第三者目線で訴求されたアフィリエイトサイトに分があるのは一目瞭然ですよね。

アフィリエイト広告では、ユーザーはアフィリエイターのサイト内の情報で「比較」や「検討」を行い、その上で企業のサイトへ来訪します。
つまり、商品購入を決断する直前、あるいは関心・意欲が非常に高い状態でサイトへ来訪している、ということです。
それがこのCVRを実現させている要因といえます。

しかしながら、当然リスティング広告にはリスティング広告の強みがあります。
即日の出稿・出稿停止や、施策の改善がすぐに出来たり、既に商品名を知っているユーザーへ確実なアプローチが出来たりなどが挙げられますね。

適材適所の言葉通り、アフィリエイト広告やその他インターネット広告の活用には「何が」「どうして」「どのくらい必要なのか」、といった明確な目標値を基に綿密なプランニングが必要になってきます。

先ほどの事例でも、差がついているからといって、すぐにアフィリエイトをやりましょうとはなりません。
A社には話を聞きながら適切な広告と運用方法を提案させて頂いています。
こうしたアフィリエイト広告の運用についてはまたの機会にご紹介しますね。

まとめ

さて、今回はアフィリエイト広告の基礎・基本についてまとめてみました。
この記事を通して、アフィリエイトとは何か、そしてその強みや特徴がお分かり頂けたかと思います。

アフィリエイト広告という手法は「人」が「人」に言葉(記事・コンテンツ)をもって伝える広告手法です。
一見アナログのようにも思えますが、ユーザーの購買活動に企業とアフィリエイター、そしてユーザーとのコミュニケーションが存在していたんですね。
この記事をご覧になったあなたの商品を、まずはアフィリエイターの方々に伝えてみてはいかがでしょうか。

また次回はアフィリエイト広告とリターゲティング広告を組み合わせた具体的な運用方法についてお伝えさせて頂きます。

「A8.net」の具体的なサービス詳細についてはサービス紹介ページよりご確認ください。


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