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確度の高いユーザーに広告配信できる!?第2弾~Googleタグマネージャのスクロール距離での動作条件設定とは?~

こんにちは!nex8事業部営業の岡本です。 前回は、タグマネージャ応用編シリーズ第1弾にて「確度の高いユーザーに広告配信できる!?Googleタグマネージャのタイマー設定方法」についてご紹介いたしました。 今回は、タグマネージャ応用編シリーズの第2弾ということで、先日2017年10月に新しくGTMに実装された「スクロール距離の動作条件設定」についてご紹介したいと思います。 「スクロール距離の動作条件」ってどういうところで使えるの? GTMを利用したリターゲティング配信のおさらい 「スクロール距離の動作条件」に入る前に、Googleタグマネージャ(GTM)を利用したリターゲティング配信について少しおさらいしましょう。 リターゲティング広告は1度サイトに訪れたユーザーに対してだけ広告を配信することができ、ユーザーがページに訪れた際、そのページに設置したリターゲティングタグが作動することで、リターゲティング広告の配信対象ユーザーとして記録をしておくことが出来る。 「Googleタグマネージャ(GTM)」の「トリガー」を使うことで、設置したタグがどういった場合に作動するか条件設定をすることが出来る。 つまりGTMの「トリガー」という機能を使うと、サイトに訪れていてかつ、特定の条件を満たしたユーザーにのみリターゲティング広告を配信することが出来る、ということですね。 今回は、この「トリガー」を「スクロール距離」に設定する場合についてご紹介していきます。 スクロール距離での動作条件について スクロール距離での動作条件とは、その名の通り「指定した距離までユーザーがページをスクロールしたタイミングでタグを作動させる設定」です。 この動作条件を利用すれば、「LPを入力フォームまでスクロールしてくれたユーザーにだけ広告を配信したい」「ある程度記事を読み進めてくれたユーザーにだけ広告を配信したい」など、条件に合致するユーザーのみに広告を配信することが可能です。 そのため「LP(ランディングページ)」で商品説明を詳細にしている単品通販のサイトや「記事コンテンツ」がメインになるキュレーションメディアなど、ある程度スクロールして読み進めていく必要のあるコンテンツがサイト内にある場合などは、非常に使いやすい動作条件といえるでしょう。 逆に、「スクロール距離」と「コンテンツに対するユーザーの興味関心」が比例しない構成になっているサイト(ファーストビューのみですべての説明が終わっているなど)の場合は、「スクロール距離の動作条件」はあまり使いやすいものとは言えません。 スクロール距離の動作条件を設定することで出来ること・注意点 では、リターゲティング広告で「スクロール距離の動作条件を設定することで、できること」、「注意点」を以下でご紹介していきます。 スクロール距離の動作条件を設定することで出来ること ・LPや記事コンテンツなどの記事をある程度読み進めてくれた「確度の高いユーザー」に絞ってタグを作動させることができる ⇒LPや記事コンテンツなどに間違えて訪れ、直帰してしまうユーザーは、あまりコンテンツに興味関心の高くないユーザーだと予想できます。 また、直帰はしなかったものの、特にコンテンツを読み進めることもなく離脱してしまったユーザーも、目当ての記事じゃなかったのか、やはり興味関心の高いユーザーではないと予想できますね。 「スクロール距離の動作条件」を使うと、例えば「入力フォームまでスクロールしたユーザーのみタグを作動させる」など、コンテンツに対して一定のアクションを起こしたユーザーに絞って条件を設定し配信することが出来るようになります。 スクロール距離の動作条件の注意点 ・訴求するコンテンツやサイト構成によっては、確度の高いユーザーの取りこぼしが起きてしまう ⇒上述の通り、スクロールして読み込む必要のあるLPや記事コンテンツの場合は、スクロール距離とユーザーのコンテンツに対する興味関心が比例する可能性が非常に高いため有効な動作条件と考えられますが、スクロール距離とユーザーのコンテンツに対する興味関心が比例しづらいコンテンツのあるサイトの場合、スクロールの必要がないページを見た購買意欲の高いユーザーをリターゲティングの対象から除外してしまう可能性があります。 ・指定するスクロール距離の効果検証が必要 ⇒指定したスクロール距離によっては、確度の高いユーザーをリターゲティングの配信から除外してしまう可能性や、確度の低いユーザーを除外しきれない可能性があります。 そのため、「スクロール距離の動作条件」を設定する場合は、サイトのコンテンツにあった「最適なスクロール距離」を見つけるため、繰り返し検証していく必要があります。 以上の「できること」と「注意点」をしっかりと理解した上で、スクロール距離の動作条件の設定をしていただければと思います。 スクロール距離の動作条件を実際に設定してみよう! では、実際にGTMを利用してスクロール距離を使ったトリガー設定をしてみましょう! 「トリガー」を選択 上記の図ように、GTMの管理画面からワークスペースを開き、左の「トリガー」を選択します。 「新規」を選択 次に、赤い「新規」というボタンを選択します。 「トリガーのタイプを選択して設定を開始」を選択 「トリガーのタイプを選択して設定を開始」を選択します。 「スクロール距離」を選択 トリガータイプの一覧から「スクロール距離」を選択します。 「縦方向スクロール距離」か「横方向スクロール距離」を選択 ※画像は「コンテンツの縦50%以上をスクロールしたユーザーを対象」に設定した状態 「スクロール距離」を選択後、「縦方向スクロール距離」か「横方向スクロール距離」を選択します。 「割合」か「ピクセル数」を選択 そのあと、「割合」か「ピクセル数」のどちらかを選択します。 「割合」と「ピクセル数」の説明は下記の表を参照してみてください。 「このトリガーの発生場所」を「すべてのページ」か「一部のページ」を選択 「割合」か「ピクセル数」での設定が完了したら、「このトリガーの発生場所」を「すべてのページ」か「一部のページ」のどちらかを選択します。 「一部のページ」を選択した場合は、さらにプルダウンで配信先の条件を絞っていきます。 「保存」して完了 こちらの入力が完了したら、「保存」を選択し設定は完了です! さいごに いかがでしたか? スクロール距離については、「どれくらいの距離が適切なのか?」という検証は必要になりますが、スクロール距離をトリガーとして設定することで、今まではできなかったLPや記事コンテンツを一定以上読んだユーザーへ絞っての広告配信が可能になります。 この「スクロール距離の動作条件」を利用することで、「効果の改善」や「新しいセグメント設定」のお役に立てたら幸いです!

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EC担当者必見!今話題のWeb接客ツールってなに!?

こんにちは。nex8事業部の井上です。 今回はEC担当者必見の「Web接客ツール」についてご説明していきます。 聞いたことはあるけどあまり詳しく知らない方や、既に導入している企業の方も、改めて「Web接客ツール」とは何かについてご説明できればと思います。 Web接客ツールとは 実店舗とWebでの接客の違い Web接客とは、その名の通りWebサイト上でも実店舗同様に「接客」を行うサービスの事です。 実店舗だと、入店時に店員さんが「いらっしゃいませ!」とか、洋服を選んでいる時に「ご試着いただけますので、お気軽に仰ってくださいね」など、ほとんどの方が洋服を選ぶ時に接客された経験があるのではないでしょうか? このように実店舗においては客と店員が自然とコミュニケーションを交わすことで、自社ブランドのファンを増やすことができていましたが、当然Webサイト上では試着もできないですし、店員さんから挨拶をされることもありません。 そこで実店舗と同様に、Webサイト上でも、ユーザー1人ひとりにあわせた“おもてなし”の接客を行うことで、サイトからの離脱率を下げ、CVR(コンバージョン率)を上げるためのツールとして生まれたのが「Web接客ツール」です。 近年、こういったWeb接客ツールが注目を浴びている理由に、「BtoCのEC市場規模が急成長している」といった背景があります。 EC市場が成長しているということは、それだけECを運営している企業にとって「競合他社が増加しているという事」になります。 その競争に勝つため、サイトを差別化する手段として「Web接客ツール」が注目され、導入企業が増えてきているというわけですね。 Web接客ツールの種類 Web接客ツールには大きく分けて、ポップアップタイプとチャットタイプの2つの種類が存在するので、それぞれ簡単に説明します。 ■ポップアップタイプ 「ポップアップタイプ」は、ユーザーの属性、閲覧履歴・デバイスなどをリアルタイムで可視化し、サイト上でユーザーごとに最適なポップアップを表示するツールです。 ユーザーに合った特典や、セール情報等をポップアップで表示することで、購入意欲を高めCVRの増加を促せます。 ■チャットタイプ 「チャットタイプ」は、Webサイト上にチャット画面を設置し、リアルタイムでユーザーとOne to Oneでのコミュニケーション・接客が出来るツールです。 サイト上で分からないことを手軽にチャットで質問できるので、こちらも離脱率の低下とCVRの向上が見込めます。 Web接客ツールのメリットと注意点 ここでは「Web接客ツール」のメリットと注意点についてまとめていきます。 メリット 先ほども簡単に触れましたが、「Web接客ツール」を使うことで「離脱率を低下とCVRの向上」が見込めます。 これは数字でも証明されていて、例えば「KARTE(カルテ)」を提供しているプレイド社が公開したデータによれば、「Web接客ツール」を用いることで、「ユーザーのサイトへの好意度に関わらず、CVRが平均30%高くなった」という結果が出ています。 また、「Flipdesk(フリップデスク)」を提供するSupership社によれば、サイトに訪れた顧客に対し、メールや電話とは違った、カジュアルでスピーディーな接客を行なうことで、その場で不安や疑問を解消でき、初めてのユーザーでも安心感を高める事ができるため、顧客の離脱率は40%も減少したとの結果もあります。 導入に際しての注意点 しかしWeb接客ツールを導入したからといって、すべてが自動化され、何もしなくてもいいという訳ではありません。 例えば、実店舗の体験をオンライン上で再現する「チャット」では、人間が対応することがほとんどです。 対応が迅速でなかったり、ユーザーの満足いくものでなければ、ユーザーの再訪は見込めなくなります。 また、クーポンやキャンペーンのポップアップもただやみくもにばら撒くのではなく、実店舗と同じように「的確なタイミングと適切なユーザーに配布すること」で、リピート率の向上、ひいては売上の向上につなげることが出来ます。 また、少額からとはいえ導入コストも掛かり、Web担当者の方が「ユーザーの心理を汲み取り、戦略を持って運用すること」が必要となるツールでもあります。 自社サイトにおける目的を考えたうえで、本当に導入するべきなのかはしっかりと検討する必要がありますね。 Web接客ツールの例 最後に「ポップアップタイプ」と「チャットタイプ」での、具体的なサービスをいくつか紹介します。 ポップアップタイプ ■ecコンシェル…国内有数のビッグデータ保有企業「NTTドコモ」と、ディープラーニングの最先端技術を持つ「PKSHA Technology」が共同開発したAIを搭載した、CVR改善の精度とスピードが特徴のWeb接客ツールです。 最大の特徴は、最新のAIを搭載していながら、「永年無料での利用」が可能であること 無料プランでは、100万PV/月かつ純増で50CV/月という条件がありますが、無料・有料プランいずれにもAI機能が搭載されているので、「初めて導入を考えている方」や、「Web接客ツールにあまり手を掛けたくない方」にはオススメです。 ■KARTE(カルテ)…従来のWeb接客ツールは、過去の履歴から顧客分析を行うものが一般的でしたが、KARTEは、サイトを訪れる顧客の「いまこの瞬間」を可視化することができ、それに対して適切なアプローチができる点が最大の特徴となります。 また、拡張性が高く、「プッシュ通知」や「LINEでのメッセージ送信」など、幅広い外部ツールとの連携が可能で、顧客が受け取りやすい形で情報発信が可能。 CVRだけでなく、集客効果も見込めます。 チャットタイプ ■Chamo(チャモ)…「Chamo」は閲覧者に対し、自動で話しかける機能が特徴です。 例えば、配送料の案内ページに1分以上とどまっているユーザーに対して「送料についてご不明な点はございませんか?」とチャットが立ち上がる、といった設定が可能です。 「Webサイト運用が苦手な方」や、「Webサイト運用に時間をかけたくない方」にオススメです。 ■OK SKY(オーケースカイ)…Webサイトから店舗への送客(いわゆるOnline to Offline)を得意としています。 この接客の主軸となるチャットでは、人が介在して行われるため、機械的な案内や提案ではなく、「顧客のニーズを正しく反映した柔軟な対応」が可能です。 また、Webサービスでのコンシェルジュ・アプリケーションによって接客を受けながら、商品を実店舗で購入するといった、「Webサービスの良さ」と「実店舗の良さ」を掛け合せた体験を顧客に提供する点においても、まさに「実店舗以上の接客が実現されている」と言えるでしょう。 まとめ いかがだったでしょうか? Web接客ツールはユーザーを実店舗同様におもてなしすることで既存顧客を維持させ、自社サービスのファンを増やす事を目的としており、「離脱率」の低下と「コンバージョン率」の向上に繋げることができる手法となっています。 今後もAI(人工知能)の技術によって、「接客の自動化」が進む一方、人間でないとできない「柔軟な接客」が求められてくるのも事実です。 「自社サービスをどのような形でユーザーに届けたいのかを考える事」が、一番大事なのかも知れません。

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ECサイト運営に使える!Excel初心者のための関数活用基礎基本

こんにちは、nex8事業部の山田です。 今回は在庫管理やレポーティングに活かせるexcel初心者の方向けに基礎や基本になる関数の説明や使用例を書きたいと思います。 よく使う基本的な関数と使用例 まずは「関数」について。 関数とは、「どんな計算をさせたいか」と「どの部分にその計算を適用するか」を組み合わせたものです。 例えば指定した範囲内の数字をすべて足し合わせる関数はSUMで、A1~A10までのセルに入っている数字を足したい場合、 =SUM(A1:A10) と入力すると自動的に計算をしてくれます。 ではこれをふまえて、よく使う基本的な関数を5つ紹介します。 ① SUM関数 これは足し算の関数です。 上述の例でも触れましたが、SUM関数は指定した範囲内の合計値を計算します。 すべてのセルを+でつなげても同じですが、大変手間なので関数を使います。 図はある商品の1日ごとの売り上げ個数を記載したものです。 これらの合計個数を知りたいとき、合計値のセル(D2)に =SUM(B2:B8) と式を入れると、指定された範囲(B2~B8のセル)における合計値が計算されます。 Excelの”fx”ボタンを押すと関数が表示されるので使いたい関数を選択し、数値を出したい範囲を指定します。 また、オートSUMという機能もExcel画面上部右側にあり、関数を打ち込まなくても範囲を指定すれば自動的に足してくれる優れものです。 ② AVERAGE関数 これは平均を出すための関数です。 SUM関数と同様に”fx”ボタンからAVERAGE関数を選択し、セルの範囲指定を行います。 図はある商品の1日の売り上げ個数を記載したものです。 1日平均売上個数のセル(D2)に =AVERAGE(B2:B8) と入力すると、指定された範囲(B2~B8のセル)における平均値が計算されます。 AVERAGE関数にもオートSUMと同様の機能があり、オートSUMボタンの横のタブで選択できます。 ③ COUNT関数 これは数値の入ったセルを数えてくれる関数です。 見た目が数字でも文字として表示されているものは数えないので注意してください。 購入経験のある人には回数が振ってあるので、その数値が入っている=購入経験者であり、その数を数えることができます。 計算結果の欄(D2)に =COUNT(B2:B6) と入力すると、B2~B6のセルの中から、数値が入力されているものを数えるので、この場合3と表示されます。 つまり購入経験者は3人ということになりますね。 ④ COUNTA関数 これは数値でも文字でもセルに何か入っていれば数えてくれる関数です。 空白は数えません。 対象範囲に飛び飛びで入力されている情報などの場合、一気にその範囲内を数えてくれるので非常に有用です。 会員のリストの中でなにか購入した顧客の数を求める場合です。 B2~B6セルに購入した商品の名前が表示されていますが、表示されている=購入経験者であり、計算結果の欄(D2)に =COUNTA(B2:B6) を入力することでその数を数えることが出来ます。 この場合は2と表示されます。 ⑤ IF関数 これは指定する条件をクリアしているかどうかで出力する値を変えることが出来る関数です。 B2~B6セル(購入金額)の中で30,000円以上購入した場合に粗品を"あり"とし、指定した金額未満の場合は空欄とする場合です。 計算結果の欄(C2)に =IF(B2>=30000,"あり","") と入力すると30,000円以上購入した人の欄に「あり」と表示されます。 IFの()内は1つ目に条件を記述するので、B2に入っている数値が30000以上かどうかという式が入っています。 2つ目の欄で、条件を満たしている場合にC2に入る言葉、3つ目の欄はここでは空白になっていますが、条件を満たしていない場合に入る言葉を記述します。 この場合だと、下の3人に「あり」の表示がされるというわけです。 先ほどのCOUNTA関数と組み合わせて「粗品:あり」の数を数えれば贈答数の合計を知ることもできます。 応用的な関数と使用例 では続いて、基本編よりも少し進んだ応用編の関数をご紹介していきます。 ⑥ COUNTIF関数 これは指定した条件に合うデータの数を数えてくれる関数です。 上の図は会員の中でプラチナ会員の数を抽出した場合です。 結果の表示先であるD2セルに =COUNTIF(B2:B6,"プラチナ") と入力すると、対象としているB2~B6セルの中から「プラチナ」を抽出し数えてくれます。 この場合1と表示されます。 ⑦ SUMIF関数 これは条件をクリアできているデータのみの合計値を計算してくれます。 特定商品の注文数が一定以上の店舗を対象とし、その売上金額を合計するなどが出来ます。 この図は売上1位がTシャツの店舗のTシャツの購入額の合計を知りたい場合です。 結果を表示するF2セルには =SUMIF(B2:B6,E2,C2:C6) と入力をします。 SUMIFでは記述する箇所が3つあり、左から、範囲、検索条件、合計範囲となっています。 1つ目の欄で、条件を検索する範囲を、そして2つ目の欄で検索条件を指定します。 今回の場合、B2~B6セルの中でE2セル(Tシャツ)と合致するもの抽出しているということになります。 最後に3つ目の欄で合計値を出したい範囲の指定をしています。 まとめると、B2~B6内で「Tシャツ」と合致したもので、C2~C6セル内の合計値を計算する、ということになります。 ⑧ VLOOKUP関数 指定した範囲の左端の列から数値を見つけて、指定した範囲の別の列の同じ行の中にある数値を反映させる関数です。 これにより商品IDから商品名や在庫数を抽出することができます。 上の表を使って、商品ID111の商品名と在庫数をF2、G2に表示するやり方を具体的に見ていきましょう。 VLOOKUP関数は、入力する項目が4つあります。 1つ目は、起点となる検索値、ここでは商品IDを入力するので、A2となります。 2つ目の欄は、検索する範囲なので、A2~C6を指定し、3つ目の欄ではその範囲内で何列目の項目を指定するかを選択するので、商品名の場合は2、在庫数の場合は3を入力します。 最後に4つ目の欄は、検索条件をTRUE→近似一致、FALSE→完全一致のどちらかから選びます。 商品IDと完全一致としたいため、ここではFALSEを入力します。 以上から、商品名の結果の表示先であるF2セルには =VLOOKUP(E2,A2:C6,2,FALSE) と入力すると、表のような結果が得られます。 ⑨ ROUND関数 指定された数値を指定された桁から四捨五入することができる関数です。 1つ目の欄で、四捨五入したい数値のセルを選択し、2つ目の欄でどの桁数から四捨五入するかを入力します。 この時、2つ目の欄に1を入力すると、小数第1位を、2と入力すると小数第2位を残すように四捨五入がされ、-1と入力すると1の位で、-2と入力すると10の位で四捨五入がされます。 上の表の場合は、結果表示先のC2セルに =ROUND(B2,-3) と入力し、つまりB2の数値を100の位で四捨五入しているということになります。 C3以下も同様です。 ⑩

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確度の高いユーザーに広告配信できる!?Googleタグマネージャのタイマー設定方法

こんにちは!nex8事業部、営業担当の岡本です。 「同じリターゲティング広告を配信するなら、より確度の高いユーザーに配信したい」そんな風に思ったことはありませんか? 実は、以前私の記事でも導入方法などをご紹介した「Googleタグマネージャ(GTM)」を使うことで、一定の時間以上サイトに滞在したユーザーや、一定量以上コンテンツを見たと想定できるユーザーにだけリターゲティング広告を配信することが出来るようになります。 参照:【2017年最新版!】Googleタグマネージャ導入のメリットと使い方 タグマネージャは、サイト運営や広告配信に必要なさまざまなタグを簡単に設置し、また一元管理を可能にするツールですが、その他にも「タグの動作条件をカスタマイズする」機能があるのです。 今回は、タグマネージャの応用編ということで、GTMとリターゲティングを組み合わせてできること、特にタグの動作条件を滞在時間にした時のリターゲティングの効果とその設定方法についてご紹介したいと思います。 タグマネージャの動作条件とは GTMでは「トリガー」というものを使うことで条件の設定ができます。 具体的にどういった動作条件を設定できるのか、トリガーを利用して設定できる条件を以下に簡単にまとめてみました。 ざっとこんな感じですが、ぱっと見ただけでも、いろいろな種類の条件を設定できるということがわかりますね。 リターゲティングタグは、ユーザーがページに訪れた際、そのページに設置したタグが作動することで、リターゲティング広告の配信対象ユーザーとして記録をしておくことが出来ます。 つまり、上記のトリガーをうまく利用すれば、リターゲティング広告を実施する際に、 「3秒以上ページに滞在しているユーザーにだけ広告を配信したい」 「LPを一定の距離以上スクロールしたユーザーにだけ広告を配信したい」 「動画を半分以上見てくれたユーザーにだけ広告を配信したい」 など、さまざまな条件を指定して合致するユーザーにだけ広告配信することができてしまうのです! 次の章からは、上記の中から滞在時間をトリガーに設定するパターン(タイマー設定)をご紹介できればと思います。 滞在時間を設定することでできること・注意点 ではリターゲティング広告配信時に滞在時間をトリガーに設定するとできることと注意点をご紹介していきます。 ●タイマー設定でできること ・確度の高いユーザーにのみタグを作動させることができる ⇒ECサイトの場合、商品詳細ページを見てすぐに別のページへ遷移したユーザーや「戻る」を押しているユーザーであれば、間違えてそのページを開いてしまった、またはあまり興味が強くないユーザーであると予想出来ます。 もちろんサイトやページの種類によって、あまり滞在時間が長くなくてもCV(コンバージョン)に繋がることもありますが、例えば10秒以上見ているユーザーの方がある程度確度が高いと判断できるので、そういったユーザーのみをリターゲティング広告配信の対象とすることができます。 ・無駄な配信を減らすことができる ⇒1つ目に付随してですが、配信対象ユーザーを絞ることができるので、無駄な配信が少なくなりCPA(獲得単価)の改善が見込めます。 ●タイマー設定の注意点 ・滞在時間の秒数設定によっては、確度の高いユーザーを取りこぼしてしまう ⇒あまりにも長い秒数でトリガーを設定してしまうと、CVに至る可能性のある確度の高いユーザーもリターゲティングの対象から外してしまう可能性があるので、何秒以上のユーザーを対象とするかは見極めが必要になってきます。 ・配信量が減ってしまう ⇒一定数のユーザーをリターゲティングの対象から外してしまうので、必然的に配信量は減ってしまいます。 なので、まずはタイマー設定を短めに設定し配信量を出してユーザーの傾向をつかんでから実施した方が良いかもしれませんね。 ・利用しているサービスによっては滞在時間でのトリガー設定を推奨していない ⇒サービスによっては、広告配信のロジックに影響がある等の理由から、滞在時間でのトリガー設定はもちろん、他条件でのトリガー設定も推奨されていないことがあります。 上記をしっかり理解したうえで、設定していただければと思います。 ちなみに・・・ このタイマー設定はリターゲティング広告以外にも使用することが可能です。 というのも「タイマー」というトリガーは「タグが作動するまでの時間を任意で指定」という機能なので、広告以外にも以下のような使い方が可能です。 ・GA(Googleアナリティクス)では計測できない、直帰ユーザーの滞在時間を計測することができる ⇒GAでは、直帰ユーザーの滞在時間を計測することができません。 つまり1秒滞在でも1分滞在でも直帰してしまえば、同じ直帰ユーザーだという判断がされてしまうわけですね。 GTMのタイマー設定を利用することで、直帰ユーザーでも滞在時間を計測することが可能になるので、直帰の中でも実は○○秒以上見ているユーザーはどれくらいいるか、などより細かく計測が出来るようになります。 実際に設定してみよう! では、実際にGTMを利用して滞在時間を使ったトリガー設定をしてみましょう。 上記のように、GTMの管理画面からワークスペースを開き、左の「トリガー」を選択してください。 赤い[新規]というボタンを選択してください。 「トリガーのタイプを選択して設定を開始」を選択します。 トリガータイプの一覧から「タイマー」を選択します。 このページで滞在時間の条件を設定することが可能です。 設定項目を以下にまとめました。 条件の設定後、トリガー名を設定してトリガーを保存すれば、完了です! さいごに いかがでしたか? 滞在時間の設定については、何秒が適切な滞在時間なのか?という検証は必要にはなりますが、上手に利用することで、今までにないセグメントの設定が可能になります。 滞在時間でのタグ作動設定を利用して、効果の改善のお役にたてたらうれしいです!

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サイト改善!EC担当者が導入すべきオススメツール26選!

こんにちは。nex8事業部の石井です。 日々、自社サイトの運用をされているEC担当者の方はGoogleアナリティクスなどの様々なツールを利用されているかと思います。 今回はそんな担当者の方へ、サイト内分析や広告配信を最適化するためのオススメツールをご紹介していきます。 アクセス解析ツール サイトの運用に当たり、まず自社サイトのアクセス状況を把握する必要があります。 アクセス解析ツールを導入し、自社サイトのPV数や直帰率などを確認することが必要不可欠になるでしょう。 ここでは代表的なアクセス解析ツールを紹介します。 ■Googleアナリティクス(無料) Googleが提供しているサイト解析のツールです。 “アクセス解析”と言えば1番に思いつくのがこちらではないでしょうか。 無料ながらPV数やセッション数など、サイトのアクセス状況をほとんど確認することが可能ですので導入必須なツールの1つだと言えるでしょう。 Googleアナリティクスの基本的な見方についてはこちらを参照してください。 ■Yahoo!アクセス解析(無料) GoogleアナリティクスのYahoo!版というイメージでしょうか。 簡単にクロスドメインで計測ができる点や、管理画面がシンプルで見やすい点がメリットとして挙げられます。 ■AD EBiS(アドエビス)(有料) アドエビスは広告効果測定を中心としたマーケティング施策効果の測定ツールです。 ユーザーがどんな行動をして商品をCV(コンバージョン)したかなど細かなログを分析することでできます。 アトリビューション分析(※)が詳細にでき、最適なCPA(獲得単価)を決定していくことができます。 現在8000件以上の実績があるようです。 アトリビューション分析:コンバージョンまでの過程でユーザーが見たWebサイトやクリックをした複数の広告を、どの順番で、いつ何回見たか、その接触経路を明確にし、購入に対してどれほど貢献していたかを分析する手法。 ■WebAntenna(ウェブアンテナ)(有料) こちらもアドエビス同様にアトリビューション分析を得意とするサービスですが、特に広告媒体を一元管理して見ていくことができるツールです。 管理画面が見やすく成果確認がしやすいですね。 ■AIアナリスト(無料。有料プランあり) AIアナリストは、Googleアナリティクスに連携するだけで人工知能(AI)がサイト分析をして、改善方針を自動で提案してくれるサービスです。 Googleアナリティクスのデータは慣れるまで見づらかったり、なにを設定すればいいのか分からなかったり、と言うのをよく聞きますが、そういった設定や改善点の確認などをAIが行ってくれるので、分析工数を削減したい人にかなりオススメのツールです。 AIが分析してくれることはAIに任せて、別の作業を進めていくほうが効率的かもしれませんね。 ■ヒートマップツール(無料、有料プランあり) ヒートマップは、サイト内でユーザーがよく見ていた箇所やよくクリックされる箇所を赤く、そうでないところは青く表示したグラフのことを言います。 詳細は以前のヒートマップについてのブログで説明していますが、ユーザーのWebページ上の動きを可視化できるので、数字だけのアクセス解析では分からない本当に関心の高いコンテンツや、逆に読み飛ばされているコンテンツなどが分かります。 UserHeatやPtengineなどが有名です。 SEO施策ツール SEO施策はやはり重要なWebマーケティング施策の1つです。 ここでは、そんなSEO施策の手助けとなるツールについて紹介しています。 ■Googleキーワードプランナー(無料) Googleキーワードプランナーは、指定したキーワードがGoogleでどれだけ検索されているかを算出できるので、気になるキーワードを入力することで、どれほどの検索ボリュームがあるかを知ることができます。 元々Google Adwordsの機能の1つでもあることから、SEO施策だけでなく、リスティング広告配信の際のキーワード決めに役立つツールです。 Google Adwordsのアカウントが必要ですが利用自体は無料で出来ます。 ■Googleトレンド(無料) Google検索エンジン上での人気キーワード、トレンドキーワードが確認できます。 特定のキーワードの人気度を過去にさかのぼって確認することも出来るので、いつ流行ったのか、季節要因のあるキーワードなのかなどが分かります。 ■Gyro-n SEO(無料。有料プランあり) 指定したキーワードとURLを登録しておくと毎朝順位チェックを定点観測してくれるSEO順位チェックツールです。 競合の順位もチェックし推移で表示してくれるため、自社サイトで狙っているキーワードの順位が下落した時の対策が打ちやすいです。 ■SEOチェキ!(無料) サイトごとでなくページごとにSEO評価を確認できるツールです。 対象キーワードとURLをその場で入れることで計測が可能で、操作も簡単なので誰でも扱えるところが魅力です。 ■PageSpeed Insights(無料) Googleが提供しているページ表示速度の分析ツールです。 SEOの要素としてページ表示速度を取り入れることはGoogleが公式に発表もしています。 また、ページ表示速度が0.5秒遅くなると、検索数が20%低下するという調査結果もGoogleから出ているので、重要な改善点になってきます。 このツールでは調査したいサイトURLを入れると100点満点中何点かの点数とともに改善項目が出てきます。 改善点を確認し、解決していきましょう。 売上向上ツール ECサイトの売上アップの強い味方になるのがレコメンドエンジンなどのツールです。 レコメンドエンジンとは、利用者の好みに合った商品を提案するシステムを指します。 ユーザーの購入した商品によって自動的にオススメする商品を変えていて、クロスセルやアップセルを狙えるので購入単価の向上に貢献します。 「ランキング」や「最近チェックした商品」などもレコメンドエンジンの機能で表示することが可能です。 ■NaviPlusレコメンド(有料) 「行動履歴」「訪問者導線」「アイテム属性」「訪問者属性」から個々のユーザーに合わせたレコメンドコンテンツを提供できます。 最近ではAIを活用した自動最適化機能もリリースされています。また、管理画面上での事前分析なども可能です。 ■さぶみっと!レコメンド(有料) 低価格で手軽にはじめることができるレコメンドサービスです。 50種類以上のテンプレートから用途や自社サイトに合ったもの選べるのも便利です。 ■商品データフィードツール(有料) こちらはユーザーごとに自動でバナーを生成して広告配信をするダイナミックリターゲティング(Googleのショッピング広告や、弊社のnex8など)に必要なデータフィードの作成ツールです。 ユーザーの商品に合わせたレコメンドも出来るので、CVR(コンバージョン率)の向上やクロスセルを狙っていくことが出来ます。 データフィードは自社で作ることも出来ますが、商品データ数が多かったり、更新頻度が高い場合にはフィード会社へお願いした方が社内工数を減らすことができます。 フィード会社もいくつかあるので、実施の際には問い合わせてみてはいかがでしょうか。 ・DFO ・DF PLUS ・BFC ・Gyro-n DFM ・rubik ■Web接客ツール Web接客ツールの種類には「ポップアップタイプ」「チャットタイプ」の2種類が存在します。 ポップアップタイプとは、ユーザーの属性、閲覧履歴・デバイスなどをリアルタイムで可視化し、ユーザーごとに最適なポップアップを実現するツール。 チャットタイプとはWebサイト上にチャット画面を設置し、リアルタイムでユーザーとOne to

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ECサイトで使える!「セカンダリディメンション」と「加重並べ替え」で効率的に目標を達成する方法

こんにちは。nex8事業部の砂森です。 Googleアナリティクスについて、これまでの2回で用語と簡単な見方、目標設定の仕方をお伝えしました。 また前回の記事では、Googleアナリティクスで何を目標に設定したらよいかを、ECサイトを例にKGIとKPIの観点からお話させていただきました。 今回、Googleアナリティクスについての最後の記事になりますが、設定した目標やその改善点を効率的に見る方法についてご説明していきます。 ご一読いただければ、Googleアナリティクスを「見る」のではなく「使える」ようになりますよ! 「セカンダリディメンション」と「加重並べ替え」 Googleアナリティクスには数多くの機能や見方がありますよね。 基本的な見方についてはこちらの記事を参照して頂ければと思うのですが、今回は「目的」が達成されているかを効率的に見るため、ぜひ使いこなしてほしい「セカンダリディメンション」と「加重並び替え」という2つの機能をご紹介します。 セカンダリディメンションの使い方 まずは「セカンダリディメンション」です。 「ディメンション」とはレポートで見たいデータの区分のことを指します。 例えば「ランディングページごとのユーザー数を知りたい」のであれば、ディメンションは「ランディングページ」ということになります。 Googleアナリティクスでは基本的に選択したデータ区分(ディメンション)での数値をレポートとして見るのですが、セカンダリディメンションを使うと、区分をもう1つ追加した2つのかけ合わせとしてレポートを見ることが出来るようになります。では実際に設定をしてみましょう。 [ユーザー→行動→新規とリピーター]を開いてください。 これは「新規ユーザーとリピーター」で1つ目のディメンションを作っているので、全てのデータを「新規ユーザーとリピーター」に分けてデータ見ている、という状態です。 事前に設定していた「目標」について見てみると、件数は新規ユーザーが多いですが、リピーターの方が目標のコンバージョン率は高いことが分かります。 では、さらに詳細にデータを解析するためセカンダリディメンションで「性別」と入力し選択してください。 上図のように新規ユーザーとリピーターをさらに男女で分けた数値が表示されていますね。 細分化された目標の達成率を見ると、最も目標を達成しているのはリピートで訪れた女性ですが、最もセッション数が少ないのもリピートの女性であることが分かります。 また新規の男性ユーザーが最もセッション数は高いですが、達成率は一番低いですね。 新規ユーザーかリピーターか、というところまでしか分からなかったのが、セカンダリディメンションを利用することで、あなたのサイトに訪れたユーザーの性質について1つ深く知ることができ、さらに施策の打ち方も細かく考えることが出来るようになりました。 セカンダリディメンションに設定できる項目は多いので、色々と試してみると新たな発見がありますよ! 加重並べ替えの使い方 続いて「加重並べ替え」ですが、これはレポート数値を並べ替える方法の1つを指しています。 [行動→サイトコンテンツ→すべてのページ]で、ページごとの状況を見ながら説明しますね。 通常は「デフォルト」となっていて、数値の多い(または少ない)順に並んでいます。 ここで直帰率について考えてみましょう。 直帰率は高いほど、そのページを見てすぐ離脱しているユーザーが多いということになるので、ページとしての価値は低いということになります。 高い順で並べ替えてみると100%がいくつかあるのが分かりますね。 しかしよく見ると上位に並ぶのはページビュー数1のものが多いので、ここを改善したとしてもサイト全体にはほとんど影響がなく、あまり意味がないことが想像できます。 では、最も影響がある、すぐに改善すべきページはどうすれば分かるでしょうか。 こんな時に「加重並べ替え」が有用となるのです。 並べ替えの種類を「デフォルト」から「加重」にしてみると、画像ではページ名にモザイクがかかっているので分かりにくいですが、先ほどとは順番が変わっています。 「加重並べ替え」では直帰率の高い低いで判断するのではなく、ページビュー数やセッション数に重みをつけることで、改善した時に最も効果的となるページがどこかを示してくれるのです。 並べ替えることが出来る指標は以下の3つです。 ・直帰率 ・新規セッション率 ・コンバージョン率 「セカンダリディメンション」と「加重並べ替え」は本当に便利な機能です。 ぜひ使いこなせるようになってください! それではECサイトの場合を考えて、具体的に使い方を見ていきましょう。 ECサイトの場合の具体例 前回の記事で、Googleアナリティクスの「目標」には達成したいサイトの目的から考えた、KGIやKPI、またはKPIに関連のある数字や項目を設定しておくと良い、とお伝えしましたね。 ここからはECサイトの場合を例に、設定した「目標」が正しく達成されているか、その効率的な見方についてご説明していきます。 ECサイトなのでKGIは売上、KPIは流入数、コンバージョン率(購入率)、購入単価とします。 流入数 売上を構成するKPIの1つ目として、まずは流入数について考えていきましょう。 ここでのポイントは3つです。 ① 現在の流入数 ② 流入元ごとでのユーザー数 ③ 流入元ごとでのコンバージョン率 1つずつ見ていきましょう。 ① 現在の流入数 Googleアナリティクス上で、サイトの流入数を表しているのはセッション数やユーザー数、またはページビュー数で見ることもあります。 まず[ユーザー→概要]を開きましょう。 枠内が指定した期間内のサイトへの流入数を表します。 日ごとの増減も分かるので日々チェックすることをオススメします。 ② 流入元ごとでのユーザー数 どの程度のユーザーがあなたのサイトに来ているのか分かったら、次は検索からなのか、広告からなのかといった、どの流入元からどれだけの割合のユーザーが来ているのかを調べてみましょう。 これが分かると、あまり来ていない流入元をまず改善すべきだ、と考えることが出来たり、逆にたくさん来ているところはなぜ来ているのか、理由を明確にすることも出来るので、次の施策につなげやすくなります。 流入元なので、[集客→すべてのトラフィック→チャネル]を開いてください。 見てみると全セッションのうちでSocialから入ってくるユーザーが少ないので、ここは伸ばせそうですよね。 もう少し詳細に見てみたいので、Socialをクリックしましょう。 Socialと判別された流入元の中では1位以外はどれも少ないのが分かります。 流入数を増やそうと思ったら、例えば3位にいるTwitterに投稿をすることで流入を促す、という施策が手軽に出来て効果がありそうです。 ③ 流入元ごとでのコンバージョン率 ここまで流入の「量」についての見方でしたが、「質」も考えなければいけません。 流入数を伸ばせば確かにKGIの達成に繋がるかもしれませんが、むやみに伸ばすだけ、というのも意味がないのです。 考えるべきなのは、どこからの流入数が少ないのか、と同時にどこからの流入が最も購入に繋がっているか、という点です。 流入はあっても、それが購入に繋がらなければ、広告費や工数を割くに値しない可能性もありますよね。 それを判別するのに「加重並べ替え」が役立ちます。 もう一度[集客→すべてのトラフィック→チャネル]に戻り、コンバージョン率で「加重並べ替え」をしてみましょう。 コンバージョン率の低い流入元を改善したいので、まずコンバージョン率をクリックし昇順にします。 この時、並び順はデフォルトなので低い順になっていて、Socialが一番上に来ていますね。 並べ替えの種類を「加重」にすると、 Socialより上に別の流入元2つが来ています。 よりコンバージョン率に影響がある、この2つの流入元を改善した方が良いということですね。 これら2つの流入元をクリックし、さらに詳細を確認していくことで、具体的な施策を考えることが可能となります。 流入数は、もちろん「量」の少ないところを改善するのも大切ですが、いかにコンバージョンにつながっているかを考慮することも忘れてはならないポイントです。 コンバージョン率 続いてコンバージョン率についてです。 流入数をいくら稼いでも、そのユーザーが購入しなければ何の意味もありません。 コンバージョン率を改善するために見るべきオススメのポイントは下記の3つです。 ① ユーザーのデバイスで多いのは何か ② かご落ちはどこで起こっているか ③ ランディングページ それではこれについても1つずつご説明していきます。 ①

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広告配信サービスと広告効果計測ツールで数値が違う!?「乖離」の原因と対策を抑えよう!

こんにちは。nex8事業部の水井です。 今回は広告配信サービスと広告効果計測ツールを利用するときに生じる、「計測数値の乖離」についてご紹介したいと思います。 もちろん広告配信サービスの管理画面上でも計測数値は確認できるのですが、広告主様においては複数の広告配信サービスを利用する際、それらの広告効果を計測ツールを使用して管理していることが多いようです。 この計測ツールと広告配信サービスとの間でクリック数やCV(コンバージョン)数を見てみると、数値が一致しないケースが多々発生します。 このような、両者間の差異をここでは『乖離』と呼び、この乖離が起こる要因や対策をご紹介していきます。 なぜ乖離が起きるの? 乖離が起きる主な要因として、以下の2つをご紹介します。 ・CVの定義や条件の違い ・配信サービス間での重複 システム上の計測不備や設定ミスなどによっても乖離が起きることがありますが、今回はこの2つの要因に着目します。 CVの定義や条件の違い まず、1つ目のCVの定義や条件の違いというのは、広告配信サービスと計測ツールとの間で、CVとしてカウントするかしないかの判断基準が合致していないというものです。 そもそも基準が異なれば、差異が生まれるのは当然ですよね。 では、その定義や条件にはどういったものがあるのでしょうか。 ここでは主なものをいくつかご紹介します。 ・CV地点や条件 まずは、CV地点や条件の違いです。 言うまでもなく、購入完了なのか会員登録完了なのかなど、どの地点をCVとするかが配信サービスと計測ツールで異なっていると、CV計測に乖離が生まれます。 またリピート購入でもOKか、新規購入しか認めないのかなどの条件によっても同様です。 ・広告クリックからCVまでの期間 次に、広告クリックからCVまでの期間ですが、これは広告クリックから何日までのCVを広告の成果とするのかの定義です。 通常、CV計測は「広告のクリック」が行われてから、「CV地点に到達する」という2つの条件が満たされてCVとみなされます。 この「広告をクリックした」という記録を何日間保持しておくか(CVタグのCookieを何日間有効にするか)、その設定が配信サービスと計測ツールとで異なっていると計測数値にも大きな差異を生むことになります。 例えば、あるユーザーが広告をクリックしてから4日後にCVしたとします。 Cookieの有効期間の設定を、広告配信サービスでは7日、計測ツールでは3日としていたとすると、広告配信サービスでは1CV、計測ツールでは0CVということになってしまうのです。 ・1回のサイト訪問で複数回CVした場合のカウント方法 最後は、1回のサイト訪問で複数回CVした場合のカウント方法についての定義です。 これはECサイトであれば1回で複数商品購入した時や、人材系のサイトだと1回のサイト訪問の中で複数件応募した時など、複数回CVが起きた場合に、最初の1回しかカウントしないのか、すべてのCVをカウントするのかを決める設定のことです。 両者間で、この設定に違いがある場合も、CV計測に差が生まれる原因となります。 配信サービス間での重複 次に、広告配信サービス間での重複についてご紹介します。 ここで、ひとつ例をあげてみます。 広告配信サービスAとBとCを併用していた場合を考えてみましょう。 あなたのサイトに訪れたユーザーが、後日広告A、B、Cをクリックした後にCVしたとします。 A、B、Cの広告サービスはそれぞれでCV1件とカウントし、合計で3件CVが上がったことになる場合があります。 ですが、実際ユーザーがCVしたのは1件なので、計測ツールでは1件となりますね。 このように、複数の広告配信サービスを利用している場合には、各サービスの合計CV数と実際のCV数で差異が生まれることがあるのです。 乖離が大きいとどうなるの? では、乖離の要因が分かった所で、その乖離が大きくなるとどうなるのか考えてみましょう。 乖離が大きくても、計測ツールで実際のCV数を把握できていれば問題は全くないのでしょうか? 最適化に影響する?! 影響のひとつとして、広告配信サービスの効果最適化機能に影響する場合があります。 最適化機能とは、広告配信サービスが広告配信を通して効果を分析し、その成果を最大化するよう、自動または手動で配信の具合を調整していくことを指します。 まず、自動最適化の場合を考えてみましょう。 乖離が大きいということは、広告配信サービス上では定義や条件の違うCVや他のサービスとの重複CVなどがカウントされているため、実際よりもCVが多く反映されている状態です。 乖離が大きいと、そのような実際とは異なるCV獲得状況で最適化がかかってしまうため、本来の機能の効果を発揮できているとは言えません。 手動での運用の場合も、同じことが言えます。 例えば、CVを多く獲得できている配信面にはたくさん広告が出るよう調整したりするのですが、これが実際のCVでなく定義や条件の違うCVを多く獲得している配信面だったとすると、もったいないですよね。 また、どの曜日、時間帯に広告を配信するか、なども効果によって判断します。 この場合も同様に、乖離が大きいと正確な運用が難しくなります。 最適化とは、どんな配信方法でCVが獲得できるのかを分析・調整してよりよい効果を発揮していくことですので、より実際のCV数に近い、乖離が少ない状態である方が効率が上がっていくというわけです。 コスト分配に影響する?! 次にコストの分配についてです。 広告配信サービス側では、上でも述べたように効果に合わせて日々運用しています。 広告主様から頂いたご予算を使って、どの配信面に多く広告を出すか、どの曜日、時間帯に広告を配信するか、などを効果によって割り振ります。 また、広告主様側で判断される、どの広告配信サービスにコストを多く投下するか、どの広告配信サービスでどんなバナーを配信するか、なども乖離が少ない方が判断しやすくなります。 乖離が大きいとこういったコスト分配面で、判断しにくくなってしまったり、間違った判断となってしまう場合もあります。 乖離を少なくするには? では、どうすれば乖離を少なくすることができるのでしょうか? ここでは、3つの方法をご紹介します。 CVの定義、条件を合わせる まずは、最も簡単な方法です。 広告配信サービスと計測ツールとで、CVの定義、条件を同じにしましょう。 例えば以下のようなものが挙げられます。 ・CVタグの設置箇所 ・CVタグの作動条件 ・CVタグの有効期間 ・複数応募のカウント  etc.. これだけでかなり改善できるケースも多いので、CVの定義が両者間で等しくなっているかどうか、改めてチェックしてみる事をオススメします。 CVタグの設定を変更する 次は、複数の広告配信サービスを利用している場合に有効な方法です。 複数の広告配信サービスを利用していて、サイトにそのサービスのタグを設定する際、それぞれのタグを全て同じように設定することが多いかと思いますが、それにより1-2で話した配信サービス間の重複が発生してしまうことがあります。 そこでここでは、CVタグが作動する条件を、各広告配信サービスで変える方法をご紹介します。 全てのCVに対して全てのタグを作動させるのではなく、条件に合ったものだけ作動させることで、計測ツールの計測値に近い数値を各広告配信サービスの管理画面でも確認することが可能となる場合があります。 これには、まず各広告配信サービスで異なるパラメータを付与します。 パラメータを付与することで、ユーザーが広告をクリックした際に、どの広告経由で訪問したのかが分かるようになります。 そして各広告配信サービスのCVタグを設定する際、それぞれのパラメータがある場合にのみ、作動するようにします。 そうすることで、1回のCVで全ての広告配信サービスで発生したCVとして計測されていた状態から、最後に接触した広告配信サービスにだけCVがカウントされるようになり、広告配信サービス間の重複を解消することができます。 広告効果計測についてのパラメータについてはこちらの記事も参照してみて下さい。 その他 その他、乖離を少なくする直接的な対策ではないのですが、計測ツールのレポートを日次で広告配信サービス側へ共有して、運用に活かす方法もあります。 計測ツールの数値を運用に活かすことができれば、乖離がある場合も運用の精度は格段に違ってきます。 ですので、上記の方法が難しい場合にも、これだけは実施することをオススメします! 毎日レポートを送付するのは面倒、という場合でも、計測ツールによってはメールアドレスを設定すれば自動送信してくれる機能もあるので、利用してみても良いかもしれません。 または、計測ツールの閲覧権限のみを共有できる場合もあるので、お使いの計測ツールの仕様を確認してみてください。 まとめ いかがでしたでしょうか。 広告配信サービスと効果計測ツールとの間に起きる『乖離』の要因と対策についてお分かり頂けましたでしょうか。 Webサイトの特性やKPIなどによっても大きく状況は異なるかもしれませんが、個人的には乖離が起きるからという理由で、広告配信サービスを使わなかったり活用しきれなかったりというのは非常にもったいないと思います。 今回お話した以外にも対策方法はあるかと思いますので、どのような場合にも乖離とうまく付き合うことで、効率よく広告配信サービスをご利用頂けたらと思います。 このような乖離が起きうるということをご存じだった方、そうでない方、何かひとつでもお役に立てたら嬉しいです。

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