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お金(課金形式)から考えるネット広告まとめ


こんにちは。
広告出稿をお考えの担当者さんは、さまざまな視点で出稿先を比較検討されると思いますが、当然「費用」は重要な比較材料になりますよね。
今回は、そんなどうしても気になる、ネット広告出稿に関する【お金】に焦点を当ててお話しします。

どんな広告でも、出稿する際にお金がかかるのは当然ですが広告種別や出稿方法によってかかる金額はピンキリです。
この記事ではネット広告の主要な課金形式と、その課金形式で出稿できる広告サービスをご紹介します。

どんな課金形式があるの?

そもそもネット広告にはどんな課金形式があるのでしょうか。
一般にはクリック課金が有名ですが、実は他にもさまざまな課金形式が存在します。
ここではメジャーな課金形式と、そのメリットとデメリットをまとめてみました。
1つずつ見ていきましょう。

① クリック課金型(CPC課金型)
最もよく聞く課金形式のひとつではないでしょうか。
クリック課金とは、ユーザーの「クリック」が課金ポイントとなります。
CPC(Cost Per Click)課金とも言いますね。

■メリット
サイト流入を促すためのゴールである「クリック」がされるまで料金がかからない安心感がある。
サイト流入=料金の発生なので、分かりやすく、費用対効果の分析がしやすい。

■デメリット
クリック率の高い配信面では、クリックが多く発生するのでコストを多く使いすぎてしまう場合がある。
最低クリック単価が設定されている広告配信サービスもあり、それ以上でしか単価調整ができない場合がある。

② インプレッション課金型(CPM課金)
こちらは広告の「表示」が課金ポイントとなります。
CPM(Cost Per Mille)は1000回表示ごとの金額になるので、実際に支払う金額としては、CPM×表示回数÷1000となります。

■メリット
CPC課金とは異なりクリック率の高い配信面でもコストを抑えて配信ができる。
広告枠ごとの単価調整ができるので、良質な枠には高い料金で配信量を増やし、あまり効果の良くない枠には低い料金に調整することで配信量を細かいコントロールが可能。

■デメリット
サイト流入(クリック)までは担保していない。
1回表示ごとの細かい運用が可能な反面、調整する点が多く、効果分析が難しい。

③ 成果報酬型(CPA課金)
例えば購入1回につき○○円と言ったように、広告主の決める「成果地点(購入や問い合わせ)への到達」が課金ポイントとなります。
CPAはCost Per Action(一件あたりの支払額)もしくは Acquisition(顧客獲得)の略語です。

■メリット
成果報酬なので、成果が出ない限りは広告費を無駄にすることがない。

■デメリット
アフィリエイト広告であれば、メディアサイト運営者側がどの広告を掲載するか決められるので、必ず広告掲載できるわけではない。
最初にまとまった固定費がかかる場合が多いので導入ハードルが少し高い。

④ 視聴課金型(CPV課金)
こちらは名前の通り「動画広告を視聴」したタイミングが課金ポイントとなります。
CPVはCost Per Viewの略です。
動画コンテンツを再生する前や見ている途中などで、数秒から数十秒間配信されるのが一般的です。

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例えばYouTubeで配信されるTrueview広告では、動画が30秒以上視聴された場合に課金がされるのですが、このように視聴課金型では視聴されない限り料金が発生しません。

■メリット
こちらも成果報酬と似ていて、視聴されなければ無駄な料金はかからない。

■デメリット
通常のバナー広告に比べ、まとまった額の動画制作費用がかかる。

⑤ 期間保証型
指定された期間、指定された広告枠へ広告を掲載する形式です。
クリックやアクション等、掲載後の課金のポイントはないので、掲載する前に決まる金額から変更はありません。
掲載金額は掲載メディアのPV数が多いほど、掲載広告枠のサイズが大きいほど、掲載期間が長いほど高くなっていきます。
より多くの人の目に触れる枠ほど費用が高くなる、と考えると分かりやすいかもしれません。

■メリット
確実な期間、決まった枠での広告掲載が保証されている。
掲載メディアと自社のサービスの相性が良ければ費用対効果の良さが見込める。

■デメリット
クリック率が悪かった場合などに調整することが出来ないため、CPC課金の方が費用対効果を良くしていける場合がある。

⑥ 掲載課金型
掲載課金型は、メディアサイトのコンテンツの一部として広告を掲載する際に適用される課金形式です。
たとえばニュースサイトであれば、同じ形式で編集された記事広告を想像してもらえば分かりやすいかと思います。
こちらも期間保証型と同様で、掲載期間が決まっていて、金額はそのサイト規模が大きければ(PV数が多ければ)それだけ高くなります。
また掲載するサイトの入稿規定に沿った内容やサイズに合わせて必要な広告素材を準備する必要があります。

■メリット
掲載するメディアが集客施策も行い、また自然な形でユーザーに情報を届けられるので効率的に自社サイト誘導ができる。

■デメリット
別途記事広告の製作費がかかる場合もある。

各課金形式が採用されているサービスと費用感

有名な課金形式を紹介したので、次はその課金形式がよく使われているサービスと、その費用感をざっとご紹介していきます。
より具体的に広告出稿のイメージができるかと思います。

■クリック課金が採用されているサービス
クリック課金型は、アドネットワークリスティング広告で多く採用されている課金形式です。
アドネットワークは、ユーザーが広告をクリックした場合、仲介しているアドネットワーク提供会社にお金を支払います。
同じ原理で、リスティング広告もユーザーにクリックされたらその掲載媒体へお金を支払います。

1クリック:10円~300円ほど。

■インプレッション課金が採用されているサービス
インプレッション課金は、DSP(Demand Side Platform)で多く使われる課金形式です。
アドネットワークと似ていますが、DSPは多くのメディアサイトやアドネットワークを束ねていて、1回の配信ごとにそれら全てのネットワークの広告枠から最適な枠を入札によって決定するためインプレッション課金が多いです。
入札に関して、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
リスティング広告やRTB取引における入札とはなにか!?ネット広告の入札を調べてみた!

CPM(広告1000回表示された金額):50円~300円ほど。

■成果報酬型が採用されているサービス
この課金形式をとるのは、アフィリエイト広告がメインとなります。
アフィリエイトの場合は固定費等が最初にかかり、後は広告主の決めた成果ごとで支払いが生じてきます。
また、アプリのインストールなどを成果地点にするCPI課金型(Cost Per Install)も成果報酬型広告の一種と言えます。

アフィリエイト:固定費が10~40万円程度+成果報酬額。
アプリインストール:1インストール100~800円ほど。

■視聴課金型が採用されているサービス
こちらは、YouTubeをはじめとした動画広告ネットワークでの配信がメインとなります。
課金ポイントは、○回以上再生されたら、○秒以上再生されたら、動画が最後まで再生されたら、などサービスによって変わってきます。

1クリック10円~200円ほど+動画制作費10万~100万円

■期間保証型が使われるサービス
こちらはいわゆる純広告が該当します。
前の章で説明したとおり、広告枠の価値によって費用に大きな開きがあり、費用感はまさにピンキリと言えます。
たとえば、Yahoo!のトップページに掲載されるブランドパネルトリプルサイズだと月曜日に開始して日曜日に終了(1週間掲載)した場合、850万円ほどかかりますが、多くの掲載メディアではおおよそ以下の費用感を目安に思っておけば良いのではないでしょうか。

掲載期間により5~100万円ほど。

■掲載課金型が使われるサービス
こちらも期間保証型と似ていて、掲載メディアと掲載期間が決まっています。
異なる点として、期間保証型はメディアサイト内に設けられた広告枠に掲載するのに対し、掲載課金型は掲載するメディアのコンテンツと同一コンテンツとして掲載がされます。
よって費用についてもコンテンツや記事の作成代などが含まれることが多いです。

1コンテンツあたり数十万~(記事制作費用含む)

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ネット広告は少額からでも試せるサービスが多いです。
広告出稿をお考えの際は、この記事を費用感を掴む参考にしていただけたら幸いです。


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吉山 桃子

nex8事業部営業の吉山です。入社前は映画を撮ったり、お酒を飲んだりしていました。入社後もお酒を飲んでいます。お客様に喜んでもらい、うまい酒が飲めるよう日々精進いたします!

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