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ネイティブアド~コンテンツに馴染む広告とは~


こんにちは、nex8事業部の脇本です。
今回、私からお話しさせていただくのはネイティブアドについて。
ネット広告の中で一般的になってきたこの配信方法について、あらためて概要や将来性についてまとめてみましたのでご紹介していきます。
ぜひご覧ください。

ネイティブアドってなに?

ネイティブアドとは

JIAA(一般社団法人インターネット広告推進協議会)は2015年の3月にネイティブアドを下記のように定義しています。

“デザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと一体化しており、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告を指す。“

一言でいえばネイティブアドは「読者のことを考えた広告」です。
ニュースサイトやSNSなどのサイト内のコンテンツやデザインと一体化したような形式で表示される広告のことを指します。
実際にネイティブアドがどのように掲載されるか見てみましょう。

ネイティブ例

枠内がネイティブアドです。
オーガニックコンテンツと違和感なくマッチしていることが分かりますね。

同じネット広告の代表的なものとしてバナー広告があります。
ネット広告が浸透した今では、どのサイトを見てもバナー広告を目にする機会が増えたと思います。
そのため、一目で「広告」とわかるものにユーザーが慣れてしまい、興味関心を示さなくなってきてしまうなど、その効果は年々弱まってきているそうです。

そんなバナー広告に代わり登場したのがネイティブアドです。
ネイティブアドはサイト内のコンテンツと同様の形式で掲載されるので、サイトとの親和性や広告視認性が高く、自然で違和感なくユーザーに情報を提供することができる広告手法だと言えるでしょう。

また、サイトに馴染むことを目的としていない従来のバナー広告に対して、広告が目立って邪魔に感じてしまったりと、ネガティブな印象を持っているユーザーにとっては、サイト内のコンテンツに馴染むことでその嫌悪感を緩和させることも可能なのです。

6つの種類

ネイティブアドは現在、形式や表示のされ方によって6つの種類に分かれています。
ここではそれぞれの特性をご紹介していきますね。
(出典元:IABネイティブアド・プレイブック

① インフィード型
サイト内の通常コンテンツと同じような形式で配置されるのが特徴で、最もバリエーションが豊富な型といわれています。
コンテンツフィードと呼ばれるニュースサイト内のコンテンツと同じような形式で掲載されるものや、ソーシャルフィードと呼ばれる、SNS上に企業が投稿したものなどがあります。
最初に例示したものはこのインフィード型に該当します。
(例)Facebook、Twitter、ニュースサイトなど

② ペイドサーチ型
ペイドサーチ型はいわゆるリスティング広告のことです。
ユーザーの検索した内容に連動し、検索結果の上部に表示される広告のことで、広告である旨を明示しているものがネイティブアドのペイドサーチ型となります。
検索エンジンをよく利用される方は、頻繁に目にしているのではないでしょうか。
(例)Yahoo、Google

③ レコメンドウィジェット型
サイト内に「関連」や「おすすめ」といった形式で表示されるネイティブアドのことで、フィード内でコンテンツと違和感なく並んでいることが多いです。
(例)Youtube

④ プロモートリスティング型
インフィード型と同様でオーガニックコンテンツ内に表示されるネイティブアドです。
インフィード型と異なる点として、掲載媒体が限定されるということが挙げられます。例えばAmazonではAmazonに出品している商品のみ、食べログであれば飲食店情報のみなど、サイトの特性と適合する広告でなければ掲載ができません。
(例)Amazon、食べログ、ぐるなび、楽天

⑤ ネイティブ要素を持つインアド型
これまでに紹介してきた型とは異なり、バナー広告のようにオーガニックコンテンツとは切り離された広告枠に掲載されるもので、デザインの親和性ではなく、サイトのコンテンツ内容との親和性が高いのがこのネイティブアドです。
(例)クックパッド

⑥ カスタム型
上記5種類のどれにも属さないユニークなものを指します。
例えば、皆さんも普段よく目にしているLINEのスポンサードスタンプはこのカスタム型に当てはまります。
各広告掲載媒体の特徴に合わせてオリジナルデザインされた広告形式は、総じてカスタム型に分類されます。
(例)LINE

以上がネイティブアドの広告フォーマット6種類になりますが、ネイティブアドにはこのフォーマットだけでなく、デザインや広告の挙動、掲載箇所などを定めた「ネイティブアドの条件」があり、これらを満たしていないと本来はネイティブアドと呼べません。
条件について「ネイティブアド・プレイブック」に記載がありますので参照してみてください。

今後の展開

ネイティブアドの抱える課題と解決方法

ここまででネイティブアドの特徴や種類についてお伝えしてきましたが、先ほど見て頂いたように、ネイティブアドはサイト内コンテンツに自然と溶け込んでいるため、一見するとどれが広告なのか、分からないかもしれません。

本来のコンテンツだったのか、それともネイティブアドであったのかが分からず、クリックをしてしまうこともあります。
ここで「騙された!まさか広告だったなんて!」と感じてしまうユーザーもいるかもしれませんね。

このような問題を防ぐため、上述した「ネイティブアドの条件」においても、ネイティブアドは広告であることを明示する「広告」「AD」「PR」等の文言を広告枠内に表記することが義務づけられています。

また、こういったネイティブアドの課題を軽減、解決するために、メディア側は表示する広告のジャンルをきちんと選別して掲載するなど、自サイトに訪問するユーザーにとって有意義な情報を提供できるよう試行錯誤が必要です。

ガイドラインをしっかりと守った上で掲載し、メディアの外観を損ねず、見た時のストレスを感じさせずに情報提供ができれば、ネイティブアドに騙されたと感じるユーザーも少なくなるかもしれません。

ネイティブアドの成長性

さて、ネイティブアドは今後どのような歩みを進めていくのでしょうか。
前述したように、これまでのバナー広告ではユーザーの関心度が低迷傾向にあるので、ストレスフリー且つユーザーの興味関心を湧き立たせることのできるネイティブアドを利用する企業は、さらに増えていくでしょう。

2017年2月にサイバーエージェント社とデジタルインファクト社が、ネイティブアドの中でも最も多く使われているインフィード型広告についての調査結果を発表しています。

ネイティブ種別規模
Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved.

2015年から2016年でおよそ2倍の市場規模になっており、またその後も着実に成長を続けると予想されています。
もっとも市場規模が大きいのはソーシャルメディア内で掲載されるインフィード型広告です。
ソーシャルメディア利用者数の増加に伴い、ネイティブアドの利用価値は日本国内においてもさらに伸びていくと想定できます。

さらにインフィード型広告の静止画と動画の比率も調査結果が出ています。

ネイティブ静止画動画
Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved.

動画広告はそれ自体も注目されていますが、インフィード型広告でもその傾向が見られていますね。
また弊社nex8においては、ネイティブアドの広告枠にユーザーごとに最適化されたダイナミックリターゲティング広告の配信が可能となっています。
このようなネイティブアドの広告枠×動画やダイナミックリターゲティング配信といった様々な配信形式が今後は自然になっていけば、より市場規模の拡大が見込めますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ネイティブアドは、ユーザー体験を妨げないようにコンテンツの形式で提供される広告です。
日本国内におけるネイティブアドのイメージはまだまだ記事広告という認識が強いものかと思いますが、インフィード型広告を中心にネイティブアド全体の市場も伸びていき、サイトに馴染む、ユーザーに有益な情報を与えることの出来る広告としての価値をこれからさらに作りあげていくのではないかと思います。
この記事が、皆様にとって参考になりますと幸いです。


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脇本奈津

nend事業部での営業サポートを経て、2015年よりnex8事業部で営業・運用を担当。 お客様からのお喜びの言葉を頂けるよう日々精進しています。 四国出身なので本当は西訛りなのですが、標準語が上手くなり過ぎて東京出身と思われ始めたことに自画自賛する近頃です。

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