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始めるなら今!?話題の動画広告、その魅力とは


こんにちは。nex8事業部の井上です。
今回は近年話題になっている動画広告について。
最近ではYoutubeなどの動画サイトだけでなく、スマートフォンでWebサイトを見ている時にも、この動画広告を目にする機会が増えてきているのではないでしょうか?
今回は動画広告の基本的な部分の紹介と私が思う活用方法についてご紹介出来ればと思います。

動画広告とは

動画広告とは、Web上でテレビCMと同じような映像や音声を配信する動画形式の広告です。
テレビCMの場合、テレビという媒体を通じて広く配信することが出来ますが、実際の広告効果が不透明になりやすい傾向にあります。
それに対し動画広告ではユーザーの具体的なセグメントごとに配信することができ広告効果も可視化することができます。

動画

また、以前まではYouTubeなどの動画サイトを中心に限られたWebサイトのみで活用されていましたが、現在では一般のWebサイトやFacebook、twitterなどのSNSでも広く配信されるようになりました。
これにより、スマホユーザーの方は動画広告に接する機会が増え、より身近なネット広告になってきているのではないでしょうか。

調査結果
(Copyright © CyberAgent, Inc. All Rights Reserved.)

上図はサイバーエージェントによる市場調査で、2015年には535億円の市場規模だった国内動画広告市場は2017年には倍以上の1178億円に達すると予測されています。

2015年頃から特に伸びてきた背景として、テレビで動画を見る時代からスマホで動画を見る時代へと変化してきていることが大きな要因と言えます。
10代の若年層では4割以上の人がほぼ毎日オンライン動画を見ているといったデータもあるようです。

携帯会社の各キャリアも通信制限が緩和されたり、Wi-fiスポットの拡大などによってどこにいても気軽にオンライン動画を見れるようになった事も、この動画広告市場を盛り上げている1つの要因だと考えられますね。

動画広告の種類

次は様々なものがある動画広告の種類について整理してみます。

動画広告は大きく分けて、動画コンテンツの前/途中/最後などに挿入される「インストリーム動画広告」と、Webサイト上の広告枠に配信される「アウトストリーム動画広告」の2つに分けることができます。

■インストリーム動画広告
まずは動画コンテンツに挿入されるインストリーム動画広告から、対応する下記3つのフォーマットを紹介していきます。

・プレロール動画広告
・ミッドロール動画広告
・ポストロール動画広告

・プレロール動画広告
動画本編の再生前に配信される動画広告を指します。
YouTube内で配信される「TrueView広告」などがこれに当たります。
プレロール動画広告には、数秒経った後にユーザーが視聴選択できる「スキッパブル動画広告」と、強制的に視聴する「ノンスキッパブル動画広告」の2種類があります。
動画本編の視聴前に広告を配信するため視聴される可能性が高いのが特徴です。

・ミッドロール動画広告
動画本編の視聴中に配信される動画広告です。
プレロールと比較して視聴している途中で差し込まれるため離脱の可能性は低くなるのが特徴です。

・ポストロール動画広告
動画本編の終了後に配信される動画広告です。
本編の視聴を妨げる事無く配信するので、視聴者にとってはストレスを感じにくいです。
と同時に、関心を強く引くことが出来ていないと動画終了後にそのまま視聴されにくい側面があるので注意が必要です。

■アウトストリーム動画広告
次に、Webサイト上の広告枠に配信されるアウトストリーム動画広告のフォーマットを紹介します。

・インバナー動画広告
・インリード動画広告
・インフィード動画広告

・インバナー動画広告
Webサイト内に設置されているディスプレイ広告枠に配信する動画広告です。
バナー画像の代わりに動画広告を入稿して表示する形式のため、DSPなどの配信プラットフォームを介して幅広く配信したり、細かなターゲティングをしたりすることが出来ます。
インバナー動画広告の例として、Yahoo!JAPANのTopページで配信されるものが挙げられます。

  • ・インリード動画広告
    Webサイトの記事内に設置された広告枠に配信する動画広告です。
    インバナー広告と違い、動画広告が画面内に正しく表示された場合のみ再生させるため、視聴者に正しい内容を伝えることができるのが特徴です。

    ・インフィード動画広告
    SNSなどのタイムラインで記事と記事の間に差し込まれるよう配置して配信される動画広告です。
    SNSを使っている方ならこのフォーマットの動画広告を見ない日はないと言っても過言ではないくらい普及しています。
    あらかじめユーザーの性別や興味関心などの属性を把握できるため、自社のターゲット層に絞った効率的な広告配信が可能です。

  • SNS

動画広告の課金方法

次に、動画広告がどのような課金形式をとっているのかまとめてみました。

・CPV(Cost-Per-View)
CPVは動画広告視聴1回あたりにかかるコストです。
例えばTrueview広告はこのCPV方式を採用しており、30秒以上視聴された場合に課金されます。
※媒体によって視聴秒数は異なります。

・CPCV(Cost-Per-Completed-View)
CPCVは動画広告の完全視聴1回あたりにかかるコストです。
Trueview広告では30秒未満の動画広告を出稿した場合、最後まで再生した段階で課金がされる仕組みになります。

・CPM(Cost-Per-Mille)
動画広告を1,000回表示させるのにかかるコストです。
再生数に対してではなく、インプレッションに対して課金されるため、DSPなどのプラットフォームを介して出稿する場合はこちらの課金形式になる場合があります。
ブランド認知の向上など、より多くのオーディエンスにリーチしたい場合は有効的と言えます。

・CPC(Cost-Per-Click)
動画広告1クリックあたりにかかるコストです。
視聴後にクリックと言う行動が必要になるため、ある程度見込みのある顕在層へ配信する場合に適していると言えます。

動画広告の活用方法

動画広告の基本的な部分をご紹介してきましたが、実際どのように活用したら良いかまだイメージ付かない方も多いのではないかと思います。
そこで、動画広告の強みとなる部分や注意する部分について考えていきます。

■動画広告の強み
1.情報を伝えやすい
画像や文字のみのバナー広告に比べ、音声や映像も使うことが出来るので、伝えられる情報量が圧倒的に多くなります。
企業が伝えたい事を正確にかつ印象に残るようにユーザーに届けることが可能です。

2.良質なユーザーを獲得しやすい
バナー広告に比べユーザーの興味を惹きやすく、商材の特性を理解した上でサイトに訪問するので動画広告経由のユーザーは良質なユーザーとなりやすいです。

■動画広告の注意点
1.専門知識と制作コストがかかる
バナー広告と違いユーザーに高品質な映像を届けようとすると専門知識が必要で、制作コストも多くかかってしまいます。

2.通信環境によって印象が変わってしまう
動画ならではかもしれませんが、通信環境によってはスムーズに再生することが出来ず閲覧されにくい場合もあり、逆にユーザーには不快な印象を与えてしまう可能性もあります。

 

上述したメリットを踏まえると、特に動画広告に向いていると感じるのがアパレルECサイトの場合です。
認知拡大はもちろんのこと、商品のサイズ感や質感、実際に着てみないと分からない部分を動画広告では伝えられます。
自分が着ているところも想像しやすいのでユーザーを購買意欲の高い状態にすることができますね。

その他にも、家具の組み立て動画などを紹介するHow To動画はユーザーが広告を見て「こんなに簡単だったら買ってみようかな」という心理にもなりやすいのではと思います。

このように動画広告を通じてサイトに訪れたユーザーは、そのサイトにとって非常に価値の高いユーザーであると考えられます。
しかし、そのようなユーザーでも1度のサイト訪問で購入することはあまりないかもしれません。
そういった際にリターゲティング広告などを同時に行うと動画広告だけでは追いきれない領域をカバーすることが出来るので、動画広告とリターゲティングはとても相性が良く有効なプロモーションになりうるでしょう。

これから更に成長していく事が見込まれる動画広告ですが、まだブランディングに用いられるイメージが強いように感じます。
しかし今後、ネット広告の特性をもっと活かすことで、ブランディングだけでない成果にこだわっていける動画広告もより発展していくのではないかと考えます。

まとめ

いかがだったでしょうか。
2014年頃より動画元年という言葉が広がり近年になり特に盛り上がっている市場ですので、ECサイトはもちろん様々な企業で動画広告と組み合わせた広告プロモーションが増えてくると思います。
動画広告を上手く活用することで既存プロモーションの改善に繋がる可能性もありますので、現在のプロモーションで悩んでいる方は動画広告を検討してみても良いかもしれません。


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井上翔太

2014年ファンコミュニケーションズ入社。 nend事業部で広告主サイドの営業・運用経験を経て、2015年からnex8事業部に従事。 “「よくぞ、出してくれた!」なんて言われる広告を”をモットーに、日々奮闘中。 湘南生まれ湘南育ち。