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【2017年最新版】このターゲティングがすごい!簡単に取り組める、Facebook広告の出稿方法


こんにちは。nex8事業部の砂森です。
今回は潜在層や顕在層にも効果があり、気軽に利用することの出来るネット広告の1つとしてFacebook広告について、設定の仕方やオススメの配信方法をご紹介します。

Facebook広告とは

Facebook広告とはその名の通り、Facebookのニュースフィード内やInstagramなどの広告枠に広告配信をするサービスです。
特徴は大きく3つあります。

■配信枠
どこに配信されるかですが、Facebook広告なので、当然Facebookのニュースフィード内やInstagramのフィード内、またオーディエンスネットワークという、Facebookの広告枠以外にFacebookが提携しているモバイルアプリやWebサイトにも配信がされます。

①広告サンプル

「広告」という文字が入っている投稿が、Facebook広告として配信されているものなので、見たことのある方も多いのではないでしょうか。

■クリエイティブ
後ほど説明しますが、画像を複数枚選択できるカルーセル広告やスライドショー、動画、モバイルにフルスクリーンで訴求できるキャンバス広告など通常のディスプレイ広告とは異なった広告クリエイティブで配信することが出来ます。

■ターゲティング
さらに最も特徴的なこととして、国内ユーザー数2700万人という膨大な数の中から、細かく配信するユーザーを選べる、ということが挙げられます。例えば、

・東京在住
・22歳から30歳までの女性
・理学部に通っていた
・イタリア料理に興味がある

とか

・横浜在住
・30歳から35歳の男性
・システムエンジニア経験者
・小学生低学年くらいの子供がいる

なんてことまでターゲットとして設定することが出来ます。
これにより、自社サイトでアプローチしたいユーザー群に対して精度の高いターゲティング配信が可能となります。

Facebook広告は上記3つの特徴に加え、CPC(Cost Per Click)やCPM(Cost Per Mille)といった課金方法の選択、1日の予算、配信時間帯等をいつでも変更が可能であることなどから運用型広告に分類されています。

では具体的に配信するまでの設定方法を見ていきましょう。

Facebook広告の配信設定

Facebookピクセルの設置

配信の設定をする前にぜひやっておいてほしいことが、この「Facebookピクセル」の設置です。
簡単に言うと、Facebook版リターゲティングタグのようなもので、のちのち重要になってくるのであらかじめ設置しておきましょう。

②広告を掲載

Facebookページから、「広告を掲載」をクリックして下さい。

③広告マネージャ(ピクセル)

「広告マネージャ」を開けるので、ピクセルを選択してください。

④ピクセル作成

「ピクセルを作成」をクリックします。

⑤ピクセル作成2

上図のようなウィンドウが出てくるのでピクセル名を決定してください。
1アカウントにつき割り当てられるピクセルは1つだけなので注意が必要です。
「次へ」をクリックすればピクセルが発行されるので、自社サイトに設置をしていきます。

⑥ピクセル選択

設定はGoogleタグマネージャやECサイト構築プラットフォームなどを使用する方法と、ピクセルコードを直接自社サイトのHTMLソースに設置する方法の2パターンがありますが、ここでは直接設置する場合を簡単に紹介します。

⑦ピクセルインストール1

「コードを貼り付け」をクリックすると、上図のような画面が出てきます。
ピクセルはベースコードとイベントコードの2種類あります。
ベースコードは確実にサイト全体のデータを収集できるよう全ページに設置してください。
</head>タグの直前が推奨されています。

続いてイベントコードですが、これは特定のイベントのみを計測するコンバージョンタグのようなものだと思ってください。
ですので、計測したいページのみの設置となります。

⑧ピクセルインストール2

例えばあなたのサイトのコンバージョン地点が「購入」であればこのコードをコピーして、購入完了ページに設置します。
設置位置は、ページの読み込みが完了した段階で計測する場合、</head>タグのすぐ下に追加してください。
購入以外にも選ぶことの出来るウェブサイトのコンバージョンがあるので、詳細についてはこちらをご確認ください。

「広告の目的」を決める

では、配信の設定をしていきましょう。
広告はキャンペーン単位で管理されていて、そこに「広告の目的」「広告セット」「広告」が入っています。
広告を作成していく際は「広告の目的」から順に作成していきます。

今回はnex8のFacebookページで見ていくことにします。
先ほどと同じように「広告を掲載」を選択し「広告マネージャ」を開いてください。

⑨広告作成

次に右上の「広告の作成」をクリックします。

⑩目的設定画面

最初に出てくるページでFacebook広告を配信する目的を決めます。
例えば「エンゲージメント」は、Facebookページや投稿した記事の「いいね」を促す広告を配信出来ます。
ファン獲得や重要な投稿を広めたい時に選ぶと効果的です。

「リーチ」では、とにかくサービスや自社Facebookページの認知度を上げるため、設定した予算内で出来るだけ多くの配信量を出すように配信が調整されます。

広告配信の目的を決定することで、課金形式や、自分で設定した範囲内においての最適な価格で配信されるターゲット層が決まります。
現在は10個の目的を設定することが出来ますが、Facebookのアップデートは頻繁に起こり、目的も変わる可能性があるので都度確認をしておくとよいかもしれません。

ここではnex8の資料請求完了をコンバージョン地点として、「コンバージョン」で説明をしていきますね。

「広告セット」を決める

目的を決めたら次は「広告セット」で配信ターゲットや予算などの設定をします。
上から順に見ていきましょう。

⑪コンバージョン

まずはコンバージョン地点を設定します。

⑫オーディエンス1

次に配信したいターゲットとなるユーザー群(Facebook広告ではこれをオーディエンスというのでここからはそう記述します。)を決定していきましょう。
地域は市区町村単位、年齢は1歳ごとと細かく決めることが出来ます。

⑬オーディエンス2

オーディエンスをさらに詳細に決めていきます。
ユーザーの趣味関心や行動状況であらゆるセグメントを作ることが出来るのですが、この記事にあるように非常に多くの項目があるので、初めはあまり多く区切る必要はないかもしれません。

⑭オーディエンス数値

また項目を選択するたび上図のように潜在リーチ数や、予算にもよりますが1日に配信できる推定リーチ数が計算されるので、ここを参考にしながらオーディエンスを決定してもよいでしょう。

後ほど説明しますが、自分でオーディエンスを決める「カスタムオーディエンス」や作成したオーディエンスに似たセグメントをFacebookが選定する「類似オーディエンス」というのもあります。

「つながり」はあなたのFacebookページに「いいね」した人を除外したり、アプリインストールをした人だけに配信したりなど、なんらかのアクションがあった人の操作が出来る項目です。

⑮配信枠

オーディエンスを決めた後は、広告をどのデバイスのどこに配信するかを決めていきます。
自動での設定もありますが、出したくない箇所や、除外したいカテゴリのサイト(ギャンブルや成人むけなど)がある場合には「配置を編集」から設定することが出来ます。

⑯予算

さらに予算と配信期間、入札金額を決めていきます。
予算は1日ごとの上限予算か通算で使い切る予算かの2通りから、配信期間は1分単位で設定が出来ます。

⑰最適化

入札は自動または固定金額での設定で、「広告の目的」に合わせてCPCかCPMのどちらかを選びます。
また通算で予算を設定していれば、広告スケジュールから曜日時間帯の指定も可能となります。

広告配信最適化の下に追加されたボタンについて、これはコンバージョンを多く獲得するために、まずはサイト流入(リンクのクリック)最適化の設定でユーザーデータを蓄積するかどうかを選択するものです。
流入数が少ない場合には、こちらを設定しておくことで効果が改善することもあるようです。

またコンバージョンウィンドウは、配信の最適化をする際、クリックまたは広告閲覧から何日間のコンバージョン情報を使用するかを選ぶ項目で1日または7日があります。
例えば、「7日間のクリック」であれば、広告をクリックしてから7日以内に起きたコンバージョンを元に配信の最適化をかける、というものです。
コンバージョンまでの検討期間が長い、または1日であまり多くのコンバージョンが起こらない場合は7日間にしておくとよいでしょう。

と、ここまでかなり設定項目が多く大変な感じがしますが、配信位置や入札の設定で推奨されているのは自動設定(Facebook側に任せる設定)なので、それで進めてしまってもよいかもしれません。

「広告」を決める

最後に広告クリエイティブを設定していきましょう。

⑱広告形式

選べる広告の形式は現在、「カルーセル広告」「1件の画像」「1件の動画」「スライドショー」「コレクション」の5つです。

⑲カルーセル

「カルーセル」はスクロールが可能な広告、スライドショーは自動で広告画面が切り替わるものを指します。

⑳コレクション

「コレクション」はモバイル機器のみ配信可能で、メインビジュアル(画像、動画両方利用可能)の下に画像が4枚並ぶ形式です。
元々データフィード(Facebook広告では製品カタログ)が必要な形式でしたが、現在は準備がなくても作成できます。

カルーセルやコレクションは画像と動画の両方を使って作成することができ、またモバイル機器であればどの広告形式でも、フルスクリーンで商品やサービスの訴求が可能なキャンバス広告を利用することも出来ます。
キャンバス広告についてはこちらで詳細に記載されているので参照してみて下さい。

ここでは最も簡単に取り組める「1件の画像」の場合について、もう少し掘り下げてお話します。
「1件の画像」の形式では、1つのキャンペーンで最大6枚まで広告画像を登録でき、自動でA/Bテストを行って、最も効果の良いものを選び配信がされます。
ですので、1キャンペーンに対してなるべく複数の広告画像を準備しておくとよいでしょう。

画像広告については、画像内のテキストが多くなればなるほど配信リーチ数が少なくなるというルールが設けられていて、テキスト量は下記の4段階で評価されます。

OK→通常通り掲載
低→リーチがやや少なくなる
中→リーチが大幅に減る
高→掲載NG

21×画像

例えば上図のように、画像の上にテキストがびっしり書いてあると掲載NGとなってしまうので注意が必要です。
また作成した広告のテキスト量の評価は、テキストオーバーレイツールに画像をアップロードすることで確認することが出来ます。
https://www.facebook.com/ads/tools/text_overlay

22広告確認

広告の見出し文と説明文、リンク先を設定し、「注文を確定」すればFacebook広告の設定は完了です。
注文した広告がFacebook側で承認されれば、配信が開始されます。
またもし設定項目に抜けもれがあればエラーが出るので、そこを修正し、再度注文を確定してみてください。

長くなりましたが、1つ1つ確認しながらやれば理解もしやすく、スムーズに設定できるかと思います。

レポート画面の見方

Facebook広告は運用型の広告です。
なので、配信をしたらそのままにせず、しっかりと効果を見て次につなげる動きをとらなければいけないですよね。
そこでこの章ではFacebook広告の配信結果レポートの見方について簡単に説明します。

23広告管理

レポート画面は、Facebookページの「広告の管理」というところから見ることが出来ます。

24レポート画面

デフォルトで設定されているレポート項目は「パフォーマンス」を見るもので、キャンペーンタブの場合、「結果」「リーチ」「結果の単価」「消化金額」が表示されます。

「結果」については、サイトの目的で設定したコンバージョン地点に連動しているので、目的を「エンゲージメント」としていたら、広告経由でFacebookページや投稿に「いいね」がされた数、今回のように「コンバージョン」を目的としていれば、サイトに遷移して資料請求完了を実行した回数が「結果」に表示されます。
1番右端に推奨列に関するボタンがありますが、こちらも目的によって見た方が良い項目を自動で表示してくれるので、オンにしておくと良いでしょう。

25レポート②

キャンペーンを選択し、右列の矢印ボタンを押すことでキャンペーンごとの詳細な結果も見ることが出来ます。

26カスタマイズ列

またこれだけでは正確に情報が読み取れない事が多いので、「列」タブから関連のある項目を選択します。
例えば「配信」を選択すると、「リーチ」「フリークエンシー」「リーチ1000人あたりのコスト」「インプレッション数」「インプレッション単価(CPM)」と配信自体に関係のあるレポートとなります。

「リーチ」は広告を見たユーザー数、「インプレッション」は広告が表示された回数、「フリークエンシー」は1ユーザーに対して何回インプレッションがされたかを表しています。

27カスタマイズ

表示項目は「カスタマイズ」から自分の見たいものを選ぶことも出来ます。
カスタマイズで選べる項目の数はかなり多いのですが、今回の場合だと「リンクのクリック数」「CPC」「CTR」「登録の完了数」「結果レート」などを選択することで、広告経由からどれくらいウェブサイトに遷移し、その遷移にかかった金額(CPC)がいくらか、発生したインプレッションに対して最終的に登録完了した割合(結果レート)がどれくらいか、などが分かります。

目的に合わせ、まずは色々と触ってみると見たい項目が簡単に選べるようになると思います。

オススメの配信設定

Facebook広告の特徴として、オーディエンスを趣味嗜好や行動などから多様に設定出来ることは前述した通りですが、自社のデータを用いることでオーディエンスを作ることもできます。
ここでは2種類のオーディエンスの作り方についてご説明します。

カスタムオーディエンス

「カスタムオーディエンス」は自社で保有している顧客データや1章で設置を推奨したFacebookピクセルの情報を使ってオーディエンスを作る機能です。

28オーディエンス

広告マネージャの「オーディエンス」を開いてください。

29カスタム

「オーディエンスを作成」→「カスタムオーディエンス」という項目から設定できます。

30カスタム②

今回はピクセルから作る方法を説明しますので、ウェブサイトトラフィックを選択して下さい。

31カスタム③

このように、特定のページに来たユーザーを含める、除外する、またはそれらを複数組み合わせてオーディエンスを作ります。
ただしFacebookピクセルをサイト内に設置していないと設定することができず、また設置ページであってもオーディエンス全体の数が20人を超えていないと作れないので注意が必要です。

サイトに来たユーザーに対して広告を配信するので、Facebookの配信枠とクリエイティブを用いたリターゲティングを実施している、ということに等しいですね。

32カスタム④

このオーディエンスで配信したい時は、広告セットを設定する画面で、カスタムオーディエンスを選択し、作成したものを追加してください。
複数のカスタムオーディエンスの追加や除外設定、さらに年齢性別、趣味関心などで絞り込むことで狙ったセグメントに対して配信をすることが出来ます。

類似オーディエンス

2つ目は「類似オーディエンス」です。
これは元になるオーディエンスと似ているユーザーでオーディエンスを作成する機能です。
ECサイトの場合、どういったオーディエンスが作れるか考えてみましょう。

まずはカスタムオーディエンスであなたのサイトで購入に至ったユーザー群A(元になるオーディエンス)を作ります。
類似オーディエンスのユーザー群Bは、ユーザー群Aの中での共通点(人口統計データや趣味・関心など)を多く持つユーザーとして抽出されます。
なので、ECサイトの購入ユーザーが「都内に住む、20代女性で理学部を卒業していてイタリア料理に興味がある」のであれば、それに近いユーザーを選びだし配信対象として設定することが出来るのです。

ユーザー群Bにユーザー群Aは含まれないので、購入ユーザーと似た特徴を持つ、あなたのサイトで購入履歴のない新規ユーザーに対してアプローチ出来るということです。

では類似オーディエンスの作成方法をご説明します。
広告マネージャの「オーディエンス」から、「オーディエンスを作成」→「類似オーディエンス」を選択してください。

33類似

設定する項目はソース、国、オーディエンスサイズの3つです。

ソースでは類似オーディエンスの元になるオーディエンスを選びます。
先ほどのように、カスタムオーディエンスを選んでもよいし、あなたのサイトのFacebookページに「いいね」したユーザーを元にすることも出来ます。
ただし元になるオーディエンスは100人以上いないと作成することが出来ないので注意して下さい。

国では、類似オーディエンスに含まれるユーザーの居住国を選択できます。
自国内で作成するのが一般的ですが、日本人を元のオーディエンスにして、アメリカ人とフランス人で類似オーディエンスを作るといった事も出来ます。

最後にオーディエンスサイズですが、これは1%~10%まで1%単位で選択でき、1%が最も共通点の多い類似オーディエンス、ということになります。
類似オーディエンスのユーザー群がどれくらいになるかは、どの国を選んだかに依存するので、人数の指定は出来ません。
ちなみに現在日本を選ぶと1%で27万7千人、2%で55万3千人、10%だと277万人となっています。
なので、日本で1%を選んだ場合、元のオーディエンスに似たユーザーを日本に住んでいる人の中から、似ている度合いが強い順に27万7千人抽出して、オーディエンスを作成する、ということになるわけですね。

作成した類似オーディエンスに対して広告を配信する際は、カスタムオーディエンスの時と同じ要領で実施出来ます。

最後にこれらのオーディエンスを使った運用例を、順を追ってお伝えします。

① 自社のターゲットとする年齢や性別、趣味関心層のユーザーに絞り込んで広告配信をする。

② 流入数が増えたらサイト流入ユーザーの「カスタムオーディエンス」を作成して配信したり、通常のリターゲティング広告等も実施することで購入数の増加を狙う。

③ 購入ユーザー数が増えたら、その「類似オーディエンス」を作成し配信、精度高く新規のユーザーを流入させる。

④ 流入数の増加に伴い、リターゲティング広告の配信増加、類似オーディエンスのサイズ拡張をしていく。

新規ユーザーを増やして確実に購入につなげていく、単純ですがこのサイクルを作ることが出来れば売り上げの拡大を図っていくことが出来るはずです

まとめ

いかがだったでしょうか。
Facebook広告はターゲットユーザーをいかに作るかが非常に重要ですが、それをクリアしてしまえば有用な広告媒体だと考えられます。
今回ご紹介したリターゲティング広告を始めとした様々なネット広告とも相性が良いので、並行して実施してみる価値は十分にあるのではないでしょうか。


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砂森翔太

nex8事業部で営業を経て現在マーケティングを担当。リターゲティング広告は人に新しい価値を提供できると信じ、その辺りを誰にでも分かってもらえるよう、日々活動中。好きな坂は欅坂。

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