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確度の高いユーザーに広告配信できる!?Googleタグマネージャのタイマー設定方法


こんにちは!nex8事業部、営業担当の岡本です。
「同じリターゲティング広告を配信するなら、より確度の高いユーザーに配信したい」そんな風に思ったことはありませんか?
実は、以前私の記事でも導入方法などをご紹介した「Googleタグマネージャ(GTM)」を使うことで、一定の時間以上サイトに滞在したユーザーや、一定量以上コンテンツを見たと想定できるユーザーにだけリターゲティング広告を配信することが出来るようになります。

参照:【2017年最新版!】Googleタグマネージャ導入のメリットと使い方

タグマネージャは、サイト運営や広告配信に必要なさまざまなタグを簡単に設置し、また一元管理を可能にするツールですが、その他にも「タグの動作条件をカスタマイズする」機能があるのです。

今回は、タグマネージャの応用編ということで、GTMとリターゲティングを組み合わせてできること、特にタグの動作条件を滞在時間にした時のリターゲティングの効果とその設定方法についてご紹介したいと思います。

タグマネージャの動作条件とは

GTMでは「トリガー」というものを使うことで条件の設定ができます。
具体的にどういった動作条件を設定できるのか、トリガーを利用して設定できる条件を以下に簡単にまとめてみました。

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ざっとこんな感じですが、ぱっと見ただけでも、いろいろな種類の条件を設定できるということがわかりますね。

リターゲティングタグは、ユーザーがページに訪れた際、そのページに設置したタグが作動することで、リターゲティング広告の配信対象ユーザーとして記録をしておくことが出来ます。
つまり、上記のトリガーをうまく利用すれば、リターゲティング広告を実施する際に、

「3秒以上ページに滞在しているユーザーにだけ広告を配信したい」
「LPを一定の距離以上スクロールしたユーザーにだけ広告を配信したい」
「動画を半分以上見てくれたユーザーにだけ広告を配信したい」

など、さまざまな条件を指定して合致するユーザーにだけ広告配信することができてしまうのです!
次の章からは、上記の中から滞在時間をトリガーに設定するパターン(タイマー設定)をご紹介できればと思います。

滞在時間を設定することでできること・注意点

ではリターゲティング広告配信時に滞在時間をトリガーに設定するとできることと注意点をご紹介していきます。

●タイマー設定でできること

・確度の高いユーザーにのみタグを作動させることができる
⇒ECサイトの場合、商品詳細ページを見てすぐに別のページへ遷移したユーザーや「戻る」を押しているユーザーであれば、間違えてそのページを開いてしまった、またはあまり興味が強くないユーザーであると予想出来ます。
もちろんサイトやページの種類によって、あまり滞在時間が長くなくてもCV(コンバージョン)に繋がることもありますが、例えば10秒以上見ているユーザーの方がある程度確度が高いと判断できるので、そういったユーザーのみをリターゲティング広告配信の対象とすることができます。

・無駄な配信を減らすことができる
⇒1つ目に付随してですが、配信対象ユーザーを絞ることができるので、無駄な配信が少なくなりCPA(獲得単価)の改善が見込めます。

●タイマー設定の注意点

・滞在時間の秒数設定によっては、確度の高いユーザーを取りこぼしてしまう
⇒あまりにも長い秒数でトリガーを設定してしまうと、CVに至る可能性のある確度の高いユーザーもリターゲティングの対象から外してしまう可能性があるので、何秒以上のユーザーを対象とするかは見極めが必要になってきます。

・配信量が減ってしまう
⇒一定数のユーザーをリターゲティングの対象から外してしまうので、必然的に配信量は減ってしまいます。
なので、まずはタイマー設定を短めに設定し配信量を出してユーザーの傾向をつかんでから実施した方が良いかもしれませんね。

・利用しているサービスによっては滞在時間でのトリガー設定を推奨していない
⇒サービスによっては、広告配信のロジックに影響がある等の理由から、滞在時間でのトリガー設定はもちろん、他条件でのトリガー設定も推奨されていないことがあります。

上記をしっかり理解したうえで、設定していただければと思います。

ちなみに・・・
このタイマー設定はリターゲティング広告以外にも使用することが可能です。
というのも「タイマー」というトリガーは「タグが作動するまでの時間を任意で指定」という機能なので、広告以外にも以下のような使い方が可能です。

・GA(Googleアナリティクス)では計測できない、直帰ユーザーの滞在時間を計測することができる
⇒GAでは、直帰ユーザーの滞在時間を計測することができません。
つまり1秒滞在でも1分滞在でも直帰してしまえば、同じ直帰ユーザーだという判断がされてしまうわけですね。
GTMのタイマー設定を利用することで、直帰ユーザーでも滞在時間を計測することが可能になるので、直帰の中でも実は○○秒以上見ているユーザーはどれくらいいるか、などより細かく計測が出来るようになります。

実際に設定してみよう!

では、実際にGTMを利用して滞在時間を使ったトリガー設定をしてみましょう。

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上記のように、GTMの管理画面からワークスペースを開き、左の「トリガー」を選択してください。

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赤い[新規]というボタンを選択してください。

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「トリガーのタイプを選択して設定を開始」を選択します。

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トリガータイプの一覧から「タイマー」を選択します。

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このページで滞在時間の条件を設定することが可能です。
設定項目を以下にまとめました。

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条件の設定後、トリガー名を設定してトリガーを保存すれば、完了です!

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さいごに

いかがでしたか?
滞在時間の設定については、何秒が適切な滞在時間なのか?という検証は必要にはなりますが、上手に利用することで、今までにないセグメントの設定が可能になります。
滞在時間でのタグ作動設定を利用して、効果の改善のお役にたてたらうれしいです!


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岡本ひかる

nex8事業部営業の岡本です。美大を出て、人材会社に入り、nex8にやって来ました。 好きなものはスノーボードとお絵かき。苦手なものはパクチーと自己紹介です。