key

今さら聞けない!リスティング広告の始め方


こんにちは。nex8事業部の水井です。
今回はリスティング広告について、ご紹介したいと思います
ネット広告の中では鉄板ともいえる配信手法であり、このリスティング広告を見たことが無い人はいないのではないかというくらい、多くの広告主様が利用しています。

ここまで有名なので聞いたことくらいはあるが、始め方がわからない・・・なんていう方もいるのではないでしょうか。
そんな方のために、リスティング広告とはどんなものなのか、どうやって始めたらよいのか、リスティング広告の基礎をイチからご紹介させて頂きます。

リスティング広告って?

まず、リスティング広告とはどんなものなのかご紹介します。
リスティング広告とは、インターネットで検索をした際に、検索したキーワードに応じて検索結果画面の上部や横に表示される広告のことです。

たとえば、「リスティング」と検索してみてください。
検索窓の下に、「広告」などと記載された文字だけの紹介文がいくつか表示されていることに気づきましたか?
それらは「リスティング」と検索したあなたのために、リスティング広告によって表示された広告なのです。

では次に、キーワードを変えて「リターゲティング」と検索してみてください。
どうですか?先程とは違う広告が表示されたことに気が付きましたか?

このようにリスティング広告は検索キーワードによって変動することから、「検索連動型広告」とも呼ばれます。
では、そのリスティング広告を出稿するメリットやデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。

まずはメリットから3つご紹介します。

① ニーズのあるユーザーにピンポイントで広告を出せる
② 簡単に始められる
③ 目立つ箇所に広告掲載できる

1つ目はニーズのあるユーザーにピンポイントで広告を出せる点です。
これは“今”検索しているユーザー、つまり“今”そのキーワードについて知りたいと思っているモチベーションの高いユーザーに、リアルタイムで広告配信ができるということです。

1

ユーザーが求めるタイミングでニーズに合った広告表示ができれば、高いCTR(クリック率)やCVR(コンバージョン率)が期待でき、ユーザーにとっても広告主様にとっても嬉しいことですよね。

2つ目は、簡単に始められることです。
システム的な準備は特に必要なく、キーワードの選定や入札設定のみで開始が可能なので、他の広告手法に比べても開始ハードルはかなり低いでしょう。
やりたいと思ったときにすぐ始められる広告手法なので、まずはリスティング広告から取り掛かろうかな!と計画される広告主様も多いはずです。

3つ目は、目立つ箇所に広告掲載が可能ということです。
リスティング広告は通常、自然検索結果よりも上の部分に掲載されるため、視覚的にかなり目立つ箇所に表示させることが可能となります。
皆さんもなにかを検索したとき、最上部に表示されたリスティング広告をクリックした経験がきっとあるのではないでしょうか。

あなたのサイトへのユーザー訪問を増やしたい時、SEO施策として検索結果ページで上位に表示させようとすると知識や時間が必要になるのに対し、リスティング広告はスピーディーかつ効率的に解決してくれます。

このことからも、リスティング広告には手軽に検索結果上位に表示できるという大きなメリットがあることがお分かり頂けたかと思います。

次に、デメリットについて、ここでは2つご紹介します。

① 配信対象ユーザー範囲に限界がある
② 細かい運用調整の必要がある

1つ目は、配信対象ユーザーに限界があることです。
TVCMなどではTVを見ている全員に広告を流すので、対象ユーザーはかなり広範囲になりますね。
一方、リスティング広告はあくまでも指定したキーワードを検索したユーザーにのみ配信します。
そのため、そのキーワードを知らないユーザーにまでは配信ができず、配信可能なユーザーの範囲には限界があります。

2つ目は、細かい運用調整が必要ということです。
メリットの部分で簡単に始められると述べましたが、始めただけでそのままほったらかしという訳にはいきません。
キーワードや広告文を細かく調整し、効果に応じてPDCAを回していく必要があるのです。
しかしこれは、広告効果がリアルタイムで確認ができ、また運用もすぐに反映させることができるという見方では、きちんと運用できれば大きなメリットとも言えるかもしれません。

リスティング広告ってどうやって始めるの?

リスティング広告についての概要がわかったところで、次は実際に始めるにはどうしたら良いのか見ていきましょう。

国内では、GoogleとYahoo!が検索数の最大手となるので、そこに対してリスティング広告を配信出来る「Google AdWords」と「Yahoo!プロモーション広告」を実施すれば、国内で検索するユーザーはほとんどカバーできるという事になります。
今回は、「Google AdWords」を例にご紹介していきます。

アカウント開設

まず、リスティング広告を出稿できるWebサイトのアカウントを作成する必要があります。
(※Googleのアカウントを持っていない場合はそちらを事前に作成しておいてください。)

①アカウント開設

https://adwords.google.com/intl/ja_jp/home
こちらにアクセスし、[ご利用開始]をクリックして下さい。

②アカウント発行

メールアドレスやWebサイトのURLなどの必要事項を入力してアカウントを作成し、[続行]をクリックしてください。

③初めてのキャンペーン

続いて、最初のキャンペーンを作成する画面です。
このキャンペーンの中に、「キーワード」や「広告文」を入れていきますが、キャンペーン作成方法についてはのちほど詳細に記載しますので、ここでは省略します。
作成したら、[保存して次へ]をクリックして下さい。

④支払い

最後に支払方法について記入します。

⑤完了

ここまでの入力が完了すれば、Google Adwordsのアカウントが開設できます。
続いて、管理画面からのキャンペーン作成方法について説明していきますので、[管理画面を見る]をクリックしてください。

キャンペーン作成

ではキャンペーンを作成していきます。

⑥キャンペーン画面

管理画面の[+キャンペーン]というボタンをクリックすると、プルダウンが表示されます。
ここでは、広告の掲載先を選択します。
今回はリスティング広告の掲載が目的ですので「検索ネットワークのみ」を選択してください。

⑦キャンペーン名

掲載先を選択したら、続いてキャンペーンの設定を決めていきます。
まずはキャンペーン名です。
自由に設定することが出来るので何の訴求広告であるか、後から見ても分かるように設定しましょう。
タイプは最初に選んだものなので、そのままで大丈夫です。

⑧言語等

ここでは、対象としたいユーザーのデバイス、地域、言語を選択できます。
デフォルトではデバイスは「すべての端末」、地域は「日本」、言語は「日本語」にチェックが入っています。
特定の地域を選択したい場合は、「自分で選択」をチェックし、指定したい地域を入力すればその地域だけに配信が可能になります。

⑨入札戦略

どのような目的で何を優先して入札をするかの方針である「入札戦略」を選択します。
例えば「掲載位置を上位にすることを優先する」、「CPAを維持しながら件数最大化を優先する」など色々な戦略があります。
それぞれカーソルを合わせると、それがどのような戦略なのか説明が表示されるので参考にしてみてください。
通常は、「個別クリック単価(CPC)」から使い始める広告主様が多いようです。

⑩単価・予算

入札単価の最大値(デフォルトの単価)を設定します。
これは広告クリック1回に対して支払う最大金額となります。
このあと設定する広告グループ作成時に個別でも単価の調整が出来るので、ここでは越えたくない上限のクリック単価を入力しておくとよいでしょう。

また「拡張CPC」にチェックを入れておくと、コンバージョンを最大化するように、設定した入札単価に基づき自動で入札単価を増減(コンバージョンの可能性が高いと、最大で設定単価から30%引き上げ、低いと100%の引き下げ)するので、ここで決めたクリック単価からずれることがあります。

続いて1日の平均予算を設定します。
注意が必要なのが、1日の上限予算ではないという点です。
設定画面の注意書きにも記載がありますが、最大で設定した金額の20%増しの金額まで達することがあります。

⑪オプション

キャンペーン設定の最後に広告に追加できるオプションを決めます。
これは、リスティング広告の表示面積、情報量の増加が狙えるので可能であれば設定しておきたい項目です。(必須ではありません)
「地域」、「サイトリンク」、「電話番号」、「コールアウト」、「構造化スニペット」の5つから選択できます。
■地域
⑫オプション(地域)

■サイトリンク
⑬オプション(サイトリンク)

■電話番号
⑭オプション(電話番号)

地域、サイトリンク、電話番号は設定すると、実際にダウンロードページに遷移したり、電話がかけたりできるようになります。
オプションを入力した場合、以下のように表示されます。

■コールアウト
⑮オプション(コールアウト)

■構造化スニペット
⑯オプション(構造スペニット)

コールアウト、構造化スニペットは、広告テキストとは別で、商品やサービスについての詳細を表示できるオプション機能です。
コールアウトは、表示したい詳細テキストを2つ以上、自由に登録します。
構造化スニペットは、所定のヘッダーの中から特にユーザーに伝えたいジャンルを選択し、そのジャンルに即した値を3つ以上登録します。
(参照:https://support.google.com/adwords/answer/2375499?hl=ja&authuser=0&ctx=cmconstrhttps://support.google.com/adwords/answer/6280012/?hl=ja&authuser=0

全ての設定を終えたら[保存して次へ]をクリックしてください。

広告グループ作成

最後に広告グループの作成です。
広告グループとは、広告(広告タイトルとテキスト、表示URLから成ります)とキーワードのセットのことを指します。

⑰広告グループ

まずはランディングページを設定します。
ユーザーが広告クリックをしたときに遷移させたいページのURLを入力してください。
広告名には区別のつきやすい名前をつけましょう。
単価は先ほどのデフォルトの単価が入力されていますが、個別に変えたい場合は再度入力し直してください。

キーワードについて、ユーザーがなんのキーワードで検索した時に、広告を表示させたいかを設定します。
思いつかなければ、ランディングページを入力した際、Googleが自動で該当しそうなキーワードを抽出してくれているので、それを参考にしてみてもよいでしょう。
またこのキーワードは配信を開始してからでも追加、変更ができます。
ここまで設定したら、[広告に進む]をクリックします。

⑱広告

続いて、最終ページURLと広告文を作成します。
最終ページURLは先程設定した、広告クリック後に遷移するページのURLを入力します。
トラッキングパラメータがある場合には、ここで設定しましょう。

広告文については順を追って説明します。
① 広告の見出しを入力
広告の見出しを入力します。(全角15文字〈半角30文字〉以内)。
2つまで入力ができ、広告見出し1と広告見出し2がハイフンで繋がって表示されます。

② パスを入力(任意)
これは広告見出しの下に緑色で表示されるURLです。
パスを入力すると、最終ページURLのドメインと組み合わせて表示されます。

③ 広告テキストを入力(全角40文字以内)
自社のサービスや商品の魅力が端的に伝わるように文言を入力します。

④ プレビューで確認
PCとモバイルで実際どのように広告配信されるかをチェックすることができるので、参考にしながら設定しましょう。

広告作成が完了したら「広告を作成」をクリックしてください。

⑲広告確認

プレビュー画面が出てきます。
変更する場合は編集をクリックして作り直すことが出来ます。問題なければ[キャンペーンを確認]をクリックします。

⑳キャンペーン確認

ここまでの設定を全て確認ができます。
1日単位での見積りも算出されるので、変更したい場合は設定を戻るをクリックして設定をやり直す、問題がなければ[保存して終了]をクリックしましょう。
これで、開始までの準備は整いました。

21有効

最初の画面に戻ってくるので、キャンペーン名と広告グループの左側が有効(緑色の○)になっていることを確認してください。
ここが一時停止になっていると、配信が始まりません。

22審査

また有効になっていても、広告グループを作ってすぐは上図のように「審査中」となっていて、広告をGoogle側で問題ないものかどうかの審査をします。
審査が完了すると「承認済み」となるので、これで配信開始となります。

運用ってどうやるの?

前の章で、やっと開始までたどり着けましたね!
しかし、開始しただけでは運用型であるリスティング広告を使いこなせているとは言えません。

ここでは、運用の方法を簡単に紹介していきます。
運用できる項目は大きく3つです。

①キーワード
②広告
③クリック単価

① キーワード
まず、リスティング広告の要とも言えるキーワードの運用です。
先程も述べたように、キーワードは自由に追加、変更できます。
リスティング広告からの流入が少ないようであれば、キーワードを追加することで広告を配信するユーザーの裾野を広げてみましょう。

逆にキーワードは除外することも可能です。
例えばレディースファッションのECサイトでキーワードを「EC ファッション」としていた場合、男性の流入もあることが予想されるので、広告表示はされてもクリック率が低くなってしまいます。
効果の悪いキーワードについては除外をしていき、効率的に配信しましょう。

またマッチタイプという、設定したキーワードと検索されたキーワードがどの程度一致した時に広告表示させるかの設定も可能です。
部分一致や完全一致など、一致のレベルをコントロールすることも運用方法の1つとなります。

② 広告
次に、広告の運用です。

広告は複数作成することをオススメします。
というのも、Google Adwordsではランダムで配信をするので、自動でA/Bテストが行われ、効果のよい広告の掲載率を上げるようになっているからです。
どんな広告タイトルで、どんな広告テキストであれば広告効果が高いのか見比べて精査していきましょう。

③ クリック単価
最後に、上限クリック単価の調整です。
1クリックにどれだけのコストをかけられるか、上限金額を設定していきます。
単純にクリック単価を上げれば、それだけ入札に勝つことが出来るので掲載順位が上がり、配信量が増やせるイメージです。
広告グループ単位で一括設定する方法と、キーワードごとに細かく設定する方法があります。

Google AdWordsでは、広告効果のレポートを細かく分析が可能です。
レポートを基に、これらの運用レバーを調整し、PDCAを回していくことでリスティング広告を使いこなしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?
リスティング広告の特徴やその始め方について、おおまかにご理解頂けたかと思います。
広告手法のなかでも鉄板とも言われるリスティング広告、今回ご紹介したのは始め方が中心でしたが、それ以外に運用できることはたくさんあり、奥の深い広告手法だと思います。

その分、メリットの多い広告手法であることは間違いないので、是非みなさんのWebサイトでも活用してみてください。


nex8のリターゲティングをもっと詳しく

このブログは株式会社ファンコミュニケーションズでリターゲティングサービスを提供しているnex8事業部のメンバーが中心に運営しているメディアです。
中小EC向けに役立つ情報を分かりやすくお届けしています。
nex8に関して少しでも興味を持っていただけましたら、こちらよりお気軽にお問い合わせください。

The following two tabs change content below.

水井 悠莉

nex8事業部で営業を担当。富山から上京し、ジュエリー業界を経て、現在Web業界で邁進中。好きなものは旅行と海獣。苦手なものはアウトプット。ブログでは出来るだけわかりやすく発信していきたいと思います!

こちらの記事も読まれています