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今よりユーザーを好きになる、Googleアナリティクスの便利設定4選!


こんにちは。nex8事業部の砂森です。
前回まででGoogleアナリティクスについての記事は終わりと言っていたのですが、今回は番外編ということで、Googleアナリティクスで解析をする際にぜひやって頂きたい設定について4つご紹介します。

ご一読いただければ、Googleアナリティクスを使ったアクセス解析の精度向上、効率化が図れるようになりますよ。
Googleアナリティクス内で出てくる用語や基本的な見方に不安のある方は、「EC担当者がGoogleアナリティクスでサイト改善するための基本的な用語と使い方」を先にご覧ください。

Google Search Console(サーチコンソール)

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Googleアナリティクスの[集客→すべてのトラフィック→チャネル]ではユーザーの流入経路が分かりますね。

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さらにその中の[Organic Search]をクリックすると、ユーザーがあなたのサイトにどのような検索キーワードで入ってきているかを知ることが出来ます。
ですが、現在ではそのほとんどが(not provided)となってしまっていて、何のキーワードで入ってきたのか分かりません。

上の画像は弊社サービスのWebサイトのものですが、9割近くがそうなっていますし、どのサイトでも同じくらいに(not provided)となっているのではないでしょうか。

こうなっている要因は、Googleが検索時の通信をSSL化しているためです。
Google検索がSSL化すると、検索結果ページのリファラ―情報がGoogleアナリティクスでは取得することが出来ず、そのため検索キーワードが分からなくなります。

ではどうすればよいでしょうか。
解決方法として、検索キーワードページのプライマリ・エディションを「ランディングページ」にすることで、検索で最初に着いたページからキーワードを予測するという方法がありますが、それよりも確実な「Google Search Console(サーチコンソール)」を使う方法をここではご紹介します。

サーチコンソールは、こちらもGoogleが無料で提供しているツールで、以前はウェブマスターツールと呼ばれていました。
このツールを使うと、ユーザーがサイトへ流入した時の検索キーワードや、Googleの検索結果でどのように表示されるかなどを確認出来るようになります。
ユーザーがどういったキーワードで検索しているかが分かるので、SEO対策をするには欠かせないツールです。
登録もそれほど難しくないので早速見ていきましょう。

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まずは、サーチコンソールのTopページで[プロパティの追加]を選択し、あなたのサイトのURLを入力、[追加]をクリックします。
次に入力したWebサイトの所有者であることを証明するのですが、今回はすぐに出来る2通りのやり方をご紹介します。

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1つ目は、指定されたHTMLタグをあなたのサイトに貼り付ける方法です。
項目を選択して、出てきたHTMLタグをコピーしサイトの内に貼り付け、確認を押せば完了です。

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2つ目は、Googleアナリティクスのアカウントを使用するものです。
これはGoogleアナリティクスにすでに登録済みであれば、選択し確認を押せば所有者として証明が出来ます。

登録が完了すると、(not provided)となっていた検索キーワードを見ることが出来るようになります。
Topページからあなたのサイトを選択出来るようになったので、クリックして検索アナリティクスを開いてみてください。

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検索クエリは、ユーザーが検索時に入力した検索ワードを指します。
検索ワードに対してサーチコンソール上では、

・「クリック数」:検索結果に出てきたあなたのサイトページがクリックされた回数
・「表示回数」:検索結果ページに表示がされた回数
・「CTR」 :表示された回数に対してクリックされた割合
・「掲載順位」:検索結果ページの何番目にあなたのサイトページが表示されているか

上記4つがそれぞれ分かるようになっています。

サーチコンソールではさらに、指定したランディングページAに対して何のキーワードでユーザーが入ってきているかが分かります。
これにより、狙ったキーワード通りの動きをユーザーがしているか、または予想外のキーワードでも流入している、といったことも分かるので発見が多くコンテンツ拡充もしやすくなるのです。見方も簡単です。
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[フィルタなし→ページをフィルタ]を選択し、調べたいページのURLを入力して、フィルタをクリックします。
これで、どの検索ワードでどのランディングページに流入してきているかが分かります。

どのキーワードで多く流入しているかが分かれば、さらにそれを強化するようにキーワードを入れてもいいですし、掲載順位は高いけど表示回数が少なければ、そもそも検索数の絶対量が小さいキーワードを狙ってページを作ってしまっている可能性も考えられますね。

またサーチコンソールはGoogleアナリティクスとの連携も可能です。

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Googleアナリティクスの[管理→プロパティ設定]から、下の方の[Search Consoleを調整]をクリックします。

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[編集]をクリックします。
Googleアナリティクス上で計測しているサイトと同じものを選び、[保存]をクリックし[完了]すれば、連携がされたことになります。

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連携した後でのレポートデータは[集客→Search Console]より見ることが出来ます。

サーチコンソールからは、あなたのサイト内でのキーワードやSEOに関する改善事項が数多く見つかるはずなので、ぜひ登録して使ってみてください。

フィルタ設定

サイトの改善を行っていると、自分や自社からのアクセスが増え、本当の解析結果が見えづらくなりがちです。
Googleアナリティクスの「フィルタ機能」を使うと、特定のユーザーを除外したレポートを見ることが出来るので、そういった自社からのアクセスはフィルタを設定し、除外しておくとよいでしょう。
ここでは、指定したIPアドレスからのアクセス除外のやり方をご紹介します。

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[管理→フィルタ]をクリックします。

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[+フィルタを追加]をクリックします。

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[新しいフィルタを作成]を選び、フィルタ名を任意で入力します。
今回はフィルタの内容が分かりやすいよう「自社IPアドレス除外」としています。

フィルタの種類は「定義済み」で、フィルタの種類を選択は「除外」、参照元かリンク先の選択を「IPアドレスからのトラフィック」、式を選択は「等しい」とします。
IPアドレスを指定し、保存をクリックすれば入力したIPアドレスからのアクセスが除外されます。

フィルタの種類を「カスタム」にすると、例えば特定の言語や地域からのアクセスを除外出来るので、サイトの状況や目的に応じてフィルタをかけることで、より正確な計測が可能となります。

イベントトラッキングの設定

Googleアナリティクスでは通常、WebサイトのURL単位でPV数やセッション数を測定します。
そのため、ユーザーの行動としてはページの移動が計測出来るだけで、例えばPDFファイルのダウンロードされた回数(ダウンロードボタンの押された回数)や動画の再生を成果地点とした場合はその測定が出来ません。

そういった数値を知りたいときに役立つのがこの「イベントトラッキング」です。
これはページの移動以外のユーザーの様々なサイト内行動(=イベント)を計測しレポートとして見ることが出来るようになる機能です。

では設定をしていきましょう。
この記事ではユニバーサルアナリティクス(analytics.js)のトラッキングコードを用いた方法でご紹介します。

サイト内遷移をするリンクが下記のようにあった場合を考えます。

<a href="/https://www.nex8.net/pageB/">ページBに移動する</a>

このリンクを下記のように変更すれば設定は完了です。

<a href="https://www.nex8.net/pageB/" onClick="ga('send', 'event', 'Link', 'click', 'PageB')">ページBに移動する</a>

onClick=”ga(‘send’, ‘event’, ‘Link’, ‘click’, ‘PageB’)”が追記をした部分となります。
追記部分を少し説明しますね。

・onClick=”ga(‘send’, ‘event’,
ここまでは決まったコードなのでそのまま書いてください。

 

・”ga()内3つ目と4つ目はそれぞれ「カテゴリ」と「アクション」の項目で、入力が必須となります。
カテゴリではユーザー行動の接点になったもの、アクションはユーザーが実際に行ったイベントの種類を指しています。今回は(Link、Click)としていますが、PDFダウンロードなら(download、Click)、動画の再生なら(video、Play)などと設定をするとよいでしょう。

 

・”ga()内5つ目は「ラベル」で、ここは任意での設定になります。
分類しやすい名前をつけておくとレポートを見る時非常に便利になります。

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設定をしたらイベントが計測出来ているかどうかリアルタイムから確認してみましょう。
上図のように反応があれば、ちゃんと設定がされているということになります。

このイベントトラッキングの具体例として、ECを考えてみましょう。

にんじんLP
このように購入ページは同一ですが、そこへの遷移ボタンが2つある場合に、どちらの方がよりクリック率が高く、購入に貢献しているかを計測することが出来ます。
悪かった方を改善することで、購入率の向上につなげることが可能となるのです。

設置は多少面倒なところもありますが、かなり実用的な機能なので、ぜひ実施してみてください。

カスタムレポート

Googleアナリティクスでは日々の計測値を追っていくことで、Webサイトの変化に気付けたり、新しい施策を思いついたりということが出来ます。

ですが、毎日見るべき項目を追って、レポートを作って、というのはかなり手間になるのではないでしょうか。
項目が多ければ、それだけGoogleアナリティクス内でのページ移動も多くなり割と大変な作業になってしまいますよね。

そこでオススメしたいのが「カスタムレポートの作成」です。
カスタムレポートは、Googleアナリティクス内で見ることの出来る項目の中で自分の見たい項目のみを抽出し、レポートを作成する機能を指します。

今回は私自身が最初に作って、簡単だけどかなり便利だと感じた「日別レポート」で、カスタムレポートの作成方法をご説明します。
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[カスタム→+新しいカスタムレポート]を選択して下さい。

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タイトルとレポートタブ、指標グループに任意で名前を付けます。
指標は複数選ぶことが出来ますがここでは、日々の変化にすぐ気付けるような基本的な指標を選びレポートを作成していきます。

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ディメンションの詳細で「日付」を選択し、保存を押します。

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するとこのようなレポートを見ることが出来ましたね。
毎日の数字を追っていくのに便利なので、「指標」の部分を変えてぜひ作ってみて下さい。

また一度作ってから、ある程度使っていくうちにやっぱりこっちの項目の方が見たい、とか新たな視点から見るにはこのレポートの方がいい、など色々と出てくると思います。
その都度変更や追加をしていって自分だけのカスタムレポートを作り、作業の効率化と効果の最適化を行っていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は番外編ということで、Googleアナリティクスで使える機能を4つ紹介しました。
これは便利だ、と思って頂けるものがあれば幸いです。

こういったGoogleアナリティクスの機能については、使うことを目的にしてはいけません。
サイトを使うユーザーに満足をしてもらうため、ECであれば売上向上のための施策をどうするかを、効率的に考える道具にすぎないということを念頭においてくださいね。

Googleアナリティクスには、この他にも色々な機能があるのでぜひ使い倒して、Webサイト改善をどんどんしていきましょう。


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砂森翔太

nex8事業部で営業を経て現在マーケティングを担当。リターゲティング広告は人に新しい価値を提供できると信じ、その辺りを誰にでも分かってもらえるよう、日々活動中。好きな坂は欅坂。