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商品マスタがなくてもフィード広告が出せる!?クローリングを使ったデータフィード作成方法とは


こんにちは。nex8事業部の恩田です。
私は日々、ダイナミックリターゲティングサービスのnex8を広告主様に提案しているのですが、実施に際してお客様から「データフィードがなく、導入できていない」「データフィードを作成するのが面倒」等のお声を頂く時があります。
データフィードとは、、?と思った方はまずこちらをご覧ください。

ダイナミックリターゲティングを実施してみたいけど、データフィードが理由で導入できていない方は多いのではないでしょうか?
そこで今回はそのような悩みが解決できる「クローリング」という手法を紹介します。

データフィード利用例と作成方法

現在ディスプレイ広告を中心に、フィード広告と呼ばれる商品情報を利用した広告手法が増えています。
例えばダイナミックリターゲティング広告やGoogleのショッピング広告、アフィリエイトの商品リンクなどがそれに当たります。

このような広告は通常のバナー広告に比べて、商品の画像や値段といった具体的な情報を広告に記載できるため、クリック率、コンバージョン率が共に高くなる傾向にあります。
費用対効果が良くなるので、導入する広告主も年々増えてきています。

これらの広告は、当然一つ一つの商品ごとにバナー画像を手で制作しているわけではなく、予め登録した商品情報を読み込んで自動で生成して配信する仕組みになっています。
この商品情報を記載したものがデータフィードです。

データフィードを作成する方法はいくつかあり、大きく分けると以下となります。

1.手作業
2.自社システムでの開発
3.データフィードサービスの利用

手作業と自社システムでの開発では工数もかかるため、nex8では一般的には3のデータフィードサービスが利用されていることが多いです。
データフィードサービスの利用では、

① サービス提供会社に自社の商品マスタデータを登録し、各広告の仕様形式に変更する。
② クローリングをし、自社サイト内の情報を各広告の仕様形式に合わせデータを抽出する。

の2パターンがありますが、今回は②の商品マスタデータがない状態でもデータフィードが簡単に作成できるクローリングという手法についてご紹介します。

クローリングとは

クローリングとは、一般的に検索エンジンが導入しているクローラー(※)がサイトを巡回し、Webページをデータベースに登録する作業を意味しています。

クローラー:Webページ上にある文書や画像などを周期的に収集し、自動でデータベース化するプログラム。

Google等の検索エンジンはこの技術によってWebサイトにどういった内容が書かれているかを把握し、ユーザーが検索した言葉に基づいて検索結果を出しています。

これと同じようにWebサイトを巡回するクローラーを用いて、サイト上の情報(商品名・商品画像・価格・商品説明文等)を取得し、その情報を自動でリスト化することで、データフィードを作成することが出来るのです。

クローリング

商品が数点であれば手動でデータフィードを作成するのも良いですが、数十点、数百点の情報を手入力となると膨大な時間がかかってしまいます。
クローリングを使うと自動でプログラムがデータフィードの作成を行うため、商品点数の多寡にかかわらずデータフィードを作成する手間がかかりません。

また定期的にクローリングを行うことで、データフィードをこまめに更新する事が出来るため、商品情報の鮮度も保てます。
新商品が出たから、データフィードを更新しなきゃ!という事もなくなるわけですね。

クローリングのメリット

上記と少し内容が重複しますが、クローリングのメリットを2つまとめてみます。

① サイト上から自動で情報を取得
サイト上から自動で情報を取得してくれるため、データベース(商品マスタ)の作成やデータフィード作成サービス会社への商品データベースの共有などが不要となります。

② 定期的にクローリングが実施されるので、商品情報が常に新しい状態を保てる
例えば、商品在庫の変動が多いサイトや新商品が1日に何回も更新されるサイトであれば、クローリングでデータフィードを作成することで、常にフィードを最新の状態に保てます。

フィード広告ではデータフィードを基に広告を出しているので、データフィードを最新の状態にしておけば、在庫が無い商品の広告を配信してしまうといったリスクを減らすことにもつながりますね。

上記のように自分の手を煩わせることなく、自動でデータフィードを作れるのはとても魅力的かと思います。
ですがもちろんクローリングも万能ではありません。
次にクローリングの限界(デメリット)を紹介します。

クローリングのデメリット

 
① サイトの構成によってはクローリングが出来ない場合がある。
クローリングは、Webサイトを巡回するクローラーというプログラムを用いてサイト上の情報を取得する事を指します。

この「サイト上の情報を取得する」とは具体的に説明すると、「商品詳細ページの2行目に商品名の記載があるので、各商品詳細ページの2行目の情報を商品名として取得する」というプログラムを設定することになります。

商品ページ

そのため、例えば同じサイト内で、商品ページの2行目に商品名があるものと4行目に商品名があるもの、のように情報の表示形式が商品ごとに異なる、不規則な構成をしたサイトではクローリングを実施しても正確な情報を抜き出すことが難しいです。

ただし特定のページのみサイト構成が違うということであれば、設定を変更することで対応できる場合もあります。
サイト構成がバラバラだから、、とあきらめず、クローリングのサービス会社に問い合わせてみるのがおすすめです。

② サイト上の表記しか広告に反映できない
クローリングではサイト上の情報を抜き出してデータフィードを作成し、そのデータフィードを使用して広告を配信するため、サイト上にない情報は載せることができません。
サイト上には記載せず広告には表示したい、というような情報がある場合には、その追加情報を含む商品マスタを作成してデータフィードを作成する必要があります。

まとめ

クローリングの強みを一言でいうと、データフィードの作成と内容の更新が自動で行われるということです。
データフィードを作るのが面倒くさい、そもそもマスタデータがないので、データフィードの元となるデータがないという方におすすめします。

最後にクローリングのサービスを提供している会社についてですが、これはいくつかあり、コマースリンク株式会社が提供しているDFOや株式会社ユニヴァ・ペイキャストが提供しているGyro-nなどがあります。
また弊社サービスnex8でも無料でクローリングサービスを提供しております。

このブログを読んで、今まで実施ができていなかったプロモーションがクローリングならできるかも、、、?と思っていただけると嬉しいです。


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恩田 貴大

新卒入社。A8事業部で営業に従事し nex8事業部ミッションの『「よくぞ、出してくれた!」なんて言われる広告を』に惹かれて、やってきました。 尊敬する監督は落合博満。

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