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サイト改善!EC担当者が導入すべきオススメツール26選!

こんにちは。nex8事業部の石井です。 日々、自社サイトの運用をされているEC担当者の方はGoogleアナリティクスなどの様々なツールを利用されているかと思います。 今回はそんな担当者の方へ、サイト内分析や広告配信を最適化するためのオススメツールをご紹介していきます。 アクセス解析ツール サイトの運用に当たり、まず自社サイトのアクセス状況を把握する必要があります。 アクセス解析ツールを導入し、自社サイトのPV数や直帰率などを確認することが必要不可欠になるでしょう。 ここでは代表的なアクセス解析ツールを紹介します。 ■Googleアナリティクス(無料) Googleが提供しているサイト解析のツールです。 “アクセス解析”と言えば1番に思いつくのがこちらではないでしょうか。 無料ながらPV数やセッション数など、サイトのアクセス状況をほとんど確認することが可能ですので導入必須なツールの1つだと言えるでしょう。 Googleアナリティクスの基本的な見方についてはこちらを参照してください。 ■Yahoo!アクセス解析(無料) GoogleアナリティクスのYahoo!版というイメージでしょうか。 簡単にクロスドメインで計測ができる点や、管理画面がシンプルで見やすい点がメリットとして挙げられます。 ■AD EBiS(アドエビス)(有料) アドエビスは広告効果測定を中心としたマーケティング施策効果の測定ツールです。 ユーザーがどんな行動をして商品をCV(コンバージョン)したかなど細かなログを分析することでできます。 アトリビューション分析(※)が詳細にでき、最適なCPA(獲得単価)を決定していくことができます。 現在8000件以上の実績があるようです。 アトリビューション分析:コンバージョンまでの過程でユーザーが見たWebサイトやクリックをした複数の広告を、どの順番で、いつ何回見たか、その接触経路を明確にし、購入に対してどれほど貢献していたかを分析する手法。 ■WebAntenna(ウェブアンテナ)(有料) こちらもアドエビス同様にアトリビューション分析を得意とするサービスですが、特に広告媒体を一元管理して見ていくことができるツールです。 管理画面が見やすく成果確認がしやすいですね。 ■AIアナリスト(無料。有料プランあり) AIアナリストは、Googleアナリティクスに連携するだけで人工知能(AI)がサイト分析をして、改善方針を自動で提案してくれるサービスです。 Googleアナリティクスのデータは慣れるまで見づらかったり、なにを設定すればいいのか分からなかったり、と言うのをよく聞きますが、そういった設定や改善点の確認などをAIが行ってくれるので、分析工数を削減したい人にかなりオススメのツールです。 AIが分析してくれることはAIに任せて、別の作業を進めていくほうが効率的かもしれませんね。 ■ヒートマップツール(無料、有料プランあり) ヒートマップは、サイト内でユーザーがよく見ていた箇所やよくクリックされる箇所を赤く、そうでないところは青く表示したグラフのことを言います。 詳細は以前のヒートマップについてのブログで説明していますが、ユーザーのWebページ上の動きを可視化できるので、数字だけのアクセス解析では分からない本当に関心の高いコンテンツや、逆に読み飛ばされているコンテンツなどが分かります。 UserHeatやPtengineなどが有名です。 SEO施策ツール SEO施策はやはり重要なWebマーケティング施策の1つです。 ここでは、そんなSEO施策の手助けとなるツールについて紹介しています。 ■Googleキーワードプランナー(無料) Googleキーワードプランナーは、指定したキーワードがGoogleでどれだけ検索されているかを算出できるので、気になるキーワードを入力することで、どれほどの検索ボリュームがあるかを知ることができます。 元々Google Adwordsの機能の1つでもあることから、SEO施策だけでなく、リスティング広告配信の際のキーワード決めに役立つツールです。 Google Adwordsのアカウントが必要ですが利用自体は無料で出来ます。 ■Googleトレンド(無料) Google検索エンジン上での人気キーワード、トレンドキーワードが確認できます。 特定のキーワードの人気度を過去にさかのぼって確認することも出来るので、いつ流行ったのか、季節要因のあるキーワードなのかなどが分かります。 ■Gyro-n SEO(無料。有料プランあり) 指定したキーワードとURLを登録しておくと毎朝順位チェックを定点観測してくれるSEO順位チェックツールです。 競合の順位もチェックし推移で表示してくれるため、自社サイトで狙っているキーワードの順位が下落した時の対策が打ちやすいです。 ■SEOチェキ!(無料) サイトごとでなくページごとにSEO評価を確認できるツールです。 対象キーワードとURLをその場で入れることで計測が可能で、操作も簡単なので誰でも扱えるところが魅力です。 ■PageSpeed Insights(無料) Googleが提供しているページ表示速度の分析ツールです。 SEOの要素としてページ表示速度を取り入れることはGoogleが公式に発表もしています。 また、ページ表示速度が0.5秒遅くなると、検索数が20%低下するという調査結果もGoogleから出ているので、重要な改善点になってきます。 このツールでは調査したいサイトURLを入れると100点満点中何点かの点数とともに改善項目が出てきます。 改善点を確認し、解決していきましょう。 売上向上ツール ECサイトの売上アップの強い味方になるのがレコメンドエンジンなどのツールです。 レコメンドエンジンとは、利用者の好みに合った商品を提案するシステムを指します。 ユーザーの購入した商品によって自動的にオススメする商品を変えていて、クロスセルやアップセルを狙えるので購入単価の向上に貢献します。 「ランキング」や「最近チェックした商品」などもレコメンドエンジンの機能で表示することが可能です。 ■NaviPlusレコメンド(有料) 「行動履歴」「訪問者導線」「アイテム属性」「訪問者属性」から個々のユーザーに合わせたレコメンドコンテンツを提供できます。 最近ではAIを活用した自動最適化機能もリリースされています。また、管理画面上での事前分析なども可能です。 ■さぶみっと!レコメンド(有料) 低価格で手軽にはじめることができるレコメンドサービスです。 50種類以上のテンプレートから用途や自社サイトに合ったもの選べるのも便利です。 ■商品データフィードツール(有料) こちらはユーザーごとに自動でバナーを生成して広告配信をするダイナミックリターゲティング(Googleのショッピング広告や、弊社のnex8など)に必要なデータフィードの作成ツールです。 ユーザーの商品に合わせたレコメンドも出来るので、CVR(コンバージョン率)の向上やクロスセルを狙っていくことが出来ます。 データフィードは自社で作ることも出来ますが、商品データ数が多かったり、更新頻度が高い場合にはフィード会社へお願いした方が社内工数を減らすことができます。 フィード会社もいくつかあるので、実施の際には問い合わせてみてはいかがでしょうか。 ・DFO ・DF PLUS ・BFC ・Gyro-n DFM ・rubik ■Web接客ツール Web接客ツールの種類には「ポップアップタイプ」「チャットタイプ」の2種類が存在します。 ポップアップタイプとは、ユーザーの属性、閲覧履歴・デバイスなどをリアルタイムで可視化し、ユーザーごとに最適なポップアップを実現するツール。 チャットタイプとはWebサイト上にチャット画面を設置し、リアルタイムでユーザーとOne to

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まるで実演販売!注目必須なライブコマースの魅力に迫る。

こんにちは、nex8事業部の脇本です。 9月5日に俳優の山田孝之さんが取締役CIO(Chief Innovation Officer)に就任し、トランス・コスモス株式会社の取締役CMO佐藤俊介さんと共にミーアンドスターズ株式会社を設立したというニュースがありました。 http://www.trans-cosmos.co.jp/company/news/170905.html このミーアンドスターズ社が手掛けるのが「ライブコマース」というサービスです。 日本でも最近耳にするようになってきたこのライブコマースですが、一体どういったものなんでしょうか。 今回はEC市場における新しいビジネスモデルとなる、ライブコマースについて調査してみました。 是非ご覧ください。 ライブコマース(動画コマース)とは ライブコマースの特徴 近年、FacebookやYouTube、InstagramなどのSNSで、動画の投稿や動画広告を目にする機会が増えてきました。 また一部サービスでは、使用方法をインターネットで検索すると、その使用手順を動画で案内してくれるものもあります。 このように様々な動画コンテンツが発展し始めている中で、「ライブコマース」というサービスが日本でも見られるようになってきました。 ライブコマースとは、Webサイトまたはアプリ内で、リアルタイムに動画配信をしながら商品販売が行えるサービスです。 新しいECのあり方ということで最近注目され始めてきています。 商品の販売や紹介を行うのは、日本では主に芸能人やSNSでフォロワーが多い一般女性など、情報発信において消費者に影響を与えるいわゆるインフルエンサーが起用されています。 インフルエンサーが紹介を行うことで、元々のファンが動画視聴をしたり、同じ商品を買いたいと思ったユーザーが購入をしたりということが発生するのです。 またリアルタイムでの動画配信なので、動画に出演している紹介者と動画を視聴している消費者でコメントのやりとりができるのも特徴です。 場所を選ばない実演販売のようなイメージでしょうか。 商品を販売する企業側は、消費者に商品を購入してもらうことが目的となります。 ライブコマースは、購入までの過程として商品の認知や信頼性の向上等を、商品の紹介者に代わりに行ってもらうことで、スムーズに購入を促す事の出来るサービスと考えられますね。 ライブコマース実施のメリット ライブコマースのメリットは、リアルタイムに第三者に解説してもらえることで、商品への関心度や信頼度を高めることが出来る点です。 例えば、ファッションECサイトで服を購入する場合、商品の画像と説明文を見てどういうサイズ感でどういった生地なのかを見ると思いますが、そこでイメージしづらいものは購入をためらってしまうこともありますよね。 逆に、商品をイメージしてから買ったけど届いてみたらちょっと思っていたのと違った、と思う事もしばしばあります(これは私の経験談です・・)。 そういったリスクを解消できるのがライブコマースです。 動画配信によって、文字や画像だけでは伝わらない実際の着丈や生地感などを確認することができ、さらに紹介者と消費者間でコメントのやりとりもできるので、より具体的に商品を知ることが出来るのです。 これにより、消費者の意欲を高め購入に繋げやすくする効果があります。 もう1つ、自社商品のブランディング意識が高い企業にとっても利用価値があるでしょう。 自社商品のイメージに合った芸能人を起用することで、テレビCMに近いブランディング施策にもなりえます。 先駆的な中国のライブコマース動向 ライブコマースの先駆者といっても過言ではないのが中国です。 中国では2015年くらいからライブ配信が劇的に流行しました。 その時はゲームの実況中継が流行っていましたが、そこからEC業界にもライブ配信が取り入れられるようになっています。 有名なのが中国のECサイトである淘宝(タオバオ)です。 それまではライブ配信を通じてECサイトに遷移・誘導をさせていたのですが、動画配信を見ながら購入が出来る、ライブコマース専用のプラットフォームを導入しています。 中国においてライブコマースが発展した要因の1つとして、偽造商品が多く流通していたことも挙げられるでしょう。 先ほどメリットで述べましたが、動画によって商品をしっかり確認することができ、リアルタイムでコメントのやりとりができるので、商品に対しての信頼性が上がり安心して購入することができるのです。 そんな背景もあり、中国のECサイトである淘宝(タオバオ)では、ライブコマースによって年間の売上が数億円にも上った商品もあるそうです。 ライブ配信の進化に長けた中国では、今後もECサイト業界におけるライブコマースが大きく伸長することが予想されます。 日本におけるライブコマース では現在日本ではどのような企業がどのようなライブコマースサービスを提供しているのでしょうか。 代表的なものをご紹介していきます。 ■Live Shop! 株式会社Candeeが運営する「Live Shop!」は、ソーシャルライブコマースアプリとして2017年の6月より提供開始しました。 商材と相性の良いモデルなどをインフルエンサーとして起用し、ファッションアイテムやコスメ用品などの紹介・販売をメインとしてサービスの展開をしています。 また、視聴者アンケートや抽選販売など、リアルタイムで楽しめる参加型企画を構え、視聴者拡大の為の施策も取り組まれているようです。 ■メルカリ 株式会社メルカリが運営するフリマアプリ「メルカリ」は、2017年の7月にライブコマース機能を持つ「メルカリチャンネル」をリリースしています。 リリース直後には、まずはどういったものか分かってもらうという意味合いもあり、若い層から人気のある芸能人を起用し、ライブ配信を行っていましたが、基本的には個人間で動画のやり取りをして商品売買が行われていくようです。 現在ライブ配信機能を利用して出品できるのは一部のユーザーに限定しているようですが、今後対象ユーザーの拡大も予定しているようです。 どのサービスでもライブ配信の時間は大体夜の9~10時台と定めています。 一般的には夕食を終え部屋でゆっくりしている時間帯であり、TV感覚の気軽な気持ちでライブ配信を視聴してもらうのに適しているためだと考えられますね。 また上記で紹介したアプリの他にも、DeNAがフリマアプリ「Laffy」の提供を開始したり、冒頭でお伝えした、山田孝之さんがCIOを務めるミーアンドスターズ社のECプラットフォーム「me&stars」は有名人とのプレミアムな体験(例えば有名サッカー選手とのPK対決をする権利や有名人と食事をする権利など)をライブコマースで販売するという、これまでとは少し趣向のことなるECサービスの展開もされています。 ライブコマース機能を持つアプリやサービスは今年からかなり活発になってきているので、中国のみならず、今後の日本においても大きな盛り上がりを見せるのではないでしょうか。 まとめ いかがでしたでしょうか? 現代に欠かせないSNSサービスよりもエンタメ性が強化されたライブコマースは、TVやYouTubeのような面白さと情報収集や商品購入が同時並行で行える手軽さで、日本でも今後どんどんと認知や活用が進んでいくと思われます。 中国や日本の企業だけではなく、Amazonが運営する動画ストリーミングサービス「トゥイッチ・インタラクティブ」においても、ゲーム実況者やシェフをインフルエンサーとして、Amazonを通じて商品の購入を促すという取り組みについて発表をしています。 ライブコマースはインフルエンサーによって商品の売り込みが加わることで、より商品認知や販売促進にも繋がるのではないかと期待でき、これまでにないマーケティング施策として成長しそうです。 今回は、今後の動向に注目したい新サービス、ライブコマースについてお話しました。 この記事が、皆さんの知見の1つになりますと幸いです。

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ECサイトで使える!「セカンダリディメンション」と「加重並べ替え」で効率的に目標を達成する方法

こんにちは。nex8事業部の砂森です。 Googleアナリティクスについて、これまでの2回で用語と簡単な見方、目標設定の仕方をお伝えしました。 また前回の記事では、Googleアナリティクスで何を目標に設定したらよいかを、ECサイトを例にKGIとKPIの観点からお話させていただきました。 今回、Googleアナリティクスについての最後の記事になりますが、設定した目標やその改善点を効率的に見る方法についてご説明していきます。 ご一読いただければ、Googleアナリティクスを「見る」のではなく「使える」ようになりますよ! 「セカンダリディメンション」と「加重並べ替え」 Googleアナリティクスには数多くの機能や見方がありますよね。 基本的な見方についてはこちらの記事を参照して頂ければと思うのですが、今回は「目的」が達成されているかを効率的に見るため、ぜひ使いこなしてほしい「セカンダリディメンション」と「加重並び替え」という2つの機能をご紹介します。 セカンダリディメンションの使い方 まずは「セカンダリディメンション」です。 「ディメンション」とはレポートで見たいデータの区分のことを指します。 例えば「ランディングページごとのユーザー数を知りたい」のであれば、ディメンションは「ランディングページ」ということになります。 Googleアナリティクスでは基本的に選択したデータ区分(ディメンション)での数値をレポートとして見るのですが、セカンダリディメンションを使うと、区分をもう1つ追加した2つのかけ合わせとしてレポートを見ることが出来るようになります。では実際に設定をしてみましょう。 [ユーザー→行動→新規とリピーター]を開いてください。 これは「新規ユーザーとリピーター」で1つ目のディメンションを作っているので、全てのデータを「新規ユーザーとリピーター」に分けてデータ見ている、という状態です。 事前に設定していた「目標」について見てみると、件数は新規ユーザーが多いですが、リピーターの方が目標のコンバージョン率は高いことが分かります。 では、さらに詳細にデータを解析するためセカンダリディメンションで「性別」と入力し選択してください。 上図のように新規ユーザーとリピーターをさらに男女で分けた数値が表示されていますね。 細分化された目標の達成率を見ると、最も目標を達成しているのはリピートで訪れた女性ですが、最もセッション数が少ないのもリピートの女性であることが分かります。 また新規の男性ユーザーが最もセッション数は高いですが、達成率は一番低いですね。 新規ユーザーかリピーターか、というところまでしか分からなかったのが、セカンダリディメンションを利用することで、あなたのサイトに訪れたユーザーの性質について1つ深く知ることができ、さらに施策の打ち方も細かく考えることが出来るようになりました。 セカンダリディメンションに設定できる項目は多いので、色々と試してみると新たな発見がありますよ! 加重並べ替えの使い方 続いて「加重並べ替え」ですが、これはレポート数値を並べ替える方法の1つを指しています。 [行動→サイトコンテンツ→すべてのページ]で、ページごとの状況を見ながら説明しますね。 通常は「デフォルト」となっていて、数値の多い(または少ない)順に並んでいます。 ここで直帰率について考えてみましょう。 直帰率は高いほど、そのページを見てすぐ離脱しているユーザーが多いということになるので、ページとしての価値は低いということになります。 高い順で並べ替えてみると100%がいくつかあるのが分かりますね。 しかしよく見ると上位に並ぶのはページビュー数1のものが多いので、ここを改善したとしてもサイト全体にはほとんど影響がなく、あまり意味がないことが想像できます。 では、最も影響がある、すぐに改善すべきページはどうすれば分かるでしょうか。 こんな時に「加重並べ替え」が有用となるのです。 並べ替えの種類を「デフォルト」から「加重」にしてみると、画像ではページ名にモザイクがかかっているので分かりにくいですが、先ほどとは順番が変わっています。 「加重並べ替え」では直帰率の高い低いで判断するのではなく、ページビュー数やセッション数に重みをつけることで、改善した時に最も効果的となるページがどこかを示してくれるのです。 並べ替えることが出来る指標は以下の3つです。 ・直帰率 ・新規セッション率 ・コンバージョン率 「セカンダリディメンション」と「加重並べ替え」は本当に便利な機能です。 ぜひ使いこなせるようになってください! それではECサイトの場合を考えて、具体的に使い方を見ていきましょう。 ECサイトの場合の具体例 前回の記事で、Googleアナリティクスの「目標」には達成したいサイトの目的から考えた、KGIやKPI、またはKPIに関連のある数字や項目を設定しておくと良い、とお伝えしましたね。 ここからはECサイトの場合を例に、設定した「目標」が正しく達成されているか、その効率的な見方についてご説明していきます。 ECサイトなのでKGIは売上、KPIは流入数、コンバージョン率(購入率)、購入単価とします。 流入数 売上を構成するKPIの1つ目として、まずは流入数について考えていきましょう。 ここでのポイントは3つです。 ① 現在の流入数 ② 流入元ごとでのユーザー数 ③ 流入元ごとでのコンバージョン率 1つずつ見ていきましょう。 ① 現在の流入数 Googleアナリティクス上で、サイトの流入数を表しているのはセッション数やユーザー数、またはページビュー数で見ることもあります。 まず[ユーザー→概要]を開きましょう。 枠内が指定した期間内のサイトへの流入数を表します。 日ごとの増減も分かるので日々チェックすることをオススメします。 ② 流入元ごとでのユーザー数 どの程度のユーザーがあなたのサイトに来ているのか分かったら、次は検索からなのか、広告からなのかといった、どの流入元からどれだけの割合のユーザーが来ているのかを調べてみましょう。 これが分かると、あまり来ていない流入元をまず改善すべきだ、と考えることが出来たり、逆にたくさん来ているところはなぜ来ているのか、理由を明確にすることも出来るので、次の施策につなげやすくなります。 流入元なので、[集客→すべてのトラフィック→チャネル]を開いてください。 見てみると全セッションのうちでSocialから入ってくるユーザーが少ないので、ここは伸ばせそうですよね。 もう少し詳細に見てみたいので、Socialをクリックしましょう。 Socialと判別された流入元の中では1位以外はどれも少ないのが分かります。 流入数を増やそうと思ったら、例えば3位にいるTwitterに投稿をすることで流入を促す、という施策が手軽に出来て効果がありそうです。 ③ 流入元ごとでのコンバージョン率 ここまで流入の「量」についての見方でしたが、「質」も考えなければいけません。 流入数を伸ばせば確かにKGIの達成に繋がるかもしれませんが、むやみに伸ばすだけ、というのも意味がないのです。 考えるべきなのは、どこからの流入数が少ないのか、と同時にどこからの流入が最も購入に繋がっているか、という点です。 流入はあっても、それが購入に繋がらなければ、広告費や工数を割くに値しない可能性もありますよね。 それを判別するのに「加重並べ替え」が役立ちます。 もう一度[集客→すべてのトラフィック→チャネル]に戻り、コンバージョン率で「加重並べ替え」をしてみましょう。 コンバージョン率の低い流入元を改善したいので、まずコンバージョン率をクリックし昇順にします。 この時、並び順はデフォルトなので低い順になっていて、Socialが一番上に来ていますね。 並べ替えの種類を「加重」にすると、 Socialより上に別の流入元2つが来ています。 よりコンバージョン率に影響がある、この2つの流入元を改善した方が良いということですね。 これら2つの流入元をクリックし、さらに詳細を確認していくことで、具体的な施策を考えることが可能となります。 流入数は、もちろん「量」の少ないところを改善するのも大切ですが、いかにコンバージョンにつながっているかを考慮することも忘れてはならないポイントです。 コンバージョン率 続いてコンバージョン率についてです。 流入数をいくら稼いでも、そのユーザーが購入しなければ何の意味もありません。 コンバージョン率を改善するために見るべきオススメのポイントは下記の3つです。 ① ユーザーのデバイスで多いのは何か ② かご落ちはどこで起こっているか ③ ランディングページ それではこれについても1つずつご説明していきます。 ①

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アップセルで納得、クロスセルに満足!ECサイトで顧客単価を上げる2つの販促法

こんにちは。nex8事業部の脇本です。 突然ですが私、この間カメラを買いに家電量販店に行きました。 当初はカメラだけを購入しようと思っていたけれども、最終的にはカメラとその周辺機器、さらにはレンズも入るカメラケースまでセットで購入してしまいました。 とても満足していますが、冷静に思い返せばもともと買おうと思っていたものではないのに、なぜ私はそのような行動を取ったのか。 そこにはアップセルとクロスセルという販売方法が関係しています。 今回はその2つについてご紹介します。 是非、ご覧ください。 アップセルとクロスセルとは アップセル、クロスセルという言葉をご存知でしょうか? より有益に売上を上げていくため、現在様々な企業で取り組まれている販促法です。 それぞれを具体的に説明していきます。 まずアップセルは、購入している又は購入検討している商品よりも同系統でグレードの高い商品を薦める販売活動のことをいいます。 先ほどの、私がカメラを購入した件を例に挙げて考えてみます。 今回私が購入したカメラは最新機種なのですが、実はもともと私が購入を考えていた機種はこの旧モデルでした。 新機種は性能については旧モデルとほぼ同じものでしたが、より女性向けにデザインされていたんです。 3万円程高くなったのですが、新デザインを推され(私自身も気に入ってしまったので)、結局、新機種を購入したのでした。 まさに、アップセルですね。 顧客単価を、購入する商品の価格を増やすことで上げることが出来ています。 次にクロスセルですが、これは購入している又は購入検討している商品に、他の商品も併せて購入してもらう販促法のことをいいます。 こちらも私の実体験を挙げてみると、カメラ本体の購入を決定した際、販売員から割引やポイントも付与されるので、周辺機器などの関連商品を併せて購入するのがお得だと薦められました。 確かに必要になりますし、この際だから、と思いレンズカバーや小物類などを購入したのです。(もちろん満足しています。) これが、クロスセルですね。 こちらは購入単価を、購入点数を増やす事で上げることが出来ています。 アップセルとクロスセルは、どちらも顧客1人あたりの購入金額を向上させるための方法です。 これらの販売手法を用いる事で、消費者により多くの商品を利用してもらうことが可能となり、リピートにも繋げていくことで、今後のさらなる売上向上を期待することができますね。 顧客単価を上げるには アップセルとクロスセルを実施する際、注意しなければならないことがあります。 それは、顧客自身に買いたいと思ってもらわなければ、ただの強制的な営業トークになりかねないということです。 それでは、アップセルとクロスセルをいつどのように実施すれば、顧客に不快感を与えることなく商品購入を促す事が出来るでしょうか。 様々な企業やサービスで色々な考え方が存在しますが、 ■タイミング ■満足感 これらを満たす事が重要であるということが良く言われています。 これは消費者として思い返しても確かにそうだなと感じます。 この2つを上手くクリアしていると感じたコンビニの販促方法を紹介します。 コンビニのレジ前でくじ引きが出来ることがありますよね。 期間限定で700円以上商品を購入すると、くじ引きができる対象となり、コラボ商品やグッズが当選するというものです。 コンビニの客単価は大体600円前後だと言われています。 つまり700円以上の購入金額とするには、多くの人がもう1商品を追加して買わなければならないのです。 ここで大事になるのがタイミングです。 くじ引きはレジ前にあるので顧客は購入直前で、くじ引きをするためにはあと少し金額が足りない、ということに気付きます。 そしてこの購入直前というのは、「ついで買い」が最も多くなる瞬間でもあります。 そのため、少し量の多い飲み物に変えたり(アップセル)、違うお菓子を買ったり(クロスセル)しやすいのです。 この時顧客は、少し多く支払いはするのですが、くじが引けているので満足感は得られています。 私がカメラを買った時もですが、結果的に満足し、購入したことに対して納得が出来ているのです。 ユーザーの心理を正確に捉えて、商品を薦めることが非常に重要になってくるのですね。 ECサイトにおけるアップセル・クロスセルの販促例 先ほどまでは実店舗を例にアップセルとクロスセルを考えてきましたが、ではECサイトの場合はどのような手法があるのでしょうか。 アップセルを促す場合 ECサイトでアップセルを行う際には次の2つの方法が考えられます。 ①:定期コース(リピート商品)への誘導 ②:商品の販売パターンを増やして掲載する ①は、健康食品などでよく見られるもので、単品商品を購入している又は購入しようと検討していた消費者を定期コースへ転向させるものです。 単品で購入することができる商品でも、「定期コースの申し込みで初回半額」など消費者がお得に思えるサービスを実施することで消費者を呼び込み、売上増に繋がる継続購入を促すことが可能でしょう。 ②は、単一商品でバリエーションを増やし、低額~高額までの数パターンを用意するというものです。 例えば1週間お試し用のコスメ商品が1つ300円、同商品の約1ヶ月使用分が1つ1000円で販売されていた場合、商品価格は上がるけれども内容量などがアップグレードしていれば、無理のない範囲でどうせならよりお得に商品を購入したいと考える消費者も多いでしょう。 また、実際の消費者心理として、低・中・高の3段階の商品を用意していた時、消費者は中の商品を購入しようとする心理が働くので、1つの商品でもラインナップを増やすことで売上増加に繋がる施策となり得そうですね。 クロスセルを促す場合 ではクロスセルの場合はどうでしょうか。 こちらも2種類の方法を考えてみましょう。 ①:○○円以上で送料無料などの特典付与をする ②:関連するオススメ商品を掲載する ①は、例えば5000円以上の購入で送料無料やノベルティプレゼントなど、消費者がお得に感じられる特典を付与する方法です。 もともと買う予定がなかったけど、もう少し購入すれば特典を得られるという心理がはたらくので顧客単価を上げた購入を促す事が出来ます。 ②は、ユーザーが見た商品とは別の(似ている)関連商品をレコメンドするものです。 「この商品を買った人はこんな商品も買っています」といった文言と共に別商品が表示されているのをよく見ますよね。 購入を検討している商品とセットで購入してもらうための販促方法になります。 またユーザーの見た商品とオススメ商品のバナーを組み合わせて配信するダイナミックリターゲティングもアップセル・クロスセルを促すために有効です。 例えば、見た商品とそれに似た少し値段の高い商品を組み合わせてバナーを配信したり、一緒に購入される商品のバナーを組み合わせて配信したりなどが考えられますね。 ネットの世界では店舗と違い販売員が営業できません。 顧客単価を上げるため、ECサイト上でどうやって見せたらよいか、また広告等を使っての販促活動がとても重要になってきます。 是非、新しいサービスにも前向きに取り組んでいただき、貴社のプロモーションに合った、より良い販促方法を見つけていってくださいね。 まとめ ECサイトに訪れた消費者がそのまま商品購入に至る割合は、約1割程度だといわれています。 その中でいかに顧客単価を高め効率的に売上を伸ばしていくかは難しい課題だと思います。 それを実現するための方法として、今回はアップセル・クロスセルという施策と、ECサイトでの実用例をご紹介しました。 この記事が少しでも皆さんのマーケティング施策のお役に立てば幸いです。

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用語解説から作成方法まで!効果計測に使うパラメータって何だ?

こんにちは、nex8事業部の山田です。 今回はネット広告を運用する際、効果計測に使用する『パラメータ』について書きたいと思います。 Googleアナリティクスを使用した場合を例に、設定の仕方なども具体的に説明しますのでぜひ参考にしてみて下さい。 ※この記事では、一般的な広告効果計測ツールにおけるURLパラメータについて説明をしています。 効果計測用のパラメータって何だろう 効果測定することで効率的に配信出来るのがネット広告の魅力ですが、利用にあたって知っておくと便利なのが効果計測用のパラメータに関する知識です。 効果計測用のパラメータとは、URLのうしろにくっついている、解析に必要な情報を追加している部分のことを言います。 例を見てみましょう。 nex8ブログのURL:https://blog.nex8.net/?12345abcde このブログのTopページURLの後ろにパラメータを付与しています。 クリックしてもらうと分かるのですが、同じようにTopページに飛んでいます。 見え方としては変わらないのですが、?の後ろについた文字列がパラメータになり、実はこれで計測をすることが可能になっています! このパラメータの設定を行うことで、ユーザーが自社サイトにどのメディア経由で流入しているか、どんなキーワードで検索して流入しているか、どのコンテンツを見てからの流入しているかなど、設定している範囲で全て把握できるようになります。 例えばGoogleアナリティクスで効果計測をする場合、下記のようにGoogleで決められているパラメータを付与することで、アナリティクス上に反映させて解析することが出来るようになります。 パラメータの付与してあるURL例: https://www.nex-tsuuhan.com/?utm_source=nex8&utm_medium=display&utm_campaign=item0-1 色を変えた部分がパラメータです。 Googleアナリティクスを例に上記パラメータをもう少し説明します。 ・utm_source →nex8という流入元から来ている。 ・utm_medium →nex8はリターゲティングのディスプレイ広告なので「display」としている。 リスティング広告なら「cpc」、アフィリエイト広告なら「affiliate」などに設定することが多い。 ・utm_campaign →キャンペーンのことで広告のキャンペーン名(ここで言うとitem0-1)を示している。 ※ここではitem→商品詳細ページ、0-1→離脱してから1日以内のユーザーと定義しているので、商品詳細ページで離脱してから1日以内のユーザーに対して配信した広告から来ていることを表す。 パラメータを設定する時のルール URLにパラメータを設定する際にはいくつかルールがあるので、ここでまとめてみます。 ・「=」をはさんで左側にパラメータ名、右側に値を指定する 【utm_source=nex8】 ・パラメータは「&」で連結させる 【utm_source=nex8&utm_medium=display&utm_campaign=item0-1】 ・パラメータを付与していないもともとのURLとは「?」で連結する 【http://www.nex-tsuuhan.com?utm_source=nex8&utm_medium=display&utm_campaign=item0-1】 ※もともとのURLに「?」が含まれている場合は、「?」を「&」に変えて連結します。 「?」が使えるのは1個だけです。 ・Googleアナリティクスは大文字、小文字で別の扱いになるため注意する 下記のサイトでパラメータ付きのURLが作れます。 https://ga-dev-tools.appspot.com/campaign-url-builder/ わかりやすいサイトなのでとても使いやすいです。 例えば「Campaign Source」と「Campaign Medium」に記述をしてみましょう。 設定が出来たらGoogleアナリティクスで確認をします。 パラメータを設定したリンクをクリックし、Googleアナリティクスの[リアルタイム]→[トラフィック]を開き、「メディア」と「ソース」にパラメータで指示した情報がしっかり反映され、表示がされていれば成功です。 なぜ、パラメータをつけるのか? ここまでパラメータの設定などについてお話をしてきました。 では、『なぜ、パラメータをつけるのか』というお話を具体的にしていきたいと思います。 あなたがネット広告の担当をしていて、リターゲティングをはじめ、リスティングやアフィリエイトなど様々な種類の広告サービスをいくつか利用しているとします。 おそらくそんな時に考えるのは、「効果の良いサービスに予算を寄せて効率的に広告展開をしたい」ということでほぼ間違いないと思います。 ほとんどのクライアントさんの予算は無限ではないので、なるべく安くて良いサービスを見極めたいですよね。 「このサービスからのコンバージョンが多いから、ここにもっと広告予算を集中しよう!」これを判断するときに、とても重要なのが流入元の情報です。 流入元が分からないと、いったいどの広告サービスからのコンバージョンだったのか、そのサービスはコストを安く抑えられているか、その判断が難しいからです。 それでは困る、どこからの流入か情報を記録して見えるようにしよう、そんな時に活躍するのがパラメータなのです。 パラメータがあると流入元の情報が判断できるようになり、「たくさんコンバージョンしたけど流入元がわからないのでどのサービスが優れているかわからない…これじゃどのサービスに予算をかけるべきなのかもわからない…」という状況を打破してくれます。 さらに具体的な話をすると、各サービスの中に組まれているキャンペーンごとにもパラメータが設定できるので、もっともっと細かな判断が可能になります。 リターゲティング広告サービスで考えてみると、「リターゲティングのA社は『1日以内に買い物カゴまで進んで離脱したユーザー向けのキャンペーン』の効果が同じキャンペーンで実施しているB社よりも良いな」ということが分かります。 この場合、B社で使っている予算をA社に割り振るべきだ、と言う判断が出来ますよね。 また広告サービスからの流入以外にも、アプリからWebサイトへの流入やSSL化されたサイト(URLがhttpsで始まるもの)から非SSLサイト(URLがhttpで始まるもの)への移動の時には、どこから来たのかが分からなくなるのですが、パラメータを付与しておけばそれも解消されるので、より詳細に自社サイトについて知ることができます。 流入元を知ることは、広告施策やWebサイト運営の際に改善のきっかけを与えてくれるので必要不可欠であり、それを実現するのがパラメータなのです。 まとめ パラメータを設定すると、細かな計測により情報を取得することが出来るようになります。 配信メニューや媒体、配信時の各キャンペーンにそれぞれ違うパラメータを付与することで、「結局どの媒体のどの配信方法の効果が良いのか」を視認することができるようになり、予算を最大限に活かした効率的な顧客獲得が可能になるのです。 みなさんもパラメータを使って、最高の広告配信を実現してください。

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あなたのECサイトにユーザーはどこから来てるの!?リファラを使って経路を調べよう!

こんにちは。nex8事業部の野口です。 今回は「リファラ」について書きたいと思います。 リファラってなんでしょうか。 Web業界にいない人であれば聞いたこともない言葉かもしれませんが、ユーザーの「経路」を調べるためにとても重要な役割を果たしています。 経路を調べれば、あなたのサイトにどういう興味を持ってユーザーが来ているか分かります。 どういうユーザーが来ているのか気になりますよね。 これからこのブログでご説明していきます。 それでは、見ていきましょう。 リファラとは何か まず、Googleで「リファラとは」と検索してみると、「リファラ(参照元)とはアクセスログに記録されるデータの一つで、ユーザーがサイトに流入する時に利用したリンク元のページ情報」と出てきます。 少し長いので要約すると、「あなたのサイトへ流入してきた時の、前にいたページ情報」ということです。 「参照元」と書いてある通り、ページ情報の参照の元になるということですね。 あるユーザーがページA内にあるリンクをクリックしてページBに訪れた場合、ページBから見てリファラはページAということになります。 リファラを分析すると分かること さて、リファラを調べると自社のWebマーケティングにどのように活かせるでしょうか。 リファラからは、ユーザーがどんなルートで自社Webサイトを訪れたかが分かるため、SEOやネット広告を利用する際にはリファラ情報の分析は必須です。 一般にサイトに流入する際のリファラは、検索エンジンからとそれ以外とで分類できます。 検索エンジンに関連したリファラの例として、リスティング広告の場合を考えてみましょう。 リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードに連動して広告が表示されるので、その時の検索キーワードをGoogleアドワーズの管理画面等から見ることが出来ます。 また自然検索の場合でも、Googleサーチコンソール等を使えば、どういった検索キーワードで流入が起きているかが分かります。 このようなサイトに訪れる前にどういったキーワードで検索していたかを「キーワードリファラ」と呼びます。 ECサイトをはじめ、検索エンジンからの流入数が売上に大きく影響する今日、キーワードリファラはその売上を左右する大きな役割を担っていると考えられますね。 一方で検索エンジン以外のリファラからは、どのようなコンテンツのサイトからの流入が多くて、コンバージョンに結び付いているのか、といったことが分かります。 キーワードリファラに加え、検索エンジン以外のリファラデータも分析することで、自社Webサイトの強み・弱みを知ることができます。 例えば、検索エンジンからの訪問ユーザーが著しく少なかった場合、検索エンジンからの流入を強化した方がいい事は明白です。 この場合、サービスの強みであるキーワードは何かを考え、検索エンジンからの流入を誘導するようにWebサイトを再構築するべきでしょう。 あらゆるリファラを分析し、どの経路が強みなのか、あるいは弱みなのかを判断し、そこを強化していくことが、より売上を向上させることに繋がっていきます。 Googleアナリティクス を使ったリファラ分析 Googleアナリティクスで見ることの出来るリファラ 現在リファラを見て分析をする場合、Googleアナリティクスを使用することが多いのではないのでしょうか。 この章ではGoogleアナリティクスの用語に則って、リファラの分析方法を紹介します。 Googleアナリティクスについて詳細な見方についてはこちらの記事を参照してください。 URLにパラメータを付与するなどして、どのような経路でサイトに訪れていたか分析することも出来ますが、Googleアナリティクスでは、ほぼ自動で流入経路の振り分けを行ってくれています。 下記Googleアナリティクスで見ることのできるリファラ一覧です。 Googleアナリティクスでは、リファラを大まかに9つのチャネルに分けて管理できるようになっています。 ダイレクト・・・直接URLを入力した時やブックマーク登録など、他サイトを経由しないサイト訪問 オーガニック検索・・・GoogleやYahoo!などの検索エンジンによるサイト訪問 ソーシャル・・・おもにTwitterやFacebookなど、SNS経由でのサイト訪問 メール・・・メルマガなど、メール媒体からのサイト訪問 アフィリエイト・・・アフィリエイト広告からのサイト訪問 参照元サイト・・・他のサイトに貼られたリンクからのサイト訪問 有料検索・・・検索連動型広告からのサイト訪問 他の広告・・・その他の広告からのサイト訪問 ディスプレイ・・・ディスプレイ広告からのサイト訪問 3パターンのサイトで考えるリファラ分析 では、具体的にこれらのリファラをどのように分析すればいいのか、ECサイトを例に検索優位、参照元サイト優位、バランス型の3つのパターンで見ていきましょう。 また簡略化のため、ここでは流入経路として、「オーガニック検索」「参照元サイト」「ダイレクト」「ソーシャル」の4つで考えています。 まずは検索優位のサイトの場合です。 これは、GoogleやYahoo!等でサービス名やサイト名を知っていて、何かを調べる為に検索するユーザーが多いと見ることができますが、これは知名度のあるサイトによく見られる傾向です。 理由としては、検索エンジンで検索をした時にSEOで1ページ目の上に出てきて、かつユーザーもそのことをわかっているようなサイトだからです。 なので、実は検索流入ユーザーはリピーターの方が多い場合もあるのです。 検索エンジンからのユーザーが増えたから、サービス名やサイト名を多くの人に知ってもらって新規流入が増えた、と見ることもできますが、実はリピーターばかりだったという事もあり得るのです。 こういうユーザーの動きを認識しておかないと、同じようなリファラのデータでも間違った読み方をしてしまうことがあるのです。 この間違いが結果的に、売上低下につながったり、ターゲットユーザーを獲得できない原因となりうることもあります。 ユーザーの動きや自社サイトの状況をふまえた分析が大事ですね。   続いて2つ目、参照元サイト優位の場合です。 どういうサイトなのか考えてみると、いろんな見方があるかと思いますが、リンクを多くはられているサイトなので信頼が厚く優良なコンテンツページである、と見ることが出来ると思います。 このサイトの課題点として、検索エンジンからの流入が少ないことが挙げられます。 その流入を増やすためにまずどうすれば検索上位に上げることが出来るか、を目標として運営をしてもいいかもしれません。 また一方で、多くのサイトに紹介されているページがあることが強みとして挙げられます。 そういったリファラの多いコンテンツページ(信頼されている価値の高いページ)を参考にして他のページも作成することで、検索からの流入強化を図るのもよいですね。   最後に流入元のバランスが取れている場合です。 検索エンジンからの流入もあることで認知があり、参照元サイトも同じくらい流入があるので紹介しているサイトも多いと見て取れます。 またSNSも上手く使えているのではないでしょうか。 ただ、マーケターの方は安心してはいけません。 常にユーザーの関心は変動しており、Webからアプリへ、ブログからSNSへと、様々な流入経路(リファラ)に変わってきています。 どの経路が一番ユーザーを効率良く獲得できるのか、ということを常に考えておかなくては、Webの移り変わりの波にのまれてサイト運営がうまく出来なくってしまう可能性もあります。 今ではSimilar Webという様々なサイトのリファラをみれる無料ツールもありますので、このツールを使って他のサイトを見て分析して、このサイトがどのような状況なのか想像を膨らませるのも、1つの参考になるかもしれません。 まとめ いかがでしたでしょうか。 リファラとは聞いたこともない言葉だったとおもいますが、Web上で多大な役割を果たしています。 広告を用いる時はもちろん、メディアサイトをお持ちのみなさんだって、どこからどんな人があなたのサイトに来たか気になりますよね。 今後、リファラの情報を用いて、より効果的にユーザーをコンバージョンまで導いたり、自分のメディアサイトの活性化に繋げたりしてみてください。 あなたのサイトにきている人がどんな人か把握しておくことで、より効果的なサイト運営が出来ると素敵ですね。

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ECサイトでマーケティングオートメーションツールの効果を最大限にするために抑えておくべきポイントとは

マーケティングオートメーションの概要について、以前の記事では特徴やECサイトにおけるの導入メリットなど基礎的な内容をお伝えしました。 あなたのECサイトでマーケティングオートメーションを導入するメリットを、少しでも感じて頂けたなら嬉しいです。 今回はマーケティングオートメーションツールの導入に向いている業種や、EC担当者が検討すべきツールなど、より実用的な内容を紹介していきたいと思います。 マーケティングオートメーションと相性の良い業種 まずはどんな業種がマーケティングオートメーションとの親和性があり、高い効果を出しやすいかを考えてみましょう。 それはずばり次のいずれかに当てはまる業種だと言われています。 ・検討期間が長い商品 ・在庫の有無が重要な商品 検討期間の長い商品との相性が良い理由は、マーケティングオートメーションは見込み顧客の分析を行い、顧客に合わせて中長期的に引き上げ施策を行うことを得意としているためです。 逆に言うと購入までの検討期間が短い業種だと、その機能を存分に生かすことが難しく、マーケティングオートメーションツールの導入メリットは弱いと言えます。 ですので、価格の安い洋服やお水やお米といった日用品などは、ネットで買うことにあまり躊躇が無く、検討から購入までの期間が短いため、マーケティングオートメーションとの相性はあまり良くないと言えますね。 ただファッションECや日用品を扱っているECサイトでも、冬物の高級なコートやジャケットなどを販売している場合や、家電や家具などの商品を中心に取り扱っている場合は、検討期間が長い傾向にあるため、メルマガで関心の高い商品の特徴や詳細を訴求したり、セール時にディスプレイ広告でセール情報を訴求したりすることで高い効果が期待できます。 在庫の有無が重要な商品については、車や注文住宅などをイメージしてもらうと分かりやすいと思います。 「大量生産でなく在庫に限りがあること」、「特定の商品在庫があるかないかによって顧客の見込み度合いが大きく変動するものであること」の2点が特徴です。 ※今回のブログではECサイトの定義を物販に限定せず、ネット上で商取引が可能なサイトと定義します。 この場合、マーケティングオートメーションを使うことで顧客のWeb上での行動履歴をもとに関心の高い在庫情報を分析し、その商品が入荷した際の引き上げ施策を自動で行うことが出来るため、顧客の欲しいものを欲しいタイミングで伝えることが可能です。 マーケティングオートメーションと商材との相性をまとめると下記のように表せます。 ◎:分譲マンションや注文住宅、金融系(変動するものでかつ検討期間の長いもの) 〇:車、家具、家電、有名ブランド △:食料品や飲料など日用品関連、単価の安い下着や靴下、プチプラ系のファッションアイテム マーケティングオートメーションを導入するタイミング マーケティングオートメーションと相性の良い業種・商材が分かったところで、次は導入に適したタイミングを考えてみましょう。 高度なマーケティング施策を実施出来るマーケティングオートメーションですが、導入負荷や費用が高かったりするので、ただ導入したいという思いだけでは途中で挫折してしまう危険性もあります。 そこで導入を決める前に、2つの条件を満たしてみるかを考えてみましょう。 ・マーケティングオートメーションで実施したい施策が決まっている ・マーケティングオートメーションを導入できる状況にあること 実施したい施策に関しては「シナリオメール(※1)をA、B、Cというー3つのユーザーセグメントに配信して、効果検証を行いたい」など具体的なアクションに落とし込める段階まで考える必要があります。 ※1:ユーザーの行動パターンから見込み度合いを想定し、それぞれに異なるメール配信を実施すること ただ「シナリオメールを実施したい」だけだと、どんなユーザーセグメントに対しての配信が有効かも不明確ですし、どんなツールを使用したらよいかも判断しづらいです。 そうならないためにはマーケティングオートメーションを導入する前に、まずは別のツールで施策を実施してその有用性が実証されたタイミングで、より高度に施策を実施するためや、同様の施策をより人的リソースを削減して実施するためなど、明確な目的意識を持ってマーケティングオートメーションを導入することが重要です。 次にマーケティングオートメーションを導入できる状態とは、具体的に次の3つの側面を満たしている状態を指します。 ・人的リソース ・導入コスト ・導入時の設計スキル 人的リソースと導入コストに関しては前回のブログにも書きましたが、マーケティングオートメーションを導入するには、全てのマーケティングデータをマーケティングオートメーションツールに移行出来ることや、導入費用分の予算が確保できている状態にあるという、2つの側面を確認しましょう。 3つ目の「導入時の設計スキル」が必要な理由は、マーケティングオートメーションツールによって管理画面や設定事項が異なったり、もしくは管理画面を利用者が独自にカスタマイズすることができるものが存在したりするためです。 またユーザーセグメントを行う広告やマーケティング施策につきものなのが、セグメントを細かく切りすぎで管理が煩雑になってしまい、うまくマーケティング施策を加速出来ないという問題が発生してしまうことです。 ただセグメントや実施する施策を考えるだけでなく、その効果検証をどのように行い、どう次の施策につなげるかという、「どうすれば自社のマーケティングを加速できるのか」まで視野にいれてマーケティングオートメーションツールを設計できるスキルも重要になります。 この点は導入前に管理画面のデモ画面を確認したり、運用型広告やマーケティングオートメーションツールの設計経験がある人材をアサインする、もしくは専任のコンサルタントをつけるなどするのがよいでしょう。 おすすめのマーケティングオートメーションツール 次はECサイトにおすすめのマーケティングオートメーションサービスを紹介しましょう。 ソーシャルメディアへの投稿機能やアプリでの計測が取れるかなど、ECサイトならではの機能もありますが、それ以外のわかりやすい違いは何かと言われるとなかなか出てこないですよね。 そこでこの章では、現在日本のBtoCマーケティングにおいて注目されているマーケティングオートメーションツールと、その特徴を紹介していきます。 ・Marketo(マルケト) 株式会社マルケトが運営するマーケティングオートメーションで、プログラミングの知識がない現場のマーケティング担当者でも、自分が考えた施策をすぐに実行できる操作性の高さや、便利な機能を多く実施出来る施策が幅広いといった特徴をもちます。 広告管理機能が備わっているため、リスティング広告やディスプレイ広告の運用にも活用出来ます。 またその課金式も特徴的で、一般的には送信メールx送信回数などで計上されがちですが、Marketoは連絡先(メール、Facebook、Twitter、アドレスなど)が特定されているアカウント数で料金が変動するため、将来のコストが予測しやすいです。 また管理画面を独自にカスタマイズできる点も嬉しいですね。 ・SATORI (サトリ) SATORI株式会社が提供する、お客様の気持ちを「さとる」マーケティングプラットフォーム。 集客やメール以外の手法での顧客育成、マーケティング活動の効果測定ができることが強みです。 こちらも機能が充実しているので、メルマガ施策以外にも様々な施策を実施したい企業に向いています。 ・R∞(アール・エイト) アフィリエイト広告やアドネットワーク事業を展開しているバリューコマース株式会社が提供するパーソナル・マーケティング・プラットフォームです。 顧客を見える化し、1人1人に合ったメール配信やクーポンオファーなどを行うことで、既存顧客の売上アップを実現できるのが特徴です。 元々アドテクノロジー領域に従事している会社のサービスなので、ECサイトでの導入実績が多そうですね。 ・MAJIN(マジン) 株式会社ジーニーが運営していて、Webブラウザもアプリも横断的に分析できる点がECサイト向きのサービスと言えます。 初月1か月間は無料トライアルで実施でき、無料期間終了後に自動で有料化することもないので、まずは使ってみないとわからない!という人にはおすすめです。 ・カスタマーリングス 株式会社プラスアルファコンサルティングが提供するマーケティングオートメーションツール。顧客行動分析(BI機能)に優れているため、細かい分析に工数をかけずに済む点と、無料でデモ画面を見ることが出来るため、初めてマーケティングオートメーションツールを導入する企業でも安心して導入しやすいサービスと言えるでしょう。 導入後(運用開始後)の注意点 最後にマーケティングオートメーションを導入し、施策の実施段階まで進んだ時に気を付けてほしい点を2つ紹介したいと思います。 適切なシナリオを設計する 実施出来る施策が多い点が魅力なマーケティングオートメーションツールですが、逆に言うと出来ることが多すぎるため、うまく使いこなせず途中で挫折してしまう危険もはらんでいます。 それではせっかく高い導入コストや長い時間をかけて導入できたのに、もったいないですよね。 そうならないためには導入時に適切なシナリオ設計を行い、自社にとって重要な顧客に対して、適切な訴求をかけていくことが大切です。 適切にシナリオ設計を行うためには「ペルソナ」や「カスタマージャーニーマップ」を活用すると良いと言われています。 ペルソナとは対象となるウェブサイトのユーザーの行動や、その背後にある価値観や心理状態を文章化したユーザー像を指し、ユーザー中心のマーケティング施策を行う上では必ず出てくるほど重要なものです。 一般的なペルソナを設計する方法はここでは省略しますが、マーケティングオートメーションにおいては、ペルソナ設計は多少ゆるめに設計するのがよいと言われています。 なぜならマーケティングオートメーションが得意とするのは「今すぐ購入を検討している顧客」ではなく「そのうち購入するであろう顧客」をどうやって興味関心の高い見込顧客(ホットリード)まで引き上げるかという点だからです。 ペルソナは細かく設定しすぎると、どうしても「今すぐ購入を検討している顧客」像が出来上がってしまうので、このペルソナ設計を緩めることでマーケティングオートメーションでの効果を最大化することが出来ます。 カスタマージャーニーマップはこのブログの別記事でも取り上げているので、そちらを参照して下さい。 勝ちパターンをつかめた時に自動化を検討する マーケティングオートメーションツールの運用初期の段階では上述のようにペルソナを作り、まずは手動で施策を実施して、効果検証することが大切です。 これは設計したペルソナやカスタマージャーニーが正しかったのか、想定した施策は合っていたのかが実際にやってみないとなかなかわかりづらい部分があるからです。 手動で細かくターゲットや訴求方法を変えて、最適なシナリオ設計が出来た時に自動化を検討するのが良いでしょう。 ただし全てを自動化させるのは、場合によっては避けた方が良いこともあります。 特に検討期間の長い商品だと1件あたりのCVの重要度が高いので、CV率を高めることが売上向上に繋がります。 例えば長期検討の末、高額な商材を購入しそうなユーザーがいれば、すぐに連絡をしたりアプローチをしたりして、その熱が冷めてしまうのを防ぐべきですよね。 効率化を考えるばかりではなく、状況に応じて自動化出来る部分とそうでない部分を考えることも重要になってきます。 まとめ いかがだったでしょうか。 ECサイトにおいてどのようなマーケティングオートメーションツールを活用して、どのように施策を進めればよいかの道筋は見つかったでしょうか。 まだまだ日本市場に浸透しているサービスではありませんが、近い将来マーケティングオートメーションを導入していること自体は、なんら特別なことではない考えられる時代も来るかもしれません。 そんな時に大切なのはどんなツールを導入しているかではなく、自社に取って重要なユーザーは誰で、そのユーザーに対してどのような施策を打つのがよいのかというノウハウを、どれだけ蓄積できているかではないでしょうか。 ルーティン業務に追われることなく、よりユーザー本位で自社のサービスやマーケティング施策を考えることが出来るような業務体制構築の一助になれば幸いです。

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