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調べてみました!効果の高いダイナミックバナーって?~EC・人材編~

こんにちは。nex8事業部の水井です。 最近では、色々なタイプのダイナミックバナーを見かけるようになりました。 EC、人材、旅行、不動産、、、様々なジャンルで各社、趣向をこらしたバナーを配信していますよね。 では実際、どのようなバナーの効果が高いのでしょうか。 今回は、どのような情報が表示されているバナーがユーザーの目を引き付け、商品購入まで結びついているのかを調べてみました! nex8の実際の配信実績から、EC、人材の広告主様を対象とし、7月~9月の3か月間でどのようなバナーの効果が良いのかを比較・検証しています。 そろそろダイナミックバナーの検証がしたいと考えている方、ずっと同じバナーを配信していると感じている方、は是非参考にしてみてください。 ECサイトの場合 まずは、ECジャンルから見ていきましょう。 バナーに表示する情報には、たくさんの種類がありますが、その中でも「商品名」、「商品画像」などは定番の項目と言っても良いでしょう。 さらに「価格」、値引きされている場合には「値引き額や値引き率」、その商品がどういったものなのか、どこが良いのかなどの「詳細情報」の表示が主流となっています。 ですが、こういった情報をすべて表示すれば良いかというと、そうでもありません。 取り扱う商材の特性や、ターゲットとなるユーザー層などによって、最適な表示方法は異なります。 ここでは、「詳細情報」、「値引き表示」をバナーに表示したときとそうでないときで、それぞれCTR(クリック率)、CVR(コンバージョン率)、CPA(獲得単価)の違いを見ていきます。 商品詳細ありVS商品詳細なし 「商品詳細」とは、素材、デザインといった商品自体の特徴を表している文章のことです。 例を挙げると、「大人気!カラーバリエーション豊かな定番アイテム」などがあります。 表示ありバナーの方では、より商品について詳しく知ることができますが、ぱっと目に入った時に文字が多い印象があります。 一方で、表示なしバナーの方では、詳細までを知ることはできませんが、金額が目に入りやすく、すっきりとした印象です。 では、肝心の広告効果はどうでしょう。 CTRに大きな差はありません。 しかし、CVRは格段に詳細なしの方が良く、CPAも安価で獲得できています。 こちらの広告主様は、様々な商品を取り扱うECサイトで、商品名が長く、途中までしか表示できないものも多くありましたが、詳細を表示しないことにより、空いたスペースに商品名を最後まで表示することが可能になりました。 よって、何の商品が表示されているのかがわかりやすくなり、ユーザーへの印象付けが強くできたと推測できます。 最近では、商品名が途中で切れてしまうのを防ぐため、「2列で表示するもの」や、「文字が流れることで最後まで表示させるバナー」も増えてきているので、商品名が切れてしまう場合には活用してみると良いでしょう。 通常価格VS値引き表示 続いて、「販売価格のみを表示する場合」と、「値引き前後の価格を表示する場合」を比べてみます。 通常価格バナーの場合、商品詳細が無い場合と同様ですっきりした印象になりますね。 値引き表示バナーの場合は、お得感が強調され、ついクリックしてしまいそうな感じがしますね。 実際の広告効果は以下となりました。 CTRは値引き前後バナーの方が高く、CVRは販売価格のみバナーの方が高い結果となりました。 予想通り、値引き表示があるとクリックする割合は高くなるようです。 値引き表示は、サイトへの誘導にはかなり効果を発揮し、CVRは低めですがCPAを抑える事ができています。 値引き前後の価格だけでなく、「○○%OFF」や「SALE」などの文言をバッジと呼ばれるマークで表示することも可能です。 以上のことから、ECジャンルの場合には、「商品名をしっかり伝えること」、「アイキャッチとなる表示を入れること」がポイントと言えそうです。 人材系サイトの場合 第2章では、人材ジャンルからご紹介します。 ここでは、「案件画像」、「給与」をそれぞれバナーに表示したときとそうでないときで、それぞれCTR、CVR、CPAの違いを見ていきます。 案件画像ありVS案件画像なし 「案件画像」とは、人材サイトで紹介している職業の仕事風景や仕事道具の画像のことです。 表示するのとしないのとでは、以下のようなバナーになります。 画像ありバナーでは、案件のイメージがしやすい印象ですが、スペースが限られるので情報が少なくなっています。 画像なしバナーでは、画像はなく文字だけでかっちりした印象ですが、案件の情報が多くなっています。 広告効果は以下の結果となりました。 画像なしの方が、CTRが13%増加して、CPAも安価で獲得できています。 ECジャンルでは、詳細情報が無い方が効果が高い結果でしたよね。 一方で、人材ジャンルでは、画像が無く情報が多い方の効果が高くなりました。 ECジャンルでは、「購入するモノの画像」を、人材ジャンルでは、「応募するコトの詳細」を、ユーザーが重視しているのではないでしょうか。 より多くの情報を求められる人材ジャンルでは、アニメーションで反転させたりすることで、表示面を増やすバナーや、簡潔に多くの情報を表示するバナーなどもオススメです。 カウントダウンありVSカウントダウンなし 「カウントダウン」とは、応募可能な期間のことで、「応募終了まであと○○日!」のような表示を指します。 カウントダウンありバナーでは、期間限定であることが強調され、目につきます。 カウントダウンなしバナーの方は、代わりに他の情報を表示することができるので情報量を多くすることができます。 広告効果を見ると、CTRは格段に「カウントダウンありバナー」で良くなり、CPAも低い結果となりました。 この結果を見ると、期間が明確になることで「今クリックしなきゃ!」とユーザーに思ってもらうことができ、サイトへの誘導に大きく寄与していることがわかります。 その他にも、「今ならお祝い金○○円」などの表示も効果的です。 人材ジャンルの場合には、より多くの情報を伝える、案件の期間限定アピールをすることがオススメです。 ロゴVSローテーションロゴ 最後は、最近よく見るパターンである「ローテーションロゴ」のバナーの効果検証をしてみましょう。 ダイナミックバナーでは、サイトのロゴ画像をバナーの下や横の部分に表示するのが通例です。 ローテーションロゴとは、ロゴ画像と交互にキャンペーン情報などの別の画像を表示するものを指します。 個々の商品や案件の表示のみになってしまうダイナミックバナーでも、このロゴ部分を活用することで、サイト全体で行っているキャンペーンや他のサイトとの差別化ポイントを表示し、それらをユーザーに伝えられるようになります。 ●ECサイトの場合 ●人材サイトの場合 結果を見てみると、ECの方がCVRに大きな違いがでました。 こちらの広告主様の場合、「○○SALE実施中」のようなキャンペーンを告知して、SALE購入を促す画像を表示しました。 この期間に購入を希望する、確度の高いユーザーの獲得が効率よくできたと考えられます。 一方、人材の方は大きな違いはありませんでした。 こちらの広告主様の場合「気になる仕事をチェックしよう」のようなサイト誘導を促す画像を表示しました。 CTRに、若干の効果はあったものの、影響値としては小さい結果となりました。 今回は、ECに大きな効果があり、人材にはあまり効果がありませんでした。 ただ、こちらは表示する画像によって大きく変化があるかと思います。 ECの場合は「送料無料」や「○月○日までSALE中」など、人材の場合には「お祝い金キャンペーン実施中」や「人気バイト続々追加中!」など、訴求力の強い画像を探していろいろなものを試してみることをオススメします。 まとめ いかがでしたでしょうか。 ダイナミックバナーと一言で言っても、バナーに何を表示するかのちょっとした変化で、効果が違ってくるのはとてもおもしろいですよね。 静止画バナーと同様、ダイナミックバナーの分析も奥深いことが、お分かり頂けたかと思います。 Webサイトの特徴や、ターゲットとするユーザーの違いで、結果は異なりますので、あなたの運営しているサイトにはどのようなバナーが最も効果を発揮するのか、見つけてみましょう!

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リターゲティング運用4つポイントを押さえたPDCAサイクルの回し方

こんにちは、nex8事業部の日暮です。 今回は「リターゲティング広告でのPDCAサイクル」の回し方についてお話していこうと思います。 実際にリターゲティング広告を利用している、または利用を検討している方はぜひ一度ご覧ください。 一般的なPDCAの回し方 「PDCA」とは、「目的」を達成させるためのプロセスの1つで、「Plan(計画)→Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)」の一連のサイクルを言います。 一般的なPDCAの回し方の例として貯金を考えてみましょう。 海外旅行をするために、30万円貯めようという目的を掲げたとします。 この時「Plan」に当たるのは、半年で貯めようと考えたので、30万円÷6ヶ月で毎月5万円ずつ貯金をしていく計画を立てることで、それを実行するのが「Do」になります。 しかしやり始めた中で進捗を確認すると、月々5万円ずつ貯金するのは意外ときついことが分かりました。 これは「Check」に当たり、もう少し月の貯金額を減らすか期限を延ばした方がいいという結論に達しました。 これが「Action」になるわけですね。 では、きつくないくらいの貯金額がいくらか、または30万円貯金するのにどれくらいの期間が必要になるかなど再度計画を立て実行していく、といったようにActionがまた次のPlan、Doに繋がっていくわけです。 リターゲティングでのPDCAサイクルはこうなる! ではリターゲティング広告の配信において、PDCAサイクルの回し方とはどういったものが考えられるでしょうか。 リターゲティング広告も含めネット広告全般でのPDCAは、ある目的に対して、配信設定(Plan)→配信(Do)→効果検証とデータの収集・解析(Check)→改善(Action)というような流れになります。 ECサイト運営の場合にもう少し具体的に考えてみましょう。 まずは配信前に達成したい目的を数値として決めます。 リターゲティング広告の場合は、目的がCPAやROAS、ROI(※)など獲得に対する数値になることが多いですね。 CPA:Cost Per Action(一件あたりの支払額)もしくは Acquisition(顧客獲得)の略語で、成果を一件獲得するのにかかった費用。 ROAS:Return On Advertising Spendの頭文字を取った略語で、投資した広告費に対して「何%の“売上”が回収できたか」を測る指標。 ROI:Return On

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ネイティブアドの進化系、ネイティブ型ダイナミックリターゲティングの効果を検証してみた

こんにちは。nex8事業部の井上です。 しばらくブログから離れていましたが今月からまた復帰させて頂くことになりました。 早速ですが、今回お話するテーマは「ネイティブ型ダイナミックリターゲティング」についてです。 通常のネイティブアドとは一味違った魅力を知っていただければと思います。 ネイティブアドとは? まず、本題に入る前にネイティブアドについておさらいしていきましょう。 ネイティブアドとは、「デザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと一体化しており、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告を指す」とJIAA(一般社団法人 日本インタラクティブ広告協会)が定義しています。 利用者目線でコンテンツと一体化させた広告ということですね。 続いてネイティブアドの種類についてですが、現在ネイティブアドはIAB(Interactive Advertising Bureau)により6つに分類されています。 ① インフィード型 ② ペイドサーチ型 ③ レコメンドウィジェット型 ④ プロモートリスティング型 ⑤ ネイティブ要素を持つインアド型 ⑥ カスタム型 よく見る機会が多いネイティブアドとしては、FacebookやTwitterなど、SNSのフィード上に表示されるネイティブアドで、これは①のインフィード型に分類されるものです。 上記に加え、形式・機能・統合・バイイングとターゲティング・評価指標・広告の明示性の6つの評価軸が定められており、各メディアには広告と分かるよう「PR」「プロモーション」「広告」「AD」といった表記が義務付けられています。 詳細はこちらのネイティブアドの紹介記事を参照ください。 ネイティブ型ダイナミックリターゲティングとは? ネイティブ型ダイナミックリターゲティング(以降ネイティブダイナミックと表記)とは、その名の通りダイナミックリターゲティングとネイティブアドを掛け合わせたものになります。 ダイナミックリターゲティングとは、通常の静止画バナーで配信するリターゲティングとは異なりユーザーが閲覧した商品をバナーに反映させたり、レコメンド(おすすめ)商品を表示させたりすることが可能になる配信手法です。 バナーをクリックすると直接商品詳細ページに誘導することができるので、通常のリターゲティング配信より、CTR(クリック率)とCVR(コンバージョン率)が高くなるといった特徴があります。 このダイナミックリターゲティングの特徴を活かしながらよりユーザーフレンドリーなネイティブアドを組み合わせることで、今まで以上の相乗効果が期待出来るのです。 「一度広告主のサイトに訪れたユーザーに対し(=リターゲティング)」、「最適な広告を(=ダイナミック)」「ユーザーの体験を損なわない形で(=ネイティブアド)」配信出来る、ネイティブダイナミックならではの効果ですね。 実績比較(ダイナミックバナーVSネイティブダイナミック) では、通常のダイナミックバナーとネイティブダイナミックバナーでどのような差があるのでしょうか? nex8でのECサイトにおける配信実績から、CTRとCVRを比較した結果がこちらです。 通常ダイナミックバナーと比較するとネイティブダイナミックバナーは、CTRは低いもののCVRは約40%も高い数値となりました。 この結果から、今のユーザーはネイティブアドを広告であるとしっかり認識しており、本当に興味のあるユーザーだけが広告をクリックして、その後のアクションに繋がっていると考えられます。 また、単純なネイティブアド(ダイナミックリターゲティングではない)と比較しても、一度ユーザーが閲覧した商品を表示出来ることや、クリック後に詳細ページに直接遷移できることで、このような高CVRの結果に繋がっていることがわかります。 ネイティブ型ダイナミックリターゲティングの配信方法 それでは最後に、実際どのようにネイティブダイナミックを配信するのかご紹介していきます。 ダイナミックリターゲティングの配信に必要なものとしては「ダイナミックリターゲティングタグ」と「データフィード」の大きく2つがありました。 「ダイナミックリターゲティングタグ」は ①

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効率よく配信するために覚えておきたい、RTB配信の流れとポイント

こんにちは。nex8事業部の野口です。久しぶりの投稿となります。 今回は、インプレッションまでの流れという題材で、広告主であるあなたがアドネットワークやDSPなどに出稿した後に、RTBという仕組みによって、どのような流れでどうやって広告が配信されているのかをご紹介します。 今まで出稿の設定や依頼をしたら、はい終わり、となっていた部分かもしれませんが、この仕組みを知りポイントを押さえることで、より効率良い配信が出来るかと思いますので、ぜひ一読してみてくださいね。 それでは、いきましょう。 あなたの広告が配信されるまでの流れ まず、どのような流れで広告が配信されているのか、ここではRTBという取引方法で配信される広告にしぼって考えてみます。 RTBとは、Real Time Biddingの頭文字をとった略語で、メディアサイトの広告枠1つ1つに対してリアルタイムで入札を行う仕組みのことを指しています。 このRTB取引は、広告主側の広告効果最適化を目指すDSP(Demand Side Platform)というツールとメディアサイト側の広告収益最大化を目指すSSP(Supply Side Platform)という2つのツールが接続されることで成り立ちます。 配信までの流れとして上図を簡単にまとめると、 ユーザーがメディアサイトへ訪問→メディアサイトからSSPへ広告リクエスト送信→SSPからDSPに入札リクエスト(ビッドリクエスト)→広告主の入札結果をDSPを通してSSPに伝える(ビッドレスポンス)→入札競争→インプレッション となります。 商品のオークションを想像してもらえると分かりやすいかもしれません。 出品者が品物を出し、買い手が売却しようと金額を提示します。 複数の買い手がいた時、提示した金額が一番高い人がその品物を手に入れることが出来ますね。 これがRTBで配信される広告では、広告枠を品物として売り出し、自動で競りが行われているのです。 今回の記事では上記の赤字部分にフォーカスして説明していきます。 入札リクエスト(ビッドリクエスト)とは ではRTBを構成しているそれぞれの部分に焦点を当ててご説明していきます。 まず「ビッドリクエスト」です。 これは、メディアサイトがSSPを通じて「この広告枠を提供しますよ、買いませんか」というリクエストをDSPに送ることを言います。 つまり品物(ここでは枠)を出品することに相当するわけですね。 テレビのCM枠と同じようにメディアサイトにも広告枠が存在します。 メディアサイトの運営者は所有している広告枠を売ることでお金を稼ぐことができるので、RTBという仕組みを使ってそういったリクエストを行うのです。 (もちろんRTB以外にも、純広告やアフィリエイト広告の掲載枠として広告枠を提供することもできます。) ビッドリクエストで送ることのできる情報の中に「フロアプライス」という、これ以下では落札ができないという広告枠の最低入札価格があります。 このフロアプライスは、よく見られる(効果の良い)枠は高く、あまり見られない枠は安くなる傾向にあります。 テレビCMで言うところの、ゴールデンタイムと深夜帯での枠の値段の違いに似ているかもしれませんね。 ビッドリクエストでは、フロアプライスのほか、広告枠の情報や訪問したユーザーがどんな人物なのかというCookie情報等も一緒にリクエスト時に提示してくれます。 広告主側は提示された条件に応じてレスポンス(返事)をするのです。 では続いて広告主側のレスポンスについてご説明していきますね。 広告主からの入札(ビッドレスポンス)とは ビッドレスポンスとは、ビッドリクエストに対してDSP(広告主側)が行う「返事」のことです。 広告主側はこういうユーザーに広告を配信したいと予めDSP上で設定しておきます。 SSPがビッドリクエスト時に教えてくれたユーザー情報と設定した条件が合致した場合、その広告枠に○○円で入札をするというレスポンスを、条件に合わないユーザーの場合には「入札をしない」というレスポンスを返します。 さて、広告主側は条件に合致するユーザーだった場合、広告を配信したいと考えますが、できれば費用をなるべくかけずに広告枠を買えたら嬉しいですよね。 ここで思い出してほしいのがフロアプライスです。 一定の金額以下では広告枠を買うことができないのです。 オークションでいうなら、100万円からスタートするツボのオークションに1万円を提示しているようなものです。 逆にここへ1億円を持っていって、その値段で競りに勝っても、高い費用を払いすぎてしまっていて、なんだか損をしている気がしますよね。 つまりRTB取引において、広告主側は入札金額を抑えすぎると配信がされにくくなり、逆に高く入札しすぎると今度は効果が合わなくなってしまうのです。 これらの価格設定を上手に行って、費用対効果を高めつつ、獲得数を増やしていくのが重要になってくるわけですね。 ■覚えておきたいポイント①:フロアプライス 広告枠それぞれにフロアプライスが設定されていて、それ以下では買うことができない。 もしあまり配信されない枠があるなら、それはフロアプライスを上回っていない可能性がある。 ただし、配信量を出したいからと言って上げすぎてしまうのも注意が必要。 入札競争とは 最後に入札競争について。 ここまでで、ビッドリクエストではメディアサイトから品物(枠)を提供し、ビッドレスポンスでは広告主側の条件に合った場合だけ入札をする、とご説明しました。 RTB取引ではこの後に入札価格の競争が行われます。 この競争は同じ品物(枠)を欲しいと思っていて、フロアプライスの条件を満たしている広告主が複数いる場合に起こります。 こちらも通常のオークションと同様で同じ品物を欲しい入札者同士では競りが行われますよね。 ただ、実際のオークションとRTBの違うところは、RTBは1回目の入札で提示した価格でしか競りに参加できないというところです。 そして、このような競争を行い、見事入札に勝ち抜いた者だけがインプレッションとして広告を表示する権利を得るのです。 ここまでが、あなたの広告がユーザーに届くまでの流れとなります。 この入札競争において、広告主がレスポンスをした数に対して落札できた数、つまり「オークションの勝率」が大事な指標になります。 例えばものすごく費用対効果の良い広告枠があったとしたら、その枠にたくさん広告を出したいですよね。 その枠からのリクエストにはたくさんレスポンスしているのに勝率が10%ということであれば、10回のうち1回しか広告を出せていないということになり、せっかくのチャンスを逃しているということです。 そういう場合には入札単価(買付け価格)を上げると、入札競争に勝ちやすくなります。 オークションの勝率はどれだけ勝てているかの指標になので、入札金額とのバランスを考えながら、相性の良い広告枠になるべくたくさん表示できるようにしていきましょう。 そうすることで費用対効果を高めつつ、獲得件数も増やしていくことができるのです。 ■覚えておきたいポイント②:広告オークションにおける勝率 広告枠の落札において、入札をしてその入札競争に勝てた割合を指します。 費用対効果の良い広告枠に出したいが、そこへの配信量が伸び悩んでいる場合、この勝率を確認してみて入札単価の調整をしてみるのも良いでしょう。 まとめ いかがだったでしょうか。 RTBによる広告がユーザーに表示されるには、さまざまな条件を満たし、競争を勝ち抜く必要があるのです。 スマートフォンを見てみると、訪れたサイトで簡単に広告が表示されているように見えますが、その広告も競争を勝ち抜いて、表示されているのです。 今まであまり気にしたことのない話だったかもしれませんが、こうやって配信されている仕組みを知ることで狙った広告枠のフロアプライスや勝率を考慮した、より効率の良い配信をしていけると素敵ですね。 var _trackingid = 'LFT-11573-1'; (function()

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どちらを選ぶべき!?リターゲティング広告の手動運用と自動運用

ネット広告最大の魅力は広告効果が見えやすく、実施した広告サービスごとの費用対効果が一目瞭然であることだといわれています。 そのため広告配信サービスごとや、各サービスの中でもさらに、どのユーザー群に対しての配信効果が良かったかを分析し、費用対効果の改善を行う広告運用担当の方も多いのではないでしょうか。 この時あまりにも細かく分析や運用を行いすぎると、人的なミスを起こしてしまい、結果的に広告効果が悪化してしまう、ということが発生しやすいです。 こういったことを改善するために、最近では自動で広告を運用するツールや機能などもあるのですが、こちらはこちらで内部のロジックがブラックボックスである点や、カスタマイズ性に乏しいといった課題があります。 手動と自動、結局どちらがいいのでしょうか・・・難しいところではありますよね。 そこで今回は、ネット広告を手動運用と自動運用のそれぞれで実施した際の特徴や活用方法をリターゲティング広告に絞ってご紹介したいと思います。 リターゲティング広告における運用について リターゲティング広告は、あなたのサイトに来たことのあるユーザーのみに広告を配信するサービスです。 より詳細な内容については、こちらのリターゲティング広告の基礎知識の記事も参照してみて下さい。 リターゲティング広告における運用は以下の3つに分けることが出来ます。 ・ユーザーごとの入札単価調整 ・配信先メディアの調整 ・バナークリエイティブの最適化 1つずつ、具体的にどんなことをするのかを見ていきましょう。 ・ユーザーごとの入札単価調整 「枠から人へ」という言葉が流行したように、リターゲティング広告では「どういうユーザー」に対して配信するかが重視される傾向にあります。 例えば「一度購入したユーザー」だけに配信する、「サイト訪問後3日以内のユーザー」の入札単価を上げて配信する、といったようにユーザーを選定し配信を行っていくわけです。 自動入札機能を導入しているサービスでは、特定のユーザーに配信した場合に想定されるクリック率やコンバージョン率から逆算をして、クリック単価を決定し調整していくことが多いです。 ・配信先メディアの調整 コンバージョンの起こりやすい広告枠の入札を高くしたり、クリック単価が高すぎる広告枠の配信を止めたりするなど、広告効果に応じて配信先メディアの枠ごとに入札単価を変えて効果の改善を図ります。 また、広告を掲載したくない特定のメディアをブロックするなど、運用担当者の要望に合わせて柔軟な対応が出来るサービスも存在しています。 ・バナークリエイティブの最適化 リターゲティング広告は配信するバナーによって、スタティックリターゲティングとダイナミックリターゲティングの2種類に分けられます。 スタティックリターゲティングでは静止画バナーを使って広告を配信、ダイナミックリターゲティングでは、ユーザーの見た商品ごとにバナーをリアルタイムで生成して配信を行います。 スタティックリターゲティングの場合、ユーザーごとにバナークリエイティブを変えて効果検証することが多いです。 例えば既存会員に対して会員限定セールの訴求バナーを配信する場合、対象となるユーザーがどういったセールに興味を持つかを考え、最適なバナーを作成することが重要です。 一方ダイナミックリターゲティングの場合、データフィードという商材情報のリストから、必要な情報(商品名、画像、価格など)がバナー上に反映される仕組みなので、クリエイティブの最適化をしたい場合には、このデータフィードの最適化が必要になります。 ECサイトならセール中の値引き率や値引き後の価格を表示させたり、人材サイトであれば求人情報の残りの掲載期間を記載したりするなど、商材によって効果の良いフィード設計は異なるため、ユーザーがどんな情報を求めているかを考えたうえで細かい調整をかけ効果改善をしていきます。 データフィードの基本の記事で、フィードについては詳細に説明しています。 その他にも、バナーの色味やデザインを変更してクリック率やコンバージョン率の改善を図ることもあります。 手動運用と自動運用の比較 リターゲティング広告の運用でどのようなことを行うのかをおさらいしたところで、次は先程ご説明した運用を手動で行った場合と自動で行った場合、それぞれの特徴についてご紹介していきます。 手動運用の特徴 まず手動で運用を行った場合ですが、メリット・デメリットに分けてご説明すると以下のようになります。 ■メリット ・運用の柔軟性が高い どのようなユーザーに配信するかしないかといったユーザーのセグメント分け、配信するメディアの選定、メディアごとの入札金額などを自分のやりたいように調整できるため、自由度高く広告運用をすることが出来ます。 ・最適化が早い 対象ユーザーのセグメントやメディアごとの入札単価などを細かく変更することができるため、運用経験のある担当者で、自社と親和性の高い配信方法が分かっていれば短期間で費用対効果を合わせることが可能です。 ・運用知見がたまる どのような配信先で獲得件数が伸ばせるか、購入意欲が高いユーザーの傾向はどういったものかなど、ノウハウがたまりやすく、そこで得た経験を他のマーケティング業務にも活かすことが出来ます。 ■デメリット ・人的ミスが起こりやすい 人の手を介するため、あまりに細かく設定しすぎると管理が難しくなり、人的ミスが起きやすくなってしまいます。 ・運用担当者のリテラシーに依存しやすい 運用経験の浅い担当者が運用を行った場合、上手く最適化をかけることが出来ず効果が悪くなってしまうことや、運用方法に抜け漏れが出る可能性があります。 ■総合評価 運用担当者のレベルによって効果が変わる危険性はあるが、広告主の目標に合わせ柔軟に対応出来ることが強みです。 細かくPDCAを回して確実に効果を合わせたい場合や、自社内で広告配信の規定が詳細に決まっている場合に向いています。 ただ運用にかなり時間を取られるので自社で運用をするなら専任の担当者をつけた方がよいでしょう。 自動運用の特徴 続いて自動で運用を行った場合を、こちらもメリット・デメリットに分けてご説明します。 ■メリット ・工数があまりかからない 配信先ごとの入札設定や配信するユーザーのセグメントなど、広告主側で設定した目標に基づいて全自動で行われるため、運用担当者の工数は少なくなります。 ・人的ミスが起こりにくい 運用部分に人の手を介さないため、人的ミスが起こりにくいです。 ・機械学習による安定的な獲得が可能 配信の最適化が機械学習で行われるため、段々と効果が良くなってきます。 よって配信期間が長いほど広告の費用対効果は安定させやすいです。 ■デメリット ・最適化に時間がかかる どのようなユーザーに配信すると効果が良いか、またそのユーザーにどの程度の金額で入札するかを配信しながら学習していくため、初動の効果は安定しにくい傾向にあります。 ・サービスの不透明性 配信先や配信するユーザーの選定方法などは全自動で行われているため、内部の配信ロジックがブラックボックスであることが多いです。 ・カスタマイズ性の乏しさ 配信先の選定方法や、ユーザーに対する配信期間や広告表示回数などの制限をかけることが難しいサービスが多いです。 ■総合評価 比較的運用に柔軟性がないサービスが多く、自分で細かい調整をかけたい人にはあまり向きません。 ただ広告運用にあまり時間をかけられない、または費用対効果が合っていて、コンバージョン件数が取れていれば予算をガンガン投資したいという場合には自動運用は合っていると言えるでしょう。 活用例 最後に手動運用と自動運用でリターゲティング広告施策を実施した場合、どういった活用が出来るのか、それぞれの活用例を簡単に見てみましょう。 ■実施企業 A社(レディースファッションのECサイトを運営) ○月○日19時から7日間春物のタイムセールを開始する。 事前にメルマガやLINEで告知を行うため、セール開始と同時にリピーターのコンバージョン件数が増える。 上記の企業を想定した場合、それぞれの特徴をふまえて考えてみましょう。 ・手動運用の場合 手動での運用だとセールが始まるタイミングでバナーや配信先ごとの入札設定を切り変えることが出来ます。 自社サイト訪問ユーザーに対してどういった配信が有効であるか、といった運用ノウハウがあれば、狙った配信先に強く入札をかけることが出来るのでスタートからすぐに効果を出していけるでしょう。 事前の準備に手間はかかりますが、目標CPAへの早い到達が見込めます。 また、もし運用知見がなくても、次のセールのタイミングでどういった配信をすればいいか、今回の配信で見極めることも可能なので、次回以降のマーケティング施策に繋げやすいです。 ・自動運用の場合 自動運用ではどうでしょうか。 自動運用の場合、バナーの変更はすぐに可能ですが入札単価や目標CPAを変更しても、それが実際のロジックに反映されるまでに時間がかかる(学習期間を要する)ため、即効性のある効果は期待しにくいでしょう。 ただし、セール期間に訪れたユーザーの行動パターンを機械学習していくので、2日目、3日目と時間が経つにつれて徐々に目標CPAに到達していくことが見込めます。 事前の設定等にほとんど時間をかけることはないので、安定的にコンバージョンの獲得が出来て、それほど時間を割きたくない場合は自動運用が良い、という判断が出来ますね。 まとめ いかがだったでしょうか。 リターゲティング広告を手動で運用するか自動で運用するか、どちらが自社に合っているかを選択する時の考え方がざっくりと分かって頂けたかと思います。 全自動の運用が増えてきているため「手動の運用は古くて効果が合わなさそう!!」と考えていたEC担当者も多いかもしれません。 ただ今回ご紹介した通り、それぞれに特徴や強みが存在するため、上手く使い分けて配信を行うことで広告効果を最大化させることが可能です。 また最近では配信先ごとの入札金額のみ自動調整で行われるサービスや大まかなターゲットの選定を手動で行った後に細かい分析と調整を全自動で行うことが出来る、ハイブリッド型のようなサービスも登場しています。 自社の状況を考えた時に、どのような広告サービスを使うべきかの1つの判断基準になれば幸いです。

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やらない理由が分からない!?すぐに導入するべきリターゲティング5つのメリット

こんにちは。nex8事業部の砂森です。 今回はECサイトでリターゲティング広告を実施することによって得られる5つのメリットについてご紹介します。 リターゲティング広告のメリットは見込み顧客へのアプローチだけじゃないか、と考えている方もいらっしゃると思います。 確かにそこが最大の強みですがそれだけではありません。 使い方や考え方を知っているだけで、リターゲティングからもっと色々な恩恵を受けることが出来るのです。 導入に踏み切れなかったり、上長の説得材料に欠けていたりと悩んでいるEC担当者の方にとって、リターゲティング広告のメリットをしっかり認識し、自信を持って始められる手助けとなれば幸いです。 リターゲティングの概要についてはこちらの記事を参照してください。 新規ユーザー(未購入ユーザー)を効率的に獲得できる リターゲティング広告は、検索などで1度はあなたのサイトに訪れたことがあり、商品やサービスに興味のある見込み顧客だけに広告を配信します。 そのため1度も商品を見たことのないユーザーに比べ、リターゲティング広告から再訪問したユーザーの方が圧倒的に購入率が高くなります。 広告費用も少なく獲得できるのでCPAを非常に低く抑えることが出来るのです。 CPA(Cost Per Action):ユーザーに1回の成約(購入など)をしてもらうためにかかった広告費用のことで、ネット広告の中では特に重要視される指標の1つ。 下記ではECサイトでよくある未購入ユーザーの行動を想定した、リターゲティング広告の配信アプローチ例を2つご紹介します。 またここで「新規ユーザー」は、あなたのサイトで購入履歴のないユーザーとしてしています。 商品比較したユーザー ユーザーは色々なECサイトで商品を比較してより良いものを購入しようとします。 1店舗だけ見てすぐ購入するということは考えにくいですね。 ではTシャツの商品詳細ページを見て未購入、比較検討段階にいるユーザーを想定してみましょう。 色や形や価格がほとんど同じで、どこで買うか迷っているのであればリターゲティング広告で、検討中の商品を再度見せたり、値引き中であればそれを広告内で訴求することで迷っているユーザーの背中を押してあげましょう。 比較に挙がった中であなたの商品が一歩リードし、購入へと促す事が出来ます。 うっかり購入を忘れているユーザー 人は得てして物事を忘れます。 思い出せるきっかけがなければずっとです。 スマートフォンによって知りたい瞬間に調べものができ、買いたい瞬間に購入出来るようになったこの時代。 欲しい商品をカートに入れて、もう購入直前、そんな時にでも調べものをしがちです。 それなら調べものをしている時に、買おうと思っていた商品をリターゲティング広告で思い出させ、ちゃんと購入してもらいましょう。 上述した2つのパターン以外にも色々と考えることが出来ますが、獲得や購入に対する費用対効果の良さはリターゲティング広告最大のメリットといっても過言ではないでしょう。 新規の獲得についてこちらの記事でも具体的な運用手法を紹介しています。 継続的なサービスの認知活動が出来る 一般に企業が新サービス、新システムを導入する際は、情報収集に始まり比較検討や商談を繰り返し、最終的にコンペを行って決定する、といったように非常に長いプロセスを辿ります。 ですので、その間toB向けのサービス提供企業は継続的に良いサービスだと思ってもらわなければなりませんね。 そこでリターゲティング広告の出番です。 Webサイト上で情報収集したあとのユーザーに向け、リターゲティング広告を通じて適切なコミュニケーションを行うのです。 例えばサイトを離脱してからの1か月間で、広告を30回だけ目に留まるように配信を行う、といったように設定してみましょう。 心理学では単純接触効果と言いますが、人は一定回数見た物事に対して好感を持つようになるので、それだけ認知度や好感度の上昇が見込めます。 継続的なサービスの認知活動を行うことで、情報収集者や比較検討者の選択肢の中にあなたのサイトの商品やサービスが入りやすくなります。 つまりリターゲティング広告を使って自社のブランディングが出来ているということですね。 これはもちろんtoC向け商材やECサイトでも言えることです。 広告運用から新たなマーケティング知見を得ることが出来る リターゲティング広告は一般的に「運用型広告」と呼ばれています。 ここでいう運用とは、 ● 細やかなターゲティング選定ができる ● 多様なバナークリエイティブがある ● リアルタイムで効果計測ができる ● 運用予算を柔軟に変更できる これら4つが出来ることを指します。 “効果計測をしながら、最適な広告を最適なユーザーに見てもらうための様々な操作”と言い換えることも出来ますね。 運用型広告について詳細はこちらの記事でも説明しています。 広告配信サービス会社によって運用軸は様々あるため、細かく運用しようとすると正直大変です。 しかしここをしっかり実行することで、多くの発見を得ることが出来るのです。 下記で私自身が運用していた時の事例を2つご紹介します。   ■アパレルEC 一般にリターゲティング広告はユーザーがサイトを離脱してからの日数(リーセンシー)が短い方が費用対効果は良くなる傾向にあります。 あるアパレルECサイトでも、それにならって、ユーザーが商品を見た直後の入札単価を高くしてリターゲティング広告を配信していました。 しかし想定よりもCPAが高くなってしまったのです。 元々競合は多かったのですが、調べてみるとやはり競合のECサイトで比較検討していたことが分かりました。 このことから、ユーザーの比較検討期間が分かったので、来訪直後のリターゲティング広告配信をやめ、その分の予算を別の広告施策に回すことが出来ました。 ■不動産サービス 元々20代後半女性をターゲティングの対象として考えていたサービスのサイトでしたが、実際配信してみると広告経由での問い合わせ(コンバージョン)は30代前半男性が一番多いという結果でした。 そこで配信される広告枠を30代男性向けサイトに絞ることでリターゲティング広告の効率化を図り、さらに広告主様側で新サービスを考える際のターゲティングの仕方についての知見を得ることも出来ました。 1つ目の例では自社で購入するユーザーの検討パターンが、2つ目ではサービスのターゲティング層が実は違うところにあると気付けています。 どちらも、もちろんリターゲティング広告配信を効率化するための知見ではあるのですが、同時に商品やサービス自体のマーケティングの見直しにも貢献することが出来ていますね。 リターゲティング広告における最大のメリットは「CPAを低く抑えられること」である、とメリットの1つ目で述べましたが、この「広告運用から新たなマーケティング知見が得られる」ことも個人的にはかなり推せるポイントだと思っています。 低予算から始めることが出来る 料金の部分はやはり気になるところですが、これもメリットの1つと捉えることが出来るのではないでしょうか。 多くのリターゲティング広告配信サービス会社は課金形式としてCPCやCPMを採用しています。 CPC(Cost Per Click)はユーザーが広告をクリックした時に、CPM(Cost Per

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知ってる人は楽してる!リターゲティングの配信準備、もっと近道しませんか?

こんにちは。nex8事業部の吉山です。 今回はリターゲティング広告を実施したいけど、準備がややこしくて諦めてしまった担当者さんに、面倒な準備を出来るだけ簡単にするツールやサービスについてお伝えしていきます! リターゲティングの導入あるある課題 まずは、リターゲティング広告とは何かと、その配信の仕組み、必要な準備についてまとめてみます。 そもそもリターゲティングって? リターゲティングとは、あなたの運営するWebサイトに訪れたユーザーに絞ってディスプレイ広告やテキスト広告を配信し、再訪問を促す事が出来る広告の配信手法です。 仕組みとしては、対象となるサイトにリターゲティングタグとコンバージョンタグを設置しておくことで、ユーザーがリターゲティングタグの設置されたページを訪れるとそのユーザーに目印を付けることができ、その後ユーザーが離脱して様々なサイトに訪れても目印を使って広告を配信出来るというものです。 詳細はこちらの2記事を参照してみてください。 今さら聞けない!? リターゲティング広告についてEC担当者が知っておきたい基礎知識 知らないあなたは損してる!「タグ」と「Cookie」が動かすリターゲティングの仕組み リターゲティング広告は配信するバナーによって、スタティックリターゲティングとダイナミックリターゲティングの2種類に分けられます。 スタティックリターゲティングでは、静止画バナーを使って広告を配信します。 ダイナミックリターゲティングでは、ユーザーの見た商品ごとにバナーをリアルタイムで生成して配信を行います。 どちらも同じリターゲティングと言う広告手法なのですが、配信するバナーの違いから、これら2つは準備する方法が異なります。 続いてざっくりとスタティックリターゲティングとダイナミックリターゲティングの配信準備についてお話しようと思います。 リターゲティング配信までの基本の準備 【スタティックリターゲティング】 スタティックリターゲティングの配信で必要なものは以下の2つです。 ・配信するバナー画像の作成 ・各種タグの設置 タグの種類は先ほど少し触れたように2種類あります。 1つ目のリターゲティングタグは、対象となるサイトの全ページに設置をします。 もう1つのコンバージョンタグは、広告経由での成果を測定するために、成果地点のあるページ(サンクスページなど)に設置をするタグです。 【ダイナミックリターゲティング】 ダイナミックリターゲティングの配信に必要なものは以下の3点です。 ・ロゴ画像の作成 ・各種タグの設置 ・データフィードの準備 リターゲティングタグについては、ダイナミックリターゲティングの場合、サイト階層(Topページ、商品詳細ページなど)ごとに設置するタグが異なっているので、対象とする階層分のタグの設置が必要になります。 例えば「商品一覧ページ」「商品詳細ページ」「カートページ」に来たユーザーを配信対象にしたい場合は、それぞれのページ用で3種類のリターゲティングタグを設置してもらうことになります。 コンバージョンタグももちろん必要になります。 リターゲティングタグの他にもう1つ、スタティックリターゲティングと大きく違うのはデータフィードの準備が必要なことですね。 データフィードとは、対象サイトにある商品情報をまとめたものです。 例えばECサイトであれば以下のようなものがデータフィードです。 このデータフィードですが、準備が少々面倒だったりするので、初めてダイナミックリターゲティングを始めようという時はここがネックになるという広告主さんも多いです。 ここまで読んで、リターゲティング準備大変そう!めんどくさい!だからやらない!という担当者さんへ朗報です。 次の章では、一から自分で準備しなくても近道できるサービスを紹介します。 問題解決する便利なツールたち タグマネージャー 前述したように、スタティックでもダイナミックでもタグの設置は必須の作業となります。 サイトを運営している方ならお分かりいただけるかと思うのですが、タグって設置するのに、開発側の工数を使ってしまったり、気付いたら思いのほか使用タグ数が増えてしまっていたりしませんか? そのような悩みを解消してくれるのがタグマネージャーです。 タグマネージャーは、「タグの管理(タグマネジメント)」ができるツールで、対象サイト内にタグマネージャーのコードを設置すると、そのコード1つでさまざまなタグの役割を果たしてくれます。 有名どころは「Googleタグマネージャ」と「Yahoo!タグマネージャー」です。 こちらは両方とも無料で使用できます。 有料タグマネージャーも色々ありますが、まだタグマネージャーを使用したことがないのであれば、まずはこのどちらかでお試ししてみるのがいいかもしれません。 タグマネージャーでは、様々なタグについて以下の2つの設定をして一括管理しています。 ・何のタグを設置しているか。 ・そのタグを、どのページで、どのタイミングで作動させるか。 これらにより、必要があるページごとにいくつもタグの設置をしなくても、タグマネージャーの管理画面上で一括操作することができるのです。 サービスを停止したい時にも、タグを外すという対応をせず、作動させないように設定を変更するだけでいいので便利ですよね。 またタグマネージャーと連携をしている広告配信サービスであれば、開発の手を煩わせることなく、簡単にタグの設置対応をすることも出来ます。 設置の方法等はこちらの記事でも紹介していますので、ご参照ください。 【2017年最新版!】Googleタグマネージャ導入のメリットと使い方 【2017年最新版!】超簡単!Yahoo!タグマネージャーの導入&設定方法 タグ設置はサイト構成に影響を与える可能性があるため、本来プログラミングの専門的な知識が必要な場合が多く、時間をとられたり外部委託の場合は料金が発生したりと手間取ってしまいがちです。 でもタグマネージャーを導入すれば、システムをいじったことのないマーケティング担当でもタグの管理を行えるようになるというわけです。 ただ注意点として、システム担当者とタグマネージャー管理者が互いにタグの設置状況を共有していないと、タグの増加によりシステム問題が起こった場合などに対処が遅れる可能性があります。 便利なツールではありますが、1人で管理せず関わる人にしっかりと情報共有しておくことが大切です。 データフィード作成サービス こちらはダイナミックリターゲティングを検討されている方におすすめなサービスです。 データフィードを自社で準備することが難しい時には、有料でデータフィード作成会社に作ってもらうという手があります。 データフィード作成会社では、クローリングというWebサイトを巡回するプログラムを用いてサイト情報を取得する方法と、自社の商品データベースを元に作成する方法の主に2種類で作成をしています。 クローリングについてはこちらの記事で詳細に説明しています。 また広告配信サービスごとに、必要な商品情報項目が違うこともあります。 異なる2社でダイナミックリターゲティングを実施しようとした際、例えば商品フィードの必須情報数が違っていたり、フィード内で商品名を表す項目名が【name】と【商品名】というように違っていたり、などが挙げられます。 そんな時もフィード会社にお願いすれば、そのサービスごとに合わせたフィード作成をしてくれます。 データフィードの準備があると、ダイナミックリターゲティングはもちろん、商品検索サイト、レコメンド、アフィリエイト運用などの場合にも役立ちます。 フィード会社もいくつかあるので問い合わせてみてはいかがでしょうか。 ■DFO (https://www.commercelink.co.jp/dfo) ■DF PLUS(https://dfplus.io/) ■BFC(https://pr.become.co.jp/) ■Gyro-n DFM(https://www.gyro-n.com/dfm/) ■rubik(http://rubik.co.jp/rubikfeed.html) まとめ いかがでしょうか。 何となくリターゲティング広告の配信へのハードルは下がりましたか? 配信するまでの準備に時間をとられて、結局実施しないなんてそんなもったいないことはありません。 今は色んなサービスを駆使して、1人で頑張らなくても、もっと近道を見つけることが出来るようになってきています。 今回はタグマネージャーとフィードに関してでしたが、他にも今悩んでいる種が実は簡単に解決できるツールがあるかもしれません。 どんどん近道を探して、マーケティング担当もいい意味で楽できるようになってくれることを願います!

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