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調べてみました!効果の高いダイナミックバナーって?~EC・人材編~

こんにちは。nex8事業部の水井です。 最近では、色々なタイプのダイナミックバナーを見かけるようになりました。 EC、人材、旅行、不動産、、、様々なジャンルで各社、趣向をこらしたバナーを配信していますよね。 では実際、どのようなバナーの効果が高いのでしょうか。 今回は、どのような情報が表示されているバナーがユーザーの目を引き付け、商品購入まで結びついているのかを調べてみました! nex8の実際の配信実績から、EC、人材の広告主様を対象とし、7月~9月の3か月間でどのようなバナーの効果が良いのかを比較・検証しています。 そろそろダイナミックバナーの検証がしたいと考えている方、ずっと同じバナーを配信していると感じている方、は是非参考にしてみてください。 ECサイトの場合 まずは、ECジャンルから見ていきましょう。 バナーに表示する情報には、たくさんの種類がありますが、その中でも「商品名」、「商品画像」などは定番の項目と言っても良いでしょう。 さらに「価格」、値引きされている場合には「値引き額や値引き率」、その商品がどういったものなのか、どこが良いのかなどの「詳細情報」の表示が主流となっています。 ですが、こういった情報をすべて表示すれば良いかというと、そうでもありません。 取り扱う商材の特性や、ターゲットとなるユーザー層などによって、最適な表示方法は異なります。 ここでは、「詳細情報」、「値引き表示」をバナーに表示したときとそうでないときで、それぞれCTR(クリック率)、CVR(コンバージョン率)、CPA(獲得単価)の違いを見ていきます。 商品詳細ありVS商品詳細なし 「商品詳細」とは、素材、デザインといった商品自体の特徴を表している文章のことです。 例を挙げると、「大人気!カラーバリエーション豊かな定番アイテム」などがあります。 表示ありバナーの方では、より商品について詳しく知ることができますが、ぱっと目に入った時に文字が多い印象があります。 一方で、表示なしバナーの方では、詳細までを知ることはできませんが、金額が目に入りやすく、すっきりとした印象です。 では、肝心の広告効果はどうでしょう。 CTRに大きな差はありません。 しかし、CVRは格段に詳細なしの方が良く、CPAも安価で獲得できています。 こちらの広告主様は、様々な商品を取り扱うECサイトで、商品名が長く、途中までしか表示できないものも多くありましたが、詳細を表示しないことにより、空いたスペースに商品名を最後まで表示することが可能になりました。 よって、何の商品が表示されているのかがわかりやすくなり、ユーザーへの印象付けが強くできたと推測できます。 最近では、商品名が途中で切れてしまうのを防ぐため、「2列で表示するもの」や、「文字が流れることで最後まで表示させるバナー」も増えてきているので、商品名が切れてしまう場合には活用してみると良いでしょう。 通常価格VS値引き表示 続いて、「販売価格のみを表示する場合」と、「値引き前後の価格を表示する場合」を比べてみます。 通常価格バナーの場合、商品詳細が無い場合と同様ですっきりした印象になりますね。 値引き表示バナーの場合は、お得感が強調され、ついクリックしてしまいそうな感じがしますね。 実際の広告効果は以下となりました。 CTRは値引き前後バナーの方が高く、CVRは販売価格のみバナーの方が高い結果となりました。 予想通り、値引き表示があるとクリックする割合は高くなるようです。 値引き表示は、サイトへの誘導にはかなり効果を発揮し、CVRは低めですがCPAを抑える事ができています。 値引き前後の価格だけでなく、「○○%OFF」や「SALE」などの文言をバッジと呼ばれるマークで表示することも可能です。 以上のことから、ECジャンルの場合には、「商品名をしっかり伝えること」、「アイキャッチとなる表示を入れること」がポイントと言えそうです。 人材系サイトの場合 第2章では、人材ジャンルからご紹介します。 ここでは、「案件画像」、「給与」をそれぞれバナーに表示したときとそうでないときで、それぞれCTR、CVR、CPAの違いを見ていきます。 案件画像ありVS案件画像なし 「案件画像」とは、人材サイトで紹介している職業の仕事風景や仕事道具の画像のことです。 表示するのとしないのとでは、以下のようなバナーになります。 画像ありバナーでは、案件のイメージがしやすい印象ですが、スペースが限られるので情報が少なくなっています。 画像なしバナーでは、画像はなく文字だけでかっちりした印象ですが、案件の情報が多くなっています。 広告効果は以下の結果となりました。 画像なしの方が、CTRが13%増加して、CPAも安価で獲得できています。 ECジャンルでは、詳細情報が無い方が効果が高い結果でしたよね。 一方で、人材ジャンルでは、画像が無く情報が多い方の効果が高くなりました。 ECジャンルでは、「購入するモノの画像」を、人材ジャンルでは、「応募するコトの詳細」を、ユーザーが重視しているのではないでしょうか。 より多くの情報を求められる人材ジャンルでは、アニメーションで反転させたりすることで、表示面を増やすバナーや、簡潔に多くの情報を表示するバナーなどもオススメです。 カウントダウンありVSカウントダウンなし 「カウントダウン」とは、応募可能な期間のことで、「応募終了まであと○○日!」のような表示を指します。 カウントダウンありバナーでは、期間限定であることが強調され、目につきます。 カウントダウンなしバナーの方は、代わりに他の情報を表示することができるので情報量を多くすることができます。 広告効果を見ると、CTRは格段に「カウントダウンありバナー」で良くなり、CPAも低い結果となりました。 この結果を見ると、期間が明確になることで「今クリックしなきゃ!」とユーザーに思ってもらうことができ、サイトへの誘導に大きく寄与していることがわかります。 その他にも、「今ならお祝い金○○円」などの表示も効果的です。 人材ジャンルの場合には、より多くの情報を伝える、案件の期間限定アピールをすることがオススメです。 ロゴVSローテーションロゴ 最後は、最近よく見るパターンである「ローテーションロゴ」のバナーの効果検証をしてみましょう。 ダイナミックバナーでは、サイトのロゴ画像をバナーの下や横の部分に表示するのが通例です。 ローテーションロゴとは、ロゴ画像と交互にキャンペーン情報などの別の画像を表示するものを指します。 個々の商品や案件の表示のみになってしまうダイナミックバナーでも、このロゴ部分を活用することで、サイト全体で行っているキャンペーンや他のサイトとの差別化ポイントを表示し、それらをユーザーに伝えられるようになります。 ●ECサイトの場合 ●人材サイトの場合 結果を見てみると、ECの方がCVRに大きな違いがでました。 こちらの広告主様の場合、「○○SALE実施中」のようなキャンペーンを告知して、SALE購入を促す画像を表示しました。 この期間に購入を希望する、確度の高いユーザーの獲得が効率よくできたと考えられます。 一方、人材の方は大きな違いはありませんでした。 こちらの広告主様の場合「気になる仕事をチェックしよう」のようなサイト誘導を促す画像を表示しました。 CTRに、若干の効果はあったものの、影響値としては小さい結果となりました。 今回は、ECに大きな効果があり、人材にはあまり効果がありませんでした。 ただ、こちらは表示する画像によって大きく変化があるかと思います。 ECの場合は「送料無料」や「○月○日までSALE中」など、人材の場合には「お祝い金キャンペーン実施中」や「人気バイト続々追加中!」など、訴求力の強い画像を探していろいろなものを試してみることをオススメします。 まとめ いかがでしたでしょうか。 ダイナミックバナーと一言で言っても、バナーに何を表示するかのちょっとした変化で、効果が違ってくるのはとてもおもしろいですよね。 静止画バナーと同様、ダイナミックバナーの分析も奥深いことが、お分かり頂けたかと思います。 Webサイトの特徴や、ターゲットとするユーザーの違いで、結果は異なりますので、あなたの運営しているサイトにはどのようなバナーが最も効果を発揮するのか、見つけてみましょう!

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初心者Web担当者さんへ!リスティング広告の運用方法

こんにちは。nex8事業部の水井です。 前回の私の記事では、リスティング広告の始め方をご紹介しました。 今回は、リスティング広告の運用方法について段階別に、わかりやすくご紹介できればと思います。 リスティング広告を始めたは良いが、運用方法がわからない、期待する効果が得られていないなど、お悩みの方は是非チェックしてみてください。 リスティング広告を出稿する際、重要となってくる指標を大きく3つに分けてみたいと思います。 それは、広告の表示回数である「① インプレッション」、広告がクリックされた割合を示す「② CTR(クリック率)」、最後に広告が成果に結びついた割合を示す「③ CVR(コンバージョン率)」です。 これら1つでも欠けてしまうと、思うような広告成果を上げることはできませんよね。 そのため、今回はこれらの指標ごとに、それぞれどのような運用をして改善していけば良いかを簡単にご説明していきますね。 インプレッションを増やそう まずは、インプレッションの増やし方についてです。 インプレッションが発生しなければ、その先のクリックにもCV(コンバージョン)にも結び付かないので、最初に改善すべき指標とも言えます。 キーワードを選定する インプレッションを増やすには、キーワードの選定がとても重要になります。 キーワードと言っても「ビッグワード」「ミドルワード」「スモールワード」に分類することができるとご存知でしたか? ビッグワードとは、意味の広い単語のことで、検索数が膨大かつ競合する広告主も多いキーワードのことです。 そのため、入札単価やCPCが高騰しやすい傾向にあります。 ミドルワードは、ビッグワードに具体的な意味の単語を組み合わせたもので、より検索するユーザーが絞られるキーワードのことです。 スモールワードになると、特定の製品やサービスの名前や、ミドルワードにメーカー名などの対象をさらに絞る単語(ロングテールワード、セカンドワード)を組み合わせたもののことです。 検索数は少ないですが、競合する広告主も少なくなるので、入札単価やCPCが安価になりやすいキーワードです。 例えば、「Web広告」はビッグワード、「Web広告 リターゲティング」はミドルワード、「nex8」はスモールワードとなります。 つまり、ビッグワードやミドルワードを設定すれば、ある程度の検索母数を確保することができ、インプレッションを増やすことにもつながるということですね。 とは言え、ビッグワードだけでは、ユーザーの検索の目的は様々で、良くも悪くも対象ユーザーがかなり広がります。 「Web広告」と検索しているユーザーを考えてみましょう。 あるユーザーは、Web広告のリターゲティングサービスを検討していて、どんなサービスがあるのか知りたいのかもしれません。 また別のユーザーは広告業界志望の学生で、勉強するために検索しているという可能性もあります。 逆にミドルワード、スモールワードとなっていくと目的がはっきりしてきますよね。 その分、広告成果に結びつく確率も上がってくるので、ビッグワード、ミドルワード、スモールワードを上手く組み合わせて選定しましょう。 入札金額を調整する 掲載順位が上がればそれだけ、ユーザーの目に広告が触れる回数が増えます。(=インプレッションが増える) リスティング広告では、広告の掲載順位が「広告ランク」というもので決定し、広告ランクは「入札金額」と「品質スコア」によって決まります。 広告ランク=入札単価×品質スコア(※) (※厳密には広告の表示オプション等、ほかの要因もありますが、簡単のためこの表記にしています。) そのため、キーワードへの入札金額を高くすれば、広告掲載順位が上がりやすくなります。 ただし、入札金額を上げすぎてしまっては広告効果とのバランスがとれなくなってしまうので、徐々に上げていくことをオススメします。 また、入札金額を設定する際には「最低入札価格」にも注意しましょう。 これは、広告を表示するために最低限必要な入札価格のことで、これを下回ってしまうと広告表示がほとんどできなくなってしまうので、最低入札価格以上の金額を設定するようにしましょう。 Googleが提供しているリスティング広告サービス、Google Adwords(アドワーズ)では、この最低入札価格は「First Page bid」と呼ばれ、以下のように表示されます。 キーワードごとに確認ができるので、これを参考に、入札金額を調整してください。 品質スコアを上げる 先ほどの式から品質スコアを上げることでも広告ランクを上げることができます。 品質スコアとは、広告やWebサイトの品質、具体的には「広告の推定クリック率」と「広告の関連性」と「ランディングページの質」などの複合要素で決定され、こちらもアドワーズではキーワードごとに確認ができ、1~10までの数値で表されています。 この品質スコアの値が低ければ、いくら入札単価を上げても掲載順位が下がる可能性があります。 そのため、もし品質スコアが平均よりも低い場合には、キーワードとの関連性の高い広告作成やアピール度の高いWebサイトを作成するようにしましょう。 例えば、広告文にキーワードを含める方法は、それだけでユーザーの検索キーワードと広告文、広告文とWebサイトとの関連度を上げることができるのでとてもオススメです。 CTRを上げよう 次にCTRについて考えてみましょう。 CTRとは、インプレッションに対してどれだけクリックされたかを表す数値で、クリック÷インプレッションの式で出せますよね。 つまり、クリック数を上げることができれば、CTRを上げることができるのです。 では、どうすれば良いのかを見ていきましょう。 広告文を改善する クリック数を上げるには、ユーザーがクリックしたくなるような魅力的な広告文が必要不可欠です。 また、広告文は表示位置を左右する広告ランクにも関わってくるので、とても重要になります。 ここでは広告文改善の3つの方法をご紹介します。 まず1つ目は「広告文にキーワードを含める」です。 前章でも触れましたが、広告文にキーワードを含める方法はとても簡単ではあるものの、すごく重要なポイントです。 あなたが何か検索した時、検索したキーワードに関連性の高そうな広告があれば興味がわきますよね。 まずは、広告文にキーワードを含めることで関連性があることをアピールしましょう。 ただし、広告文やWebサイトとの関連性を無視して無理矢理入れ込もうとすると、事前の審査で不承認となったり、逆に品質ランクを下げてしまったりする場合があるので注意しましょう。 2つ目は「自社のセールスポイントを含める」です。 これは、たくさんある広告の中からユーザーに選んでもらうための方法です。 お得なセールや特典についての情報、他社と差別化できるポイントを入れましょう。 ここで、オプション機能がとてもオススメです。 アドワーズでは、5種類の広告表示オプションがあります。 前回の記事でオプション機能についてもご紹介しているので合わせてご覧ください。 オプション機能を使うと、「無料配送」や「24時間カスタマー サービス」など自社のセールスポイントを強調し、ユーザーの興味関心を引き付けることができるので、CTRの改善が見込めます。 また、広告文とは別に情報量を増やすこともできるので、是非活用したい設定です。 最後は「複数の広告文を作成する」です。 これは、いろいろなパターンを作成してA/Bテストをすることで、最も広告効果の高い広告文に絞っていく方法です。 始めは少しずつ異なる広告文を複数作成し、効果の良いものに絞って精査していきましょう。 そして、さらに改善、精査を繰り返すことで、より良い広告文を見つけることができます。 ブロックキーワード、マッチタイプを最適化する つぎに、ブロックキーワード、マッチタイプについてご紹介します。 これは、無駄な広告配信を防ぐことができるので、効率的に広告を配信することでCTRを上げる方法です。 ブロックキーワードを設定すると、特定のキーワードを含んで検索された場合には配信を除外することが可能になります。 除外するキーワードは、設定しているキーワードに類似している別の単語や、ターゲットとなるユーザーとは異なる単語などを設定しましょう。 例えば「ドレス」を販売している場合、「アドレス」や「コードレス」は類似していますが、意味が全く異なる単語ですよね。 また、レンタルドレスを検討しているユーザーは、ターゲットユーザーではないので「レンタル」も除外候補となります。 次に、マッチタイプについてですが、これはユーザーの検索語句が、設定したキーワードにどの程度合致した場合に広告表示するかの設定です。 アドワーズを例にご説明すると、以下の種類があります。 ① 部分一致:キーワードに追加した語句だけでなく、キーワードに関連するパターン(誤字、送り仮名の違い、多少の言葉のゆれ、関連性のある語句)に対しても自動的に広告が表示される。 幅広いユーザーにリーチ可能。 ② 絞り込み部分一致:指定したキーワードが検索語句に含まれる場合に(順序は問わず)、広告が掲載対象となる。 ③

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今さら聞けない!リスティング広告の始め方

こんにちは。nex8事業部の水井です。 今回はリスティング広告について、ご紹介したいと思います ネット広告の中では鉄板ともいえる配信手法であり、このリスティング広告を見たことが無い人はいないのではないかというくらい、多くの広告主様が利用しています。 ここまで有名なので聞いたことくらいはあるが、始め方がわからない・・・なんていう方もいるのではないでしょうか。 そんな方のために、リスティング広告とはどんなものなのか、どうやって始めたらよいのか、リスティング広告の基礎をイチからご紹介させて頂きます。 リスティング広告って? まず、リスティング広告とはどんなものなのかご紹介します。 リスティング広告とは、インターネットで検索をした際に、検索したキーワードに応じて検索結果画面の上部や横に表示される広告のことです。 たとえば、「リスティング」と検索してみてください。 検索窓の下に、「広告」などと記載された文字だけの紹介文がいくつか表示されていることに気づきましたか? それらは「リスティング」と検索したあなたのために、リスティング広告によって表示された広告なのです。 では次に、キーワードを変えて「リターゲティング」と検索してみてください。 どうですか?先程とは違う広告が表示されたことに気が付きましたか? このようにリスティング広告は検索キーワードによって変動することから、「検索連動型広告」とも呼ばれます。 では、そのリスティング広告を出稿するメリットやデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。 まずはメリットから3つご紹介します。 ① ニーズのあるユーザーにピンポイントで広告を出せる ② 簡単に始められる ③ 目立つ箇所に広告掲載できる 1つ目はニーズのあるユーザーにピンポイントで広告を出せる点です。 これは“今”検索しているユーザー、つまり“今”そのキーワードについて知りたいと思っているモチベーションの高いユーザーに、リアルタイムで広告配信ができるということです。 ユーザーが求めるタイミングでニーズに合った広告表示ができれば、高いCTR(クリック率)やCVR(コンバージョン率)が期待でき、ユーザーにとっても広告主様にとっても嬉しいことですよね。 2つ目は、簡単に始められることです。 システム的な準備は特に必要なく、キーワードの選定や入札設定のみで開始が可能なので、他の広告手法に比べても開始ハードルはかなり低いでしょう。 やりたいと思ったときにすぐ始められる広告手法なので、まずはリスティング広告から取り掛かろうかな!と計画される広告主様も多いはずです。 3つ目は、目立つ箇所に広告掲載が可能ということです。 リスティング広告は通常、自然検索結果よりも上の部分に掲載されるため、視覚的にかなり目立つ箇所に表示させることが可能となります。 皆さんもなにかを検索したとき、最上部に表示されたリスティング広告をクリックした経験がきっとあるのではないでしょうか。 あなたのサイトへのユーザー訪問を増やしたい時、SEO施策として検索結果ページで上位に表示させようとすると知識や時間が必要になるのに対し、リスティング広告はスピーディーかつ効率的に解決してくれます。 このことからも、リスティング広告には手軽に検索結果上位に表示できるという大きなメリットがあることがお分かり頂けたかと思います。 次に、デメリットについて、ここでは2つご紹介します。 ① 配信対象ユーザー範囲に限界がある ② 細かい運用調整の必要がある 1つ目は、配信対象ユーザーに限界があることです。 TVCMなどではTVを見ている全員に広告を流すので、対象ユーザーはかなり広範囲になりますね。 一方、リスティング広告はあくまでも指定したキーワードを検索したユーザーにのみ配信します。 そのため、そのキーワードを知らないユーザーにまでは配信ができず、配信可能なユーザーの範囲には限界があります。 2つ目は、細かい運用調整が必要ということです。 メリットの部分で簡単に始められると述べましたが、始めただけでそのままほったらかしという訳にはいきません。 キーワードや広告文を細かく調整し、効果に応じてPDCAを回していく必要があるのです。 しかしこれは、広告効果がリアルタイムで確認ができ、また運用もすぐに反映させることができるという見方では、きちんと運用できれば大きなメリットとも言えるかもしれません。 リスティング広告ってどうやって始めるの? リスティング広告についての概要がわかったところで、次は実際に始めるにはどうしたら良いのか見ていきましょう。 国内では、GoogleとYahoo!が検索数の最大手となるので、そこに対してリスティング広告を配信出来る「Google AdWords」と「Yahoo!プロモーション広告」を実施すれば、国内で検索するユーザーはほとんどカバーできるという事になります。 今回は、「Google AdWords」を例にご紹介していきます。 アカウント開設 まず、リスティング広告を出稿できるWebサイトのアカウントを作成する必要があります。 (※Googleのアカウントを持っていない場合はそちらを事前に作成しておいてください。) https://adwords.google.com/intl/ja_jp/home こちらにアクセスし、[ご利用開始]をクリックして下さい。 メールアドレスやWebサイトのURLなどの必要事項を入力してアカウントを作成し、[続行]をクリックしてください。 続いて、最初のキャンペーンを作成する画面です。 このキャンペーンの中に、「キーワード」や「広告文」を入れていきますが、キャンペーン作成方法についてはのちほど詳細に記載しますので、ここでは省略します。 作成したら、[保存して次へ]をクリックして下さい。 最後に支払方法について記入します。 ここまでの入力が完了すれば、Google Adwordsのアカウントが開設できます。 続いて、管理画面からのキャンペーン作成方法について説明していきますので、[管理画面を見る]をクリックしてください。 キャンペーン作成 ではキャンペーンを作成していきます。 管理画面の[+キャンペーン]というボタンをクリックすると、プルダウンが表示されます。 ここでは、広告の掲載先を選択します。 今回はリスティング広告の掲載が目的ですので「検索ネットワークのみ」を選択してください。 掲載先を選択したら、続いてキャンペーンの設定を決めていきます。 まずはキャンペーン名です。 自由に設定することが出来るので何の訴求広告であるか、後から見ても分かるように設定しましょう。 タイプは最初に選んだものなので、そのままで大丈夫です。 ここでは、対象としたいユーザーのデバイス、地域、言語を選択できます。 デフォルトではデバイスは「すべての端末」、地域は「日本」、言語は「日本語」にチェックが入っています。 特定の地域を選択したい場合は、「自分で選択」をチェックし、指定したい地域を入力すればその地域だけに配信が可能になります。 どのような目的で何を優先して入札をするかの方針である「入札戦略」を選択します。 例えば「掲載位置を上位にすることを優先する」、「CPAを維持しながら件数最大化を優先する」など色々な戦略があります。 それぞれカーソルを合わせると、それがどのような戦略なのか説明が表示されるので参考にしてみてください。 通常は、「個別クリック単価(CPC)」から使い始める広告主様が多いようです。 入札単価の最大値(デフォルトの単価)を設定します。 これは広告クリック1回に対して支払う最大金額となります。 このあと設定する広告グループ作成時に個別でも単価の調整が出来るので、ここでは越えたくない上限のクリック単価を入力しておくとよいでしょう。 また「拡張CPC」にチェックを入れておくと、コンバージョンを最大化するように、設定した入札単価に基づき自動で入札単価を増減(コンバージョンの可能性が高いと、最大で設定単価から30%引き上げ、低いと100%の引き下げ)するので、ここで決めたクリック単価からずれることがあります。 続いて1日の平均予算を設定します。 注意が必要なのが、1日の上限予算ではないという点です。 設定画面の注意書きにも記載がありますが、最大で設定した金額の20%増しの金額まで達することがあります。 キャンペーン設定の最後に広告に追加できるオプションを決めます。 これは、リスティング広告の表示面積、情報量の増加が狙えるので可能であれば設定しておきたい項目です。(必須ではありません) 「地域」、「サイトリンク」、「電話番号」、「コールアウト」、「構造化スニペット」の5つから選択できます。 ■地域 ■サイトリンク ■電話番号 地域、サイトリンク、電話番号は設定すると、実際にダウンロードページに遷移したり、電話がかけたりできるようになります。 オプションを入力した場合、以下のように表示されます。 ■コールアウト ■構造化スニペット コールアウト、構造化スニペットは、広告テキストとは別で、商品やサービスについての詳細を表示できるオプション機能です。 コールアウトは、表示したい詳細テキストを2つ以上、自由に登録します。 構造化スニペットは、所定のヘッダーの中から特にユーザーに伝えたいジャンルを選択し、そのジャンルに即した値を3つ以上登録します。 (参照:https://support.google.com/adwords/answer/2375499?hl=ja&authuser=0&ctx=cmconstrhttps://support.google.com/adwords/answer/6280012/?hl=ja&authuser=0) 全ての設定を終えたら[保存して次へ]をクリックしてください。 広告グループ作成 最後に広告グループの作成です。 広告グループとは、広告(広告タイトルとテキスト、表示URLから成ります)とキーワードのセットのことを指します。 まずはランディングページを設定します。 ユーザーが広告クリックをしたときに遷移させたいページのURLを入力してください。 広告名には区別のつきやすい名前をつけましょう。 単価は先ほどのデフォルトの単価が入力されていますが、個別に変えたい場合は再度入力し直してください。 キーワードについて、ユーザーがなんのキーワードで検索した時に、広告を表示させたいかを設定します。 思いつかなければ、ランディングページを入力した際、Googleが自動で該当しそうなキーワードを抽出してくれているので、それを参考にしてみてもよいでしょう。 またこのキーワードは配信を開始してからでも追加、変更ができます。 ここまで設定したら、[広告に進む]をクリックします。 続いて、最終ページURLと広告文を作成します。 最終ページURLは先程設定した、広告クリック後に遷移するページのURLを入力します。 トラッキングパラメータがある場合には、ここで設定しましょう。 広告文については順を追って説明します。 ① 広告の見出しを入力 広告の見出しを入力します。(全角15文字〈半角30文字〉以内)。 2つまで入力ができ、広告見出し1と広告見出し2がハイフンで繋がって表示されます。 ②

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広告配信サービスと広告効果計測ツールで数値が違う!?「乖離」の原因と対策を抑えよう!

こんにちは。nex8事業部の水井です。 今回は広告配信サービスと広告効果計測ツールを利用するときに生じる、「計測数値の乖離」についてご紹介したいと思います。 もちろん広告配信サービスの管理画面上でも計測数値は確認できるのですが、広告主様においては複数の広告配信サービスを利用する際、それらの広告効果を計測ツールを使用して管理していることが多いようです。 この計測ツールと広告配信サービスとの間でクリック数やCV(コンバージョン)数を見てみると、数値が一致しないケースが多々発生します。 このような、両者間の差異をここでは『乖離』と呼び、この乖離が起こる要因や対策をご紹介していきます。 なぜ乖離が起きるの? 乖離が起きる主な要因として、以下の2つをご紹介します。 ・CVの定義や条件の違い ・配信サービス間での重複 システム上の計測不備や設定ミスなどによっても乖離が起きることがありますが、今回はこの2つの要因に着目します。 CVの定義や条件の違い まず、1つ目のCVの定義や条件の違いというのは、広告配信サービスと計測ツールとの間で、CVとしてカウントするかしないかの判断基準が合致していないというものです。 そもそも基準が異なれば、差異が生まれるのは当然ですよね。 では、その定義や条件にはどういったものがあるのでしょうか。 ここでは主なものをいくつかご紹介します。 ・CV地点や条件 まずは、CV地点や条件の違いです。 言うまでもなく、購入完了なのか会員登録完了なのかなど、どの地点をCVとするかが配信サービスと計測ツールで異なっていると、CV計測に乖離が生まれます。 またリピート購入でもOKか、新規購入しか認めないのかなどの条件によっても同様です。 ・広告クリックからCVまでの期間 次に、広告クリックからCVまでの期間ですが、これは広告クリックから何日までのCVを広告の成果とするのかの定義です。 通常、CV計測は「広告のクリック」が行われてから、「CV地点に到達する」という2つの条件が満たされてCVとみなされます。 この「広告をクリックした」という記録を何日間保持しておくか(CVタグのCookieを何日間有効にするか)、その設定が配信サービスと計測ツールとで異なっていると計測数値にも大きな差異を生むことになります。 例えば、あるユーザーが広告をクリックしてから4日後にCVしたとします。 Cookieの有効期間の設定を、広告配信サービスでは7日、計測ツールでは3日としていたとすると、広告配信サービスでは1CV、計測ツールでは0CVということになってしまうのです。 ・1回のサイト訪問で複数回CVした場合のカウント方法 最後は、1回のサイト訪問で複数回CVした場合のカウント方法についての定義です。 これはECサイトであれば1回で複数商品購入した時や、人材系のサイトだと1回のサイト訪問の中で複数件応募した時など、複数回CVが起きた場合に、最初の1回しかカウントしないのか、すべてのCVをカウントするのかを決める設定のことです。 両者間で、この設定に違いがある場合も、CV計測に差が生まれる原因となります。 配信サービス間での重複 次に、広告配信サービス間での重複についてご紹介します。 ここで、ひとつ例をあげてみます。 広告配信サービスAとBとCを併用していた場合を考えてみましょう。 あなたのサイトに訪れたユーザーが、後日広告A、B、Cをクリックした後にCVしたとします。 A、B、Cの広告サービスはそれぞれでCV1件とカウントし、合計で3件CVが上がったことになる場合があります。 ですが、実際ユーザーがCVしたのは1件なので、計測ツールでは1件となりますね。 このように、複数の広告配信サービスを利用している場合には、各サービスの合計CV数と実際のCV数で差異が生まれることがあるのです。 乖離が大きいとどうなるの? では、乖離の要因が分かった所で、その乖離が大きくなるとどうなるのか考えてみましょう。 乖離が大きくても、計測ツールで実際のCV数を把握できていれば問題は全くないのでしょうか? 最適化に影響する?! 影響のひとつとして、広告配信サービスの効果最適化機能に影響する場合があります。 最適化機能とは、広告配信サービスが広告配信を通して効果を分析し、その成果を最大化するよう、自動または手動で配信の具合を調整していくことを指します。 まず、自動最適化の場合を考えてみましょう。 乖離が大きいということは、広告配信サービス上では定義や条件の違うCVや他のサービスとの重複CVなどがカウントされているため、実際よりもCVが多く反映されている状態です。 乖離が大きいと、そのような実際とは異なるCV獲得状況で最適化がかかってしまうため、本来の機能の効果を発揮できているとは言えません。 手動での運用の場合も、同じことが言えます。 例えば、CVを多く獲得できている配信面にはたくさん広告が出るよう調整したりするのですが、これが実際のCVでなく定義や条件の違うCVを多く獲得している配信面だったとすると、もったいないですよね。 また、どの曜日、時間帯に広告を配信するか、なども効果によって判断します。 この場合も同様に、乖離が大きいと正確な運用が難しくなります。 最適化とは、どんな配信方法でCVが獲得できるのかを分析・調整してよりよい効果を発揮していくことですので、より実際のCV数に近い、乖離が少ない状態である方が効率が上がっていくというわけです。 コスト分配に影響する?! 次にコストの分配についてです。 広告配信サービス側では、上でも述べたように効果に合わせて日々運用しています。 広告主様から頂いたご予算を使って、どの配信面に多く広告を出すか、どの曜日、時間帯に広告を配信するか、などを効果によって割り振ります。 また、広告主様側で判断される、どの広告配信サービスにコストを多く投下するか、どの広告配信サービスでどんなバナーを配信するか、なども乖離が少ない方が判断しやすくなります。 乖離が大きいとこういったコスト分配面で、判断しにくくなってしまったり、間違った判断となってしまう場合もあります。 乖離を少なくするには? では、どうすれば乖離を少なくすることができるのでしょうか? ここでは、3つの方法をご紹介します。 CVの定義、条件を合わせる まずは、最も簡単な方法です。 広告配信サービスと計測ツールとで、CVの定義、条件を同じにしましょう。 例えば以下のようなものが挙げられます。 ・CVタグの設置箇所 ・CVタグの作動条件 ・CVタグの有効期間 ・複数応募のカウント  etc.. これだけでかなり改善できるケースも多いので、CVの定義が両者間で等しくなっているかどうか、改めてチェックしてみる事をオススメします。 CVタグの設定を変更する 次は、複数の広告配信サービスを利用している場合に有効な方法です。 複数の広告配信サービスを利用していて、サイトにそのサービスのタグを設定する際、それぞれのタグを全て同じように設定することが多いかと思いますが、それにより1-2で話した配信サービス間の重複が発生してしまうことがあります。 そこでここでは、CVタグが作動する条件を、各広告配信サービスで変える方法をご紹介します。 全てのCVに対して全てのタグを作動させるのではなく、条件に合ったものだけ作動させることで、計測ツールの計測値に近い数値を各広告配信サービスの管理画面でも確認することが可能となる場合があります。 これには、まず各広告配信サービスで異なるパラメータを付与します。 パラメータを付与することで、ユーザーが広告をクリックした際に、どの広告経由で訪問したのかが分かるようになります。 そして各広告配信サービスのCVタグを設定する際、それぞれのパラメータがある場合にのみ、作動するようにします。 そうすることで、1回のCVで全ての広告配信サービスで発生したCVとして計測されていた状態から、最後に接触した広告配信サービスにだけCVがカウントされるようになり、広告配信サービス間の重複を解消することができます。 広告効果計測についてのパラメータについてはこちらの記事も参照してみて下さい。 その他 その他、乖離を少なくする直接的な対策ではないのですが、計測ツールのレポートを日次で広告配信サービス側へ共有して、運用に活かす方法もあります。 計測ツールの数値を運用に活かすことができれば、乖離がある場合も運用の精度は格段に違ってきます。 ですので、上記の方法が難しい場合にも、これだけは実施することをオススメします! 毎日レポートを送付するのは面倒、という場合でも、計測ツールによってはメールアドレスを設定すれば自動送信してくれる機能もあるので、利用してみても良いかもしれません。 または、計測ツールの閲覧権限のみを共有できる場合もあるので、お使いの計測ツールの仕様を確認してみてください。 まとめ いかがでしたでしょうか。 広告配信サービスと効果計測ツールとの間に起きる『乖離』の要因と対策についてお分かり頂けましたでしょうか。 Webサイトの特性やKPIなどによっても大きく状況は異なるかもしれませんが、個人的には乖離が起きるからという理由で、広告配信サービスを使わなかったり活用しきれなかったりというのは非常にもったいないと思います。 今回お話した以外にも対策方法はあるかと思いますので、どのような場合にも乖離とうまく付き合うことで、効率よく広告配信サービスをご利用頂けたらと思います。 このような乖離が起きうるということをご存じだった方、そうでない方、何かひとつでもお役に立てたら嬉しいです。

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調べてみました!業種別にみる相性バツグンな配信先とは?!

こんにちは。nex8事業部の水井です。 今回は広告の配信先に焦点を当てて、どのような配信先の効果が良いのか、nex8(※)の実績から調査していきます! 今回の調査は、アパレルや総合通販を含むEC企業様、賃貸、戸建の不動産企業様、アルバイト、転職の人材企業様を対象に、調査期間は1か月間で実施しました。 業種や性別ごとに調査しているので、あなたのWebサイトに近いものを是非参考にしてみてください。 ※nex8ではスマートフォン向けにリターゲティング広告をご提供しているので、今回はスマホサイトでのリターゲティング広告配信実績を基に調査しています。 リターゲティングについての詳細は、リターゲティング広告の基礎知識をご参照ください。 ECと好相性な配信先ランキング まずは、ECジャンルについて見ていきましょう。 今回はわかりやすく、CV(コンバージョン)件数の多い配信先をランキング形式でご紹介します! 総合通販の場合 ECの中でも、性別問わず、幅広い年齢層をターゲットにした総合通販の企業様の結果がこちらです。 最も多くCVを獲得できているのは、芸能人や人気ブロガーによるブログサイトとなりました。 加えて、母親向け、女性向けの情報サイトや芸能ニュースサイトが目立つ結果となりました。 総合通販というジャンルは食品から日常消耗品まで幅広く取り扱うため、主婦層の利用も多く、上記のような配信先と相性が良いことがわかります。 さらに、ニュースサイトでも多くCVが獲得できていたことから、性別、年齢問わず日常的にチェックするというWebサイトの特性が総合通販のニーズにマッチしているのかもしれませんね。 上位の配信先はすべて情報収集に活用できるWebサイトであることから、ユーザーは情報に対して通常よりも、アンテナを張り巡らせているタイミングであることが予想されます。 そのようなタイミングで、以前検討していた商品のお得情報や類似商品の情報が広告として目に入れば、購入意欲が大きく動かされるのではないでしょうか。 女性向けアパレル通販の場合 次に、女性向けアパレル商品を扱う企業様の結果を見てみましょう。 小説やイラスト・画像を投稿、閲覧するようなSNS系の配信先が目立ちます。 女性に人気で、かつ頻繁にチェックするWebサイトだからこそ、CVも多く獲得できるようです。 また、総合通販と同様にブログサイトでも多く獲得できているようですね。 男性向けアパレル通販の場合 では、逆に男性向けのアパレル商品を取り扱う企業様の場合はどうでしょう。 情報系のWebサイトが多いことがわかりますね。 またアニメや動画といった娯楽系のWebサイトやアプリも目立ちます。 このようなサイトやアプリを閲覧しているのは、まとまった時間があるタイミングでもあることから、CVへ繋がる機会も多いのかもしれません。 不動産と好相性な配信先ランキング 次に、不動産ジャンルを見てみます。 今回は、賃貸物件と戸建物件の2種類の訴求で分けて調査してみました。 ECよりもCVのハードルが高いジャンルですが、相性の良い配信先にも違いがあるのでしょうか。 賃貸物件の場合 まずは、賃貸物件の企業様を見てみましょう。 まずは、賃貸物件の企業様を見てみましょう。 賃貸物件を探しているユーザーというだけあって、地元情報サイトで多くCVを獲得できているのが興味深いですね。 戸建に比べ、若いユーザーには経済的な制限のある方が多いためか、マンガや小説の娯楽系コンテンツの配信先と相性が良いと分かります。 その他では、掲示板まとめアプリでも多く獲得できています。 これはそもそもの利用ユーザーが多いアプリでもあるので、CV獲得のチャンスも多いと考えられます。 戸建物件の場合 次に、戸建物件を取り扱う企業様です。 この場合、少し年齢層が上がるため、賃貸物件の企業様と比較すると、アプリよりもWebサイトの割合が多く、またニュースなどの情報サイトが多いようです。 ここでも、掲示板系の配信先がランクインしていますね。 やはりユーザーが多いため、CV件数を増やすには効果的な配信先のようです。 人材と好相性な配信先ランキング 最後は人材ジャンルを見てみましょう。 ここでは、アルバイトと転職の2つの企業様をご紹介します。 アルバイトの場合 まずはアルバイトの企業様ですが、ユーザーの年齢層が若いため、賃貸物件の企業様と類似した結果となりました。 アプリの割合が多く、また自由な時間が多いためかアニメや漫画、動画など娯楽系の配信先が多くなっていますね。 また、毎日のスケジュール管理ができる手帳アプリでも獲得が多いようです。 スケジュールを調整している時に、アルバイト情報を広告で表示し、サイトへ誘導することで、アルバイトの面接スケジュールも一緒に立てられる、、なんてこともあるのかもしれませんね。 転職の場合 では、転職訴求の企業様ではどうでしょうか。 アルバイト同様、アニメや掲示板まとめサイトが上位にありますが、転職情報サイトやニュースサイトとの相性が良いようですね。 転職に必要な情報を収集しているときに、転職サイトの情報も同時に広告で表示されたら、よくぞ出してくれた!と感じますよね。 まとめ いかがでしたか。 調べてみると、ジャンルやターゲットとするユーザー層ごとに特徴が見える結果となりました。 ターゲットとするユーザーの生活に合わせて、相性の良い配信先に広告を表示できれば、ユーザーは便利に、気持ちよく広告を利用でき、また広告主の企業様もCVを多く獲得ができそうですよね。 では、○○向けだから○○と相性が良い配信先にのみ絞って配信するのがベストなのでしょうか? ここで、各ジャンルでのランキングをもう一度思い出してください。 ブログや情報系サイトなど、ランキングの中には多くの企業様で共通して、広告効果の良いものが多くありました。 これは、ジャンルやユーザー層に関わらずCV獲得が見込める配信先ですので、対象ユーザー層以外での新規CVも見込めます。 そのような配信先へもしっかり配信し、裾野を広げながら、相性の良い配信先を強化することで確実にCVを獲得していくことをオススメします。 今回ご紹介したのは、ほんの一例であり、また、広告効果は時期やトレンドによって大きく変わることも多いです。 まずはいろいろな配信面に配信をして徐々に傾向を掴みながら、あなたのWebサイトに相性の良い配信先を見つけてみてはいかがでしょうか。

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教えて!リターゲティングって本当に効果があるの?

こんにちは。nex8事業部の水井です。 今回は、このブログで何度も登場しているテーマ「リターゲティング」について改めてお話しようと思います。 リターゲティングについては仕組みやメリット、配信方法などたくさんご紹介してきたので、すでにご存じの方ばかりですよね。 もう一度しっかりおさらいしたい方はコチラ! 2000年代初頭に登場したリターゲティングは、今ではWebマーケティング施策としては当たり前となり、必ず導入すべき手法と言われるまでに存在を確立しています。 そんなリターゲティングが登場して約10年あまり、様々な新しい広告手法の誕生により、「リターゲティングって本当に意味あるんだっけ?」「リターゲティングのメリットってなんだっけ?」などといった声も聞かれるようになりました。 そこで、この記事ではそういったよく聞く疑問をもとに、リターゲティングの存在意義について、メリットと指標の点から改めて考えてみたいと思います。 再考①リターゲティングのメリット まずはリターゲティングの定義を確認しておきましょう。 リターゲティング広告とは、インターネット広告の配信方式の中でも「あなたの運営するWebサイトに訪れたユーザーだけにディスプレイ広告やテキスト広告を配信し、再訪問を促す事が出来る広告の配信手法」でしたね。 つまりは、購入する見込みのあるユーザーのみに広告配信をすることで、取りこぼしをなくし、その方々にしっかり購入してもらうための手法ということです。 では、そんなリターゲティング広告を配信することのメリットとは何なのか、よく聞く疑問の声をもとにご紹介していきます。 「リピーター(既存ユーザー)しか獲得できないでしょ」 リターゲティングは、先程定義づけしたようにサイトに訪れたことがあるユーザーに限定して広告を配信するものなので、「リピーター(既存ユーザー)しか獲得できないでしょ」なんてことをよく言われたりもします。 しかし実は、まだあなたのサイトで購入経験のない新規ユーザー(※)を獲得する施策としても、リターゲティングを効果的に活用することは可能なのです! (※)ここでの新規ユーザーはあなたのサイトでまだ購入履歴等のCV(コンバージョン)が無いユーザーを指します。 というのもリターゲティング広告は、ただサイトに訪れたことのあるユーザーに配信するだけではなく、様々なセグメントを柔軟に設定することができる手法です。 今回の新規ユーザー施策で言えば、サイトに訪れたことのあるユーザーの中で、購入経験のないユーザーだけを抽出して配信することが可能なのです。(コチラの記事でも詳細にご説明しています。) またそのユーザー群の中でも、より柔軟かつきめ細かいセグメント軸で、複数のユーザー群に分けて広告配信することもできます。 例えば、「トップページだけ見て離脱してしまったユーザー」「商品詳細まで見てくれたユーザー」「カートに商品を入れているけど買い忘れているユーザー」というようなサイト階層での軸や、「1回サイトに訪れたユーザー」「10回訪れたユーザー」といったサイト来訪数での軸などがあります。 つまり、新規ユーザーの獲得という点で見れば、たくさんの人への認知効果が期待できるブロード配信よりも、一度サイトに訪れているというアドバンテージがあり、また様々な切り口でユーザーをセグメントできるため、リターゲティングは新規ユーザーを獲得するには確度が高く、効率的な施策とも言えます。 「CV確度がすでに高いユーザーに広告配信しても意味あるの?」 次は、既存ユーザー施策としてのリターゲティングについてご紹介します。 これはリターゲティングが、サイトに訪れたことのあるユーザーだけに広告を配信し、再訪問を促す手法であることから、真骨頂とも言うべき役割とも言えます。 とはいえ、既存ユーザーであるということは、新規ユーザーよりも購入に対する敷居は低く、「そのようなCV確度がすでに高いユーザーに広告配信しなくてもCVしたんじゃないの?」という疑問を頂くこともあります。 確かに、広告配信をしなくてもCVしていたかもしれないユーザーが一部含まれる可能性は否定できません。 では広告配信をしてもしなくても結果(CV数)は変わらないのでしょうか。 検証した結果、そうではないデータが多く出ているので、その中からここで1つ事例をご紹介します。 nex8をご利用中のEC企業様で、nex8を停止してみた時と実施している時でCV数を比べてみるとCPAを大きく変えることなく、獲得件数を2倍以上に増やすことができました。 効率よくCV数を増やせるのなら、実施した価値はありますよね。 リターゲティング広告経由のCVすべてが「もともとCVする気のなかったユーザー」ではないとしても、少しでもCVする気があるかもしれないユーザーを確実に購入に繋げているという点で、しっかりとその役割を果たしていると言えます。 また、既存ユーザーへの配信については、購入したユーザーに関して「今買ったばかりのユーザーなのに、広告を出すのは迷惑なのでは?」なんていう声も聞くことがあります。 こちらは、CVしたユーザーを除外する、もしくはサイト訪問から30日経ったCVユーザーへのみ配信するなどといった設定をすれば、簡単に解消することができます。 再考②リターゲティングの評価指標 リターゲティングが、新規と既存、2つのターゲットユーザーに効果的に広告配信ができるとわかったところで、次はその評価指標にどんなものがあるのかを見ていきましょう。 どの指標を採用するかは、広告が本当に貢献できているのかを判断する大事なポイントとなります。 実際にnex8で広告配信をしている企業様が採用しているものをもとにご紹介しているので、是非参考にしてみてくださいね。 「本当に貢献できてるの?」~CV件数・CPA編~ リターゲティングとは、サイトに一度訪れたユーザーに対して様々な切り口から配信する手法であるため、貢献の仕方は複雑で、評価方法も多岐にわたります。 その中でもまずは、わかりやすい評価指標であるCV件数やCPAについて考えてみましょう。 CPAは、いくらの広告費でCVが獲得できたのかを直接示すため、こちらを広告指標においている企業様がとても多いです。 このCPAの算出方法は、広告費用をCV数で割るというものなので、CV件数が非常に重要になってきますよね。 リターゲティングを導入したことがない、または実施しているがあまり活用できていない企業様の場合、リターゲティング導入で大きく変わるのは、このCV数が増えるという点でもあります。 では、リターゲティングによってこれらのCV件数は、どのように増やすことができるのでしょうか。 リスティングのみを実施している企業様での事例をご紹介します。 まず、CVには捉え方が様々あるので、ここではCVを「ラストクリックCV」「セッション内CV」「アトリビューションCV」の3つに分けて考えます。 ・ラストクリックCV‥ユーザーが最後に接触(クリック)した広告のみをユーザーの決め手となったとして評価するCV。 ・セッション内CV‥広告を見てすぐに購入したCV。広告クリックからそのままの流れで(セッション内で)CVしているため、より直接的な貢献を評価するCV。 ・アトリビューションCV‥間接的な貢献。ユーザーが複数の広告に接触した場合、少なからずそれらによるアプローチも評価できる。 上記のように、リターゲティングの実施前と実施後では、240%までCV件数を増やすことができました。 グラフを見ると、全体CV数の増加はもちろん、アトリビューションCVも多く獲得できているのがわかりますね。 このことから、直接的ではないにしろ、CV数増加に貢献できているということがまず言えます。 これはつまり、ユーザーがCVにたどり着くまでの経路を増やしてあげているということです。 たとえば、リスティングしか実施していない企業様の場合、CVにたどり着くには以下の4通りの経路が考えられます。 【リスティングのみ実施の場合】 ① 自然流入→CV ② リスティング→CV ③ 自然流入→リスティング→CV ④ リスティング→自然流入→CV リターゲティングを実施すると、この経路を増やしてあげることができるので、CVまでたどり着くチャンスも増やすことができますよね。 (ここでは、自然流入→リスティング→リスティング→CVのように同じ広告手法が出てくる場合を除いています。) 【リスティング、リターゲティング実施の場合】 ① 自然流入→CV ② リスティング→CV ③ 自然流入→リスティング→CV ④

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調べてみました!バナー別効果レポート~効果が良いのはどのサイズ?商品表示は何個がベスト?~

こんにちは。nex8事業部の水井です。 毎日のように目にするWeb広告、デバイスやサイトによって様々なサイズの広告バナーを見かけますよね。 今回は、そんなバナーのサイズごとで広告効果に違いがあるのか調べてみました。 また、nex8はダイナミックリターゲティングをご提供しており、表示する商品個数ごとにも効果測定が可能なため、そちらもあわせて検証しています。 どんなサイズでいくつの商品を表示するバナーが最も効果的なのか、ぜひ参考にしてみてください。 バナーサイズについて Web上で配信されるバナーのサイズには、様々なものがあります。 Web広告における様々な規格の策定や、動向調査などを行うIAB(Interactive Advertising Bureau)によると、バナー広告として推奨されているサイズに以下のようなものがあります。 ■PCサイズ 88×31、120×60、160×600、180×150、300×250、300×600、300×1050、728×90、970×90、970×250 ■スマートフォンサイズ 320×50、300×250 推奨されているサイズ以外にもバナーとして使うことが出来ます。 nex8では現在スマートフォンに特化して広告配信をしていますが、主なサイズは以下3種類となります。 またダイナミックリターゲティングの場合、バナーによって表示できる商品の個数が異なります。 ・320×50の場合は、商品を1個または2個表示できます。 ・320×100の場合は、商品を1個か2個、もしくは3個表示できます。 ・300×250の場合は、さらに多く1~4個まで表示が可能です。 つまり、nex8では9パターンのバナーが使用可能ということになります。 今回は、9パターンあるサイズや商品の表示個数ごとで、広告効果にどのような違いが現れるのか、nex8の配信実績を基に調査していきます。 バナーサイズ別広告効果 今回の調査は、nex8での配信実績を基にしています。 アパレルや総合通販を含むEC企業を対象に、調査期間は1か月、セール時期などを含まない秋に実施しました。 サイズ別CTR まず、サイズ別の広告効果を見てみましょう。 広告効果と言っても様々ですが、今回はわかりやすくCTRとCVRの2つの指標で分析します。 3サイズのCTRを調査した結果が以下のグラフです。 比べてみると、CTRが最も高いのは320×50、次いで300×250、320×100という順になりました。 320×50のCTRは320×100のおよそ3倍という結果です。 320×50は配信先となるWebサイトやアプリにおいて、最初に目に入るヘッダーに表示されたり、スマホ画面の下部に常に表示されたりする場合が多いので、クリックされやすい傾向があります。 一方、300×250や320×100はWebサイトやアプリのフッターや、読み進めていった中ほどに表示されるケースが多いので、320×50に比べると目に留まる機会が少ないためにCTRが低いのだと想定されます。 ですので、クリックを増やし、サイト流入をより促すには320×50のバナーを配信することが効果的と言えそうです。 サイズ別CVR 今度はCVRで見てみましょう。 こちらは300×250が最も高く、次いで320×100、僅差で320×50が最も低いという結果でした。 先程CTRは低かった300×250ですが、CVRは非常に高いことがわかります。 これは、他の2サイズに比べてバナー面積が大きく、表示できる情報量が多いためユーザーの購買意欲をよりかきたてることが出来たのではないでしょうか。 例えば、320×50では「春色ワンピース/5000円/画像」のみしか表示できない場合でも、300×250であれば「春色ワンピース/コットン素材、春にぴったり♪今だけ値引き中!/6500円→5000円/画像」というように、すぐにクリックしたくなる盛りだくさんの情報をユーザーに伝えることができます。 バナー画像の効果検証や改善ポイントについてはこちらの記事も参考にしてください。 このバナーを押した後の情報が明確に分かっているため、クリック後のCVRが高い、とも考えられます。 逆に言うとCTRが低かったのは、情報が分かった上で、まだその先のページには行かなくてもよい、とユーザーが判断していたからかもしれませんね。 CPAはCTRも重要ですが、コンバージョンが発生していなければ高くなってしまいます。 ですので、CPAを重視して広告配信をしたい場合には、300×250を効率的に配信することをオススメします。 バナー表示商品個数別の広告効果 続いては、バナーに表示される商品の個数別で比較していきます。 先程書いたように、nex8では1個から最大4個までの商品をバナーに表示できるのですが、商品がいくつ表示されるかによって効果に違いは現れるのでしょうか。 個数別CTR まず、バナーに表示される商品の個数別のCTRを見てみましょう。 ユーザーにできるだけたくさんの商品を見てもらった方がクリックをしてもらえるのでしょうか。 それとも、ひとつのイチオシ商品だけの方がサイトに戻りたくなるのでしょうか。 今回の調査では、以下のような結果になりました。 CTRとCVRはバナーサイズによっても変わるので、表示個数での特徴を見るため、ここではサイズ×表示商品個数で見てみましょう。 320×50と320×100では、個数ごとにあまり差が見られません。 ここで300×250サイズに着目してみましょう。 1個表示、2個表示では同様にあまり差は見られないのですが、3個表示、4個表示ではだんだんとCTRが高くなっていることが分かりますね。 表示個数が1個と2個という違いでは、あまりユーザーのクリックに影響与えないのかもしれませんが、表示個数が多いほどユーザーの興味のある商品や、まだ知らないオススメ商品が多く表示されるため、よりユーザーの関心を引くことができ、たくさんのクリックに繋げることができるのです。 バナー面積が大きい300×250は、表示できる最大個数も多いために、他のサイズに比べてCTRに差が大きく出たのだと考えられます。 ですので、CTRを上げたい場合にはより多くの商品を表示することが1つのポイントになるかもしれません。 個数別CVR 最後に、バナーに表示する商品の個数別でのCVRをこちらもサイズ×表示個数ごとで見てみます。 こちらは全てのサイズで、個数が多いほどCVRが高くなっていることが分かりますね。 広告に表示される商品には、実際にユーザーが見た商品、オススメ商品、人気商品など様々な種類があり、広告配信サービスの仕組みによってどんな商品をいくつ出すかは異なります。 ですが多くの場合、表示個数が多いというのは、そのユーザーがたくさんの商品を閲覧しているケースが多いです。 つまりそのユーザーは購入意欲が高く、広告主様にとって絶対に購入してもらいたいユーザーとも言えます。 そのため、そのようなユーザーに絶妙なタイミングで広告を表示することで確実に購入まで誘導しているので、高いCVRに繋がっていると考えられます。 まとめ 今回は実際のnex8での配信データを基に、分析をしてきました。 結果をまとめると、CTRが高いのは320×50、CVRが高いのは300×250でしたね。 また表示商品の個数が多いほどCTRが高く(300×250の場合)、また購入確度の高いユーザーに効果的に配信ができそうでした。 ここではあまり触れませんでしたが、320×100も300×250と同様、商品情報を多く表示することができるため、CVRがやや高くなっていましたね。 また、いろいろなWebサイトやアプリの広告枠サイズに適応し、配信量を確保できるよう320×100を含めた複数のサイズで配信することをオススメします。 あなたのWebサイトでの広告配信において、CTRが低いのであれば、320×50の配信比率を強めてみたり、CVRを上げたい場合には300×250や320×100のサイズで商品を複数表示するバナーを配信してみたりと、課題にあわせて広告バナーを活用してみてください。 今回の結果は、一例であり、取扱い商品や配信デバイスなどによって向いているバナーサイズや商品の表示個数があるかと思います。 ですが、様々なパターンの広告バナーの効果分析のヒントや、あなたのサイトでの傾向を掴むきっかけになれば嬉しいです!

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