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ECサイトで使える!「セカンダリディメンション」と「加重並べ替え」で効率的に目標を達成する方法

こんにちは。nex8事業部の砂森です。 Googleアナリティクスについて、これまでの2回で用語と簡単な見方、目標設定の仕方をお伝えしました。 また前回の記事では、Googleアナリティクスで何を目標に設定したらよいかを、ECサイトを例にKGIとKPIの観点からお話させていただきました。 今回、Googleアナリティクスについての最後の記事になりますが、設定した目標やその改善点を効率的に見る方法についてご説明していきます。 ご一読いただければ、Googleアナリティクスを「見る」のではなく「使える」ようになりますよ! 「セカンダリディメンション」と「加重並べ替え」 Googleアナリティクスには数多くの機能や見方がありますよね。 基本的な見方についてはこちらの記事を参照して頂ければと思うのですが、今回は「目的」が達成されているかを効率的に見るため、ぜひ使いこなしてほしい「セカンダリディメンション」と「加重並び替え」という2つの機能をご紹介します。 セカンダリディメンションの使い方 まずは「セカンダリディメンション」です。 「ディメンション」とはレポートで見たいデータの区分のことを指します。 例えば「ランディングページごとのユーザー数を知りたい」のであれば、ディメンションは「ランディングページ」ということになります。 Googleアナリティクスでは基本的に選択したデータ区分(ディメンション)での数値をレポートとして見るのですが、セカンダリディメンションを使うと、区分をもう1つ追加した2つのかけ合わせとしてレポートを見ることが出来るようになります。では実際に設定をしてみましょう。 [ユーザー→行動→新規とリピーター]を開いてください。 これは「新規ユーザーとリピーター」で1つ目のディメンションを作っているので、全てのデータを「新規ユーザーとリピーター」に分けてデータ見ている、という状態です。 事前に設定していた「目標」について見てみると、件数は新規ユーザーが多いですが、リピーターの方が目標のコンバージョン率は高いことが分かります。 では、さらに詳細にデータを解析するためセカンダリディメンションで「性別」と入力し選択してください。 上図のように新規ユーザーとリピーターをさらに男女で分けた数値が表示されていますね。 細分化された目標の達成率を見ると、最も目標を達成しているのはリピートで訪れた女性ですが、最もセッション数が少ないのもリピートの女性であることが分かります。 また新規の男性ユーザーが最もセッション数は高いですが、達成率は一番低いですね。 新規ユーザーかリピーターか、というところまでしか分からなかったのが、セカンダリディメンションを利用することで、あなたのサイトに訪れたユーザーの性質について1つ深く知ることができ、さらに施策の打ち方も細かく考えることが出来るようになりました。 セカンダリディメンションに設定できる項目は多いので、色々と試してみると新たな発見がありますよ! 加重並べ替えの使い方 続いて「加重並べ替え」ですが、これはレポート数値を並べ替える方法の1つを指しています。 [行動→サイトコンテンツ→すべてのページ]で、ページごとの状況を見ながら説明しますね。 通常は「デフォルト」となっていて、数値の多い(または少ない)順に並んでいます。 ここで直帰率について考えてみましょう。 直帰率は高いほど、そのページを見てすぐ離脱しているユーザーが多いということになるので、ページとしての価値は低いということになります。 高い順で並べ替えてみると100%がいくつかあるのが分かりますね。 しかしよく見ると上位に並ぶのはページビュー数1のものが多いので、ここを改善したとしてもサイト全体にはほとんど影響がなく、あまり意味がないことが想像できます。 では、最も影響がある、すぐに改善すべきページはどうすれば分かるでしょうか。 こんな時に「加重並べ替え」が有用となるのです。 並べ替えの種類を「デフォルト」から「加重」にしてみると、画像ではページ名にモザイクがかかっているので分かりにくいですが、先ほどとは順番が変わっています。 「加重並べ替え」では直帰率の高い低いで判断するのではなく、ページビュー数やセッション数に重みをつけることで、改善した時に最も効果的となるページがどこかを示してくれるのです。 並べ替えることが出来る指標は以下の3つです。 ・直帰率 ・新規セッション率 ・コンバージョン率 「セカンダリディメンション」と「加重並べ替え」は本当に便利な機能です。 ぜひ使いこなせるようになってください! それではECサイトの場合を考えて、具体的に使い方を見ていきましょう。 ECサイトの場合の具体例 前回の記事で、Googleアナリティクスの「目標」には達成したいサイトの目的から考えた、KGIやKPI、またはKPIに関連のある数字や項目を設定しておくと良い、とお伝えしましたね。 ここからはECサイトの場合を例に、設定した「目標」が正しく達成されているか、その効率的な見方についてご説明していきます。 ECサイトなのでKGIは売上、KPIは流入数、コンバージョン率(購入率)、購入単価とします。 流入数 売上を構成するKPIの1つ目として、まずは流入数について考えていきましょう。 ここでのポイントは3つです。 ① 現在の流入数 ② 流入元ごとでのユーザー数 ③ 流入元ごとでのコンバージョン率 1つずつ見ていきましょう。 ① 現在の流入数 Googleアナリティクス上で、サイトの流入数を表しているのはセッション数やユーザー数、またはページビュー数で見ることもあります。 まず[ユーザー→概要]を開きましょう。 枠内が指定した期間内のサイトへの流入数を表します。 日ごとの増減も分かるので日々チェックすることをオススメします。 ② 流入元ごとでのユーザー数 どの程度のユーザーがあなたのサイトに来ているのか分かったら、次は検索からなのか、広告からなのかといった、どの流入元からどれだけの割合のユーザーが来ているのかを調べてみましょう。 これが分かると、あまり来ていない流入元をまず改善すべきだ、と考えることが出来たり、逆にたくさん来ているところはなぜ来ているのか、理由を明確にすることも出来るので、次の施策につなげやすくなります。 流入元なので、[集客→すべてのトラフィック→チャネル]を開いてください。 見てみると全セッションのうちでSocialから入ってくるユーザーが少ないので、ここは伸ばせそうですよね。 もう少し詳細に見てみたいので、Socialをクリックしましょう。 Socialと判別された流入元の中では1位以外はどれも少ないのが分かります。 流入数を増やそうと思ったら、例えば3位にいるTwitterに投稿をすることで流入を促す、という施策が手軽に出来て効果がありそうです。 ③ 流入元ごとでのコンバージョン率 ここまで流入の「量」についての見方でしたが、「質」も考えなければいけません。 流入数を伸ばせば確かにKGIの達成に繋がるかもしれませんが、むやみに伸ばすだけ、というのも意味がないのです。 考えるべきなのは、どこからの流入数が少ないのか、と同時にどこからの流入が最も購入に繋がっているか、という点です。 流入はあっても、それが購入に繋がらなければ、広告費や工数を割くに値しない可能性もありますよね。 それを判別するのに「加重並べ替え」が役立ちます。 もう一度[集客→すべてのトラフィック→チャネル]に戻り、コンバージョン率で「加重並べ替え」をしてみましょう。 コンバージョン率の低い流入元を改善したいので、まずコンバージョン率をクリックし昇順にします。 この時、並び順はデフォルトなので低い順になっていて、Socialが一番上に来ていますね。 並べ替えの種類を「加重」にすると、 Socialより上に別の流入元2つが来ています。 よりコンバージョン率に影響がある、この2つの流入元を改善した方が良いということですね。 これら2つの流入元をクリックし、さらに詳細を確認していくことで、具体的な施策を考えることが可能となります。 流入数は、もちろん「量」の少ないところを改善するのも大切ですが、いかにコンバージョンにつながっているかを考慮することも忘れてはならないポイントです。 コンバージョン率 続いてコンバージョン率についてです。 流入数をいくら稼いでも、そのユーザーが購入しなければ何の意味もありません。 コンバージョン率を改善するために見るべきオススメのポイントは下記の3つです。 ① ユーザーのデバイスで多いのは何か ② かご落ちはどこで起こっているか ③ ランディングページ それではこれについても1つずつご説明していきます。 ①

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【2017年最新版】このターゲティングがすごい!簡単に取り組める、Facebook広告の出稿方法

こんにちは。nex8事業部の砂森です。 今回は潜在層や顕在層にも効果があり、気軽に利用することの出来るネット広告の1つとしてFacebook広告について、設定の仕方やオススメの配信方法をご紹介します。 Facebook広告とは Facebook広告とはその名の通り、Facebookのニュースフィード内やInstagramなどの広告枠に広告配信をするサービスです。 特徴は大きく3つあります。 ■配信枠 どこに配信されるかですが、Facebook広告なので、当然Facebookのニュースフィード内やInstagramのフィード内、またオーディエンスネットワークという、Facebookの広告枠以外にFacebookが提携しているモバイルアプリやWebサイトにも配信がされます。 「広告」という文字が入っている投稿が、Facebook広告として配信されているものなので、見たことのある方も多いのではないでしょうか。 ■クリエイティブ 後ほど説明しますが、画像を複数枚選択できるカルーセル広告やスライドショー、動画、モバイルにフルスクリーンで訴求できるキャンバス広告など通常のディスプレイ広告とは異なった広告クリエイティブで配信することが出来ます。 ■ターゲティング さらに最も特徴的なこととして、国内ユーザー数2700万人という膨大な数の中から、細かく配信するユーザーを選べる、ということが挙げられます。例えば、 ・東京在住 ・22歳から30歳までの女性 ・理学部に通っていた ・イタリア料理に興味がある とか ・横浜在住 ・30歳から35歳の男性 ・システムエンジニア経験者 ・小学生低学年くらいの子供がいる なんてことまでターゲットとして設定することが出来ます。 これにより、自社サイトでアプローチしたいユーザー群に対して精度の高いターゲティング配信が可能となります。 Facebook広告は上記3つの特徴に加え、CPC(Cost Per Click)やCPM(Cost Per Mille)といった課金方法の選択、1日の予算、配信時間帯等をいつでも変更が可能であることなどから運用型広告に分類されています。 では具体的に配信するまでの設定方法を見ていきましょう。 Facebook広告の配信設定 Facebookピクセルの設置 配信の設定をする前にぜひやっておいてほしいことが、この「Facebookピクセル」の設置です。 簡単に言うと、Facebook版リターゲティングタグのようなもので、のちのち重要になってくるのであらかじめ設置しておきましょう。 Facebookページから、「広告を掲載」をクリックして下さい。 「広告マネージャ」を開けるので、ピクセルを選択してください。 「ピクセルを作成」をクリックします。 上図のようなウィンドウが出てくるのでピクセル名を決定してください。 1アカウントにつき割り当てられるピクセルは1つだけなので注意が必要です。 「次へ」をクリックすればピクセルが発行されるので、自社サイトに設置をしていきます。 設定はGoogleタグマネージャやECサイト構築プラットフォームなどを使用する方法と、ピクセルコードを直接自社サイトのHTMLソースに設置する方法の2パターンがありますが、ここでは直接設置する場合を簡単に紹介します。 「コードを貼り付け」をクリックすると、上図のような画面が出てきます。 ピクセルはベースコードとイベントコードの2種類あります。 ベースコードは確実にサイト全体のデータを収集できるよう全ページに設置してください。 </head>タグの直前が推奨されています。 続いてイベントコードですが、これは特定のイベントのみを計測するコンバージョンタグのようなものだと思ってください。 ですので、計測したいページのみの設置となります。 例えばあなたのサイトのコンバージョン地点が「購入」であればこのコードをコピーして、購入完了ページに設置します。 設置位置は、ページの読み込みが完了した段階で計測する場合、</head>タグのすぐ下に追加してください。 購入以外にも選ぶことの出来るウェブサイトのコンバージョンがあるので、詳細についてはこちらをご確認ください。 「広告の目的」を決める では、配信の設定をしていきましょう。 広告はキャンペーン単位で管理されていて、そこに「広告の目的」「広告セット」「広告」が入っています。 広告を作成していく際は「広告の目的」から順に作成していきます。 今回はnex8のFacebookページで見ていくことにします。 先ほどと同じように「広告を掲載」を選択し「広告マネージャ」を開いてください。 次に右上の「広告の作成」をクリックします。 最初に出てくるページでFacebook広告を配信する目的を決めます。 例えば「エンゲージメント」は、Facebookページや投稿した記事の「いいね」を促す広告を配信出来ます。 ファン獲得や重要な投稿を広めたい時に選ぶと効果的です。 「リーチ」では、とにかくサービスや自社Facebookページの認知度を上げるため、設定した予算内で出来るだけ多くの配信量を出すように配信が調整されます。 広告配信の目的を決定することで、課金形式や、自分で設定した範囲内においての最適な価格で配信されるターゲット層が決まります。 現在は10個の目的を設定することが出来ますが、Facebookのアップデートは頻繁に起こり、目的も変わる可能性があるので都度確認をしておくとよいかもしれません。 ここではnex8の資料請求完了をコンバージョン地点として、「コンバージョン」で説明をしていきますね。 「広告セット」を決める 目的を決めたら次は「広告セット」で配信ターゲットや予算などの設定をします。 上から順に見ていきましょう。 まずはコンバージョン地点を設定します。 次に配信したいターゲットとなるユーザー群(Facebook広告ではこれをオーディエンスというのでここからはそう記述します。)を決定していきましょう。 地域は市区町村単位、年齢は1歳ごとと細かく決めることが出来ます。 オーディエンスをさらに詳細に決めていきます。 ユーザーの趣味関心や行動状況であらゆるセグメントを作ることが出来るのですが、この記事にあるように非常に多くの項目があるので、初めはあまり多く区切る必要はないかもしれません。 また項目を選択するたび上図のように潜在リーチ数や、予算にもよりますが1日に配信できる推定リーチ数が計算されるので、ここを参考にしながらオーディエンスを決定してもよいでしょう。 後ほど説明しますが、自分でオーディエンスを決める「カスタムオーディエンス」や作成したオーディエンスに似たセグメントをFacebookが選定する「類似オーディエンス」というのもあります。 「つながり」はあなたのFacebookページに「いいね」した人を除外したり、アプリインストールをした人だけに配信したりなど、なんらかのアクションがあった人の操作が出来る項目です。 オーディエンスを決めた後は、広告をどのデバイスのどこに配信するかを決めていきます。 自動での設定もありますが、出したくない箇所や、除外したいカテゴリのサイト(ギャンブルや成人むけなど)がある場合には「配置を編集」から設定することが出来ます。 さらに予算と配信期間、入札金額を決めていきます。 予算は1日ごとの上限予算か通算で使い切る予算かの2通りから、配信期間は1分単位で設定が出来ます。 入札は自動または固定金額での設定で、「広告の目的」に合わせてCPCかCPMのどちらかを選びます。 また通算で予算を設定していれば、広告スケジュールから曜日時間帯の指定も可能となります。 広告配信最適化の下に追加されたボタンについて、これはコンバージョンを多く獲得するために、まずはサイト流入(リンクのクリック)最適化の設定でユーザーデータを蓄積するかどうかを選択するものです。 流入数が少ない場合には、こちらを設定しておくことで効果が改善することもあるようです。 またコンバージョンウィンドウは、配信の最適化をする際、クリックまたは広告閲覧から何日間のコンバージョン情報を使用するかを選ぶ項目で1日または7日があります。 例えば、「7日間のクリック」であれば、広告をクリックしてから7日以内に起きたコンバージョンを元に配信の最適化をかける、というものです。 コンバージョンまでの検討期間が長い、または1日であまり多くのコンバージョンが起こらない場合は7日間にしておくとよいでしょう。 と、ここまでかなり設定項目が多く大変な感じがしますが、配信位置や入札の設定で推奨されているのは自動設定(Facebook側に任せる設定)なので、それで進めてしまってもよいかもしれません。 「広告」を決める 最後に広告クリエイティブを設定していきましょう。 選べる広告の形式は現在、「カルーセル広告」「1件の画像」「1件の動画」「スライドショー」「コレクション」の5つです。 「カルーセル」はスクロールが可能な広告、スライドショーは自動で広告画面が切り替わるものを指します。 「コレクション」はモバイル機器のみ配信可能で、メインビジュアル(画像、動画両方利用可能)の下に画像が4枚並ぶ形式です。 元々データフィード(Facebook広告では製品カタログ)が必要な形式でしたが、現在は準備がなくても作成できます。 カルーセルやコレクションは画像と動画の両方を使って作成することができ、またモバイル機器であればどの広告形式でも、フルスクリーンで商品やサービスの訴求が可能なキャンバス広告を利用することも出来ます。 キャンバス広告についてはこちらで詳細に記載されているので参照してみて下さい。 ここでは最も簡単に取り組める「1件の画像」の場合について、もう少し掘り下げてお話します。 「1件の画像」の形式では、1つのキャンペーンで最大6枚まで広告画像を登録でき、自動でA/Bテストを行って、最も効果の良いものを選び配信がされます。 ですので、1キャンペーンに対してなるべく複数の広告画像を準備しておくとよいでしょう。 画像広告については、画像内のテキストが多くなればなるほど配信リーチ数が少なくなるというルールが設けられていて、テキスト量は下記の4段階で評価されます。 OK→通常通り掲載 低→リーチがやや少なくなる 中→リーチが大幅に減る 高→掲載NG 例えば上図のように、画像の上にテキストがびっしり書いてあると掲載NGとなってしまうので注意が必要です。 また作成した広告のテキスト量の評価は、テキストオーバーレイツールに画像をアップロードすることで確認することが出来ます。 https://www.facebook.com/ads/tools/text_overlay 広告の見出し文と説明文、リンク先を設定し、「注文を確定」すればFacebook広告の設定は完了です。 注文した広告がFacebook側で承認されれば、配信が開始されます。 またもし設定項目に抜けもれがあればエラーが出るので、そこを修正し、再度注文を確定してみてください。 長くなりましたが、1つ1つ確認しながらやれば理解もしやすく、スムーズに設定できるかと思います。 レポート画面の見方 Facebook広告は運用型の広告です。 なので、配信をしたらそのままにせず、しっかりと効果を見て次につなげる動きをとらなければいけないですよね。 そこでこの章ではFacebook広告の配信結果レポートの見方について簡単に説明します。 レポート画面は、Facebookページの「広告の管理」というところから見ることが出来ます。 デフォルトで設定されているレポート項目は「パフォーマンス」を見るもので、キャンペーンタブの場合、「結果」「リーチ」「結果の単価」「消化金額」が表示されます。 「結果」については、サイトの目的で設定したコンバージョン地点に連動しているので、目的を「エンゲージメント」としていたら、広告経由でFacebookページや投稿に「いいね」がされた数、今回のように「コンバージョン」を目的としていれば、サイトに遷移して資料請求完了を実行した回数が「結果」に表示されます。 1番右端に推奨列に関するボタンがありますが、こちらも目的によって見た方が良い項目を自動で表示してくれるので、オンにしておくと良いでしょう。 キャンペーンを選択し、右列の矢印ボタンを押すことでキャンペーンごとの詳細な結果も見ることが出来ます。 またこれだけでは正確に情報が読み取れない事が多いので、「列」タブから関連のある項目を選択します。 例えば「配信」を選択すると、「リーチ」「フリークエンシー」「リーチ1000人あたりのコスト」「インプレッション数」「インプレッション単価(CPM)」と配信自体に関係のあるレポートとなります。 「リーチ」は広告を見たユーザー数、「インプレッション」は広告が表示された回数、「フリークエンシー」は1ユーザーに対して何回インプレッションがされたかを表しています。 表示項目は「カスタマイズ」から自分の見たいものを選ぶことも出来ます。 カスタマイズで選べる項目の数はかなり多いのですが、今回の場合だと「リンクのクリック数」「CPC」「CTR」「登録の完了数」「結果レート」などを選択することで、広告経由からどれくらいウェブサイトに遷移し、その遷移にかかった金額(CPC)がいくらか、発生したインプレッションに対して最終的に登録完了した割合(結果レート)がどれくらいか、などが分かります。 目的に合わせ、まずは色々と触ってみると見たい項目が簡単に選べるようになると思います。 オススメの配信設定 Facebook広告の特徴として、オーディエンスを趣味嗜好や行動などから多様に設定出来ることは前述した通りですが、自社のデータを用いることでオーディエンスを作ることもできます。 ここでは2種類のオーディエンスの作り方についてご説明します。 カスタムオーディエンス 「カスタムオーディエンス」は自社で保有している顧客データや1章で設置を推奨したFacebookピクセルの情報を使ってオーディエンスを作る機能です。 広告マネージャの「オーディエンス」を開いてください。 「オーディエンスを作成」→「カスタムオーディエンス」という項目から設定できます。 今回はピクセルから作る方法を説明しますので、ウェブサイトトラフィックを選択して下さい。 このように、特定のページに来たユーザーを含める、除外する、またはそれらを複数組み合わせてオーディエンスを作ります。 ただしFacebookピクセルをサイト内に設置していないと設定することができず、また設置ページであってもオーディエンス全体の数が20人を超えていないと作れないので注意が必要です。 サイトに来たユーザーに対して広告を配信するので、Facebookの配信枠とクリエイティブを用いたリターゲティングを実施している、ということに等しいですね。 このオーディエンスで配信したい時は、広告セットを設定する画面で、カスタムオーディエンスを選択し、作成したものを追加してください。 複数のカスタムオーディエンスの追加や除外設定、さらに年齢性別、趣味関心などで絞り込むことで狙ったセグメントに対して配信をすることが出来ます。 類似オーディエンス 2つ目は「類似オーディエンス」です。 これは元になるオーディエンスと似ているユーザーでオーディエンスを作成する機能です。 ECサイトの場合、どういったオーディエンスが作れるか考えてみましょう。 まずはカスタムオーディエンスであなたのサイトで購入に至ったユーザー群A(元になるオーディエンス)を作ります。 類似オーディエンスのユーザー群Bは、ユーザー群Aの中での共通点(人口統計データや趣味・関心など)を多く持つユーザーとして抽出されます。 なので、ECサイトの購入ユーザーが「都内に住む、20代女性で理学部を卒業していてイタリア料理に興味がある」のであれば、それに近いユーザーを選びだし配信対象として設定することが出来るのです。 ユーザー群Bにユーザー群Aは含まれないので、購入ユーザーと似た特徴を持つ、あなたのサイトで購入履歴のない新規ユーザーに対してアプローチ出来るということです。 では類似オーディエンスの作成方法をご説明します。 広告マネージャの「オーディエンス」から、「オーディエンスを作成」→「類似オーディエンス」を選択してください。 設定する項目はソース、国、オーディエンスサイズの3つです。 ソースでは類似オーディエンスの元になるオーディエンスを選びます。 先ほどのように、カスタムオーディエンスを選んでもよいし、あなたのサイトのFacebookページに「いいね」したユーザーを元にすることも出来ます。 ただし元になるオーディエンスは100人以上いないと作成することが出来ないので注意して下さい。 国では、類似オーディエンスに含まれるユーザーの居住国を選択できます。 自国内で作成するのが一般的ですが、日本人を元のオーディエンスにして、アメリカ人とフランス人で類似オーディエンスを作るといった事も出来ます。 最後にオーディエンスサイズですが、これは1%~10%まで1%単位で選択でき、1%が最も共通点の多い類似オーディエンス、ということになります。 類似オーディエンスのユーザー群がどれくらいになるかは、どの国を選んだかに依存するので、人数の指定は出来ません。 ちなみに現在日本を選ぶと1%で27万7千人、2%で55万3千人、10%だと277万人となっています。 なので、日本で1%を選んだ場合、元のオーディエンスに似たユーザーを日本に住んでいる人の中から、似ている度合いが強い順に27万7千人抽出して、オーディエンスを作成する、ということになるわけですね。 作成した類似オーディエンスに対して広告を配信する際は、カスタムオーディエンスの時と同じ要領で実施出来ます。 最後にこれらのオーディエンスを使った運用例を、順を追ってお伝えします。 ① 自社のターゲットとする年齢や性別、趣味関心層のユーザーに絞り込んで広告配信をする。 ② 流入数が増えたらサイト流入ユーザーの「カスタムオーディエンス」を作成して配信したり、通常のリターゲティング広告等も実施することで購入数の増加を狙う。 ③ 購入ユーザー数が増えたら、その「類似オーディエンス」を作成し配信、精度高く新規のユーザーを流入させる。 ④ 流入数の増加に伴い、リターゲティング広告の配信増加、類似オーディエンスのサイズ拡張をしていく。 新規ユーザーを増やして確実に購入につなげていく、単純ですがこのサイクルを作ることが出来れば売り上げの拡大を図っていくことが出来るはずです まとめ いかがだったでしょうか。 Facebook広告はターゲットユーザーをいかに作るかが非常に重要ですが、それをクリアしてしまえば有用な広告媒体だと考えられます。 今回ご紹介したリターゲティング広告を始めとした様々なネット広告とも相性が良いので、並行して実施してみる価値は十分にあるのではないでしょうか。 var _trackingid

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やらない理由が分からない!?すぐに導入するべきリターゲティング5つのメリット

こんにちは。nex8事業部の砂森です。 今回はECサイトでリターゲティング広告を実施することによって得られる5つのメリットについてご紹介します。 リターゲティング広告のメリットは見込み顧客へのアプローチだけじゃないか、と考えている方もいらっしゃると思います。 確かにそこが最大の強みですがそれだけではありません。 使い方や考え方を知っているだけで、リターゲティングからもっと色々な恩恵を受けることが出来るのです。 導入に踏み切れなかったり、上長の説得材料に欠けていたりと悩んでいるEC担当者の方にとって、リターゲティング広告のメリットをしっかり認識し、自信を持って始められる手助けとなれば幸いです。 リターゲティングの概要についてはこちらの記事を参照してください。 新規ユーザー(未購入ユーザー)を効率的に獲得できる リターゲティング広告は、検索などで1度はあなたのサイトに訪れたことがあり、商品やサービスに興味のある見込み顧客だけに広告を配信します。 そのため1度も商品を見たことのないユーザーに比べ、リターゲティング広告から再訪問したユーザーの方が圧倒的に購入率が高くなります。 広告費用も少なく獲得できるのでCPAを非常に低く抑えることが出来るのです。 CPA(Cost Per Action):ユーザーに1回の成約(購入など)をしてもらうためにかかった広告費用のことで、ネット広告の中では特に重要視される指標の1つ。 下記ではECサイトでよくある未購入ユーザーの行動を想定した、リターゲティング広告の配信アプローチ例を2つご紹介します。 またここで「新規ユーザー」は、あなたのサイトで購入履歴のないユーザーとしてしています。 商品比較したユーザー ユーザーは色々なECサイトで商品を比較してより良いものを購入しようとします。 1店舗だけ見てすぐ購入するということは考えにくいですね。 ではTシャツの商品詳細ページを見て未購入、比較検討段階にいるユーザーを想定してみましょう。 色や形や価格がほとんど同じで、どこで買うか迷っているのであればリターゲティング広告で、検討中の商品を再度見せたり、値引き中であればそれを広告内で訴求することで迷っているユーザーの背中を押してあげましょう。 比較に挙がった中であなたの商品が一歩リードし、購入へと促す事が出来ます。 うっかり購入を忘れているユーザー 人は得てして物事を忘れます。 思い出せるきっかけがなければずっとです。 スマートフォンによって知りたい瞬間に調べものができ、買いたい瞬間に購入出来るようになったこの時代。 欲しい商品をカートに入れて、もう購入直前、そんな時にでも調べものをしがちです。 それなら調べものをしている時に、買おうと思っていた商品をリターゲティング広告で思い出させ、ちゃんと購入してもらいましょう。 上述した2つのパターン以外にも色々と考えることが出来ますが、獲得や購入に対する費用対効果の良さはリターゲティング広告最大のメリットといっても過言ではないでしょう。 新規の獲得についてこちらの記事でも具体的な運用手法を紹介しています。 継続的なサービスの認知活動が出来る 一般に企業が新サービス、新システムを導入する際は、情報収集に始まり比較検討や商談を繰り返し、最終的にコンペを行って決定する、といったように非常に長いプロセスを辿ります。 ですので、その間toB向けのサービス提供企業は継続的に良いサービスだと思ってもらわなければなりませんね。 そこでリターゲティング広告の出番です。 Webサイト上で情報収集したあとのユーザーに向け、リターゲティング広告を通じて適切なコミュニケーションを行うのです。 例えばサイトを離脱してからの1か月間で、広告を30回だけ目に留まるように配信を行う、といったように設定してみましょう。 心理学では単純接触効果と言いますが、人は一定回数見た物事に対して好感を持つようになるので、それだけ認知度や好感度の上昇が見込めます。 継続的なサービスの認知活動を行うことで、情報収集者や比較検討者の選択肢の中にあなたのサイトの商品やサービスが入りやすくなります。 つまりリターゲティング広告を使って自社のブランディングが出来ているということですね。 これはもちろんtoC向け商材やECサイトでも言えることです。 広告運用から新たなマーケティング知見を得ることが出来る リターゲティング広告は一般的に「運用型広告」と呼ばれています。 ここでいう運用とは、 ● 細やかなターゲティング選定ができる ● 多様なバナークリエイティブがある ● リアルタイムで効果計測ができる ● 運用予算を柔軟に変更できる これら4つが出来ることを指します。 “効果計測をしながら、最適な広告を最適なユーザーに見てもらうための様々な操作”と言い換えることも出来ますね。 運用型広告について詳細はこちらの記事でも説明しています。 広告配信サービス会社によって運用軸は様々あるため、細かく運用しようとすると正直大変です。 しかしここをしっかり実行することで、多くの発見を得ることが出来るのです。 下記で私自身が運用していた時の事例を2つご紹介します。   ■アパレルEC 一般にリターゲティング広告はユーザーがサイトを離脱してからの日数(リーセンシー)が短い方が費用対効果は良くなる傾向にあります。 あるアパレルECサイトでも、それにならって、ユーザーが商品を見た直後の入札単価を高くしてリターゲティング広告を配信していました。 しかし想定よりもCPAが高くなってしまったのです。 元々競合は多かったのですが、調べてみるとやはり競合のECサイトで比較検討していたことが分かりました。 このことから、ユーザーの比較検討期間が分かったので、来訪直後のリターゲティング広告配信をやめ、その分の予算を別の広告施策に回すことが出来ました。 ■不動産サービス 元々20代後半女性をターゲティングの対象として考えていたサービスのサイトでしたが、実際配信してみると広告経由での問い合わせ(コンバージョン)は30代前半男性が一番多いという結果でした。 そこで配信される広告枠を30代男性向けサイトに絞ることでリターゲティング広告の効率化を図り、さらに広告主様側で新サービスを考える際のターゲティングの仕方についての知見を得ることも出来ました。 1つ目の例では自社で購入するユーザーの検討パターンが、2つ目ではサービスのターゲティング層が実は違うところにあると気付けています。 どちらも、もちろんリターゲティング広告配信を効率化するための知見ではあるのですが、同時に商品やサービス自体のマーケティングの見直しにも貢献することが出来ていますね。 リターゲティング広告における最大のメリットは「CPAを低く抑えられること」である、とメリットの1つ目で述べましたが、この「広告運用から新たなマーケティング知見が得られる」ことも個人的にはかなり推せるポイントだと思っています。 低予算から始めることが出来る 料金の部分はやはり気になるところですが、これもメリットの1つと捉えることが出来るのではないでしょうか。 多くのリターゲティング広告配信サービス会社は課金形式としてCPCやCPMを採用しています。 CPC(Cost Per Click)はユーザーが広告をクリックした時に、CPM(Cost Per

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【2017年版】EC担当者がGoogleアナリティクスでサイト改善するための基本用語と使い方

こんにちは!nex8事業部の砂森です。 前回まではリターゲティング広告の特徴やメリット、課題点に関することを書いてきましたが、今回は少し別のお話をしたいと思います。 ECサイトでは先述したリターゲティングのような広告配信も大事ですが、そのサイトが魅力的でなければ、ユーザーは離脱してしまったりリピートにもつながりにくかったり、その効果は半減してしまいます。 サイトを立ち上げたら終わりではなく、ユーザーがより使いやすいものにするため、常に改善していかなければなりません。 ではまずやることはなんでしょうか。 何を改善したらよいかを見つけることですね。 そのためには、サイト内の解析をする必要があります。 解析をするためのツールとして今や、必ずと言っていいほど導入されているのが「Googleアナリティクス」です。 インターネットで調べてみると、とりあえずこれだけは入れましょう、と色々なサイトに書いてありますよね。 しかしとりあえず有名だからという理由で導入してみると、表示される用語がよく分からなかったり、レポートでの抽出項目が多かったり、と見方や使い方が分からずお手上げ状態、という方もかなりいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回からは良いサイトを構築していくために役立つ「Googleアナリティクスの見方とサイト解析の基本」について、3回に分けてお伝えしたいと思います。 まずはGoogleアナリティクスを使い倒してあなたのサイトを自分で解析が出来るようになるための第一歩、「基本的な見方・使い方」をご説明いたします。 Googleアナリティクスとは あなたのサイトにどのくらいの数のユーザーが訪れたか、どうやってサイトに来たのか、訪れたユーザーはどのようにページを動き成果地点へ達したか(または離脱したか)などの情報はサイト内の解析(アクセス解析)によって見ることが出来ます。 Googleアナリティクスとは、Webサイトのアクセス解析を行い、複数の項目でレポートを表示することの出来る無料のアクセス解析ツールです。 名前の通りGoogleから提供されており、Googleアカウントを作成し、Googleアナリティクスにログイン、タグを取得してサイトに設置することで誰でも使うことが出来ます。 2015年12月の調査(出典元:Nexal.Inc)では上場企業の78%が自社WebサイトにGoogleアナリティクスを導入しているという結果も出ていることから、Webサイトを作ったら、入れるのはもはや常識というレベルにまであると言えるでしょう。 非常に高機能なツールではありますが、Googleはこれを無料で提供しています。 その理由として、アクセス解析を無料にすることで多くのWeb担当者がサイト改善をしやすくし、それにより良いサイトを増やしていきたいというGoogleの思いがあると言われているそうです。(実際のところはどうか分かりませんけどね!) 有料版も一応出てはいますが、月間で1000万PV(PVについては後ほど説明しています)以上になる非常に規模の大きなサイト向けです。 無料版でも十分すぎるほどに情報を得ることが出来るので、よっぽどでない限りは無料版で問題ないでしょう。 そんなアクセス解析に必須のGoogleアナリティクスですが、高機能すぎるための弊害というか、使うのに少しコツが必要という面もあります。 ですので、次の章ではGoogleアナリティクスに慣れて頂くという意味でも、管理画面を開くと出てくる独特な言葉についてご説明をしていきます。 基本的な用語 Googleアナリティクスでは、普段ECサイトを運営している時には聞きなれない言葉が多くあります。 その中でも、特に知っておくとGoogleアナリティクス全体が見やすくなる用語を紹介したいと思います。 サマリー その名の通り、各項目を簡単にまとめたものを見ることが出来ます。 時間がない時でもサマリーだけは確認し毎日の数字を追っていくことをオススメします。 ユーザー数、セッション数、PV(ページビュー)数 ■ユーザー数 指定した期間内にあなたのサイトに訪れた固有のユーザーの数を表しています。 一般的なユニークユーザー数と同じで、指定した期間中は何度サイトに訪れてもユーザー数は1のままです。 ただし、ブラウザごとにCookieで判別してカウントしているので、同じユーザーであってもPCからとスマートフォンからアクセスしている場合には2ユーザーとしてカウントされます。 ■セッション数 この3つの中では一番ややこしいかもしれません。 セッションはあなたのサイトにユーザーが訪問してから離脱するまでの一連の行動を指します。 セッション数1とは、指定した期間内に1ユーザーがサイトに訪問してから離脱した回数が1回ということです。 では何をもって離脱(セッションが切れる)となるのでしょうか。 実はGoogleアナリティクスではサイトから出ていくことを離脱とはしていません。 大きく3つ定義しています。 ① 30分以上操作(ページの遷移や購入完了など)を行わないこと。 デフォルトの設定では持続時間が30分ですが、1分~4時間まで変更可能です。 ② 日付が変わること。 例えば7月25日の23時50分にサイトに訪問し、7月26日の0時1分になっていた場合、7月25日の23時59分59秒の段階で一度離脱した、とみなされるのでセッション数は2となります。 ③ サイトへの参照元が変わること。 検索でサイトに訪問したユーザーが、「戻る」ボタンでページを離れ、その後アフィリエイトサイト等の広告をクリックして再度同じサイトに訪問した場合、30分以内であってもこれはセッション数が2ということになります。 ①~③のいずれかが行われた時にセッションが切れて、ユーザーは離脱した、とGoogleアナリティクス上では認識しています。   ■PV(ページビュー)数 指定した期間内に見られたページの総数を指します。 ECサイトを例に取ると、Topページから流入してきて、気に入った商品の詳細ページを見て、カートページに訪れて離脱、であればPV数=3となります。 基本的にはユーザー数<セッション数<PV数という関係になります。 この3つはどれも重要な指標となりますので、下記Aさんの1日を追いながらユーザー数、セッション数、PV数をおさらいしていきましょう。   通勤電車の中、Aさんは何か買いたい商品があったのでしょう。スマートフォンでとあるECサイトのTopページと商品詳細ページを見ています。この時 ユーザー数:1 セッション数:1 PV数:2 昼休み、再度商品詳細ページを会社のPCから見ています。昼休み中なので決してサボっているわけではありません。 この時ブラウザが変わり、セッションも切れているので ユーザー数:2 セッション数:2 PV数:3 夜、寝室にて、ついにAさん決心をしました。朝見ていたスマートフォンから購入しました。 ユーザー数:2 セッション数:3 PV数:5 いかがでしょうか。 数え方、もう完璧ですね。 ランディングページ ランディングページ、またはLPと聞くと、リスティング広告等から流入した時の1枚構成の長いWebページを想像しますが、Googleアナリティクス上での定義は、“Landing”を直訳した“着地点”という意味のとおりで、最初にユーザーが訪れたページを指します。 ユーザーがあなたのサイトに流入してくる時、SNSでシェアされたページや検索で引っかかったページなど、Topページ以外となることも多いです。 よって必ずしもTopページ=ランディングページとはならないのでご注意ください。 チャネル ユーザーがどういった経路であなたのサイトに訪れたかを指しています。 Googleアナリティクス上では、 Direct、Organic Search、Social、Email、Affiliates、Referral、Paid Search、Other Advertising、Displayが最初に設定されています(=デフォルトチャネルグループ)が、この中で特によく使うDirect、Organic Search、Social、Referralについてそれぞれを簡単に説明していきますね。 ■Direct(ダイレクト) 直接URLを入力した時、お気に入りやブックマークからサイトに訪問する時はここに分類されます。 アプリからWebサイトへの移動、SSL化されたサイト(URLがhttpsで始まるもの)から非SSLサイト(URLがhttpで始まるもの)への移動の時には、参照元が分からなくなるので、その場合もここに分類されます。 参照元が分かる場合はReferralとなります。 ■Organic Search(オーガニックサーチ) 検索エンジンを使ってキーワードを検索し、サイトに訪問した時はここに分類されます。 ただし、検索した時に表示されるリスティング広告から流入した場合は除きます。 ■Social(ソーシャル) FacebookやTwitter、Google+など、このサービスはSNSであるとGoogleアナリティクスが判断しているサービス上にリンクがあり、そこから訪問した時はここに分類されます。 ■Referral(リファラル) あなたのサイトへのリンクが張ってあるWebサイトから流入した時はここに分類されます。 ただし、ソーシャルからの流入は除きます。 サイトへの流入はどこからが多いかを知るのは、色々なWebマーケティング施策を行う上で有力な情報になります。 流入経路がどのように分類されるかは絶対におさえましょう。 直帰率 直帰とは、訪問した最初のページ(=ランディングページ)で離脱してしまったセッションのことを言います。 直帰率は全セッションのうち直帰してしまったセッションの割合なので、この数字が低いほど、訪れたユーザーがサイト内を回遊してくれている、たくさんのページを見てくれているということになりますね。 新規セッション率 全セッションの内、初めてあなたのサイトを訪問したユーザー(新規ユーザー)のセッションの割合を指します。 ここでユーザーとは、ブラウザのCookie情報で判断するので、例えばcookieの有効期限が切れている(Googleアナリティクスでは前回訪問してから2年間あなたのサイトに訪れていない場合)、またPCでは訪問したことがあったがスマートフォンでは初めて、といったユーザーも、実際には同一ユーザーではありますが、Googleアナリティクス上では新規扱いとなります。 新規セッション率は高ければ新規ユーザーが多く、低ければリピーターが多いと判断出来ますが、高いか低いかどちらが良いというものはありません。 例えばリスティング広告やSEOに力を入れていれば、当然新規セッション率は高くなるし、購入者へのリターゲティング広告配信を強くすれば新規セッション率は低くなる傾向にありますよね。 広告出稿を行うなど、サイト運営をする中でのプロモーション状況に応じ、適切な数値で推移しているかを判断したり、「コンバージョン」の設定をすれば新規ユーザーとリピーターでどちらがより売上に貢献しているかが分かるので、売上向上にも役立てることが出来ます。 コンバージョン Googleアナリティクスでは、任意の成果地点を設定できる「目標」と、ECサイト用に売上や注文数などを成果として測定できる「eコマーストラッキング」の2種類をコンバージョンとして見ることが出来ます。 ■目標 サイドバーの[管理]→右側ビュー欄[目標]→[+新しい目標] より設定することが出来ます。 成果地点は、指定ページへの到達、指定ページに○分以上の滞在、1セッションあたり○PV以上など様々です。 ■eコマーストラッキング [管理]→「ビュー」の下の[eコマースの設定]からeコマースを有効にし、また専用のタグを設置することで見ることが出来るようになります。 売上などの重要指標をGoogleアナリティクスで取れるデータと紐づけてレポートを見ることが出来るので、ECサイトを運営しているのであれば設定を強くオススメします。 「目標」、「eコマーストラッキング」を設定することの重要性やそのやり方については、次回の記事で詳細に書きますので、参考にしてみてください。 以上がGoogleアナリティクスを見るのに役立つ用語です。 まだまだ多くの用語がありますが、まずはこれだけ押さえておけばすごく見やすくなると思います。 では続いてどういったレポートが見れるのか実際の画面を使って見ていきましょう。 見ることの出来るデータ 以下はレポートを開いた時、始めに出てくる画面です。 左カラムのメニューで見たい項目を絞り込むと右側にはその結果のレポートが数値とグラフで表示されるようになっています。 ここでEC担当者の方からよく聞くのは、Googleアナリティクスは指標として選べる項目が非常に多いため、「どの項目を選ぶと何が分かるのか」が分からない、ということです。 知りたい情報を得るために何を見れが分かればよいか、メニューの大項目「リアルタイム」「ユーザー」「集客」「行動」「コンバージョン」の順に沿って、見方をお伝えしていきます。 今のサイトの状況はどうか=「リアルタイム」 まずは[リアルタイム]です。 これはその名の通りで、現在のあなたのサイト状況を知ることが出来ます。 どこから何人くらい訪れているのか、今一番読まれているページはどこか、どういったキーワードで流入があったかなどが分かります。 ユーザーの瞬間的な反応を知ることが出来るので、例えばメルマガやSNSでの投稿をした直後の状況を知りたいときに利用できる項目です。 またリアルタイムは[概要]の項目がとてもよくまとまっているので、ここを見れば十分でしょう。 どんなユーザーが来ているか=「ユーザー」 続いてリアルタイムの下の項目、[ユーザー]です。 ここでは、どういったユーザーがあなたのサイトに訪れているかが詳しく分かりますが、 オススメなのは[概要]、[ユーザー属性→概要]、[モバイル→概要]の3項目です。 まずは[概要]を見てみましょう。 先ほど用語のところで出てきたものが多くありますね。 「ページ/セッション」は1セッションあたりで見られたページ数の平均、「平均セッション時間」は1セッションあたりでの平均滞在時間を表しています。 日々の変化を追うのに役立つのでこの項目はぜひ毎日見て頂きたいです。 次は[ユーザー属性→概要]です。 ここでは、あなたのサイトに訪れたユーザーの年齢と性別が分かります。 細かな数字は[ユーザー属性→年齢、性別]で見ることが出来ますが、おおよそあなたのサイトでターゲティングしている層がしっかり狙えているか、実はこんな層のユーザーが多い、といったようなことが分かります。 最後に[モバイル→概要]です。 ここでは訪れたユーザーがPC、モバイル、タブレットのうち、どの端末から流入してきたかが分かります。 例えばサイトにスマートフォンで訪れている人が多いと分かれば、よりユーザーに使いやすいようにスマホ最適化を行うなど施策が打ちやすくなります。 もっと多くの項目がありますが、まずは今挙げた3項目を見て、あなたのサイトに訪れているユーザーの特徴を確認してみましょう。 どうやってユーザーが来ているか=「集客」 [集客]では、ユーザーがあなたのサイトにどこから来ているかが分かります。 ここで見るべき項目は[すべてのトラフィック→チャネル]です。 用語の「チャネル」で出てきた流入経路ごとに、ユーザーの動向が数値化されています。 「Default Channel

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見ればすぐ実施できる!これがセルフサービス式Twitter広告のすべて

こんにちは。nex8事業部の砂森です。 前回の記事では、Facebook広告の出稿方法やオススメのターゲティング設定についてご紹介いたしました。 このターゲティングがすごい!簡単に取り組める、Facebook広告の出稿方法 今回は、こちらもSNS広告の代表格であるTwitter広告のご紹介です。 日本では実はFacebookよりもユーザー数を多く持つTwitter。 そのTwitterに出稿できるTwitter広告には、代理店などに運用してもらうパターンと自分で運用するセルフサービス式の2パターンがあります。 この記事では中小企業の方にオススメの、少額から気軽に始められるセルフサービス式のTwitter広告について特徴や出稿方法をご説明します。 Twitter広告とは Twitter広告は、Twitterのタイムライン上や、Twitterと提携しているアプリやウェブサイト(=オーディエンスプラットフォーム)上に広告を配信するサービスです。 Twitterの日本でのユーザー数は3600万人にもおよび、国内だけで見るとFacebookより多くのユーザー数を抱えたSNS上の広告配信プラットフォームとなっています。 以前は代理店経由かYahoo!プロモーション広告からでしか配信出来ませんでしたが、2015年10月以降、Twitterアカウントを持っていれば誰でも広告配信を実施することが出来るようになりました。 この「セルフサービス式Twitter広告」は、少額から気軽かつ簡単に始めることが出来るので、中小企業のEC担当者の方にはとてもオススメな広告配信サービスです。 ではどのように広告が配信されるのか見てみましょう。 ■PC   ■スマートフォン   枠で囲ったものが広告として配信されているものです。 ツイートの下側に「プロモーション」と書いてあるツイートがTwitter広告なので見たことがある人も多いのではないでしょうか。 配信出来る広告のタイプは大きく3種類あるので、こちらを1つずつ紹介します。 ■プロモアカウント(PC・スマートフォン共に画像右) 企業情報やツイートを拡散させるために、まずは自分達がTwitterアカウントを持っていることを知ってもらう必要がありますよね。 プロモアカウントは自分のアカウントのフォロワーを増やすための施策です。 スマートフォンではタイムライン上に、PCではタイムライン上と右上の枠に「おすすめユーザー」として広告が配信されます。 ■プロモツイート(PC・スマートフォン共に画像真ん中) 自社アカウントのフォロワーを含む、指定したユーザーのタイムライン上にツイートを表示させる広告です。 ツイートの拡散や、ウェブサイトへの訪問促進などを目的とした時に有用です。 ■プロモトレンド(PC・スマートフォン共に画像左) トレンドの最上部に表示される広告です。 1日1社限定で、0時~24時までの24時間、常に表示され続けます。 ブランドの認知向上や大規模なプロモーションを実施する時に効果があります。 しかし1日1社限定なので、事前に予約がされていると狙った日に配信することが出来ません。 またこのプロモトレンド広告ですが、現在はTwitter広告出稿代理店に依頼をしないと出せない商品となっていて、価格も数百万円とかなり高額です。   セルフサービス式のTwitter広告では、「プロモアカウント」と「プロモツイート」を実施することが出来ます。 次章で具体的な出稿方法をご説明していきますね。 Twitter広告の出稿方法 事前準備 Twitter広告出稿の前にいくつかやっておいた方が良い、またはやっておかなければいけない準備があるので、そこから見ていきましょう。 ■アカウント取得 Twitter広告なのでTwitterのアカウントを取得している必要があります。 すでに持っていれば問題ありません。 アカウントの作成もこちらから簡単に行うことが出来ます。 ただし広告出稿に際しては注意点が3つあります。 1.Twitterがサポートしている国に所在していて、サポートされている言語でツイートをしていること。 2.Twitterプロフィールを完成させて2~3週間経過していること。 3.非公開ツイート設定をしている鍵付きアカウント、削除済みまたは凍結されているアカウントでないこと。 これらがクリアになっていればTwitter広告を出稿することが出来ます。 サポートしている言語や詳細についてはこちらをご確認ください。 ■タグの設置 Twitter広告では、専用のタグを設置することで、広告からサイトに遷移したユーザーの行動をトラッキング(コンバージョントラッキング)したり、サイトに訪れたユーザーに対してTwitter広告上でターゲティングしたりすることが出来ます。 Twitter上でもリターゲティングを実施出来るということですね。 ではコンバージョントラッキングから設定していきましょう。 まずは自社のTwitterアカウントの「プロフィールと設定」から「Twitter広告」を選択し、管理画面を開きます。 専用タグはツールタブの「コンバージョン」から作成出来ます。 「新しいコンバージョンイベント」をクリックして下さい。 イベントの名前、コンバージョンの種類を任意で選択して下さい。 「イベントのトラッキングとルール」は、特に指定がなければ初期設定のままで進めて問題ありません。 ここで「カスタムアトリビューション」というのが出てくるのですが、これはTwitter上に広告が表示されてからユーザーが何日以内にコンバージョンしたかを計測できる機能です。 例えばポストエンゲージメント期間を30日にしていた場合、ユーザーAがあなたの配信した広告にエンゲージメント(クリックやリツイートなど)してから、30日以内にコンバージョンしていれば、この広告によるコンバージョンとみなします。 31日後であれば、広告によるコンバージョンではなかったと考えます。 ポストビューの期間も同様で、あなたの配信した広告をユーザーAがエンゲージメントはしていないけど見てはいて、その後、何日以内にコンバージョンしたものを広告による効果であると考えるかを決定します。 どの広告がどれだけコンバージョンに貢献していたかを測定するのに役立ちます。 コンバージョンイベントを保存すると次のページでコードが表示されるので、コピーするかダウンロードして、自社サイトのHTMLソースのタグ内に書きこんでください。 確実にサイト全体のデータを収集できるように、全ページに設置することをおすすめします。   続いてTwitter上でのリターゲティング設定について。 リターゲティング用のタグはコンバージョントラッキングのタグを使うので新たに設置する必要はありません。 ツールタブの「オーディエンスマネージャー」からリターゲティングしたいユーザー群を作成出来ます。 「新しいオーディエンスを作成」→「ウェブサイト訪問者を収集するためのタグを作成します」を選びます。 「次のいずれかの条件を満たすトラフィックを含める」というところで、どのページに来たユーザーをリターゲティング対象として蓄積するか選択します。 設定を保存すれば、広告配信の際にターゲットとして選べるようになります。 タグを入れてからユーザーが蓄積されていくので、設置は早い段階で実施するとよいでしょう。 ■カードを作成しておく Twitter広告のクリエイティブは、通常のツイートを広告として配信できるほか、カードという任意の画像や動画を使ったものもあります。 (左:リードジェネレーションカード、右:イメージアプリカード) 現在作成出来るカードは、見込み顧客獲得に使う「リードジェネレーションカード」、ウェブサイトの遷移を促せる「ウェブサイトカード」、アプリの訴求に使う「ベーシックアプリカード」と「イメージアプリカード」、動画でアプリ訴求が出来る「Video Appカード」の5種類です。 ウェブサイトカードを例に作成してみましょう。 クリエイティブタブの「カード」を選んでください。 ラジオボタンで「ウェブサイト」を選択し、「ウェブサイトカードを作成」をクリックします。 表示したい画像をアップロードし、遷移先のURL、ヘッドラインとカード名を入力し「カードを作成」を押せば、Twitter広告上で作成したカードを使うことが出来ます。 事前にいくつか作っておけば、配信をする際、簡単にクリエイティブを決定することが出来るので便利です。 広告を作成する では実際に広告を作成していきましょう。 Twitter広告管理画面トップの、「キャンペーンを作成」をクリックすると、広告の目的を選択できるので、任意で選んでください。 ここで選択できる目的と課金形態について簡単に説明します。 ツイートのエンゲージメント より多くのエンゲージメント(返信、リツイート、いいね、詳細のクリック、リンクのクリック、プロフィールのクリック)を獲得したい時に選びます。 この目的を選んだ場合、課金は配信された文章のみ、または画像つきの広告ツイートにユーザーが初めて行ったエンゲージメントに対してのみ発生します。 Twitter広告ならではの課金形態で、インプレッションに対しては課金しません。 例えば、配信した広告ツイートをユーザーAがリツイートして、それを見たユーザーBもその広告ツイートをリツイートした時に課金対象となるのは、最初にユーザーAが行ったリツイートのみになります。 つまり、拡散すればするほど、エンゲージメントあたりの課金金額が安くなるのです。 またユーザーAが同じ広告に対して、いいねをした場合にも課金対象にはなりません。 動画の再生数 動画を再生してもらいたい時に選びます。 3秒以上の動画再生、またはクリック操作が行われた時に課金されます。 ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン ユーザーを自社サイトに訪問させる、またはその後の購入や申し込みなどを目的とした時に選びます。 広告が表示されたユーザーの初回リンククリックに対して課金します。 その他のエンゲージメントに対しての料金は発生しません。 アプリのインストール数または起動回数 アプリのインストール、再起動を促したい時に選びます。 アプリインストール画面(App StoreとGoogle Play)への遷移、またはアプリの起動がされた時に課金します。 フォロワー 自分のアカウントのフォロワーを増やしたい時に選びます。 1フォロワー獲得ごとに課金されます。 大体80円~100円くらいが1フォロワーに対して発生する課金金額の平均のようです。 見込み顧客 自社サイトのリードを獲得したい時に選びます。 具体的には獲得したメールアドレス等の連絡先情報に対して課金されます。 ブランド認知度の向上 より多くのユーザーに対して自社のブランドを広めたいときに選びます。 課金はCPMで、その入札額や設定した予算などから多くのユーザーに配信されるように最適化されます。   「1.Twitter広告とは」で紹介した広告のタイプで分けると、「フォロワー」が「プロモアカウント」、それ以外が「プロモツイート」ということになります。 今回はサイト遷移を促す「ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン」で作っていこうと思います。 目的を選択すると、広告キャンペーン作成画面に遷移します。 作成は「①概要」→「②オーディエンス」→「③予算」→「④クリエイティブ」の4段階に分かれていますので順に説明していきます。   ① 概要 ここでは、キャンペーン名、配信期間、また目的が「ウェブサイトへの誘導数またはコンバージョン」の時には、Twitterオーディエンスプラットフォームへの配信をするかと、どのコンバージョンイベントを使用するかについて決定します。 配信期間は1分単位で選ぶことが出来ます。 オーディエンスプラットフォームへ配信する場合、自社サイトを表すカテゴリーを選択することで、どういったWebサイトに配信がされるかを絞り込めます。   ② オーディエンス ここではどういったユーザー群をターゲティングして配信をするかを決定していきます。 Twitter広告ならではのターゲティング方法が様々あるので、広告キャンペーン設定の中で個人的には一番楽しいところです。 選べる項目は、地域、性別、言語、端末や携帯会社に加え、下記のようなものがあります。 キーワード 指定したキーワードで検索したユーザー、またはツイートしたユーザーを配信対象とします。 キーワードは部分一致や、完全一致なども選べます。 また指定したキーワードで検索またはツイートしたユーザーの除外設定も可能です。 フォロワー 指定したアカウントのフォロワーとその類似ユーザーを配信対象とします。 興味関心 「マーケティング」や「物理学」、「家電」など、指定したカテゴリーに興味関心があるユーザーを配信対象とします。 テイラードオーディエンス オーディエンスマネージャーで作成した独自のターゲットユーザーを配信対象、または除外対象とします。 オーディエンスマネージャーでは、先述したタグの設置によるサイト訪問ユーザー群の作成の他、メールアドレスやTwitterのユーザーID、アプリインストールユーザーなど様々な切り口でユーザー群を作成することが出来ます。 テレビターゲティング 指定したテレビ番組やチャンネルに興味を示しているユーザーを配信対象とします。 イベントターゲティング 指定したイベントに興味を示しているユーザーを配信対象とします。 右側のスライダーがおおよそのリーチ出来る人数を表しているので、参考にしながらオーディエンスを作っていってもよいでしょう。   ③ 予算 1日の上限予算と予算総額を決定します。 予算総額は配信を開始してからの累計額の上限になります。 今回の目的では、「サイトへの誘導」と購入などの「コンバージョン」のどちらで最適化をかけたいかを選択することができ、入札単価の決定は、「自動入札」、「目標コスト」、「上限入札単価」から選べます。 また配信のペースも「標準」と「集中表示」で決めることが出来るのですが、例えば何かのイベントのタイミングで一気に拡散したいときには集中表示を選ぶとよいでしょう。   ④ クリエイティブ 最後にクリエイティブを決定していきましょう。 基本的にはこのプルダウンの「広告用ツイート」、または「オーガニックツイート」を使用します。 「オーガニックツイート」は、既存のツイートをプロモーションします。 「広告用ツイート」は「利用可能なカードを選択」をクリックすれば、先ほど作ったウェブサイトカードを使ってプロモーションが出来ます。 また右側のプレビューを表示に、iOS/AndroidやPC画面、オーディエンスプラットフォームに実際表示された時の広告ツイートを見ることが出来るので、確認しながら調整をしていくとよいでしょう。 広告用ツイートとして保存を押し、最後に、キャンペーン作成画面の右上に常に出ている「開始」ボタンを押せば、広告配信が開始されます。 「保存」を押すと、作成した広告キャンペーンが下書きに保存され、いつでも開始出来る状態にしておけます。   と、ここまで様々な項目を説明しながらだったので、かなり長くなってしまいました。 全然気軽じゃない、と感じる方もいたかもしれませんね。 実施してみると分かりますが、既存のツイートを使い、ターゲティング等もそれほどこだわらなければアカウント開設後、5分くらいで簡単にTwitter広告は配信することが出来ます。 ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。 効果測定をする Twitter広告は、ターゲットや予算等を柔軟に変更できるので、運用型の広告に分類されます。 なので配信しただけではダメで、運用することが非常に重要です。 そのためには結果を分析しなければならないので、配信結果の効果測定方法について簡単に説明します。 ■配信レポート 配信レポートは、キャンペーンタブの「目的別レポート」から見ることが出来ます。 「結果」の欄は最初に決めた広告の目的に連動しているので、「ツイートのエンゲージメント」であればエンゲージメント数、「ウェブサイトへの誘導」であれば、サイトへの遷移数が表示されます。 またキャンペーンごとでの詳細な結果や、左側のタブを選択すると、デバイス別、地域別など配信対象を区切っての結果も見ることが出来ます。 このレポート画面に関しては非常に見やすく、直感的に分かるので実際に使ってみるのが一番良いのではないかと思います。 ■ツイートのアクティビティ 既存のツイート、または広告で使った全てのツイートの効果をここで見ることが出来ます。 アナリティクスタブの「ツイートアクティビティ」をクリックして下さい。 ツイートのインプレッション数とエンゲージメントの総数、その内訳を見ることが出来るので、広告を使ってどのエンゲージメントが伸びたかなどを分析することが出来ます。 まとめ いかがだったでしょうか。 Twitter広告はターゲット選定や課金形態に特徴があるSNS広告です。 また現在起きていることをリアルタイムに反映してユーザーとコミュニケーションをとれるので、上手く使えれば認知度向上やブランド力アップができ、あなたのサイトのファンを増やして売り上げの拡大にもつなげることができますね。 どの広告でも言えることですが、Twitter広告は特に使い方や、他の広告との組み合わせによってあらゆるプロモーションが可能になるのではないでしょうか。 var _trackingid =

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質の高いユーザーを獲得するために、すぐ取り組める簡単STP分析

こんにちは。nex8事業部の砂森です。 自社サイトに集客するためリスティング広告やリターゲティング広告を実施したけど、あまり効果が上がらない、とお悩みの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。 そんな時に重要な考え方の1つとして「ターゲティング」が挙げられます。 しっかりとターゲティングした上で広告配信を行うことで効率的に、かつあなたのサイトにとって「質」の高いユーザーを獲得することが出来ます。 今回はターゲティングのやり方を、マーケティングの手法として有名なSTP分析に基づきご説明します。 STP分析とは STP分析はセグメンテーション(Segmentation)、ターゲティング(Targeting)、ポジショニング(Positioning)の頭文字をとったマーケティング戦略を決める際のフレームワークとして知られています。 ユーザーを様々な軸で切り分け(=セグメンテーション)、そのうちのどこをターゲットにするかを定め(=ターゲティング)、そのターゲットユーザーに対して、自社製品をどのように思って欲しいか自社の立ち位置(=ポジショニング)を決定するプロセスがSTP分析です。 STP分析は一般に、新規サービスの商品開発や新たに市場参入する時に用いられることが多いのですが、それだけではありません。 既存サービスにおいてもターゲットの見直しをする際に使うことができ、最も効果的なプロモーション施策を探すのに役立てることが出来ます。 特にセグメンテーションとターゲティングの考え方が広告プロモーションを効率的に進める上で重要な役割を果たすので、まずはそれぞれのやり方について順に説明していきます。 セグメンテーションのやり方 あなたが製品を売ろうとプロモーションをする際、その対象を日本にいる全ての人と設定してしまうと、広告費用は莫大になってしまいます。 また好きな色が違うAさんとBさんに対して同じ色の製品を訴求するのでは、効果が上がりづらくなるのは当然ですよね。 セグメンテーションとは、どの市場があなたの製品を必要としているかを考え、そのニーズに応えるために市場を細分化することを言います。 ターゲティングするユーザー群を決める前段階と位置づけることが出来ますね。 ここでは市場の細分化によく使われる4種類の条件についてご紹介します。 なお分け方に使う条件を一般には「変数」と呼ぶので、この記事もそれに準じています。 ■地理的変数 地域や気候、文化、行動範囲などユーザーのいる場所に関係のある条件 ■人口動態変数 ユーザーの年齢、性別、家族構成、職業、所得などの条件 ■心理的変数 ユーザーの価値観やライフスタイル、購買動機など、行動の裏側にある心理に対する条件 ■行動変数 製品の購買曜日時間帯、購買頻度、購買パターンなどユーザーの購買行動に関する条件 例えば「人口動態変数」の中から「年齢」、「性別」を使うと「30代前半男性」や「20代後半女性」といったようなユーザー群を作ることが出来ます。 このように代表的なものだけでも多くの変数が存在しますが、セグメンテーションをする際には、必ずしも上記4種類の変数すべてを使う必要はありません。 自社製品の強みを活かせる特徴を持ったユーザー群として上手く作ることが大切です。 この工程はターゲットユーザーを決定する元となるので、市場や自社での入念な調査を行った上で適切に設定をしましょう。 ターゲティングのやり方 上記4つの変数を使って、市場をセグメンテーションした後は、その中から実際に狙うべきターゲットユーザー群を決めていきます。 最も自社製品の強みが活かせて、見込み顧客となりやすいユーザー群をターゲットとして選定しましょう。 ターゲットを選ぶ際ですが、ここで2点注意事項があります。 ① 母数の少なすぎるユーザー群を選ばない ② 特徴のなさすぎるユーザー群は選ばない ①について、ある程度の収益が見込めないレベルでの小さなターゲットだと、使った広告予算に対して採算が取れなくなる可能性があるので狙うべきではありません。 ②についても広告施策を効率的に行うためにターゲットを選んでいるのに、特徴がなければ結局どういったプロモーションを行えばよいか分かりませんね。 ターゲットの特徴というところで、例えば「30代前半男性」だけでは足りない場合、ペルソナ(※)を作ってみてもよいかもしれません。 作り方については別の機会にお伝えできればと思います。 ※ペルソナ: 自社製品やサービスのターゲットとして作成した架空のモデルユーザーのこと。 Googleアナリティクスでの簡単STP分析 以前の記事でご紹介しましたが、リスティング広告やリターゲティング広告のような運用型広告では見込みユーザー向けの施策から実施をしていくのが定石です。 その広告正しく運用できてる!?運用型広告の目標設定をする際の基礎ノウハウ つまり、あなたのサイトや商品にとって最も見込み顧客になりやすいユーザー群を見つけ、ターゲットとして設定すればよいということです。 Googleアナリティクスを使うと、数字的な根拠も得られることからセグメンテーションやターゲティングを容易に行うことが出来ます。 例えば変数として「年齢」と「性別」を使い、あなたのサイトに来たことのあるユーザーを考えてみましょう。 [ユーザー→ユーザーの分布→年齢]を選択し、セカンダリ・ディメンションで「性別」を入力。 コンバージョン率で降順にし、「加重並び替え」をしてみましょう。 目標の設定を行っていれば、上図のような数値を見ることが出来たと思います。 目標やセカンダリ・ディメンションの詳細設定はこちらをご覧ください。 ECサイト運営で絶対に設定すべきGoogleアナリティクスの「目標」と「eコマース」 Googleアナリティクスの便利な機能使ってますか?「セカンダリ・ディメンション」と「加重並べ替え」で効率的に目標を達成する方法 コンバージョンについて影響力があるのは、45-54歳と18-24歳の女性であることが分かりました。 よって年齢と性別という軸でセグメンテーションを行うと、45-54歳と18-24歳の女性をターゲティングして広告プロモーションを実施すると効率的であると推測出来ます。 また単純にコンバージョン数で考えるならば上図のようになるので、25-44歳までの男性をターゲティングする、という選択も考えられます。 この時、1-2の注意点で述べたユーザー母数のボリュームを考えると、25-44歳、もっと言うと25-34歳までの男性を狙うのが最適でしょう。 このユーザー群に対してリターゲティング広告を実施する場合は、コンバージョンをしていない、25-34歳の男性が一番多く訪れているページのみで、バナーも専用のものにして広告を配信する、といったことが考えられます。 もちろん運営するWebサイトの業種やサイトの目的によっても選ぶ変数は異なってきます。 転職サイトであれば、就業中にはサイトを見ることが難しいので、ユーザーはお昼休みや帰宅後にコンバージョンをしていると考えられます。 数値でそれをGoogleアナリティクス等で確認し、「年齢」と「コンバージョンした時間帯」を変数として設定するとよいでしょう。 不動産サイトで、サイトの目標が来店予約であった場合には、実店舗の所在地が重要になってきます。 なので、変数には「地域」を入れる必要がありますね。 上記は一例なので、セグメンテーションの仕方は様々あります。 色々と見方を変えて最適なユーザー群をターゲットとして設定をしてください。 中小企業におけるターゲティングの重要性 ECサイトは、店舗の出しやすさ、利便性などから今後も市場の拡大は確実です。 年々増えていくEC店舗の中から自社の売上を伸ばしていくためには、やはり効果的な集客は欠かせません。 大企業であれば、テレビCMなどのマス広告も含め、様々な手法を使って大量集客をするということは可能です。 しかし、使える予算があまり潤沢でない中小企業ではそうはいきません。 そこでSTP分析によるターゲティングの考え方が非常に重要になってきます。 自社製品の得意な領域や、Googleアナリティクスのような解析ツールを使うことで、ターゲットを正確に定め、確実に顧客へと転換できる施策を集中的に実施してみて下さい。 とにかく効率的に質の高いユーザーを集客することが、少ないリソースでも最大限の結果を導くことにつながります。 まとめ いかがでしたでしょうか。 STP分析のうち、セグメンテーションとターゲティングの考えを用いると、自社の狙うべきターゲット層がどこであるかを明確にすることが出来ます。 特にWebマーケティングに対して潤沢な資金のない中小企業こそ、選択したターゲットを確実に顧客に転換していくことが重要になってきますね。 また広告での効果があまり上がらない、想定していたターゲット層とは違うところでの売上が大きくなっている、なども見つけることも可能になります。 そうなった時はターゲットを見直す、商品やサイトのテイストを変えるなどの改善策を実施していきましょう。

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ECサイトのWebマーケティング施策を購買ファネルから考える

こんにちは。nex8事業部の砂森です。 前回の記事では「Webマーケティング」の基本的な知識や施策について、ECサイトに特化してご説明しました。 EC担当者が知っておきたいWebマーケティングの基礎知識 ですが、やはり自社のECサイトでは何から手を付けてよいか分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで今回は前回記事の3章の内容を掘り下げてみようと思います。 ECサイトにおけるWebマーケティング施策を購買ファネルとGoogleアナリティクスを用いて、実際に何を実施するのがいいか具体的な決定の仕方についてご説明をします。 購買ファネルごとのWebマーケティング施策 電通が2005年に提唱したAISASモデルというものがあります。 これはAttention(注意・認知)、Interest(興味・関心)、Search(検索)、Action(行動・購入)、Share(共有)の頭文字をとったもので、インターネットが広く普及した現代でユーザーが購買行動を起こす際の行動プロセスを指しています。 知らなかった商品に注目・認知(Attention)をして、それについてだんだんと興味(Interest)を持ち始めサイトに訪問。 欲しいと思ったので他社と比較しようと検索(Search)をして、比較検討した上で購入(Action)、SNSなどで商品の感想を共有(Shere)する、といったような流れです。 AISASモデルに代表されるように、一般には商品の認知→購入の間でユーザーの母数は徐々に減っていきます。 そしてこれを図示したものは購買ファネル(※)と考えることが出来ます。 ※購買ファネル:広く集客した見込み顧客が、その後検討や商談を経て成約へと進む中で段々と少なくなっていく様子を図にすると漏斗形になることからそう呼ばれています。 購買ファネルの各段階において、次の段階に進む際、ユーザー数は減りますが、この減少ユーザー数を最小化し、最終的な購入に至るユーザーを増やしていくのが、購買ファネルを使った改善施策の考え方です。 減少ユーザー数の最小化を目標に、Webマーケティングの施策を段階別に考えることが出来るのです。 下記では認知、興味・関心、比較検討、購入の4つの段階における施策を簡単に説明しています。 ■認知をさせる施策(Attention) スタートはいつでも知ってもらうことからです。 Yahoo!のTopページにある純広告、Googleのアドネットワークなど、無差別に商品の訴求ができる広告手法や、オウンドメディアを作り、上手く自社のサイトに誘導をすることで、まずは商品をユーザーに認知してもらいましょう。 ■興味・関心を持ってもらう施策(Interest) 知ってもらった商品に対して、興味をさらに持たせ好きになってもらう段階です。 例えばあなたのサイトを見てみようと検索をした際に、キーワード等のSEO対策をして検索上位に表示させたり、リスティング広告を出したりすることでサイト流入を促すことができます。 また何度か同じものを見ることで親近感が湧くとされる単純接触効果を利用し、ディスプレイ広告やSNS広告などを配信することでも効果が見込めます。 ■比較検討段階の施策(Search) 他社と比較するために、似たような商品を調べたり、商品詳細ページを見たりして、どこで買うのがいいかを検討しているユーザーに対して行う施策です。 詳細ページを見たユーザーにリターゲティング広告を配信する、アフィリエイト広告を導入して比較サイトやランキングサイトへの掲載を進めるなど、比較検討するユーザーの候補に常に挙がる状態にしておきましょう。 ■購入してもらうための施策(Action) 比較検討から購入をしてもらうまでがここで行う施策です。 ユーザーの購入体験を損なわないように、LPO(ランディングページの改善)、かご落ちの減少が見込める施策を行いましょう。 この段階での集客方法の例として、ダイナミックリターゲティング広告を使って商品を訴求し詳細ページで直接送ることでユーザーが買いやすい導線を作る事が出来ます。 具体的なKPI設計とWebマーケティング施策例 1章で述べたように、ユーザーの購買行動に合わせたWebマーケティング施策が非常に重要になってきます。 では具体的なユーザーの購買行動に合わせた施策とはどのように考えればよいでしょうか。 ここでは、実際のユーザー行動として以下を考えてみます。 0. ユーザーはあなたのサイトの商品を知らない。 1. 広告等によりあなたのサイトの商品を知り、サイトに訪れる。 2. あなたのサイトに訪れて、Topページ以降も見るが、一旦離脱。 3. 何度か広告等で商品を見かけ関心が強くなり、商品詳細や他社の似た商品を検索する。 4. 比較検討の結果、あなたのサイトで商品を購入する。 このうちの0~3の間で起こりうる課題を解決する、つまり0→1、1→2、2→3に進む際のユーザーの減少率を低くすることが出来れば、最終的な購入率や売上を上げることが出来ると考えられます。 よって、それぞれの段階で適切なKPIを設計し、それを満たすための施策を実施すればよい、ということですね。 この記事では、先ほどのユーザー行動から上図のようなKPIを設定した時を考えます。 またそれぞれの段階での課題やKPIの数値測定についてはアクセス解析を行う必要があるのですが、簡単に検証することの出来るGoogleアナリティクスで説明をしていきます。 「Googleアナリティクス」と「KPI」についてはそれぞれ下記の記事で紹介していますので、参考にしてみて下さい。 EC担当者がGoogleアナリティクスでサイト改善するための基本的な用語と使い方 EC担当者なら知っておきたい、サイトの目標達成に必要な「KGI」と「KPI」 流入を増やす(認知段階での課題) ECサイトの購入率はおよそ2%程度だとされています。 目標の売上に対しそこから逆算をすることで、流入しなければならないユーザー数を算出してみましょう。 ここでのKPIは「流入数」と設定します。 各購買ファネルでの減少率を減らすまえに、そもそものユーザー母数を稼がなくてはなりませんね。 あなたのサイトの平均単価が2,500円、月の売り上げ目標が100万円だった場合、先ほどのユーザー行動を考えると、広告経由も含め月間で2万人を流入させる必要がある、ということです。 Googleアナリティクスの[集客→すべてのトラフィック→チャネル]からどこからの流入が最も効率的に集客しているか確認し、「流入数」が達成出来ていないのであれば、認知してもらう施策にリソースを割いて、この段階でのKPI達成を目指します。 サイトに訪れたユーザーの質を高める(興味関心段階での課題) 商品を知り、興味を持ったユーザーが増えると、あなたのサイトに訪れる新規ユーザー数が増加します。 しかし興味関心度の低いユーザーがいるのも事実です。 先ほど想定したユーザーの購買行動ではTopページ以降を一度でも見てもらわなければいけないのですが、関心の低いユーザーの割合が多くなれば、深い階層のページには訪れないし、先ほどのECサイトでの一般購入率2%というのも低下してしまいます。 ユーザーの質、という点で高いか低いかを判別するために、例えばKPIとして、「実施中の広告経由で流入してきた新規ユーザーの直帰率」を考えてみましょう。 現在実施している広告施策に本当に意味があるのか、を判別する数値であるとも考えられますね。 先ほどと同じように[集客→すべてのトラフィック→チャネル]で流入元ごとの集客状況を開き、デフォルトチャネルグループで「ユーザータイプ」を選んでください。 直帰率で降順にすると以下のようなレポートを見ることが出来ます。 Displayはディスプレイ広告からの流入、Paid Searchはリスティング広告からの流入を表しています。 ここを確認することで、直帰率の著しく高い広告はあるか、もしくは改善をした場合の変化を見ることが出来ます。 改善施策の打ち方として、アドネットワークで広告配信をしていたならば配信面を変えてみる、リスティング広告経由であれば広告文を変更してみる、など流入してくるユーザーの質を変えるように施策を打つことで直帰率の減少を狙ってみてもよいでしょう。 リピーターかつ商品詳細も見ているユーザーを確実に購入につなげる(比較検討段階での課題) Top以降のページに初回訪問後、リターゲティング広告の配信やオウンドメディア等を通じて何度かそのユーザーにサイト訪問をしてもらったとします。 ですが、商品詳細ページなどサイト内の深い階層に来てくれているユーザーとはいえ購入してくれないことも多いですよね。 この時、購入前の比較検討段階で他社を選んでしまっている可能性があります。 それがどれだけいるか確認をしてみましょう。 [行動→サイトコンテンツ→ディレクトリ]を開いてください。 この「ディレクトリ」という項目は、サブドメインごとで分けてあるため、商品番号のみ違う商品詳細ページをまとめて見る時に使い勝手がいい項目です。 画面右上にある、「+セグメント」をクリックして下さい。 これは、見たいレポートの項目の中で、さらにユーザーを区分できる機能です。 ここでは、「コンバージョンに至らなかったユーザー」を選択し適用をクリックします。 さらにセカンダリディメンションで「ユーザータイプ」を選択すると以下のようなレポートが表示されます。 これで離脱率を見ると、「リピーターかつ商品詳細ページに来ているが購入をせずに離脱したユーザーの割合」を見ることが出来ます。 購買ファネルの比較検討段階において、この割合をKPIと設定してもよいでしょう。 [items]をクリックすれば商品ごとのページでの離脱率も分かるので、最も離脱率の高いページの改善を行うことが可能です。 この段階での別の施策としては、ユーザーが他社と比較した際の検索ワードをリスティング広告で確実に押さえる、リターゲティング広告でユーザーをしっかりと購入まで導く、などして購入率の上昇を図る施策が挙げられます。 まとめ いかがでしたでしょうか。 2章でご紹介した3つのKPIは一例なので、サイトの目的によって異なってくるとは思いますが、ユーザーが購入するまでの行動を細分化した購買ファネルの各段階で適切なKPIを設計することで、その目的を達成するためのWebマーケティング施策を効率的に考えることが出来ます。 またGoogleアナリティクスを使うことで、KPIに設定出来そうな様々な数字を簡単に見つけてこれるので、ぜひ使ってみてくださいね!

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