Home > 2017 > 12月 > 05

調べてみました!効果の高いダイナミックバナーって?~EC・人材編~

こんにちは。nex8事業部の水井です。 最近では、色々なタイプのダイナミックバナーを見かけるようになりました。 EC、人材、旅行、不動産、、、様々なジャンルで各社、趣向をこらしたバナーを配信していますよね。 では実際、どのようなバナーの効果が高いのでしょうか。 今回は、どのような情報が表示されているバナーがユーザーの目を引き付け、商品購入まで結びついているのかを調べてみました! nex8の実際の配信実績から、EC、人材の広告主様を対象とし、7月~9月の3か月間でどのようなバナーの効果が良いのかを比較・検証しています。 そろそろダイナミックバナーの検証がしたいと考えている方、ずっと同じバナーを配信していると感じている方、は是非参考にしてみてください。 ECサイトの場合 まずは、ECジャンルから見ていきましょう。 バナーに表示する情報には、たくさんの種類がありますが、その中でも「商品名」、「商品画像」などは定番の項目と言っても良いでしょう。 さらに「価格」、値引きされている場合には「値引き額や値引き率」、その商品がどういったものなのか、どこが良いのかなどの「詳細情報」の表示が主流となっています。 ですが、こういった情報をすべて表示すれば良いかというと、そうでもありません。 取り扱う商材の特性や、ターゲットとなるユーザー層などによって、最適な表示方法は異なります。 ここでは、「詳細情報」、「値引き表示」をバナーに表示したときとそうでないときで、それぞれCTR(クリック率)、CVR(コンバージョン率)、CPA(獲得単価)の違いを見ていきます。 商品詳細ありVS商品詳細なし 「商品詳細」とは、素材、デザインといった商品自体の特徴を表している文章のことです。 例を挙げると、「大人気!カラーバリエーション豊かな定番アイテム」などがあります。 表示ありバナーの方では、より商品について詳しく知ることができますが、ぱっと目に入った時に文字が多い印象があります。 一方で、表示なしバナーの方では、詳細までを知ることはできませんが、金額が目に入りやすく、すっきりとした印象です。 では、肝心の広告効果はどうでしょう。 CTRに大きな差はありません。 しかし、CVRは格段に詳細なしの方が良く、CPAも安価で獲得できています。 こちらの広告主様は、様々な商品を取り扱うECサイトで、商品名が長く、途中までしか表示できないものも多くありましたが、詳細を表示しないことにより、空いたスペースに商品名を最後まで表示することが可能になりました。 よって、何の商品が表示されているのかがわかりやすくなり、ユーザーへの印象付けが強くできたと推測できます。 最近では、商品名が途中で切れてしまうのを防ぐため、「2列で表示するもの」や、「文字が流れることで最後まで表示させるバナー」も増えてきているので、商品名が切れてしまう場合には活用してみると良いでしょう。 通常価格VS値引き表示 続いて、「販売価格のみを表示する場合」と、「値引き前後の価格を表示する場合」を比べてみます。 通常価格バナーの場合、商品詳細が無い場合と同様ですっきりした印象になりますね。 値引き表示バナーの場合は、お得感が強調され、ついクリックしてしまいそうな感じがしますね。 実際の広告効果は以下となりました。 CTRは値引き前後バナーの方が高く、CVRは販売価格のみバナーの方が高い結果となりました。 予想通り、値引き表示があるとクリックする割合は高くなるようです。 値引き表示は、サイトへの誘導にはかなり効果を発揮し、CVRは低めですがCPAを抑える事ができています。 値引き前後の価格だけでなく、「○○%OFF」や「SALE」などの文言をバッジと呼ばれるマークで表示することも可能です。 以上のことから、ECジャンルの場合には、「商品名をしっかり伝えること」、「アイキャッチとなる表示を入れること」がポイントと言えそうです。 人材系サイトの場合 第2章では、人材ジャンルからご紹介します。 ここでは、「案件画像」、「給与」をそれぞれバナーに表示したときとそうでないときで、それぞれCTR、CVR、CPAの違いを見ていきます。 案件画像ありVS案件画像なし 「案件画像」とは、人材サイトで紹介している職業の仕事風景や仕事道具の画像のことです。 表示するのとしないのとでは、以下のようなバナーになります。 画像ありバナーでは、案件のイメージがしやすい印象ですが、スペースが限られるので情報が少なくなっています。 画像なしバナーでは、画像はなく文字だけでかっちりした印象ですが、案件の情報が多くなっています。 広告効果は以下の結果となりました。 画像なしの方が、CTRが13%増加して、CPAも安価で獲得できています。 ECジャンルでは、詳細情報が無い方が効果が高い結果でしたよね。 一方で、人材ジャンルでは、画像が無く情報が多い方の効果が高くなりました。 ECジャンルでは、「購入するモノの画像」を、人材ジャンルでは、「応募するコトの詳細」を、ユーザーが重視しているのではないでしょうか。 より多くの情報を求められる人材ジャンルでは、アニメーションで反転させたりすることで、表示面を増やすバナーや、簡潔に多くの情報を表示するバナーなどもオススメです。 カウントダウンありVSカウントダウンなし 「カウントダウン」とは、応募可能な期間のことで、「応募終了まであと○○日!」のような表示を指します。 カウントダウンありバナーでは、期間限定であることが強調され、目につきます。 カウントダウンなしバナーの方は、代わりに他の情報を表示することができるので情報量を多くすることができます。 広告効果を見ると、CTRは格段に「カウントダウンありバナー」で良くなり、CPAも低い結果となりました。 この結果を見ると、期間が明確になることで「今クリックしなきゃ!」とユーザーに思ってもらうことができ、サイトへの誘導に大きく寄与していることがわかります。 その他にも、「今ならお祝い金○○円」などの表示も効果的です。 人材ジャンルの場合には、より多くの情報を伝える、案件の期間限定アピールをすることがオススメです。 ロゴVSローテーションロゴ 最後は、最近よく見るパターンである「ローテーションロゴ」のバナーの効果検証をしてみましょう。 ダイナミックバナーでは、サイトのロゴ画像をバナーの下や横の部分に表示するのが通例です。 ローテーションロゴとは、ロゴ画像と交互にキャンペーン情報などの別の画像を表示するものを指します。 個々の商品や案件の表示のみになってしまうダイナミックバナーでも、このロゴ部分を活用することで、サイト全体で行っているキャンペーンや他のサイトとの差別化ポイントを表示し、それらをユーザーに伝えられるようになります。 ●ECサイトの場合 ●人材サイトの場合 結果を見てみると、ECの方がCVRに大きな違いがでました。 こちらの広告主様の場合、「○○SALE実施中」のようなキャンペーンを告知して、SALE購入を促す画像を表示しました。 この期間に購入を希望する、確度の高いユーザーの獲得が効率よくできたと考えられます。 一方、人材の方は大きな違いはありませんでした。 こちらの広告主様の場合「気になる仕事をチェックしよう」のようなサイト誘導を促す画像を表示しました。 CTRに、若干の効果はあったものの、影響値としては小さい結果となりました。 今回は、ECに大きな効果があり、人材にはあまり効果がありませんでした。 ただ、こちらは表示する画像によって大きく変化があるかと思います。 ECの場合は「送料無料」や「○月○日までSALE中」など、人材の場合には「お祝い金キャンペーン実施中」や「人気バイト続々追加中!」など、訴求力の強い画像を探していろいろなものを試してみることをオススメします。 まとめ いかがでしたでしょうか。 ダイナミックバナーと一言で言っても、バナーに何を表示するかのちょっとした変化で、効果が違ってくるのはとてもおもしろいですよね。 静止画バナーと同様、ダイナミックバナーの分析も奥深いことが、お分かり頂けたかと思います。 Webサイトの特徴や、ターゲットとするユーザーの違いで、結果は異なりますので、あなたの運営しているサイトにはどのようなバナーが最も効果を発揮するのか、見つけてみましょう!

もっと読む