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確度の高いユーザーに広告配信できる!?Googleタグマネージャのタイマー設定方法

こんにちは!nex8事業部、営業担当の岡本です。 「同じリターゲティング広告を配信するなら、より確度の高いユーザーに配信したい」そんな風に思ったことはありませんか? 実は、以前私の記事でも導入方法などをご紹介した「Googleタグマネージャ(GTM)」を使うことで、一定の時間以上サイトに滞在したユーザーや、一定量以上コンテンツを見たと想定できるユーザーにだけリターゲティング広告を配信することが出来るようになります。 参照:【2017年最新版!】Googleタグマネージャ導入のメリットと使い方 タグマネージャは、サイト運営や広告配信に必要なさまざまなタグを簡単に設置し、また一元管理を可能にするツールですが、その他にも「タグの動作条件をカスタマイズする」機能があるのです。 今回は、タグマネージャの応用編ということで、GTMとリターゲティングを組み合わせてできること、特にタグの動作条件を滞在時間にした時のリターゲティングの効果とその設定方法についてご紹介したいと思います。 タグマネージャの動作条件とは GTMでは「トリガー」というものを使うことで条件の設定ができます。 具体的にどういった動作条件を設定できるのか、トリガーを利用して設定できる条件を以下に簡単にまとめてみました。 ざっとこんな感じですが、ぱっと見ただけでも、いろいろな種類の条件を設定できるということがわかりますね。 リターゲティングタグは、ユーザーがページに訪れた際、そのページに設置したタグが作動することで、リターゲティング広告の配信対象ユーザーとして記録をしておくことが出来ます。 つまり、上記のトリガーをうまく利用すれば、リターゲティング広告を実施する際に、 「3秒以上ページに滞在しているユーザーにだけ広告を配信したい」 「LPを一定の距離以上スクロールしたユーザーにだけ広告を配信したい」 「動画を半分以上見てくれたユーザーにだけ広告を配信したい」 など、さまざまな条件を指定して合致するユーザーにだけ広告配信することができてしまうのです! 次の章からは、上記の中から滞在時間をトリガーに設定するパターン(タイマー設定)をご紹介できればと思います。 滞在時間を設定することでできること・注意点 ではリターゲティング広告配信時に滞在時間をトリガーに設定するとできることと注意点をご紹介していきます。 ●タイマー設定でできること ・確度の高いユーザーにのみタグを作動させることができる ⇒ECサイトの場合、商品詳細ページを見てすぐに別のページへ遷移したユーザーや「戻る」を押しているユーザーであれば、間違えてそのページを開いてしまった、またはあまり興味が強くないユーザーであると予想出来ます。 もちろんサイトやページの種類によって、あまり滞在時間が長くなくてもCV(コンバージョン)に繋がることもありますが、例えば10秒以上見ているユーザーの方がある程度確度が高いと判断できるので、そういったユーザーのみをリターゲティング広告配信の対象とすることができます。 ・無駄な配信を減らすことができる ⇒1つ目に付随してですが、配信対象ユーザーを絞ることができるので、無駄な配信が少なくなりCPA(獲得単価)の改善が見込めます。 ●タイマー設定の注意点 ・滞在時間の秒数設定によっては、確度の高いユーザーを取りこぼしてしまう ⇒あまりにも長い秒数でトリガーを設定してしまうと、CVに至る可能性のある確度の高いユーザーもリターゲティングの対象から外してしまう可能性があるので、何秒以上のユーザーを対象とするかは見極めが必要になってきます。 ・配信量が減ってしまう ⇒一定数のユーザーをリターゲティングの対象から外してしまうので、必然的に配信量は減ってしまいます。 なので、まずはタイマー設定を短めに設定し配信量を出してユーザーの傾向をつかんでから実施した方が良いかもしれませんね。 ・利用しているサービスによっては滞在時間でのトリガー設定を推奨していない ⇒サービスによっては、広告配信のロジックに影響がある等の理由から、滞在時間でのトリガー設定はもちろん、他条件でのトリガー設定も推奨されていないことがあります。 上記をしっかり理解したうえで、設定していただければと思います。 ちなみに・・・ このタイマー設定はリターゲティング広告以外にも使用することが可能です。 というのも「タイマー」というトリガーは「タグが作動するまでの時間を任意で指定」という機能なので、広告以外にも以下のような使い方が可能です。 ・GA(Googleアナリティクス)では計測できない、直帰ユーザーの滞在時間を計測することができる ⇒GAでは、直帰ユーザーの滞在時間を計測することができません。 つまり1秒滞在でも1分滞在でも直帰してしまえば、同じ直帰ユーザーだという判断がされてしまうわけですね。 GTMのタイマー設定を利用することで、直帰ユーザーでも滞在時間を計測することが可能になるので、直帰の中でも実は○○秒以上見ているユーザーはどれくらいいるか、などより細かく計測が出来るようになります。 実際に設定してみよう! では、実際にGTMを利用して滞在時間を使ったトリガー設定をしてみましょう。 上記のように、GTMの管理画面からワークスペースを開き、左の「トリガー」を選択してください。 赤い[新規]というボタンを選択してください。 「トリガーのタイプを選択して設定を開始」を選択します。 トリガータイプの一覧から「タイマー」を選択します。 このページで滞在時間の条件を設定することが可能です。 設定項目を以下にまとめました。 条件の設定後、トリガー名を設定してトリガーを保存すれば、完了です! さいごに いかがでしたか? 滞在時間の設定については、何秒が適切な滞在時間なのか?という検証は必要にはなりますが、上手に利用することで、今までにないセグメントの設定が可能になります。 滞在時間でのタグ作動設定を利用して、効果の改善のお役にたてたらうれしいです!

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リターゲティング運用4つポイントを押さえたPDCAサイクルの回し方

こんにちは、nex8事業部の日暮です。 今回は「リターゲティング広告でのPDCAサイクル」の回し方についてお話していこうと思います。 実際にリターゲティング広告を利用している、または利用を検討している方はぜひ一度ご覧ください。 一般的なPDCAの回し方 「PDCA」とは、「目的」を達成させるためのプロセスの1つで、「Plan(計画)→Do(実行)→ Check(評価)→ Action(改善)」の一連のサイクルを言います。 一般的なPDCAの回し方の例として貯金を考えてみましょう。 海外旅行をするために、30万円貯めようという目的を掲げたとします。 この時「Plan」に当たるのは、半年で貯めようと考えたので、30万円÷6ヶ月で毎月5万円ずつ貯金をしていく計画を立てることで、それを実行するのが「Do」になります。 しかしやり始めた中で進捗を確認すると、月々5万円ずつ貯金するのは意外ときついことが分かりました。 これは「Check」に当たり、もう少し月の貯金額を減らすか期限を延ばした方がいいという結論に達しました。 これが「Action」になるわけですね。 では、きつくないくらいの貯金額がいくらか、または30万円貯金するのにどれくらいの期間が必要になるかなど再度計画を立て実行していく、といったようにActionがまた次のPlan、Doに繋がっていくわけです。 リターゲティングでのPDCAサイクルはこうなる! ではリターゲティング広告の配信において、PDCAサイクルの回し方とはどういったものが考えられるでしょうか。 リターゲティング広告も含めネット広告全般でのPDCAは、ある目的に対して、配信設定(Plan)→配信(Do)→効果検証とデータの収集・解析(Check)→改善(Action)というような流れになります。 ECサイト運営の場合にもう少し具体的に考えてみましょう。 まずは配信前に達成したい目的を数値として決めます。 リターゲティング広告の場合は、目的がCPAやROAS、ROI(※)など獲得に対する数値になることが多いですね。 CPA:Cost Per Action(一件あたりの支払額)もしくは Acquisition(顧客獲得)の略語で、成果を一件獲得するのにかかった費用。 ROAS:Return On Advertising Spendの頭文字を取った略語で、投資した広告費に対して「何%の“売上”が回収できたか」を測る指標。 ROI:Return On

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一通りネット広告を実施した担当者に新たな施策、LINE Ads Platformとは?

こんにちは。nex8事業部で広告運用を担当している金です。 2回目のブログです。 今回は今年注目されているLINE広告【LINE Ads Platform】について紹介していきます。 配信ロジックや強み等も含めて分かりやすく紹介していますので、これから始める広告担当者や興味のある方にお力になれたら幸いです。 そもそもLINE Ads Platformとは? LINE Ads PlatformとはLINEのTimelineやLINE NEWS、LINEが提携するネイティブアドネットワークに広告出稿できるLINE株式会社が提供する運用型広告サービスです。 画像引用元: 公開資料 |

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ネイティブアドの進化系、ネイティブ型ダイナミックリターゲティングの効果を検証してみた

こんにちは。nex8事業部の井上です。 しばらくブログから離れていましたが今月からまた復帰させて頂くことになりました。 早速ですが、今回お話するテーマは「ネイティブ型ダイナミックリターゲティング」についてです。 通常のネイティブアドとは一味違った魅力を知っていただければと思います。 ネイティブアドとは? まず、本題に入る前にネイティブアドについておさらいしていきましょう。 ネイティブアドとは、「デザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと一体化しており、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告を指す」とJIAA(一般社団法人 日本インタラクティブ広告協会)が定義しています。 利用者目線でコンテンツと一体化させた広告ということですね。 続いてネイティブアドの種類についてですが、現在ネイティブアドはIAB(Interactive Advertising Bureau)により6つに分類されています。 ① インフィード型 ② ペイドサーチ型 ③ レコメンドウィジェット型 ④ プロモートリスティング型 ⑤ ネイティブ要素を持つインアド型 ⑥ カスタム型 よく見る機会が多いネイティブアドとしては、FacebookやTwitterなど、SNSのフィード上に表示されるネイティブアドで、これは①のインフィード型に分類されるものです。 上記に加え、形式・機能・統合・バイイングとターゲティング・評価指標・広告の明示性の6つの評価軸が定められており、各メディアには広告と分かるよう「PR」「プロモーション」「広告」「AD」といった表記が義務付けられています。 詳細はこちらのネイティブアドの紹介記事を参照ください。 ネイティブ型ダイナミックリターゲティングとは? ネイティブ型ダイナミックリターゲティング(以降ネイティブダイナミックと表記)とは、その名の通りダイナミックリターゲティングとネイティブアドを掛け合わせたものになります。 ダイナミックリターゲティングとは、通常の静止画バナーで配信するリターゲティングとは異なりユーザーが閲覧した商品をバナーに反映させたり、レコメンド(おすすめ)商品を表示させたりすることが可能になる配信手法です。 バナーをクリックすると直接商品詳細ページに誘導することができるので、通常のリターゲティング配信より、CTR(クリック率)とCVR(コンバージョン率)が高くなるといった特徴があります。 このダイナミックリターゲティングの特徴を活かしながらよりユーザーフレンドリーなネイティブアドを組み合わせることで、今まで以上の相乗効果が期待出来るのです。 「一度広告主のサイトに訪れたユーザーに対し(=リターゲティング)」、「最適な広告を(=ダイナミック)」「ユーザーの体験を損なわない形で(=ネイティブアド)」配信出来る、ネイティブダイナミックならではの効果ですね。 実績比較(ダイナミックバナーVSネイティブダイナミック) では、通常のダイナミックバナーとネイティブダイナミックバナーでどのような差があるのでしょうか? nex8でのECサイトにおける配信実績から、CTRとCVRを比較した結果がこちらです。 通常ダイナミックバナーと比較するとネイティブダイナミックバナーは、CTRは低いもののCVRは約40%も高い数値となりました。 この結果から、今のユーザーはネイティブアドを広告であるとしっかり認識しており、本当に興味のあるユーザーだけが広告をクリックして、その後のアクションに繋がっていると考えられます。 また、単純なネイティブアド(ダイナミックリターゲティングではない)と比較しても、一度ユーザーが閲覧した商品を表示出来ることや、クリック後に詳細ページに直接遷移できることで、このような高CVRの結果に繋がっていることがわかります。 ネイティブ型ダイナミックリターゲティングの配信方法 それでは最後に、実際どのようにネイティブダイナミックを配信するのかご紹介していきます。 ダイナミックリターゲティングの配信に必要なものとしては「ダイナミックリターゲティングタグ」と「データフィード」の大きく2つがありました。 「ダイナミックリターゲティングタグ」は ①

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O2OサービスでWebマーケ担当と営業担当のコミュニケーション不足が招く悲劇と解決策

こんにちは。nex8事業部の吉山です。 以前にもマーケティング担当の仕事内容に関してお話しましたが、今回はO2OサービスのWebマーケティング担当者の方に向けて、営業担当とのコミュニケーションの必要性とそのポイントをお話していきます。 この2つの部署は距離が近いので、うまく手を組んでいかないと亀裂が入りやすく、最終目標まで辿りつけなくなってしまうことが出てきてしまいます。 よくある失敗例をもとに、具体的な解決案について考えていきましょう。 一部署で完結しないO2Oマーケティング 今回のお話は、Web上で取引が完結しないO2Oサービスを前提にご説明していきます。 具体的には車の購入のようにユーザーがWeb上で来店予約をして、実際に来店した時に金銭が発生するといったサービスを扱うWebマーケティング担当の方を対象としています。 前回の私の記事では、Webマーケティング担当はWebという手段を使って売上を増やす、会員数を増やすなど、「目標」に掲げる地点までの流れを作るのが仕事だとお伝えしました。 目標を具体的に数値化したものがKGI(Key Goal Indicator)で、そのKGIを達成するために実際どんなことをすればよいか、分解して考えた時に達成すべき数値目標をKPIといいます。 こちらについては前回の記事を参照してみてください。 O2Oサービスでは、ユーザーがWebで申し込みや問い合わせをした後、実店舗へ流れていきコンバージョンすることが求められます。 つまり会社として最終目的、例えば売上を上げる、という目的に対して、2つの部署がかかわっている、という状況です。 先ほどの車の例でいうならば、Webマーケティングの部署では、Webサイトから来店予約をしてもらうのが目標(KGI)となるので、KPIは流入数や来店予約率になります。 それに対し、実店舗の営業担当は、最終的にどれだけ売り上げたかがKGIとなることが多いので、KPIは来店後の引き上げ率や売上となるわけです。 こういった場合によくあるのが、Webマーケティング担当者と営業担当の間でしっかりとした意思疎通ができておらず2つの部署の仲が悪くなり、会社全体としての目標達成が叶わなくなってしまうことです。 では具体的な例を次の章で見ていきましょう。 上手く行かなかったのはWebマーケvs営業どっちのせい? あるエステ店でのことです。 この企業では秋冬が閑散期となるので、売上の底上げをするべく新規顧客獲得の集客施策を行うことになりました。 そこで会社全体で「毎月30人、新規会員登録をしてもらう」という目標を掲げました。 具体的には期間限定の「初回無料エステ体験」のキャンペーンを実施し、それをフックに来店と新規会員登録を促そうと考えたのです。 この時ユーザーの動線はざっくりと、【Webサイト流入→Webでお試し体験を予約→実際に来店→会員登録】という流れになります。 Webマーケティング担当が広告施策の実施やキャンペーンページの設計・運用を行うことで新規ユーザーを呼び込み、Web予約まで誘導し、その後は営業担当へバトンタッチして、実店舗に来店したユーザーへ対面営業して会員になってもらう、という流れですね。 この施策を1か月やってみた結果、新規会員登録数は「10人」と大幅な未達でした。 さて、ここからが本題です。 未達であった場合、当たり前ですがなぜ未達となってしまったのか、原因をしっかりと探さないと今後もずっと達成できないかもしれません。 この原因究明もWebマーケティング担当の大切な仕事になるのです。 プロモーションを段階ごとに見て原因究明をしてみよう 今回の例ではユーザーの動線から未達となった原因が大きく3つ考えられます。 ① Web予約数× ② Web予約数○→来店数× ③ Web予約数○→来店数○→会員登録数× そもそも今回、Webマーケティング担当はWeb予約の目標数(Webマーケティング担当のKGI)を決める際、前回行ったキャンペーンの結果から目標を逆算して割り出していました。 試算では、最終的に30人の新規会員登録者を獲得する(会社としてのKGI)には、60人来店が必要(来店者の半分が会員になる想定)で、そのためにはまず120人Web予約が必要(Web予約数の半分が来店する想定)でした。 では、この計算を元に、先ほどの未達理由3つについて考えていきましょう。 ① Web予約数が×の場合 これはWebからの予約数が目標の120人に達していなかった場合で、Webマーケティング担当のKGIが未達ということになります。 広告宣伝を強めることでの流入数の増加、またはサイト上での予約をより促しやすくする必要があるでしょう。 ② Web予約数○→来店数が×の場合 120人のWeb予約はあったのに、実際に来店した人数が60人以下、40人程度だったというような場合です。 これでは仮にこの後の会員登録率は想定どおり50%だったとしても未達となってしまいますね。 これはその都度、Webマーケティング担当と営業担当が来店人数の確認を取り合い想定よりも今回の来店率が悪いことを早期に共有できていれば、その時点で予約数を増やす為の施策を実行できたはずです。 部署間での情報共有をしっかりしていれば解決することが出来そうですね。 ③ Web予約数○→来店数○→会員登録数が×の場合 Webからの予約数も十分で来店も想定通り50%は来ている、それなのに会員登録につながらなかった、という場合です。 これは営業のKGIが未達(営業のせいだ)と考えるWebマーケティング担当さんは多いのではないでしょうか。 一見営業担当の力不足で目標達成できなかったようにも見えますが、目標の畑が全く違うから相手の責任だと考えていては、本来改善できるものも改善できなくなってしまいます。 なぜ必要数が来店しているのに、会員登録まで至っていないのか。 もちろん営業力不足という可能性もありますが、この時も営業担当と密なコミュニケーションを取ることで別の要因が見えてくる場合があります。 営業担当とのコミュニケーションはこう活かそう もしこのままお互いが情報の共有をしないと下のイラストのようになってしまい、一向に関係性は良くなりませんし、目標達成も難しいでしょう。 ですが営業は現場のプロであり、どういったユーザーが会員登録してくれやすいかしっかり分かっています。 ここで今回のキャンペーンで来店したユーザーについて実際の現場にいる営業担当に聞いてみると、解決の糸口が見えてきました。 営業によると、会員になりやすいのは「30代~40代の働いている女性」だということでした。 このユーザーであれば半数の50%は会員になってくれているという実績もあり、前回のキャンペーンではここがきちんと押さえられていました。 Webマーケティング担当は数字だけで判断し、今回の試算をしてしまっていたのです。 さらに営業担当からしっかり話を聞いてみると、実は今回来店したユーザーは「無料体験」というキャンペーンにつられた若い女性ばかりだったというのです。 前回成功したキャンペーンよりさらに獲得数を伸ばす目的で企画した、最初のWeb予約数を増やすためのフックである無料体験がコンバージョン率を下げていたのです。 必要数と考えていた60人の来店のうち、ターゲットとしている30代以降のユーザーは20人でした。 その為、会員登録に結びついたユーザーは10人という結果になってしまったのです。 つまり今回は、「対象としたいユーザーを集められていなかったこと」が目標未達成の原因だったのです。 ここで重要になるのが、それぞれの目標だけを達成することにこだわるのではなく、最終目標である「新規会員30人」を達成するために、どういったユーザーを連れてくることが出来ればいいか、そのために何をすればよいかを、Webマーケティング担当と営業担当でしっかりとペルソナやカスタマージャーニーを作り共有しておくことです。 そうすることで、Webマーケティング担当は「せっかく目標人数連れてきたのに営業のせいで達成しなかったじゃないか」とか営業担当も「全然優良な顧客を連れてこないWebマーケティング担当はだめだな」といった内部でのもめごとが軽減でき、課題がどこにあったかを見つけやすくなります。 Webマーケティング担当と営業担当、それぞれお互いの土俵で一番詳しいのはその土俵にいる人なんですから、目標達成に向けてちゃんと情報を共有していけるといいですね。 まとめ いかがでしたでしょうか。 このようにWebマーケティング担当、営業担当とお互いに常々ちゃんと必要な情報や意見の共有をしていないと、本当の原因を見つけられず、永遠に目標達成出来ない、なんてことも起こり得ます。 今一度、目標達成できていない原因がどこにあるのか、目の前の数字と共に、営業担当とのコミュニケーションを通して確認してみてください。

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効率よく配信するために覚えておきたい、RTB配信の流れとポイント

こんにちは。nex8事業部の野口です。久しぶりの投稿となります。 今回は、インプレッションまでの流れという題材で、広告主であるあなたがアドネットワークやDSPなどに出稿した後に、RTBという仕組みによって、どのような流れでどうやって広告が配信されているのかをご紹介します。 今まで出稿の設定や依頼をしたら、はい終わり、となっていた部分かもしれませんが、この仕組みを知りポイントを押さえることで、より効率良い配信が出来るかと思いますので、ぜひ一読してみてくださいね。 それでは、いきましょう。 あなたの広告が配信されるまでの流れ まず、どのような流れで広告が配信されているのか、ここではRTBという取引方法で配信される広告にしぼって考えてみます。 RTBとは、Real Time Biddingの頭文字をとった略語で、メディアサイトの広告枠1つ1つに対してリアルタイムで入札を行う仕組みのことを指しています。 このRTB取引は、広告主側の広告効果最適化を目指すDSP(Demand Side Platform)というツールとメディアサイト側の広告収益最大化を目指すSSP(Supply Side Platform)という2つのツールが接続されることで成り立ちます。 配信までの流れとして上図を簡単にまとめると、 ユーザーがメディアサイトへ訪問→メディアサイトからSSPへ広告リクエスト送信→SSPからDSPに入札リクエスト(ビッドリクエスト)→広告主の入札結果をDSPを通してSSPに伝える(ビッドレスポンス)→入札競争→インプレッション となります。 商品のオークションを想像してもらえると分かりやすいかもしれません。 出品者が品物を出し、買い手が売却しようと金額を提示します。 複数の買い手がいた時、提示した金額が一番高い人がその品物を手に入れることが出来ますね。 これがRTBで配信される広告では、広告枠を品物として売り出し、自動で競りが行われているのです。 今回の記事では上記の赤字部分にフォーカスして説明していきます。 入札リクエスト(ビッドリクエスト)とは ではRTBを構成しているそれぞれの部分に焦点を当ててご説明していきます。 まず「ビッドリクエスト」です。 これは、メディアサイトがSSPを通じて「この広告枠を提供しますよ、買いませんか」というリクエストをDSPに送ることを言います。 つまり品物(ここでは枠)を出品することに相当するわけですね。 テレビのCM枠と同じようにメディアサイトにも広告枠が存在します。 メディアサイトの運営者は所有している広告枠を売ることでお金を稼ぐことができるので、RTBという仕組みを使ってそういったリクエストを行うのです。 (もちろんRTB以外にも、純広告やアフィリエイト広告の掲載枠として広告枠を提供することもできます。) ビッドリクエストで送ることのできる情報の中に「フロアプライス」という、これ以下では落札ができないという広告枠の最低入札価格があります。 このフロアプライスは、よく見られる(効果の良い)枠は高く、あまり見られない枠は安くなる傾向にあります。 テレビCMで言うところの、ゴールデンタイムと深夜帯での枠の値段の違いに似ているかもしれませんね。 ビッドリクエストでは、フロアプライスのほか、広告枠の情報や訪問したユーザーがどんな人物なのかというCookie情報等も一緒にリクエスト時に提示してくれます。 広告主側は提示された条件に応じてレスポンス(返事)をするのです。 では続いて広告主側のレスポンスについてご説明していきますね。 広告主からの入札(ビッドレスポンス)とは ビッドレスポンスとは、ビッドリクエストに対してDSP(広告主側)が行う「返事」のことです。 広告主側はこういうユーザーに広告を配信したいと予めDSP上で設定しておきます。 SSPがビッドリクエスト時に教えてくれたユーザー情報と設定した条件が合致した場合、その広告枠に○○円で入札をするというレスポンスを、条件に合わないユーザーの場合には「入札をしない」というレスポンスを返します。 さて、広告主側は条件に合致するユーザーだった場合、広告を配信したいと考えますが、できれば費用をなるべくかけずに広告枠を買えたら嬉しいですよね。 ここで思い出してほしいのがフロアプライスです。 一定の金額以下では広告枠を買うことができないのです。 オークションでいうなら、100万円からスタートするツボのオークションに1万円を提示しているようなものです。 逆にここへ1億円を持っていって、その値段で競りに勝っても、高い費用を払いすぎてしまっていて、なんだか損をしている気がしますよね。 つまりRTB取引において、広告主側は入札金額を抑えすぎると配信がされにくくなり、逆に高く入札しすぎると今度は効果が合わなくなってしまうのです。 これらの価格設定を上手に行って、費用対効果を高めつつ、獲得数を増やしていくのが重要になってくるわけですね。 ■覚えておきたいポイント①:フロアプライス 広告枠それぞれにフロアプライスが設定されていて、それ以下では買うことができない。 もしあまり配信されない枠があるなら、それはフロアプライスを上回っていない可能性がある。 ただし、配信量を出したいからと言って上げすぎてしまうのも注意が必要。 入札競争とは 最後に入札競争について。 ここまでで、ビッドリクエストではメディアサイトから品物(枠)を提供し、ビッドレスポンスでは広告主側の条件に合った場合だけ入札をする、とご説明しました。 RTB取引ではこの後に入札価格の競争が行われます。 この競争は同じ品物(枠)を欲しいと思っていて、フロアプライスの条件を満たしている広告主が複数いる場合に起こります。 こちらも通常のオークションと同様で同じ品物を欲しい入札者同士では競りが行われますよね。 ただ、実際のオークションとRTBの違うところは、RTBは1回目の入札で提示した価格でしか競りに参加できないというところです。 そして、このような競争を行い、見事入札に勝ち抜いた者だけがインプレッションとして広告を表示する権利を得るのです。 ここまでが、あなたの広告がユーザーに届くまでの流れとなります。 この入札競争において、広告主がレスポンスをした数に対して落札できた数、つまり「オークションの勝率」が大事な指標になります。 例えばものすごく費用対効果の良い広告枠があったとしたら、その枠にたくさん広告を出したいですよね。 その枠からのリクエストにはたくさんレスポンスしているのに勝率が10%ということであれば、10回のうち1回しか広告を出せていないということになり、せっかくのチャンスを逃しているということです。 そういう場合には入札単価(買付け価格)を上げると、入札競争に勝ちやすくなります。 オークションの勝率はどれだけ勝てているかの指標になので、入札金額とのバランスを考えながら、相性の良い広告枠になるべくたくさん表示できるようにしていきましょう。 そうすることで費用対効果を高めつつ、獲得件数も増やしていくことができるのです。 ■覚えておきたいポイント②:広告オークションにおける勝率 広告枠の落札において、入札をしてその入札競争に勝てた割合を指します。 費用対効果の良い広告枠に出したいが、そこへの配信量が伸び悩んでいる場合、この勝率を確認してみて入札単価の調整をしてみるのも良いでしょう。 まとめ いかがだったでしょうか。 RTBによる広告がユーザーに表示されるには、さまざまな条件を満たし、競争を勝ち抜く必要があるのです。 スマートフォンを見てみると、訪れたサイトで簡単に広告が表示されているように見えますが、その広告も競争を勝ち抜いて、表示されているのです。 今まであまり気にしたことのない話だったかもしれませんが、こうやって配信されている仕組みを知ることで狙った広告枠のフロアプライスや勝率を考慮した、より効率の良い配信をしていけると素敵ですね。 var _trackingid = 'LFT-11573-1'; (function()

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