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YouTube好きのWeb広告業界人が語る「YouTubeマーケティング」とは

こんにちは。nex8事業部の石井です。 皆さんは普段YouTubeを見ていますか? 今ではほとんどの方が接しているかと思いますが、実はサービス開始は2005年からと歴史は浅いYouTube。 ここまで大きく広まったのもここ数年のことで、僕がYouTubeにどっぷりハマり始めた5年ほど前は、今ほど浸透していなかったように思えます。 このYouTubeをはじめとした動画サービス成長の要因としてはやはりスマートフォンの普及が大きいでしょう。 視聴環境が多様化し、いつでも好きな時間に見たい動画を視聴できるようになったことで、生活者がより動画サービスに接しやすくなっていることが考えられます。 そんな動画サービス大手のYouTubeをビジネスに活用することは、今のWeb業界にとって、かなり重要ではないかと思います。 そこで今回はYouTubeを活用した、マーケティング方法についてご紹介をしていきたいと思います。 YouTubeマーケティングについて まずはYouTubeマーケティングについて簡単に概要を紹介します。 名前の通りでYouTubeを使って自社のマーケティング活動を行っていくのですが、実施する大きなメリットは動画でのアプローチが安価にできる点にあります。 動画での広告というとまずテレビCMがありますが、世間への影響力は大きい半面、たくさんの費用がかかってしまいます。 それに比べ、YouTube内での広告配信は比較的安価でターゲットを絞って配信もできるため、自社のアプローチしたいユーザーに対して予算に合わせた利用をすることが可能です。 また自社サイトに視聴者を誘導したい場合、WebサイトへのURLに遷移させるようにし、そのまま購買などの具体的なアクションに繋げることが出来ます。 その他にも様々な活用ができるYouTubeマーケティングの方法を、「YouTube広告への出稿」、「YouTubeチャンネルの作成」、「インフルエンサーの活用」の3つに分けてご紹介していきます。 YouTube広告で出来ること YouTubeの広告には「TrueView広告」と「バンパー広告」があります。 これらは、Google AdWords(アドワーズ)を通じて、YouTubeやGoogleディスプレイネットワークへ配信できる動画広告の総称です。 利用するにはYouTubeアカウントとGoogle AdWordsのアカウントが必要になりますが、無料で開設ができ、広告配信費用以外の利用料は発生しません。 それでは、TrueView広告とバンパー広告について簡単にご紹介します。 ■TrueView広告 TrueView広告においては興味がないユーザーへの広告表示での課金が発生しにくい仕組みのため、コストパフォーマンスの高い効果を出すことができるでしょう。 TrueView広告はインストリーム広告、ディスカバリー広告の2パターンがあります。 インストリーム広告は動画が再生されるディスプレイに配信され、ディスカバリー広告は YouTube の検索結果などに表示されます。 ■動画再生ページ ■検索結果ページ ●(TrueView)インストリーム広告 さらにインストリーム広告は配信されるタイミングによって以下3種類に分けられます。 ・プレロール広告(ユーザーが視聴する前) ・ミッドロール広告(視聴途中)※動画本編が10分以上のみ ・ポストロール広告(視聴後)※動画本編が10分以上のみ ミッドロール広告とポストロール広告は配信条件があるため、ショート動画が多いYouTubeでは主流はプレロール広告(動画視聴前)になります。 スキップが可能な広告で時間に大きな制限はなく(30秒が多い)、動画再生前5秒間の広告を再生後、右下に現れるスキップボタンを押せば動画本編の再生が始まる仕組みです。 課金条件 ・動画広告を30秒視聴する。 ・動画広告のリンクから自社サイトへの遷移等、アクションを起こしている。 プレロール広告(動画視聴前)にはスキップができないノンスキッパブル広告も存在します。 30秒のものが多く、ユーザーはこの時間中広告の視聴を強制されます。 課金体制は動画が表示された時点でCPM(Cost Per Mille)課金となります。 ただ、長い時間広告を強制的に視聴しなければならないのでユーザーの負担となり、懸念されてしまうこともあり、Googleは2018年までにノンスキッパブル広告を廃止すると発表しています。 ●(TrueView)ディスカバリー広告 以前は「TrueView インディスプレイ広告」と呼ばれていたフォーマットです。 YouTubeのトップページ、検索結果ページや各動画再生ページに表示され、ユーザーがクリックをしない限り動画広告の配信はされません。 そのため、インストリーム広告に比べ興味関心の高いユーザーが多いと言われています。 課金条件 ・広告がクリックされたタイミングで料金が発生するCPC課金   ■バンパー広告 バンパー広告は、2016年5月より新しいフォーマットとして開始しています。 配信箇所はインストリーム広告と同じく、動画が再生されるディスプレイ上で、一番の特徴は広告の配信時間が最長で6秒間のスキップ不可であるということです。 配信が6秒間のみなので、短い時間でユーザーに訴求するようアピールポイントを詰め込む必要がありますが、その分ユーザーにストレスなく商品やサービスを印象付けることができます。 また広告再生時間が短いため、サイト遷移を誘導するというよりは、ブランディングに向いていると言えるでしょう。 個人的には最近、このバンパー広告を出稿している広告主が増えているように感じます。 課金条件 ・広告が配信されたタイミングで料金が発生するCPM課金 TrueView広告とバンパー広告の配信はどちらもGoogle Adwordsの機能を使って性別や年齢、キーワードなどの細かい指定をして配信ユーザーを絞り込むこともできますし、ユーザーリストを作成し、そのユーザーに対して広告配信をすること、つまりリターゲティング広告の配信も可能です。 例えば、動画広告を視聴したユーザーに対して別のWebサイト上にバナー広告を配信したり、サイト訪問履歴のあるユーザーにだけ動画広告を配信したりすることができます。 配信したいユーザーをターゲティングして配信できるようになっているため、無駄なく広告を出すことが可能になるでしょう。 YouTubeチャンネルでの動画投稿で出来ること 次に、Youtubeチャンネル上で動画投稿することで出来ることを紹介していきます。 まずは投稿するためにYouTubeチャンネルを作成します。 YouTubeチャンネルとは、YouTube上に作成する会社のホームページのようなイメージです。 YouTubeチャンネルを作成するにはGoogleアカウントが必要ですが、すでに持っている場合は、YouTube画面右上からログイン後、「クリエイターツール」をクリックし「チャンネルを作成する」から作成することが可能です。 ユーザーが動画に興味をもち、自社のYouTubeチャンネルに「登録」してもらえば、最新の動画をアップロードした際にそのユーザーが目につきやすいところに動画が表示されるようになります。 YouTubeでのチャンネル登録はTwitterやInstagramでのアカウントフォローに似ていますね。 チャンネルを作成し動画投稿するメリットは大きく5つあります。 メリット①:無料で大規模な人数へのリーチが可能 YouTubeは世界最大の動画共有サイトです。 よく検索されるキーワードの動画をアップロードして、うまく「急上昇」に入ることができれば、大規模な人数にリーチすることができます。 メリット②:ソーシャルメディアへの共有がしやすく、拡散しやすい YouTube動画はFacebookやTwitterなどのSNSとの相性が良く、ユニークな動画や品質の高い動画はSNS上で拡散され一気に広まって話題となり企業の認知度UPにつなげることができます。 メリット③:自社サイトへの活用 自社のサービスサイトや商品ページを持っている場合は、そこに動画を埋め込むことで商品のよりリアルな情報をユーザーは知ることができ、購買に繋げることができます。 またそこからYouTubeチャンネル登録を促すこともできますね。 メリット④:Web検索結果からも流入を狙える Googleの検索結果と関連性が高いので、YouTubeでの動画検索結果ページではなく通常の「Web検索結果ページ」にも表示がされます。 特に「具体的な商品名」や、「◯◯をする方法」など具体的なキーワードはWeb検索結果画面に動画が表示される傾向が強いようです。 メリット⑤:動画の分析も無料で出来る YouTubeでは、「YouTubeアナリティクス」が無料で使用できます。 これは流入元や視聴者がどのポイントで動画視聴を止めているかなど、チャンネルや動画に関するさまざまな指標を得ることができます。 しかし動画をアップロードする際には、ただやみくもに投稿すれば良いわけではありません。 動画の再生数を増やし、企業の認知度を上げるには様々な工夫や以下のような注意点も考慮しなければなりません。 注意点①:効果的な動画を制作する 長時間の動画よりも、数分の短い動画が見られやすい傾向があります。 短時間で魅力が伝わる動画を作成・配信することが重要になるでしょう。 注意点②:タイトルやサムネイル画像にも注力 タイトルにはキーワードを設定し、クリックしたくなるようなものにしましょう。 またサムネイル画像なども目を引くような画像が視聴されやすいです。 注意点③:投稿数を増やす なにより定期的な配信を続けないことにはチャンネル登録者数は増えてきません。 動画数が増えれば、関連するその他の動画も視聴してくれる可能性が高まります。 このような注意点に気を付けながら、自社で動画を撮影・編集して投稿、チャンネル登録者数を増やしていくことは、時間をなかなか作れず、実施が難しい企業も多いかと思います。 そんなときは人気のある動画配信者(YouTuber)とコラボレーションするのも手段として考えられます。 YouTuber(インフルエンサー)を活用して出来ること インフルエンサーとは、人々に影響を与える人物を指し、YouTube上のインフルエンサーのことを「YouTuber」と呼びます。 近年は職業にしている方も増えてきていますよね。 このYouTuberに商品やサービスの紹介を依頼し、YouTuberが動画を作成・配信するという流れです。 紹介したい商品がコスメ系の商品であれば、メイク動画で人気のYouTuberにレビューをお願いすることで、自社で動画配信をするよりも良質かつ膨大な数の新規ユーザーにアプローチすることができ、効果的なプロモーションになるでしょう。 人気のあるYouTuberと企業をつなげてくれる会社などもあるので、インフルエンサーを使ったプロモーションはそこまで難しくないかと思います。 ただ、YouTuberを使ったプロモーションの場合、費用がかかり話題になるかどうかはYouTuberとその動画内容によって変わってきたりしてしまうことから多少のリスクはあります。 それでも、自社内でチャンネルの登録者数を増やし、視聴回数を増やしていくにはそれなりの時間と労力が必要になりますので、YouTubeに動画として商品を広げていく施策としては有効な手段となるのではないでしょうか。 まとめ Googleの2016年の発表によると日本でのYouTube利用率は77%。 低予算で簡単に始められるYouTubeを利用した動画マーケティングはこれからどんどん企業が取り入れていくようになることが予想されます。 今回ご紹介したのは簡単な概要になりますが、自社サイトに合う動画訴求方法を見つけて、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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集客段階別!ネット広告の効率的な活用方法

初めまして!nex8事業部で営業を担当している日暮です。 今回の記事では、ネットで商売をしている方であれば今や出稿するのが当たり前となったネット広告について、集客段階を4つに分けた時の効率的な活用方法について解説していきます。 ネット広告の概要と種類 ネット広告は、インターネット上に掲載される広告のことで、画像や動画、テキストの形式で配信されます。 配信された広告をユーザーが見たり、クリックしたりすることで、広告主のサービス認知や商品購入へつなげることができます。 そのため、インターネット上で商売、特にECサイト運営をしている方にとっては重要な広告手法となっていますね。 さらにネット広告は、配信データの取得が細かく出来るので、これまでの4マス広告(テレビ、新聞、ラジオ、雑誌)にはなかった「広告効果を計測して数値化」出来ることと、自社にとって効果の高いユーザーを理解し、「ターゲット選定」が詳細に出来るようになったことの2つを強みとして持っています。 この2つの利点は広告主側の費用対効果を追及したいという考えと合致したため、ネット広告が登場してから、その市場は成長を続けています。 では、ネット広告の代表的な手法と課金形式についていくつか簡単にご紹介します。 ・アフィリエイト広告 ブログや比較サイトなどに紹介記事とともに商品やサービスの広告を掲載してもらい、そこから広告主の定めた成果(購入や資料請求等)が達成された時のみ成果報酬として広告費を支払う手法。 ・リスティング広告 Yahoo!やGoogleの検索結果画面に広告を掲載できる手法。 指定した検索キーワードで入札をし、ユーザーがそのキーワードで検索をすると広告が表示され、クリックされた場合に入札額に応じた広告費を支払う。 ・リターゲティング広告 広告主サイトに1度訪れたことがあるユーザーに対して広告を配信し、再度訪れてもらうよう訴求する手法。 配信サービスとつながっている無数のWebメディアの広告枠に、配信対象となるユーザーが訪れた時に配信される。 広告費は配信サービスにより異なるが、広告表示やクリックに対して支払うことが多い。 ・SNS広告 FacebookやTwitterといったソーシャルメディアのプラットフォーム上で広告を配信する手法。 プラットフォームやメニューにより、様々な広告費の支払い方がある。 ・動画広告 動画メディアの動画コンテンツ枠内で再生されるインストリーム広告(YouTubeの視聴前などでよく見られるタイプ)の他、読み物メディア等の記事中に広告枠が挿入されるインフィード広告や、ページ遷移のタイミングで全画面に表示されるインタースティシャル広告など、動画で作られた広告を配信する手法。 広告費の支払い方は配信サービスにより様々ある。 ネット広告の概要について、こちらの記事で、さらに詳細に説明しているので参照してみてください。 集客フェーズ別の戦略と適切なネット広告の活用方法 では1章をふまえ、ECサイトにおける集客を「初期の集客期」「販売力の強化期」「リピーター強化期」「サイクル期(成熟期)」の4つの段階に分けた時、それぞれの段階でどの広告手法が効果的かを考えていきましょう。 初期の集客期 まずは、どんなサイトで、どんな商品を販売しているのか知ってもらわなくてはなりません。 ECサイトを立ち上げたばかりの段階では「アフィリエイト広告」がオススメです。 アフィリエイト広告は、ブログや比較サイトを通じて「第三者目線で(広告主の宣伝ではなく掲載メディアの言葉で)新規ユーザーに対して訴求が出来ること」、そして「成果報酬型」であることが強みです。 ユーザーがネット上であなたの商品に関連のある言葉を検索した時、ブログや比較サイトに記事が載っていれば、第三者の言葉で紹介された詳しい情報とともに認知してもらうことができ、興味を持ったユーザーをあなたの運営するECサイトに送客することもできます。 初期段階において、効率的に自社サイトや商品を知ってもらうことが出来るので有効な広告です。 さらに成果報酬型課金の広告なのでユーザーが購入をしない限り、費用は発生しません。 費用対効果も良くリスクも少ないという点で、初期段階に始めやすい広告だと言えるでしょう。 販売力の強化期 認知度が上がり、サイトに流入してくるユーザーが増えてきた段階で効果的になる広告手法は「リスティング広告」や「リターゲティング広告」です。 ここで、リスティング広告は初期段階からやるべき施策じゃないの?と疑問を持つ方もいるでしょう。 もちろん初期段階でリスティング広告を配信して認知度の向上を狙うのも良いと思います。 ですが、一度認知されてからリスティング広告を配信した方がより効率的になるのです。 例えば、「シューズ」と検索されるのと「(ブランド名) シューズ」と検索されるのではユーザーの興味の度合いが違いますよね。 ただシューズを探しているよりも「(ブランド名) シューズ」の方が、よりあなたのサイトや商材に興味が強く、購入に近いと考えることが出来ます。 リターゲティング広告は、一度サイトに訪れたユーザーに対して広告を配信するので、サイトから離脱したユーザーの引き戻しができ、買い忘れ等を防ぐことができますね。 ここまでをまとめると以下のようになります。 ① アフィリエイト広告で商品名の認知度を上げる。 ② ブランド名や商品名のキーワードで検索してきたユーザーに対して適切なリスティング広告を打ってサイトに訪問してもらい、購入までのスムーズな流れを作る。 ③ サイトから離脱したユーザーに対しては、リターゲティング広告で再度訴求していく。 リピーター強化期 広告施策等で商品が売れるようになってきたら、次の段階です。 リピーターの数を増やすことで、さらに効率的に利益を上げていきましょう。 リピーター獲得の重要性や、広告以外での施策のポイントについてはこちらをご参照ください。 広告施策でリピーター獲得を促進させる場合、効率的な手法は「リターゲティング広告」です。 リターゲティングは、一度でもあなたのサイトに訪問したことのあるユーザーに対して広告を配信しますが、どのユーザーを対象とするかを選定することも出来ます。 例えば30日ほどで使い切る化粧品を購入したユーザーに対しては、購入後30日のタイミングで広告を配信したり、シャツを購入したユーザーに対しては色や柄の違う別のシャツやジャケットをバナーで薦めてみたりするなど、自社サイトのファンになってもらうための様々な配信が考えられますね。   ユーザーの行動を考えてターゲットを選び、そのユーザーに適した広告を配信出来るので、上手く配信設計をすれば効率的にリピーターを増やすことが出来る手法だと言えるでしょう。 サイクル期(成熟期) リピーターを獲得し、サイトが安定して稼動するようになってきた時には、さらに集客と売上を拡大させるために行動していきます。 そのためにも様々な広告手法を試して、自社に合ったものを選んでいきましょう。 またこの段階では、収益の上げ方をどうしたいかで実施する広告手法が変わってくるとも思います。 例えば、新規の獲得をもっと増やしていくことが良いのか、リピーターを増やしていくことが良いのか、客単価を上げる動きをしていけば良いのか、などですね。 個人的にこの時に有効な広告は、最初にご紹介した「アフィリエイト広告」だと思っています。 ネットでの評判や口コミを判断材料にするユーザーが増えてきている中で「第三者目線」で訴求をしてくれるアフィリエイト広告は非常に有効な手法です。 ターゲット層や商品などにもよりますが、動画広告で実際に製品の使い方を分かりやすくユーザーに届けるのも良いかもしれませんね。 現状の広告効果を最適化し、1件獲得あたりの広告費用を減少させる工夫をしながら新しい施策を実施することで、まだリーチ出来ていなかった新しい層に対してアプローチし、さらなる売上や利益の拡大が出来ればベストですね。 まとめ いかがでしたでしょうか。 現在様々な広告手法があるため、何から手を付ければよいのか決めるのは難しいと思います。 しかし、適切な広告戦略を立てることが出来れば、商品の売上を大きく伸ばすことも可能になります。 今回の記事がどの広告をどの時期に実施した方がよいか、その考え方の1つとしてお役に立てれば幸いです。

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【マインドフロー】7つの関門を突破して売れ続けるECサイトをつくる

こんにちは、nex8事業部の脇本です。 今回は顧客が物を購入するまでの心の動きを表す「マインドフロー」について。 この記事では、顧客の目線に立った具体例も交えてご説明します。 顧客視点に立つことで、今まで当たり前だと思っていた事柄の理由や根拠が見えてくるかもしれません。 マインドフローとは マインドフローとは、マーケティングコンサルタントの佐藤義典氏が提唱したもので、顧客が物を購入するまでの「心の流れ」のことを指します。 顧客が何かを購入したいと考えた時、どのような事を考え、どのような心の変化が現れるのかを具体的に分解し、それぞれの心のフェーズを分析することで、売り手側は自社にとっての必要点・不足点の検出など、売上向上に繋がるための課題を落とし込むことができるのです。 マインドフローで提唱されている、顧客が購買に至るまでの心理分析には、以下の7つの過程があります。 ①認知→ ②興味→ ③行動→ ④比較→ ⑤購買→ ⑥利用→ ⑦愛情 このように、最初は商品を知ってもらうことから始まります。 そして、商品の購入を経て最終的には商品に愛情をもってもらうこと、つまりリピーターになってもらうまでの過程を段階別に表しています。 同じ購買行動を表す言葉としてAISAS(アイサス)が有名で、これは ①認知(Attention)→ ②興味(Interest)→ ③検索(Search)→ ④行動(Action)→

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Webマーケティング担当者必見!アドネットワークとDSPの違いと効果的な使い分けとは?

「基礎があれば1にでも100にでもできる」 これは私が学生時代に覚えた中田英寿氏の言葉です。 はじめまして。nex8事業部で広告運用を担当している金です。 初めてのブログです。最後までお付き合いいただければ幸いです。 インターネット広告業界の用語や仕組みを理解しようとしていると「何となくわかる(=完全には理解していない)」事が多々出てくるかと思います。 私自身も、何となくではなくしっかり理解するために基礎の部分から日々勉強しているのですが、その中から今回はWebマーケティング担当の方なら必ず1度は聞いたことのある「アドネットワーク」と「DSP」の違いについて説明していきたいと思います。 そもそもアドネットワークとDSPってなに? アドネットワークとDSPの違いを解説する前に、まずはそれぞれがどういったものか簡単に説明します。 アドネットワークとは? アドネットワークとは、Webサイトやブログなどのメディアを多数束ねて、そのメディアの持つ広告枠へ広告を配信する仕組みを持ったネットワークのことです。 アドネットワークを提供している事業者は様々なメディアから広告枠を提供してもらい、広告主はアドネットワークに発注することで、一括でそのメディア群へ広告を配信することが可能になります。 1メディアごとに発注する手間がはぶけるので、管理が楽になったり、多くのユーザーにリーチしたりすることが出来ます。 詳細についてはアドネットワークのまとめ記事をご覧ください。 DSPとは? 続いてDSPについてです。 DSPとは、Demand-Side Platform(デマンドサイド・プラットフォーム)の略称で、インターネット広告において広告主側の広告効果の最大化を支援するためのツールです。 DSPはアドネットワークとは異なり配信枠を持っているわけではないので、アドネットワークや、SSP(Supply-Side Platform)(※)と接続をすることで広告の配信が可能となっています。 SSP:Supply Side Platform(サプライサイド・プラットフォーム)の略でメディア側の広告収益最大化を目的としたツールのこと。 では具体的にどういうところが違うのか、それは登場の背景を紐解くことで見えてきます。 次により詳細なアドネットワークとDSPの違いについて説明していきます。 アドネットワークとDSP登場の背景 ■アドネットワーク登場の背景 アドネットワークが日本で初めて登場したのは、2008年頃。 1999年当時、インターネット上でのブログ数はわずか23サイトしかありませんでしたが、その後Webサイトやブログが個人でも簡単に作成できるようになり、2006年には5000万サイトと爆発的に増加しました。 アドネットワークがない時代、広告主がメディアサイトに広告を掲載したい場合は1メディアごとに掲載依頼をしていたので、Webサイトやブログが増えたことで、広告掲載できる枠も同じように増加すると、その管理や効果測定が到底人力では出来なくなったわけです。 アドネットワークはそれらをまとめて両者の仲介役をすることで、広告主とメディアの困難を解決する存在として登場したのです。 ■DSP登場の背景 Webサイトやブログの数が増え続けると、異なるメディア(配信出来る広告枠)を保有したアドネットワークも自然と増加していきました。 そのため広告主は希望するメディアサイトに広告配信したい場合、サービスごとに管理画面や配信手法が異なる複数のアドネットワークを運用する必要があり、広告運用者の負担はかなり大きくなってしまったのです。 こういった問題の解決と、より広告の費用対効果を高くするためにDSPが登場しました。 DSPはアドネットワーク(SSPやアドエクスチェンジなども)を束ね、全ての配信枠の中から設定したユーザーが現れた場合に広告を配信出来ます。 これまで、アドネットワークごとに配信設定をしていたところを、DSPを介すことで一元管理することが出来るというわけです。 アドネットワークとDSPを簡単に表すと、アドネットワークは「それ自体が配信枠を持っている広告ネットワーク」、DSPは「広告ネットワークを束ねて、どこに、どのように配信をしたらよいか考えるツール」と言えます。 では続いてそれぞれの詳細な役割を説明していきます。 アドネットワークとDSPの代表的な機能 アドネットワークとDSPには共通した機能や特徴があるので、まずそれをまとめてみました。 <アドネットワークとDSPの共通の機能> ・CTR、CV数、CVRなどの効果測定データを見ることができる。 ・リターゲティング広告配信ができる。 ・広告配信を行う上で運用を細かくできる。 ・課金方式がインプレッション課金、またはクリック課金である。 上記が挙げられます。 ネット広告の特徴でもある効果測定はどちらも出来ます。 また課金形式はサービスごとに異なりますが、ほとんどのサービスがインプレッション課金(CPM)かクリック課金(CPC)のどちらかです。 運用できることについてもサービスごとに異なっています。   続いてアドネットワークとDSPのそれぞれについてまとめてみます。 <アドネットワークの代表的な機能> ・アドネットワークと連携しているメディアサイト・アプリに大量出稿ができる 複数の媒体を所持しているアドネットワークを利用すれば1つ1つのWebサイトに広告掲載をお願いしないで出稿が可能になります。 アドネットワークの代表的な機能です。   ・アドネットワークごとに独自のターゲティング方法があり、目的に応じた使い分けができる 指定したカテゴリのメディアサイトのみに配信をする「パッケージング配信」や特定の性別やジャンルに興味があると推測されるユーザーに広告配信をする「オーディエンス配信」などサービス提供会社ごとに独自のターゲティング手法があります。   <DSPの代表的な機能> ・複数のアドネットワーク、SSP、アドエクスチェンジに配信ができる DSPではアドネットワークやSSPと接続し、それぞれの持つ広告枠1つ1つに対して入札、配信を行うので、膨大な配信枠の中から適切なユーザーに配信ができる。   ・RTB入札を採用している 1インプレッションに対してリアルタイムで入札を行うので、良い配信枠には高く入札、あまり効果の良くない枠には入札をしないなどして、効果の調整が細かくできる。   ・広告運用者の工数削減ができる 複数アドネットワークを運用する場合、それぞれ手法が異なるので配信の調整に手間がかかってしまいますが、DSPであれば接続しているアドネットワークやSSPを一元管理することができたり、機械学習等により運用をすべて自動化しているサービスもあったりするので、運用の工数削減ができる。   ・レコメンド配信ができる  レコメンド配信という趣味や嗜好性が似ているユーザー同士の共通点やユーザーが閲覧した複数の商品の共通点を分析することで、類似ユーザーに最適だと思われる商品広告を表示することができます。 ここまで、アドネットワークとDSPの役割や特徴について違いを説明してきました。 役割が違うので、実際のプロモーションに際しても使い方が異なってきます。 最後に、アドネットワークとDSPの効果的な使い分けについてお伝えします。 アドネットワークとDSPの使い分け アドネットワークは、多くのメディアをひとつの媒体として広告配信ができる『プラットフォーム』に対して、DSPは複数のアドネットワークを1度にまとめて運用し分析できる『ツール』だと考えることが出来ます。 運用にかかる手間という点で考えてみましょう。 1度に多くのアドネットワークに配信する場合はDSPを利用すれば入稿、入札、分析の時間を省略することが出来ます。 逆に少ないアドネットワークのみに配信するのであれば、DSPを介さず直接運用したほうが効果的になる場合があります。 次に配信方法という点ではどうでしょうか。 アドネットワークは特定カテゴリのサイトや配信枠を指定して配信できることが、DSPはどの配信枠に対しても狙ったユーザーに配信出来ることがそれぞれ特徴として挙げられていました。 この時ECサイトを考えると、自社内で狙いたい層がある程度決まっていると思いますので、認知を目的とした際には、アドネットワークのカテゴリ配信を使って狙いたいユーザーがいそうなメディアサイトにのみ配信をすれば効率的に集客が出来ますね。 一度でもサイトに来ている、または既存ユーザーが多くいて再訪問を目的とするならば、より細かくユーザーのターゲット設定を行えて、様々なネットワークでアプローチすることのできるDSPの活用が有効になります。 その時実施したい目的に合わせてアドネットワークやDSPを活用することがマーケティングを行う上で大切なことではないでしょうか。 まとめ いかがでしたか? アドネットワークとDSPについてご理解いただけましたでしょうか。 役割の違うネットワークとツールなので目的によって使い分けて効率的な集客を行っていきましょう。 このブログを読んで頂いた方々に少しでもお役に立てれば幸いです。

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初心者Web担当者さんへ!リスティング広告の運用方法

こんにちは。nex8事業部の水井です。 前回の私の記事では、リスティング広告の始め方をご紹介しました。 今回は、リスティング広告の運用方法について段階別に、わかりやすくご紹介できればと思います。 リスティング広告を始めたは良いが、運用方法がわからない、期待する効果が得られていないなど、お悩みの方は是非チェックしてみてください。 リスティング広告を出稿する際、重要となってくる指標を大きく3つに分けてみたいと思います。 それは、広告の表示回数である「① インプレッション」、広告がクリックされた割合を示す「② CTR(クリック率)」、最後に広告が成果に結びついた割合を示す「③ CVR(コンバージョン率)」です。 これら1つでも欠けてしまうと、思うような広告成果を上げることはできませんよね。 そのため、今回はこれらの指標ごとに、それぞれどのような運用をして改善していけば良いかを簡単にご説明していきますね。 インプレッションを増やそう まずは、インプレッションの増やし方についてです。 インプレッションが発生しなければ、その先のクリックにもCV(コンバージョン)にも結び付かないので、最初に改善すべき指標とも言えます。 キーワードを選定する インプレッションを増やすには、キーワードの選定がとても重要になります。 キーワードと言っても「ビッグワード」「ミドルワード」「スモールワード」に分類することができるとご存知でしたか? ビッグワードとは、意味の広い単語のことで、検索数が膨大かつ競合する広告主も多いキーワードのことです。 そのため、入札単価やCPCが高騰しやすい傾向にあります。 ミドルワードは、ビッグワードに具体的な意味の単語を組み合わせたもので、より検索するユーザーが絞られるキーワードのことです。 スモールワードになると、特定の製品やサービスの名前や、ミドルワードにメーカー名などの対象をさらに絞る単語(ロングテールワード、セカンドワード)を組み合わせたもののことです。 検索数は少ないですが、競合する広告主も少なくなるので、入札単価やCPCが安価になりやすいキーワードです。 例えば、「Web広告」はビッグワード、「Web広告 リターゲティング」はミドルワード、「nex8」はスモールワードとなります。 つまり、ビッグワードやミドルワードを設定すれば、ある程度の検索母数を確保することができ、インプレッションを増やすことにもつながるということですね。 とは言え、ビッグワードだけでは、ユーザーの検索の目的は様々で、良くも悪くも対象ユーザーがかなり広がります。 「Web広告」と検索しているユーザーを考えてみましょう。 あるユーザーは、Web広告のリターゲティングサービスを検討していて、どんなサービスがあるのか知りたいのかもしれません。 また別のユーザーは広告業界志望の学生で、勉強するために検索しているという可能性もあります。 逆にミドルワード、スモールワードとなっていくと目的がはっきりしてきますよね。 その分、広告成果に結びつく確率も上がってくるので、ビッグワード、ミドルワード、スモールワードを上手く組み合わせて選定しましょう。 入札金額を調整する 掲載順位が上がればそれだけ、ユーザーの目に広告が触れる回数が増えます。(=インプレッションが増える) リスティング広告では、広告の掲載順位が「広告ランク」というもので決定し、広告ランクは「入札金額」と「品質スコア」によって決まります。 広告ランク=入札単価×品質スコア(※) (※厳密には広告の表示オプション等、ほかの要因もありますが、簡単のためこの表記にしています。) そのため、キーワードへの入札金額を高くすれば、広告掲載順位が上がりやすくなります。 ただし、入札金額を上げすぎてしまっては広告効果とのバランスがとれなくなってしまうので、徐々に上げていくことをオススメします。 また、入札金額を設定する際には「最低入札価格」にも注意しましょう。 これは、広告を表示するために最低限必要な入札価格のことで、これを下回ってしまうと広告表示がほとんどできなくなってしまうので、最低入札価格以上の金額を設定するようにしましょう。 Googleが提供しているリスティング広告サービス、Google Adwords(アドワーズ)では、この最低入札価格は「First Page bid」と呼ばれ、以下のように表示されます。 キーワードごとに確認ができるので、これを参考に、入札金額を調整してください。 品質スコアを上げる 先ほどの式から品質スコアを上げることでも広告ランクを上げることができます。 品質スコアとは、広告やWebサイトの品質、具体的には「広告の推定クリック率」と「広告の関連性」と「ランディングページの質」などの複合要素で決定され、こちらもアドワーズではキーワードごとに確認ができ、1~10までの数値で表されています。 この品質スコアの値が低ければ、いくら入札単価を上げても掲載順位が下がる可能性があります。 そのため、もし品質スコアが平均よりも低い場合には、キーワードとの関連性の高い広告作成やアピール度の高いWebサイトを作成するようにしましょう。 例えば、広告文にキーワードを含める方法は、それだけでユーザーの検索キーワードと広告文、広告文とWebサイトとの関連度を上げることができるのでとてもオススメです。 CTRを上げよう 次にCTRについて考えてみましょう。 CTRとは、インプレッションに対してどれだけクリックされたかを表す数値で、クリック÷インプレッションの式で出せますよね。 つまり、クリック数を上げることができれば、CTRを上げることができるのです。 では、どうすれば良いのかを見ていきましょう。 広告文を改善する クリック数を上げるには、ユーザーがクリックしたくなるような魅力的な広告文が必要不可欠です。 また、広告文は表示位置を左右する広告ランクにも関わってくるので、とても重要になります。 ここでは広告文改善の3つの方法をご紹介します。 まず1つ目は「広告文にキーワードを含める」です。 前章でも触れましたが、広告文にキーワードを含める方法はとても簡単ではあるものの、すごく重要なポイントです。 あなたが何か検索した時、検索したキーワードに関連性の高そうな広告があれば興味がわきますよね。 まずは、広告文にキーワードを含めることで関連性があることをアピールしましょう。 ただし、広告文やWebサイトとの関連性を無視して無理矢理入れ込もうとすると、事前の審査で不承認となったり、逆に品質ランクを下げてしまったりする場合があるので注意しましょう。 2つ目は「自社のセールスポイントを含める」です。 これは、たくさんある広告の中からユーザーに選んでもらうための方法です。 お得なセールや特典についての情報、他社と差別化できるポイントを入れましょう。 ここで、オプション機能がとてもオススメです。 アドワーズでは、5種類の広告表示オプションがあります。 前回の記事でオプション機能についてもご紹介しているので合わせてご覧ください。 オプション機能を使うと、「無料配送」や「24時間カスタマー サービス」など自社のセールスポイントを強調し、ユーザーの興味関心を引き付けることができるので、CTRの改善が見込めます。 また、広告文とは別に情報量を増やすこともできるので、是非活用したい設定です。 最後は「複数の広告文を作成する」です。 これは、いろいろなパターンを作成してA/Bテストをすることで、最も広告効果の高い広告文に絞っていく方法です。 始めは少しずつ異なる広告文を複数作成し、効果の良いものに絞って精査していきましょう。 そして、さらに改善、精査を繰り返すことで、より良い広告文を見つけることができます。 ブロックキーワード、マッチタイプを最適化する つぎに、ブロックキーワード、マッチタイプについてご紹介します。 これは、無駄な広告配信を防ぐことができるので、効率的に広告を配信することでCTRを上げる方法です。 ブロックキーワードを設定すると、特定のキーワードを含んで検索された場合には配信を除外することが可能になります。 除外するキーワードは、設定しているキーワードに類似している別の単語や、ターゲットとなるユーザーとは異なる単語などを設定しましょう。 例えば「ドレス」を販売している場合、「アドレス」や「コードレス」は類似していますが、意味が全く異なる単語ですよね。 また、レンタルドレスを検討しているユーザーは、ターゲットユーザーではないので「レンタル」も除外候補となります。 次に、マッチタイプについてですが、これはユーザーの検索語句が、設定したキーワードにどの程度合致した場合に広告表示するかの設定です。 アドワーズを例にご説明すると、以下の種類があります。 ① 部分一致:キーワードに追加した語句だけでなく、キーワードに関連するパターン(誤字、送り仮名の違い、多少の言葉のゆれ、関連性のある語句)に対しても自動的に広告が表示される。 幅広いユーザーにリーチ可能。 ② 絞り込み部分一致:指定したキーワードが検索語句に含まれる場合に(順序は問わず)、広告が掲載対象となる。 ③

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ネイティブアド~コンテンツに馴染む広告とは~

こんにちは、nex8事業部の脇本です。 今回、私からお話しさせていただくのはネイティブアドについて。 ネット広告の中で一般的になってきたこの配信方法について、あらためて概要や将来性についてまとめてみましたのでご紹介していきます。 ぜひご覧ください。 ネイティブアドってなに? ネイティブアドとは JIAA(一般社団法人インターネット広告推進協議会)は2015年の3月にネイティブアドを下記のように定義しています。 “デザイン、内容、フォーマットが、媒体社が編集する記事・コンテンツの形式や提供するサービスの機能と同様でそれらと一体化しており、ユーザーの情報利用体験を妨げない広告を指す。“ 一言でいえばネイティブアドは「読者のことを考えた広告」です。 ニュースサイトやSNSなどのサイト内のコンテンツやデザインと一体化したような形式で表示される広告のことを指します。 実際にネイティブアドがどのように掲載されるか見てみましょう。 枠内がネイティブアドです。 オーガニックコンテンツと違和感なくマッチしていることが分かりますね。 同じネット広告の代表的なものとしてバナー広告があります。 ネット広告が浸透した今では、どのサイトを見てもバナー広告を目にする機会が増えたと思います。 そのため、一目で「広告」とわかるものにユーザーが慣れてしまい、興味関心を示さなくなってきてしまうなど、その効果は年々弱まってきているそうです。 そんなバナー広告に代わり登場したのがネイティブアドです。 ネイティブアドはサイト内のコンテンツと同様の形式で掲載されるので、サイトとの親和性や広告視認性が高く、自然で違和感なくユーザーに情報を提供することができる広告手法だと言えるでしょう。 また、サイトに馴染むことを目的としていない従来のバナー広告に対して、広告が目立って邪魔に感じてしまったりと、ネガティブな印象を持っているユーザーにとっては、サイト内のコンテンツに馴染むことでその嫌悪感を緩和させることも可能なのです。 6つの種類 ネイティブアドは現在、形式や表示のされ方によって6つの種類に分かれています。 ここではそれぞれの特性をご紹介していきますね。 (出典元:IABネイティブアド・プレイブック) ① インフィード型 サイト内の通常コンテンツと同じような形式で配置されるのが特徴で、最もバリエーションが豊富な型といわれています。 コンテンツフィードと呼ばれるニュースサイト内のコンテンツと同じような形式で掲載されるものや、ソーシャルフィードと呼ばれる、SNS上に企業が投稿したものなどがあります。 最初に例示したものはこのインフィード型に該当します。 (例)Facebook、Twitter、ニュースサイトなど ② ペイドサーチ型 ペイドサーチ型はいわゆるリスティング広告のことです。 ユーザーの検索した内容に連動し、検索結果の上部に表示される広告のことで、広告である旨を明示しているものがネイティブアドのペイドサーチ型となります。 検索エンジンをよく利用される方は、頻繁に目にしているのではないでしょうか。 (例)Yahoo、Google ③ レコメンドウィジェット型 サイト内に「関連」や「おすすめ」といった形式で表示されるネイティブアドのことで、フィード内でコンテンツと違和感なく並んでいることが多いです。 (例)Youtube ④ プロモートリスティング型 インフィード型と同様でオーガニックコンテンツ内に表示されるネイティブアドです。 インフィード型と異なる点として、掲載媒体が限定されるということが挙げられます。例えばAmazonではAmazonに出品している商品のみ、食べログであれば飲食店情報のみなど、サイトの特性と適合する広告でなければ掲載ができません。 (例)Amazon、食べログ、ぐるなび、楽天 ⑤ ネイティブ要素を持つインアド型 これまでに紹介してきた型とは異なり、バナー広告のようにオーガニックコンテンツとは切り離された広告枠に掲載されるもので、デザインの親和性ではなく、サイトのコンテンツ内容との親和性が高いのがこのネイティブアドです。 (例)クックパッド ⑥ カスタム型 上記5種類のどれにも属さないユニークなものを指します。 例えば、皆さんも普段よく目にしているLINEのスポンサードスタンプはこのカスタム型に当てはまります。 各広告掲載媒体の特徴に合わせてオリジナルデザインされた広告形式は、総じてカスタム型に分類されます。 (例)LINE 以上がネイティブアドの広告フォーマット6種類になりますが、ネイティブアドにはこのフォーマットだけでなく、デザインや広告の挙動、掲載箇所などを定めた「ネイティブアドの条件」があり、これらを満たしていないと本来はネイティブアドと呼べません。 条件について「ネイティブアド・プレイブック」に記載がありますので参照してみてください。 今後の展開 ネイティブアドの抱える課題と解決方法 ここまででネイティブアドの特徴や種類についてお伝えしてきましたが、先ほど見て頂いたように、ネイティブアドはサイト内コンテンツに自然と溶け込んでいるため、一見するとどれが広告なのか、分からないかもしれません。 本来のコンテンツだったのか、それともネイティブアドであったのかが分からず、クリックをしてしまうこともあります。 ここで「騙された!まさか広告だったなんて!」と感じてしまうユーザーもいるかもしれませんね。 このような問題を防ぐため、上述した「ネイティブアドの条件」においても、ネイティブアドは広告であることを明示する「広告」「AD」「PR」等の文言を広告枠内に表記することが義務づけられています。 また、こういったネイティブアドの課題を軽減、解決するために、メディア側は表示する広告のジャンルをきちんと選別して掲載するなど、自サイトに訪問するユーザーにとって有意義な情報を提供できるよう試行錯誤が必要です。 ガイドラインをしっかりと守った上で掲載し、メディアの外観を損ねず、見た時のストレスを感じさせずに情報提供ができれば、ネイティブアドに騙されたと感じるユーザーも少なくなるかもしれません。 ネイティブアドの成長性 さて、ネイティブアドは今後どのような歩みを進めていくのでしょうか。 前述したように、これまでのバナー広告ではユーザーの関心度が低迷傾向にあるので、ストレスフリー且つユーザーの興味関心を湧き立たせることのできるネイティブアドを利用する企業は、さらに増えていくでしょう。 2017年2月にサイバーエージェント社とデジタルインファクト社が、ネイティブアドの中でも最も多く使われているインフィード型広告についての調査結果を発表しています。 Copyright © CyberAgent, Inc.

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原点回帰でユーザーのハートをググッと掴む『メルマガ×ECサイト』

こんにちは、nex8事業部の山田です。 今回はユーザーリーチのド定番とも言えるメルマガのECサイトでの活用法について書きたいと思います。 メルマガの良いところと悪いところ メルマガは以前から実施されている、Webサイト集客のための定番施策の1つですね。 私もさまざまなショップやサービスから1日に何通も届きますが、メルマガは「メールマガジン」というその名のとおり、雑誌における定期購読のメール版に近いイメージです。(無料メルマガ登録の場合、購読料はかかりませんが) 好きなブランドのセール情報や転職サイトの新着求人、よく行くお店のクーポン情報など、自主的に登録して受信することの多いメルマガは、ユーザー自らの生活に自然とマッチし、一人ひとりの生活習慣に合った利用がされていると思います。 そんなメルマガの、情報発信手段としての良いところと悪いところを考えてみましょう。 ■良いところ(利点) ① 手軽に実施できる 顧客のメールアドレスがあれば発信できますし、低価格なメール配信サービスも多くあり、特別な技術は不要なのですぐに始められます。 ショッピングカートASP(Application Service Provider)でECサイトを構築している場合、メール配信機能がついていることも多いですね。 ② 定期的にユーザーへ情報を送れる メルマガはプッシュ型のサービスであり、配信登録してくれているユーザーに対してはこちらから任意のタイミングで継続的な情報提供が出来ます。 メルマガ配信を行うことで、定期的なアプローチをすることが可能です。 ③ ユーザーのアクションを促せる キャンペーンページのURLを掲載する、クーポンを添付する、セールのお知らせをするなどの工夫をすれば、ただ読んで終わりのお便りではなく、サイト訪問や購買などアクションを促せるツールになります。 ④ 根強いファンの獲得 先ほどメルマガは雑誌における定期購読のようなものと書きましたが、まさに雑誌を作るつもりでユーザーの心を捉えるコンテンツを届けることにより根強いファンを作ることも出来ます。 ■悪いところ(注意点) ① 迷惑メールBOXに届いてしまうことがある メルマガ登録の際に、ユーザー側のメール受信設定状況によっては迷惑メール扱いをされる可能性があります。 配信登録手続きの中で、メール配信元ドメインを受信許可リストに入れてもらえるように案内することで未然に防ぎましょう。 ② メルマガに悪いイメージを持っている人もいる もともとメルマガというもの自体に良い印象を抱いていないユーザーの場合、読まれずに捨てられてしまったり、受信をきっかけに配信停止の対応をされてしまうこともあります。 ユーザーが読みたいと思えないような一方的な情報ばかり載せたり、不快感を持たれるくらいの過度な頻度で配信したりしてメルマガ嫌いのユーザーを増やさないように気を付けましょう。 ③ メールそのものの利用頻度が下がってきた LINEなどの台頭で連絡手段がメールから移り変わってきており、メルマガの力が発揮しきれなくなってきていることも考えられます。 今後マクロのユーザー動向に注意したり、自社のメルマガの開封率に変化がないかなど定点観測していく必要がありますね。 このように注意点もありますが、上手く活用することでまだまだ活躍することができる施策の1つと考えられます。 次章ではECサイトとメルマガの相性を考察してみたいと思います。 ECサイトでの活用法 ①

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