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6分間でネット広告の種類や強みをざっくり理解しよう

こんにちは。nex8編集部です。 この記事ではネット広告の概要や強み、現状抱えている課題についてまとめてみました。 Webの担当者になったばかりで、ネット広告とはどういったものか知りたい方にぜひ読んでいただきたい内容です。 ネット広告について ネット広告とは 最近では誰もがPCやスマートフォン、タブレットを持っていて、場所を問わずスキマ時間を見つけては情報を収集したり、インターネット上で物を買うことが当たり前になってきています。 このことからネット上で宣伝や集客ができる「ネット広告」も、ECサイトを運営している方にとって売上を上げていくために必要不可欠なマーケティング手法の1つになりました。 ネット広告は、商品やサービスを宣伝したい広告主がメディアサイトなどの広告枠へ画像や動画、テキストの形式で広告を配信するものです。 配信された広告でユーザーの興味関心を引き、広告主サイトへ訪問してもらうことでサービス認知や商品購入へつなげることができます。 インターネット上で広告を配信するという手法は、1996年にYahoo!JAPANがバナー広告を掲載したのが始まりだと言われています。 そこから20年余り、スマートフォンの普及に伴い、2014年度にインターネット広告費は初めて1兆円を超え、現在でも成長を続けています。 ニーズが拡大してきていると言われる動画広告に代表されるように、今後も様々な手法や展開が考えられ、またインターネット上での商品購入がさらに生活の一部になっていくことも予想されます。 ネット広告の活用や市場はまだまだ発展していくと考えられますね。 ネット広告2つの強み 急速に発展してきたネット広告ですが、その要因はスマートフォン普及によるインターネット環境の変化だけではなく、従来までの4マス広告(新聞、ラジオ、テレビ、雑誌)にはない、ネット広告の2つの強みにもあります。 それは『広告効果を計測し数値化』できることと『ターゲット選定』が詳しくできることです。 これはネット広告ならではの機能で、非常に大きなメリットがあります。 4マスの広告手法は集客や認知をしてもらうために有効ですが、具体的にどれだけの費用対効果を得ることが出来たのかが分かりませんでした。 (例えば、テレビCMを実際に見た人がどれだけ購入まで結びついたかを数値化することは難しいですよね。) ネット広告の場合、広告の表示回数やクリック回数、そこからどれだけ購入に至ったかという数字をデータとして計測でき全て可視化できます。 また、データが取れることによりどんなユーザーがよく買ってくれているのか、最も購入に結び付きやすい曜日時間帯がいつかなど、自社に合ったターゲットを理解し選定することもできるようになりました。 このようなネット広告の2つの強みにより、広告主としては費用対効果を追求した効率的な運用が可能になり、これが需要と市場規模の拡大につながったというわけですね。 ネット広告の種類と課金方式 ネット広告には様々な種類(配信方法)があり、それによって課金の形式も異なっています。 ここでは代表的なネット広告の種類と課金形式について簡単にまとめていきます。 代表的なネット広告の種類 ① 純広告 ある一定の期間、掲載したい広告枠に対し、あらかじめ決まった広告費を支払うことで固定で広告が表示される手法。 Yahoo!のTOPページに掲載されるものが有名。 ■関連記事 「こんな商品あったんだ!」が購入への第一歩、知っておきたい純広告の活用法   ② アフィリエイト広告 ブログや比較サイトなどに紹介記事とともに広告を掲載してもらい、そこから広告主の定めた成果(購入や資料請求等)が上がった時のみ成果報酬として広告費を支払う手法。 ■関連記事 【アフィリエイト×リターゲティング】アフィリエイト広告の基本と3つの特徴   ③ リスティング広告 Yahoo!やGoogleの検索結果画面に広告を掲載できる手法。 指定した検索キーワードで入札すると、ユーザーがそのキーワードで検索をした時に広告が表示され、クリックされた場合に入札額に応じた広告費を支払う手法。 ■関連記事 今さら聞けない!リスティング広告の始め方   ④ リターゲティング広告 広告主サイトに1度訪れたことがあるユーザーに対して広告を配信し、再度訪れてもらうよう訴求する手法。 配信サービスとつながっている無数のWebメディアの広告枠に、配信対象となるユーザーが訪れた時に配信される。 広告費は配信サービスにより異なるが、広告表示やクリックに対して支払うことが多い。 ■関連記事 今さら聞けない!? リターゲティング広告についてEC担当者が知っておきたい基礎知識   ⑤ SNS広告 FacebookやTwitterといったソーシャルメディアのプラットフォーム上で広告を配信する手法。 プラットフォームやメニューにより、様々な広告費の支払い方がある。 ■関連記事 【2017年最新版】このターゲティングがすごい!簡単に取り組める、Facebook広告の出稿方法 見ればすぐ実施できる!これがセルフサービス式Twitter広告のすべて 時代はインスタ!インスタグラム広告を駆使してブランディングと集客をUPさせよう!!   ⑥ 動画広告 動画メディアの動画コンテンツ枠内で再生されるインストリーム広告(YouTubeの視聴前などでよく見られるタイプ)の他、読み物メディア等の記事中に広告枠が挿入されるインフィード広告や、ページ遷移のタイミングで全画面に表示されるインタースティシャル広告など、動画で作られた広告を配信する手法。 広告費の支払い方は配信サービスにより様々ある。 ■関連記事 始めるなら今!?話題の動画広告、その魅力とは 課金方式 上述したネット広告において、課金のタイミングは大きく3つに分けることができます。 まず「① 純広告」は、予め固定で広告費が決まっています。 「② アフィリエイト広告」は成果が発生した時に課金します。 「③~⑥」は一般に運用型広告と呼ばれ、ターゲットや広告枠毎に配信単価を変動させながら出稿する形式となっています。 (動画広告の場合、掲載期間や表示回数保障の形式をとるものもあります。) ここでは、純広告以外で使われるインプレッション課金、クリック課金、成果報酬型課金の3つの課金方式について、それぞれ説明します。 ・インプレッション課金 インプレッション課金とは、広告が1回表示されるごとに費用がかかる課金方式を指し、広告を1000回表示した時の単価であるCPM(Cost

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アップセルで納得、クロスセルに満足!ECサイトで顧客単価を上げる2つの販促法

こんにちは。nex8事業部の脇本です。 突然ですが私、この間カメラを買いに家電量販店に行きました。 当初はカメラだけを購入しようと思っていたけれども、最終的にはカメラとその周辺機器、さらにはレンズも入るカメラケースまでセットで購入してしまいました。 とても満足していますが、冷静に思い返せばもともと買おうと思っていたものではないのに、なぜ私はそのような行動を取ったのか。 そこにはアップセルとクロスセルという販売方法が関係しています。 今回はその2つについてご紹介します。 是非、ご覧ください。 アップセルとクロスセルとは アップセル、クロスセルという言葉をご存知でしょうか? より有益に売上を上げていくため、現在様々な企業で取り組まれている販促法です。 それぞれを具体的に説明していきます。 まずアップセルは、購入している又は購入検討している商品よりも同系統でグレードの高い商品を薦める販売活動のことをいいます。 先ほどの、私がカメラを購入した件を例に挙げて考えてみます。 今回私が購入したカメラは最新機種なのですが、実はもともと私が購入を考えていた機種はこの旧モデルでした。 新機種は性能については旧モデルとほぼ同じものでしたが、より女性向けにデザインされていたんです。 3万円程高くなったのですが、新デザインを推され(私自身も気に入ってしまったので)、結局、新機種を購入したのでした。 まさに、アップセルですね。 顧客単価を、購入する商品の価格を増やすことで上げることが出来ています。 次にクロスセルですが、これは購入している又は購入検討している商品に、他の商品も併せて購入してもらう販促法のことをいいます。 こちらも私の実体験を挙げてみると、カメラ本体の購入を決定した際、販売員から割引やポイントも付与されるので、周辺機器などの関連商品を併せて購入するのがお得だと薦められました。 確かに必要になりますし、この際だから、と思いレンズカバーや小物類などを購入したのです。(もちろん満足しています。) これが、クロスセルですね。 こちらは購入単価を、購入点数を増やす事で上げることが出来ています。 アップセルとクロスセルは、どちらも顧客1人あたりの購入金額を向上させるための方法です。 これらの販売手法を用いる事で、消費者により多くの商品を利用してもらうことが可能となり、リピートにも繋げていくことで、今後のさらなる売上向上を期待することができますね。 顧客単価を上げるには アップセルとクロスセルを実施する際、注意しなければならないことがあります。 それは、顧客自身に買いたいと思ってもらわなければ、ただの強制的な営業トークになりかねないということです。 それでは、アップセルとクロスセルをいつどのように実施すれば、顧客に不快感を与えることなく商品購入を促す事が出来るでしょうか。 様々な企業やサービスで色々な考え方が存在しますが、 ■タイミング ■満足感 これらを満たす事が重要であるということが良く言われています。 これは消費者として思い返しても確かにそうだなと感じます。 この2つを上手くクリアしていると感じたコンビニの販促方法を紹介します。 コンビニのレジ前でくじ引きが出来ることがありますよね。 期間限定で700円以上商品を購入すると、くじ引きができる対象となり、コラボ商品やグッズが当選するというものです。 コンビニの客単価は大体600円前後だと言われています。 つまり700円以上の購入金額とするには、多くの人がもう1商品を追加して買わなければならないのです。 ここで大事になるのがタイミングです。 くじ引きはレジ前にあるので顧客は購入直前で、くじ引きをするためにはあと少し金額が足りない、ということに気付きます。 そしてこの購入直前というのは、「ついで買い」が最も多くなる瞬間でもあります。 そのため、少し量の多い飲み物に変えたり(アップセル)、違うお菓子を買ったり(クロスセル)しやすいのです。 この時顧客は、少し多く支払いはするのですが、くじが引けているので満足感は得られています。 私がカメラを買った時もですが、結果的に満足し、購入したことに対して納得が出来ているのです。 ユーザーの心理を正確に捉えて、商品を薦めることが非常に重要になってくるのですね。 ECサイトにおけるアップセル・クロスセルの販促例 先ほどまでは実店舗を例にアップセルとクロスセルを考えてきましたが、ではECサイトの場合はどのような手法があるのでしょうか。 アップセルを促す場合 ECサイトでアップセルを行う際には次の2つの方法が考えられます。 ①:定期コース(リピート商品)への誘導 ②:商品の販売パターンを増やして掲載する ①は、健康食品などでよく見られるもので、単品商品を購入している又は購入しようと検討していた消費者を定期コースへ転向させるものです。 単品で購入することができる商品でも、「定期コースの申し込みで初回半額」など消費者がお得に思えるサービスを実施することで消費者を呼び込み、売上増に繋がる継続購入を促すことが可能でしょう。 ②は、単一商品でバリエーションを増やし、低額~高額までの数パターンを用意するというものです。 例えば1週間お試し用のコスメ商品が1つ300円、同商品の約1ヶ月使用分が1つ1000円で販売されていた場合、商品価格は上がるけれども内容量などがアップグレードしていれば、無理のない範囲でどうせならよりお得に商品を購入したいと考える消費者も多いでしょう。 また、実際の消費者心理として、低・中・高の3段階の商品を用意していた時、消費者は中の商品を購入しようとする心理が働くので、1つの商品でもラインナップを増やすことで売上増加に繋がる施策となり得そうですね。 クロスセルを促す場合 ではクロスセルの場合はどうでしょうか。 こちらも2種類の方法を考えてみましょう。 ①:○○円以上で送料無料などの特典付与をする ②:関連するオススメ商品を掲載する ①は、例えば5000円以上の購入で送料無料やノベルティプレゼントなど、消費者がお得に感じられる特典を付与する方法です。 もともと買う予定がなかったけど、もう少し購入すれば特典を得られるという心理がはたらくので顧客単価を上げた購入を促す事が出来ます。 ②は、ユーザーが見た商品とは別の(似ている)関連商品をレコメンドするものです。 「この商品を買った人はこんな商品も買っています」といった文言と共に別商品が表示されているのをよく見ますよね。 購入を検討している商品とセットで購入してもらうための販促方法になります。 またユーザーの見た商品とオススメ商品のバナーを組み合わせて配信するダイナミックリターゲティングもアップセル・クロスセルを促すために有効です。 例えば、見た商品とそれに似た少し値段の高い商品を組み合わせてバナーを配信したり、一緒に購入される商品のバナーを組み合わせて配信したりなどが考えられますね。 ネットの世界では店舗と違い販売員が営業できません。 顧客単価を上げるため、ECサイト上でどうやって見せたらよいか、また広告等を使っての販促活動がとても重要になってきます。 是非、新しいサービスにも前向きに取り組んでいただき、貴社のプロモーションに合った、より良い販促方法を見つけていってくださいね。 まとめ ECサイトに訪れた消費者がそのまま商品購入に至る割合は、約1割程度だといわれています。 その中でいかに顧客単価を高め効率的に売上を伸ばしていくかは難しい課題だと思います。 それを実現するための方法として、今回はアップセル・クロスセルという施策と、ECサイトでの実用例をご紹介しました。 この記事が少しでも皆さんのマーケティング施策のお役に立てば幸いです。

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広告配信サービスと広告効果計測ツールで数値が違う!?「乖離」の原因と対策を抑えよう!

こんにちは。nex8事業部の水井です。 今回は広告配信サービスと広告効果計測ツールを利用するときに生じる、「計測数値の乖離」についてご紹介したいと思います。 もちろん広告配信サービスの管理画面上でも計測数値は確認できるのですが、広告主様においては複数の広告配信サービスを利用する際、それらの広告効果を計測ツールを使用して管理していることが多いようです。 この計測ツールと広告配信サービスとの間でクリック数やCV(コンバージョン)数を見てみると、数値が一致しないケースが多々発生します。 このような、両者間の差異をここでは『乖離』と呼び、この乖離が起こる要因や対策をご紹介していきます。 なぜ乖離が起きるの? 乖離が起きる主な要因として、以下の2つをご紹介します。 ・CVの定義や条件の違い ・配信サービス間での重複 システム上の計測不備や設定ミスなどによっても乖離が起きることがありますが、今回はこの2つの要因に着目します。 CVの定義や条件の違い まず、1つ目のCVの定義や条件の違いというのは、広告配信サービスと計測ツールとの間で、CVとしてカウントするかしないかの判断基準が合致していないというものです。 そもそも基準が異なれば、差異が生まれるのは当然ですよね。 では、その定義や条件にはどういったものがあるのでしょうか。 ここでは主なものをいくつかご紹介します。 ・CV地点や条件 まずは、CV地点や条件の違いです。 言うまでもなく、購入完了なのか会員登録完了なのかなど、どの地点をCVとするかが配信サービスと計測ツールで異なっていると、CV計測に乖離が生まれます。 またリピート購入でもOKか、新規購入しか認めないのかなどの条件によっても同様です。 ・広告クリックからCVまでの期間 次に、広告クリックからCVまでの期間ですが、これは広告クリックから何日までのCVを広告の成果とするのかの定義です。 通常、CV計測は「広告のクリック」が行われてから、「CV地点に到達する」という2つの条件が満たされてCVとみなされます。 この「広告をクリックした」という記録を何日間保持しておくか(CVタグのCookieを何日間有効にするか)、その設定が配信サービスと計測ツールとで異なっていると計測数値にも大きな差異を生むことになります。 例えば、あるユーザーが広告をクリックしてから4日後にCVしたとします。 Cookieの有効期間の設定を、広告配信サービスでは7日、計測ツールでは3日としていたとすると、広告配信サービスでは1CV、計測ツールでは0CVということになってしまうのです。 ・1回のサイト訪問で複数回CVした場合のカウント方法 最後は、1回のサイト訪問で複数回CVした場合のカウント方法についての定義です。 これはECサイトであれば1回で複数商品購入した時や、人材系のサイトだと1回のサイト訪問の中で複数件応募した時など、複数回CVが起きた場合に、最初の1回しかカウントしないのか、すべてのCVをカウントするのかを決める設定のことです。 両者間で、この設定に違いがある場合も、CV計測に差が生まれる原因となります。 配信サービス間での重複 次に、広告配信サービス間での重複についてご紹介します。 ここで、ひとつ例をあげてみます。 広告配信サービスAとBとCを併用していた場合を考えてみましょう。 あなたのサイトに訪れたユーザーが、後日広告A、B、Cをクリックした後にCVしたとします。 A、B、Cの広告サービスはそれぞれでCV1件とカウントし、合計で3件CVが上がったことになる場合があります。 ですが、実際ユーザーがCVしたのは1件なので、計測ツールでは1件となりますね。 このように、複数の広告配信サービスを利用している場合には、各サービスの合計CV数と実際のCV数で差異が生まれることがあるのです。 乖離が大きいとどうなるの? では、乖離の要因が分かった所で、その乖離が大きくなるとどうなるのか考えてみましょう。 乖離が大きくても、計測ツールで実際のCV数を把握できていれば問題は全くないのでしょうか? 最適化に影響する?! 影響のひとつとして、広告配信サービスの効果最適化機能に影響する場合があります。 最適化機能とは、広告配信サービスが広告配信を通して効果を分析し、その成果を最大化するよう、自動または手動で配信の具合を調整していくことを指します。 まず、自動最適化の場合を考えてみましょう。 乖離が大きいということは、広告配信サービス上では定義や条件の違うCVや他のサービスとの重複CVなどがカウントされているため、実際よりもCVが多く反映されている状態です。 乖離が大きいと、そのような実際とは異なるCV獲得状況で最適化がかかってしまうため、本来の機能の効果を発揮できているとは言えません。 手動での運用の場合も、同じことが言えます。 例えば、CVを多く獲得できている配信面にはたくさん広告が出るよう調整したりするのですが、これが実際のCVでなく定義や条件の違うCVを多く獲得している配信面だったとすると、もったいないですよね。 また、どの曜日、時間帯に広告を配信するか、なども効果によって判断します。 この場合も同様に、乖離が大きいと正確な運用が難しくなります。 最適化とは、どんな配信方法でCVが獲得できるのかを分析・調整してよりよい効果を発揮していくことですので、より実際のCV数に近い、乖離が少ない状態である方が効率が上がっていくというわけです。 コスト分配に影響する?! 次にコストの分配についてです。 広告配信サービス側では、上でも述べたように効果に合わせて日々運用しています。 広告主様から頂いたご予算を使って、どの配信面に多く広告を出すか、どの曜日、時間帯に広告を配信するか、などを効果によって割り振ります。 また、広告主様側で判断される、どの広告配信サービスにコストを多く投下するか、どの広告配信サービスでどんなバナーを配信するか、なども乖離が少ない方が判断しやすくなります。 乖離が大きいとこういったコスト分配面で、判断しにくくなってしまったり、間違った判断となってしまう場合もあります。 乖離を少なくするには? では、どうすれば乖離を少なくすることができるのでしょうか? ここでは、3つの方法をご紹介します。 CVの定義、条件を合わせる まずは、最も簡単な方法です。 広告配信サービスと計測ツールとで、CVの定義、条件を同じにしましょう。 例えば以下のようなものが挙げられます。 ・CVタグの設置箇所 ・CVタグの作動条件 ・CVタグの有効期間 ・複数応募のカウント  etc.. これだけでかなり改善できるケースも多いので、CVの定義が両者間で等しくなっているかどうか、改めてチェックしてみる事をオススメします。 CVタグの設定を変更する 次は、複数の広告配信サービスを利用している場合に有効な方法です。 複数の広告配信サービスを利用していて、サイトにそのサービスのタグを設定する際、それぞれのタグを全て同じように設定することが多いかと思いますが、それにより1-2で話した配信サービス間の重複が発生してしまうことがあります。 そこでここでは、CVタグが作動する条件を、各広告配信サービスで変える方法をご紹介します。 全てのCVに対して全てのタグを作動させるのではなく、条件に合ったものだけ作動させることで、計測ツールの計測値に近い数値を各広告配信サービスの管理画面でも確認することが可能となる場合があります。 これには、まず各広告配信サービスで異なるパラメータを付与します。 パラメータを付与することで、ユーザーが広告をクリックした際に、どの広告経由で訪問したのかが分かるようになります。 そして各広告配信サービスのCVタグを設定する際、それぞれのパラメータがある場合にのみ、作動するようにします。 そうすることで、1回のCVで全ての広告配信サービスで発生したCVとして計測されていた状態から、最後に接触した広告配信サービスにだけCVがカウントされるようになり、広告配信サービス間の重複を解消することができます。 広告効果計測についてのパラメータについてはこちらの記事も参照してみて下さい。 その他 その他、乖離を少なくする直接的な対策ではないのですが、計測ツールのレポートを日次で広告配信サービス側へ共有して、運用に活かす方法もあります。 計測ツールの数値を運用に活かすことができれば、乖離がある場合も運用の精度は格段に違ってきます。 ですので、上記の方法が難しい場合にも、これだけは実施することをオススメします! 毎日レポートを送付するのは面倒、という場合でも、計測ツールによってはメールアドレスを設定すれば自動送信してくれる機能もあるので、利用してみても良いかもしれません。 または、計測ツールの閲覧権限のみを共有できる場合もあるので、お使いの計測ツールの仕様を確認してみてください。 まとめ いかがでしたでしょうか。 広告配信サービスと効果計測ツールとの間に起きる『乖離』の要因と対策についてお分かり頂けましたでしょうか。 Webサイトの特性やKPIなどによっても大きく状況は異なるかもしれませんが、個人的には乖離が起きるからという理由で、広告配信サービスを使わなかったり活用しきれなかったりというのは非常にもったいないと思います。 今回お話した以外にも対策方法はあるかと思いますので、どのような場合にも乖離とうまく付き合うことで、効率よく広告配信サービスをご利用頂けたらと思います。 このような乖離が起きうるということをご存じだった方、そうでない方、何かひとつでもお役に立てたら嬉しいです。

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SNSとの相乗効果を活かしたネット広告施策

こんにちは、nex8事業部の日暮です。 今回はSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用した広告施策について書いていこうと思います。 今や社会の中で情報が最もはやく飛び交う手段の1つでもあるSNSはもともと個人でのやり取りを支援するサービスですが、企業側にとっても、顧客とのコミュニケーションに多様性があるとして早い段階から活用されています。 このようなSNSとネット広告をどのように組み合わせて活用していくかを紹介していきます。 SNSを使った広告施策って? そもそもSNSを使った広告、マーケティング施策とはどのようなモノなのか。 以前、nex8ブログのこちらの記事でも紹介していますが、SNSを使った口コミや拡散力を利用する施策を言います。 SNSの情報拡散力を上手くマーケティングに組み込むことができれば、顧客との関係を良好にしたり獲得拡大を狙ったりすることができるのです。 具体的に考えてみましょう。 SNSの先駆けとして有名なのが個人ブログですよね。 ここに企業発信とはまた違う商材の情報が出ていることで、客観的な視点での信頼度向上が狙えます。 記事で商材に興味を持ったユーザーの目に留まるところにさらに詳細を知れそうな広告が出ていれば、ユーザーのクリックする可能性も上がります。 ユーザーが関連ワードで検索をした際にはリスティング広告の配信も可能となりますよね。 このようにSNS広告は認知をしてもらうという部分において非常に有力であり、その後のネット広告での訴求を効率的に行うことも出来るなど親和性が高いのです。 近年では、TwitterやFacebook、InstagramにYouTubeなど、情報の発信先と受取先は多様化しています。 様々なSNSがどんな形でネット広告と関わっていくのか、次章以降で説明していきます。 SNSとネット広告の相乗効果とは SNS×リスティング広告 まずは、リスティング広告との相乗効果を説明していこうと思います。 SNS上で誰かがある商品についての感想を投稿したり、取り上げられたりすると、とりあえず鵜呑みにしないで、検索してみることが多いのではないでしょうか。 そういった場合、広告主としては「どういったキーワードで検索がされるようになったのか」を押さえておくことが重要になります。 それを知ることで商品やサービスがユーザーからどう思われているかが分かるためです。 リスティング広告は、指定したキーワードをユーザーが検索した際に広告が配信されます。 よって、なんのキーワードを強めればよいか、または、こんなキーワードで検索されていたのか、と発見に繋がることもあるでしょう。 その中でニッチなキーワードが見つかれば、クリック単価も抑えることが出来ますよね。 またユーザー主体でSNS上での話題になるだけでなく、広告主のFacebookページを作成して自社商品を紹介することでも認知拡大にはつながります。 認知拡大に伴い検索数が増加すれば、リスティング広告からの流入も増やすことが出来ますよね。 リスティング広告にSNSをかけあわせることで、効果的な配信方法を考えるための材料を得ることができ、また配信の絶対数増加が狙える、ということになります。 SNS×アフィリエイト広告 ではアフィリエイトとSNSにはどのような関係があるのでしょうか。 まず、アフィリエイト広告の性質の部分から説明していこうと思います。 アフィリエイト広告とは、個人のブロガーや比較ランキングサイトなど様々なサイトで、メディアさんが商品を第三者目線で紹介してくれる広告手法です。 そのメディアさんの運営するサイトリンクから流入してきたユーザーが商品購入やサービスの申し込みなどを行った場合、紹介したメディアさんに成果報酬が支払われるという仕組みになっています。 詳細についてはこちらの記事も参考にしてみて下さい。 リスティング広告の時と同じで、ユーザーはSNS上で気になったことを検索するとアフィリエイトサイトが検索結果として表示されます。 アフィリエイトサイトは広告主が宣伝のために作成するのではなく、第三者であるメディアさんが商品を買ったり使ったりした感想を書いて作成しています。 そのためリスティング広告のように自社の広告表示ではなく、口コミのような宣伝効果が期待できるのです。 これは、情報収集をしているユーザーにとって、客観的で多様な意見を知る機会になりますし、企業による宣伝文句よりも自分の知っている人や第三者が、その商品の感想や評価をしていたほうが購入する判断もしやすくなります。 また広告主としては集客が出来ているアフィリエイトサイトに商品を掲載してもらえた方がよいので、サイト運営をするメディアさん側もSNSを上手く活用していれば、一層効果的な集客を狙っていくことができます。 ユーザーがSNSでの情報や口コミなどの情報をきっかけにインターネット上で詳細や評判などを検索することを想定し、アフィリエイト広告を行っていれば、自社サイトに訪れてもらえる導線をしっかりと確保することができます。 SNS×リターゲティング広告 最後にリターゲティング広告です。 SNSとリターゲティング広告は、間接的な効果だけでなく、直接の効果につながってくることがあります。 間接的に、というのは上述してきたようにSNSでサイトの存在を知り、リスティングやアフィリエイトで流入、その後離脱したユーザーに対してリターゲティング広告を配信することで、CVを狙っていくというものです。 直接の効果に関わるというのは、他の広告を経由しないでSNSから直接サイトに訪れたことのあるユーザーに対してリターゲティング広告を配信する場合を指します。 この時、例えば「SNSから流入したユーザーかつ以前に何度かサイトに訪問しているユーザー」などセグメントをかけた配信も可能になります。 このようにSNSとリターゲティング広告の組み合わせは、他の広告によって興味関心が強くなってからの後押しや、ユーザーのサイト内行動も活かすことのできる、より購買に近い広告の配信が出来るのです。 まとめ いかがでしたでしょうか? だれもがスマートフォンを持つようになりSNSでの情報を発信・拡散や収集をしているのが当たり前の現在、SNSからの情報を元に検索行動を起こすのも近年のユーザーの特徴になってきています。 SNSをうまくマーケティングに組み込むことができれば、それぞれの広告の効率や費用対効果の最大化にもつながり、売上の増加も狙っていけるようになります。 さらに商品やサービスの認知や売上を伸ばしていきたい広告主様は、SNSとネット広告をどのようにかけ合わせればいいのか一度見直してみてはいかがでしょうか。

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用語解説から作成方法まで!効果計測に使うパラメータって何だ?

こんにちは、nex8事業部の山田です。 今回はネット広告を運用する際、効果計測に使用する『パラメータ』について書きたいと思います。 Googleアナリティクスを使用した場合を例に、設定の仕方なども具体的に説明しますのでぜひ参考にしてみて下さい。 ※この記事では、一般的な広告効果計測ツールにおけるURLパラメータについて説明をしています。 効果計測用のパラメータって何だろう 効果測定することで効率的に配信出来るのがネット広告の魅力ですが、利用にあたって知っておくと便利なのが効果計測用のパラメータに関する知識です。 効果計測用のパラメータとは、URLのうしろにくっついている、解析に必要な情報を追加している部分のことを言います。 例を見てみましょう。 nex8ブログのURL:https://blog.nex8.net/?12345abcde このブログのTopページURLの後ろにパラメータを付与しています。 クリックしてもらうと分かるのですが、同じようにTopページに飛んでいます。 見え方としては変わらないのですが、?の後ろについた文字列がパラメータになり、実はこれで計測をすることが可能になっています! このパラメータの設定を行うことで、ユーザーが自社サイトにどのメディア経由で流入しているか、どんなキーワードで検索して流入しているか、どのコンテンツを見てからの流入しているかなど、設定している範囲で全て把握できるようになります。 例えばGoogleアナリティクスで効果計測をする場合、下記のようにGoogleで決められているパラメータを付与することで、アナリティクス上に反映させて解析することが出来るようになります。 パラメータの付与してあるURL例: https://www.nex-tsuuhan.com/?utm_source=nex8&utm_medium=display&utm_campaign=item0-1 色を変えた部分がパラメータです。 Googleアナリティクスを例に上記パラメータをもう少し説明します。 ・utm_source →nex8という流入元から来ている。 ・utm_medium →nex8はリターゲティングのディスプレイ広告なので「display」としている。 リスティング広告なら「cpc」、アフィリエイト広告なら「affiliate」などに設定することが多い。 ・utm_campaign →キャンペーンのことで広告のキャンペーン名(ここで言うとitem0-1)を示している。 ※ここではitem→商品詳細ページ、0-1→離脱してから1日以内のユーザーと定義しているので、商品詳細ページで離脱してから1日以内のユーザーに対して配信した広告から来ていることを表す。 パラメータを設定する時のルール URLにパラメータを設定する際にはいくつかルールがあるので、ここでまとめてみます。 ・「=」をはさんで左側にパラメータ名、右側に値を指定する 【utm_source=nex8】 ・パラメータは「&」で連結させる 【utm_source=nex8&utm_medium=display&utm_campaign=item0-1】 ・パラメータを付与していないもともとのURLとは「?」で連結する 【http://www.nex-tsuuhan.com?utm_source=nex8&utm_medium=display&utm_campaign=item0-1】 ※もともとのURLに「?」が含まれている場合は、「?」を「&」に変えて連結します。 「?」が使えるのは1個だけです。 ・Googleアナリティクスは大文字、小文字で別の扱いになるため注意する 下記のサイトでパラメータ付きのURLが作れます。 https://ga-dev-tools.appspot.com/campaign-url-builder/ わかりやすいサイトなのでとても使いやすいです。 例えば「Campaign Source」と「Campaign Medium」に記述をしてみましょう。 設定が出来たらGoogleアナリティクスで確認をします。 パラメータを設定したリンクをクリックし、Googleアナリティクスの[リアルタイム]→[トラフィック]を開き、「メディア」と「ソース」にパラメータで指示した情報がしっかり反映され、表示がされていれば成功です。 なぜ、パラメータをつけるのか? ここまでパラメータの設定などについてお話をしてきました。 では、『なぜ、パラメータをつけるのか』というお話を具体的にしていきたいと思います。 あなたがネット広告の担当をしていて、リターゲティングをはじめ、リスティングやアフィリエイトなど様々な種類の広告サービスをいくつか利用しているとします。 おそらくそんな時に考えるのは、「効果の良いサービスに予算を寄せて効率的に広告展開をしたい」ということでほぼ間違いないと思います。 ほとんどのクライアントさんの予算は無限ではないので、なるべく安くて良いサービスを見極めたいですよね。 「このサービスからのコンバージョンが多いから、ここにもっと広告予算を集中しよう!」これを判断するときに、とても重要なのが流入元の情報です。 流入元が分からないと、いったいどの広告サービスからのコンバージョンだったのか、そのサービスはコストを安く抑えられているか、その判断が難しいからです。 それでは困る、どこからの流入か情報を記録して見えるようにしよう、そんな時に活躍するのがパラメータなのです。 パラメータがあると流入元の情報が判断できるようになり、「たくさんコンバージョンしたけど流入元がわからないのでどのサービスが優れているかわからない…これじゃどのサービスに予算をかけるべきなのかもわからない…」という状況を打破してくれます。 さらに具体的な話をすると、各サービスの中に組まれているキャンペーンごとにもパラメータが設定できるので、もっともっと細かな判断が可能になります。 リターゲティング広告サービスで考えてみると、「リターゲティングのA社は『1日以内に買い物カゴまで進んで離脱したユーザー向けのキャンペーン』の効果が同じキャンペーンで実施しているB社よりも良いな」ということが分かります。 この場合、B社で使っている予算をA社に割り振るべきだ、と言う判断が出来ますよね。 また広告サービスからの流入以外にも、アプリからWebサイトへの流入やSSL化されたサイト(URLがhttpsで始まるもの)から非SSLサイト(URLがhttpで始まるもの)への移動の時には、どこから来たのかが分からなくなるのですが、パラメータを付与しておけばそれも解消されるので、より詳細に自社サイトについて知ることができます。 流入元を知ることは、広告施策やWebサイト運営の際に改善のきっかけを与えてくれるので必要不可欠であり、それを実現するのがパラメータなのです。 まとめ パラメータを設定すると、細かな計測により情報を取得することが出来るようになります。 配信メニューや媒体、配信時の各キャンペーンにそれぞれ違うパラメータを付与することで、「結局どの媒体のどの配信方法の効果が良いのか」を視認することができるようになり、予算を最大限に活かした効率的な顧客獲得が可能になるのです。 みなさんもパラメータを使って、最高の広告配信を実現してください。

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