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4つのフェーズで考える、配信量別リターゲティング広告でのCPAの合わせ方

こんにちは。nex8事業部の恩田です。 Webマーケティングを担当されている方の中には「リターゲティング広告を実施して自社で運用しているけれど、なかなか効果が合ってこない」という方も多いのではないでしょうか。 そこで今回は配信量とCPA(獲得単価)という観点で4つのフェーズごとのオススメ運用方法についてお伝えします。 フェーズ別リターゲティング施策完全解説!それでは参りましょう。 第1フェーズ:配信量が少なくCPAが合っていない リターゲティング広告を配信する際は、グラフのような曲線を描きながらCPAを安定させ、配信量を伸ばしていき獲得を増やす、というのが王道のパターンですが、これは4つのフェーズに分けることが出来ます。 第1フェーズとして、まずは配信量が少なくCPAも合っていない時から考えてみましょう。 ここからは具体的に以下の条件で進めていきます。 ■条件 あなたは目標CPA1000円のECサイトを運用しています。 リターゲティング広告に使える予算は月間30万、1日1万円分を配信するイメージで開始しました。 配信開始をして5日目、2万(4000円/日)を使いCPAは1500円ほどです。 このままだとCPAは合わないし、予算を上手く使い切ることが出来ない状態です。 配信量が少なくて最もよくないのは、配信データの収集が遅れ、あなたのサイトに訪れていたユーザーの傾向がつかめないことです。 改善するにもどうやって改善すればいいのか分からなくなってしまうのです。 リターゲティング広告の改善策として効率的なのは、まずは広くアプローチし段々と効果の良いユーザーや配信枠に絞っていくという方法です。 ですので、一度配信量を伸ばすことを考えてみましょう。 ■キャンペーンを見直してみる リターゲティングのキャンペーンの多くは、どのページ階層(カートページや商品詳細ページなど)でリターゲティングするか、どのリーセンシー(サイトを訪れてからの経過期間)のユーザーをターゲティングするか、の2つで構成されます。 一般的には、「コンバージョンページに近いページ」の「リーセンシーが短いユーザー」で構成したキャンペーンほど、CPAは低くなる傾向にあります。 CPAは低くなる傾向にはあるのですが、配信量も減ってしまいます。 これはTopページに訪れたユーザーよりもカートに商品を入れるユーザーの方が総数が少ない、サイトを訪れてからの経過時間が3日以内のユーザーよりも1日以内のユーザーの方が少ない、と考えるとイメージが付きやすいと思います。 ある程度のコンバージョンは獲得出来たとしても、データの収集があまりできていないので、ユーザーの傾向や効果の良い配信枠がどこかであるかはわからないでしょう。 なのでそこからの改善は見込めず、CPAは悪化してしまいます。 もちろんCPAは低くなる傾向にあるとは言いましたが、必ずコンバージョンが取れるわけではありませんし、なぜ取れないのかもデータがなければ分かりません。 そこで配信を始めてすぐは、あまり絞りすぎることなく、学習期間だと割り切って傾向がつかめるだけのユーザー数を確保することをオススメします。 私自身運用していく中で、目標のCPAにもよりますが、日予算に対して3分の1から4分の1程度の金額が配信されるキャンペーン(どのユーザーを対象として広告配信するかの単位)を作って配信すると、どのキャンペーンからコンバージョンが出たか、配信先の良し悪しといった傾向がつかめるのでは、と感じています。 リーセンシー・ページ階層を決める際に、対象ユーザー数がどのぐらいになるかを意識してみてください。 ■入札金額(CPC・CPM)を見直してみる 続いて入札金額の調整を考えてみましょう。 入札金額(ここではCPCとします)を調整することで、CPAと配信量の両方に影響が出てきます。 リターゲティング広告は配信するメディアサイトの広告枠をオークション形式で決定します。 よって効果の良い配信枠は効果の悪い枠よりも入札金額が高くなりやすいです。 普通のオークションを想像してもらうと分かりやすいのですが、他の広告主もその枠に配信を積極的にしたいので入札を高く設定するためです。 つまりCPCを低く設定しすぎていた場合、効果の悪い配信枠ばかりを買ってしまっていて、効果の良い配信枠には配信すら出来ていない可能性が高いのです。 では極端にCPCを高くすればいいかというとそういうわけでもありません。 こちらCPAについての記事よりCPAは CPA=CPC÷CVR と書くことが出来ます。 もしもCPCを上げた分だけコンバージョンが取れるなら良いですが、そうでなかった場合CPAも上がってしまう可能性があるのです。 配信量を伸ばすために、CPCは高く設定すべきですが、CPAの上がりすぎない適切な価格設定が重要になってきます。 キャンペーンと入札金額を見直すことで、一時的なCPAの上振れが考えられますが、「CPAが合わない→効果の良いとされるキャンペーンのみにして配信量を絞っていく→コンバージョンが出ない→CPAが合わない…」の負のループに陥らないよう、まずは十分に配信を行いデータの収集を行ってみて下さい。 第2フェーズ:配信量は伸びたがCPAが合っていない 続いて配信を拡大したあとのフェーズについて考えてみましょう。 このフェーズではある程度ユーザーや配信枠について傾向がつかめてきているとは思いますので、配信量を調整しCPAを抑えるように運用していきます。 ■配信枠を精査する ある程度配信を行うと、自社サイトに適していない配信枠というのが見えてきます。 例えば、1日の配信のうち配信枠Aには、毎日1000円配信をしていて1件もコンバージョンが上がっていない、一方で配信枠Bは500円配信をしていてコンバージョンが何件も上がっているといったことが起こります。 そのような、配信をしてもコンバージョンが上がりづらい配信先はないかを探してみましょう。 配信枠を見ることで、効果の良い枠、自社商材と相性の良いメディアサイト枠も見つかりますので、まずは一度チェックしてみて下さい。 ■キャンペーンを調整する 第1フェーズでは広くユーザーに配信が出来るようにキャンペーンを作成し、入札金額も高く設定をしていたと思います。 下記の表のようになっていたとしましょう。 目標のCPAは1000円だったので、「カートページ×リーセンシー14日」と「商品詳細ページ×リーセンシー7日」と「商品詳細ページ×リーセンシー14日」の3つは一度配信を止めてしまってもよいかもしれません。 または、やはりコンバージョンページに近いページかつリーセンシーの短いユーザー層の効果が良いと分かったので、「商品詳細ページ×リーセンシー5日」という新たなキャンペーンを作成するのでもよいでしょう。 配信量は少し落ちますが、より費用対効果の高いユーザーに配信をするので、目標CPAに近づける事ができそうですね。 この表はあくまで一例であって、実際にはコンバージョンページより遠いページで効果が良かった、リーセンシーも長い方が効果が良かった、ということがあります。 そういったことは、1度大きく配信量を伸ばさないと見えてこないものですので、注意が必要です。 第3フェーズ:配信量を維持してCPAを合わせる 第2フェーズでは、配信対象ユーザーを限定し配信量を落とすことで、CPAを抑えました。 続いてさらに効率化を図り配信量をそれほど落とさず、CPAを目標値へと近づけていきます。 配信キャンペーンを絞り、予算を寄せた結果、下記の表のようになりました。 自社と相性の良いユーザー層が分かり、そこへ配信を集中させたのでCPAを抑えることに成功しています。 このユーザー層に対して今ある予算の中で、CPAを目標値に近づけるため、入札金額(CPC)を見直してみましょう。 ■入札金額を下げる CPAは、CPA=CPC÷CVRと計算することができるので、CPCを安くするかCVRを高くすることでCPAの改善が可能となるわけですね。 CPCの調整はすぐに実施することができコントロールしやすいので、こちらを考えてみます。 CPAは現在1100円、3つのキャンペーンを合わせた平均のCVRは1.82%だったので、この時CPCは20円です。 CPA(1100円)=CPC(20円)÷CVR(1.82%) CVRは変わらないとすると、これをCPA1000円にするためにはCPCを CPC=CPA(1000円)×CVR(1.82%)=18.2円 にすればよいということになります。 CPCを下げることで、広告枠を取りづらいという事が起こるかもしれませんが、CPAの上振れ分を、まずは単純にCPCを下げたら合うか試してみてください。 ■効果の良いキャンペーンの入札金額を上げる もう1つCPCについて、今度は効果の一番良かったキャンペーンの入札金額を高くしてみましょう。 ここで、入札に勝てているかどうかという視点を持ってみます。 リターゲティングは、オークション形式でどの会社の広告が配信されるか決まります。 もちろん入札するのは自社だけではありません。 あるキャンペーンのユーザーに対してオークションが10回行われ、あなたのサイトの広告が2回表示されていた場合、残りの8回は他の企業の広告が表示されていたことになります。 入札勝率は20%です。 つまり入札に勝てていれば、今の5倍配信される可能性がある、ということになりますね。 先ほどのキャンペーンで考えてみましょう。 最も効果が良かったのは、「カートページ×リーセンシー3日」でした。 このキャンペーンの入札勝率が20%であれば、実は40万円まで配信可能である、ということになります。 そこで、入札金額を強めて配信量を増やし、3つの中でも「カートページ×リーセンシー3日」のキャンペーンを多く配信させてみましょう。 これまで広告を見ていない人に対して配信をするので、CTRとCVRがそれほど変わらないと考えると、下記の表のようになりますね。 CPCを上げた分、「カートページ×リーセンシー3日」のキャンペーンは配信量と配信金額、コンバージョン数が伸ばせました。 一方で残り2つのキャンペーンは予算を寄せた結果、配信金額、コンバージョン数が減少しています。 ですが、全体で見た時に件数は増やせて、CPAも目標の1000円に近付けることが出来ているのが分かります。 このように個々のキャンペーンに入札勝率の視点を加えてみると効率化が図っていけるのです。 第4フェーズ:目標CPAは維持、さらに配信量を伸ばす 目標CPAを達成出来たので、次は配信量の拡大をして獲得件数の増加を狙うフェーズです。 ■新しくキャンペーンを追加する ここまでで、効果の良いキャンペーンを見つけ、そのキャンペーンをさらに効率化したので、もうこのキャンペーンは触らず維持をさせておくのがよいでしょう。 よってキャンペーンを新しく作ることで、配信対象となるユーザーを増やしていきます。 追加するキャンペーンは効果の良いキャンペーンを基準にして下記の2通りが考えられます。 ① 基準となるキャンペーンよりページ階層を深くする ② 基準となるキャンペーンよりリーセンシーを長くする 先ほどの例でいくと、色を付けた2つのどちらかということですが、どちらを選ぶか、ここは難しい選択になります。 第1フェーズで説明したように、やってみないとわからないというのが正直なところでもあります。 ですのでこれは同時に動かし、効果検証をしてみましょう。 ユーザーを増やすことで配信量を増加させると一時的にCPAは高騰しますが、これまで説明してきたことを繰り返し行えば、最終的なCPAを抑えることが出来るはずです。 ここで絶対にやってはいけないことは、CPAが高騰したからといって、新しく追加したキャンペーンの配信を原因を特定せず途中で止めてしまうことです。 データを収集できるのですから、必ず分析・検証を行いCPA高騰の原因をつきとめて改善をしていきましょう。 まとめ 今回はリターゲティング広告の運用方法を配信量の観点から4つに分けてお伝えしました。 基本的には、配信対象ユーザー数を増やす→効果の良いユーザーのみにしぼる→その中でも効果良いユーザーへの入札を強める→CPAが安定したら、配信対象ユーザーを増やす、とこの繰り返しになるかと思います。 微妙な調整等が多く、難しい部分もあるかもしれませんが、ぜひみなさまも実施してみて下さい。

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調べてみました!年代別ユーザー動向から見る最適な広告配信時間帯とは!?

こんにちは、nex8事業部の水井です。 皆さんは、自社Webサイトへどの時間帯にもっとも多くのユーザーが訪れているかについて分析したことはありますか? 今ではGoogleアナリティクスのような計測ツールを使えば簡単に確認できるので、実施されている方も多いのではないでしょうか。 分析を通じて、閲覧ユーザーが多い時間にセールを開始するように計画したり、逆に閲覧ユーザーが少ない時間を狙ってサイトメンテナンスのタイミングを決めたりなど、、様々な施策の決定材料とすることが出来ますよね。 同じように、ネット広告の配信においても「時間帯ごとのユーザーの行動」はひとつの分析材料となります。 例えば、広告のクリック数やコンバージョン数が多い時間には大々的に広告配信をしたり、逆にクリック数やコンバージョン数が少ない時間にはそれらを少しでも獲得できるような広告を配信したりと、分析結果を効果的に活用することが出来るのです。 そこで今回は、広告のクリックや広告経由のコンバージョンという視点で、時間帯ごとに傾向はあるのか、さらに平均購入金額と関係性はあるのかを、弊社サービスのnex8実績から調べてみました! 年代ごとのECサイトで調査をしているので、あなたのサイトのターゲット層と近いものの傾向を知り、広告運用のヒントにして頂ければ幸いです。 ※nex8ではスマートフォンのリターゲティング広告をご提供しているので、今回はスマホサイトでのリターゲティング広告配信実績を基に調査しています。 またスマートフォンユーザーの利用特徴について、こちらの記事で簡単に紹介しているので合わせてご覧ください。 ターゲット年代ごとの時間帯別ユーザー行動調査 時間帯ごとのユーザー数を単純に想像すると、一般的に活動している人が少ない深夜~朝の時間帯が最も少なく、スマートフォンを触れる時間の多くなる夕方~夜にかけてが最大数となるのではと予測できます。 では、広告配信の場合も単純に深夜帯が少なく、夕方から夜中にかけて多く配信するのが効果的なのでしょうか。 10代後半~20代前半向けECサイトの場合 まずは10代後半~20代前半をターゲットとしたECサイトで見てみましょう。 時間帯別のクリック数を見てみると、最も多く広告をクリックしているのが深夜1時、反対にクリック数が少なくなるのは早朝5時となりました。 22時~2時の時間帯でピークを迎えていますが、早朝を除けばほぼ1日中クリックが多くされているということが分かります。 次に時間帯別のコンバージョン数です。 0時、3時、10時、17時と1日のうちに何度もピークがあり、定期的にコンバージョンが起きていることが分かります。 特に21時はピークの中でも突出してコンバージョンが発生しています。 これは例えば夕食後のゆっくり出来る時間に購入をする、またはクリックが夕方以降に増加傾向が見られるので、そのままその日の夜に購入をすることが多いのかもしれません。 続いてコンバージョン数と購入金額との関係性を見てみましょう。 いくつかピークはありますが、20時~21時ごろにかけて金額が大きく増加しています。 少し高価な商品だった場合、前日の就寝前に広告をクリックして商品を見て、1日考えたのち、次の日の夜21時ごろに購入を決めているという可能性も考えられそうです。 学生が多い10代後半~20代前半では、時間の縛りが少ない年代であるので、1日中クリック・コンバージョンが起きやすく、24時間を通した広告配信が効果的かもしれません。 20代~30代向けECサイトの場合 次に20代~30代をターゲットしたECサイトです。 こちらはまずクリック数のみのグラフを見てみましょう。 クリック数に関して、こちらは10代後半~20代前半の時のグラフに比べて山と谷の差が少し大きいですが、最大になるのは夜中の1時、最少は早朝5時と同じような傾向が見られました。 また先ほどは見られなかった午前中の急激な伸びや、11時~13時のお昼の時間帯で増加しているのが特徴として挙げられます。 ではコンバージョン数と購入金額はどうでしょうか。 コンバージョン数を見てみると、こちらも12時前後と、20時~22時の昼に2回のピークがあるようです。 また購入金額については先ほどと異なり、より遅い時間帯での増加が目立ちます。 社会人が多い20代~30代では、通勤時間帯やランチタイム、帰宅後の夜中の時間帯にスマホがよく利用されるため、そこでクリックやコンバージョンが多くなっています。 またランチタイム等でクリックして見ていた商品を、日中よりもたっぷり時間のとれる夜中の時間帯で検討することで、よりコンバージョン数が伸び、金額も高いものが購入されるのだと推測されます。 ですので、クリックを獲得できる日中、特にランチタイム前後には広告を見てもらうことで、認知を広げ、夜間のコンバージョン獲得へ繋げるというような戦略で広告配信をすると効果的かもしれません。 30代~40代向けECサイトの場合 最後に30~40代をターゲットとしたECサイトを見てみましょう。 クリックの最大は15時、最少は5時となり、ピークとなっていたポイントは11時、15時、23時の3回でした。 コンバージョン数について、1日のうちに山が乱立するグラフとなっています。 10時台が最も多く発生しているのですが、これは先の2つのグラフと比べるとかなり特徴的です。 30代~40代では仕事でも自由な時間が多いことや、主婦層が増えることなどから日中の時間帯にゆっくりとした時間がとれるため、コンバージョンが伸びたのだと推測できます。 購入金額を見ると、10時、16時、22時の時間帯に大きく伸びています。 主婦層という意味で考えると、子供が学校へ行った後、夕食前後、子供の寝静まった後など、家事をしている中で考える時間の取れるタイミングを見つけて購入しているためにその時間帯が増加傾向にあるのかもしれません。 夜に購入金額が増加するのは20代~30代の社会人層の特徴でも見ることが出来ていたので、そこのユーザーが含まれていることも考慮する必要がありますね。 データから分かる事を使ったROAS運用の具体例 ここまで、スマートフォンユーザーへのリターゲティング広告における時間帯別のクリックとコンバージョン、購入金額の関係性についてグラフで見てきました。 ここで、全ての項目をグラフにまとめてみます。 【10代後半~20代前半向けECサイト】 【20代~30代向けECサイト】 【30代~40代向けECサイト】 各年代で、ユーザーの広告に対する動きがざっくりと分かって頂けたかと思います。 それぞれに特徴的な部分があったことも見受けられましたね。 逆にいずれの年代にも共通して見られたのは、1日のうちでは夜間に購入金額が大きく伸びるということですね。 ROASが効果指標である場合は、夜間に広告の配信強化をしてより購入金額を伸ばすのが良いでしょう。 例えば、12時~24時の12時間でリターゲティング広告を3万円分配信する場合を考えてみます。 【均等配信】 日中より夜の方が平均の購入金額が高い(ここでは3倍としています)のであれば、均等に配信をするよりも夜に配信強化をした方がROASは高くなり、効率的な配信が可能になります。 【夜間配信強化後】 こちらの記事で、ROAS運用や計算方法についての詳しいご説明をしていますので参照してみて下さい。 まとめ 年代別のECサイトを題材に、スマートフォンにおける時間帯ごとのクリック数、コンバージョン数、購入金額の違いを調べてみると、最初にイメージしていた深夜帯に少なく夕方から夜にかけて多くなること以外にも色々なことが見えてきましたね。 クリックとコンバージョンは深夜~早朝を除き、世代ごとに多少のばらつきはあるものの短時間に偏ることなく1日中発生していました。 よってこれだけを踏まえると、1日中広告を配信することで機会損失なく、クリックからサイトへの誘導も促進できそうですね。 平均購入金額は、ピークは夜でありながら、こちらも世代によって多少のばらつきを見ることが出来ました。 サイトの効果指標がROASの場合、夜間に重点的な配信をすることで効率よく獲得ができるのではないでしょうか。 ただ、世代によって特徴がいくつか見られたように、ECサイトであればターゲットとするユーザー層の、特にスマートフォンをよく使うであろうスキマ時間を見つけ、そこに合わせた効果的な広告配信を行うことが重要になってきます。 今回は、比較的ターゲットの年代がはっきりしたECサイトのデータを元に分析を行い、効果の上がる配信について仮説を立ててみましたが、ユーザーの動向はサイトにより様々です。 このような傾向を頭の隅に置きながらも、まずは24時間配信をして傾向を知った上で、どの時間帯にどのような目的で広告配信するかを決めていくと良いでしょう。 今回の調査は、ほんの一例ですが、あなたのサイトのユーザー特性を見極めるヒントになれば幸いです。

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【2017年最新版!】超簡単!Yahoo!タグマネージャーの導入&設定方法

こんにちは!nex8事業部の岡本です。 前回の記事ではタグマネージャの導入メリット、デメリットとGoogleタグマネージャの導入、設定方法についてご紹介しました。 今回は、Googleタグマネージャと並ぶタグマネ界の大御所、「Yahoo!タグマネージャー」についてご紹介させていただければと思います。 「Yahoo!タグマネージャーと、Googleタグマネージャって何が違うの?」や「実際どっちを使った方がいいの?」、「導入や設定はどうすればいいの?」といった疑問にお答えしていきます。 ※「Yahoo!タグマネージャー」は正式名称では語尾を伸ばすので、この記事中ではこの表記としています。 また「Googleタグマネージャ」は語尾を伸ばさないのでこの表記とし、一般的なタグマネージャをいう時もこちらの表記を使っています。 Yahoo!タグマネージャー(YTM)とは そもそも、「Yahoo!タグマネージャー」って一体なんでしょうか。 「Yahoo!タグマネージャー(YTM)」とは、Yahoo!JAPANが提供するタグマネジメントツールです。 計測ツールのタグやネット広告で必要になるタグなどを一元管理することが出来ます。 Yahoo!プロモーション広告を利用しているユーザーであれば、原則無料で利用することが可能です。 原則無料ってどこまで無料?急にお金かかったりしない?と思ったあなたへ(私は思いました。。。) 安心してください。 別途有料のサービスを申し込まない限り無料で利用することができます。 また、下記の説明やサポートは無償で受けることができます。 --------------------------- ・Yahoo!タグマネージャーの概要説明 ・基本的な操作方法、設定場所の指導 ・管理画面のメニュー説明 ・有償サポートの説明 ・サイト上に公開している各種資料に関する説明 --------------------------- これ以上のサポート(タグの設定作業やサービス品質保証制度)に関しては、別途有償のプランを申し込む必要がありますので、興味があればぜひこちらを確認してみてください。 https://tagmanager.yahoo.co.jp/support/ タグマネージャそのものについてのメリットや特徴については前回の記事を参考にしてみて下さい。 Googleタグマネージャとの違い では、Yahoo!タグマネージャーと、前回の記事でお伝えしたGoogleタグマネージャって何が違うのでしょうか。 機能面や出来ることに関してそれほど差があるわけではありません。 ですが全く同じサービスというわけではなく大きく2点異なる箇所があります。 ・アカウントの独立性 Googleタグマネージャの場合は特に利用条件がなく、Googleタグマネージャのアカウントを作成すれば無償で利用が可能です。 Yahoo!タグマネージャーは単独のサービスではなく、Yahoo!プロモーション広告の運用サポートツールとして公開されています。 そのためYahoo!プロモーション広告の利用(アカウントの開設のみでも可能)をすることで、Yahoo!タグマネージャーの利用が可能となります。 ・タグテンプレートの数 タグテンプレートとは、簡単に言ってしまえばそのタグマネージャが提携しているサービスのことです。 Googleタグマネージャは現在約50種類、Yahoo!タグマネージャーは現在約120種類のタグテンプレートが利用可能となっており、タグテンプレートのあるサービスは管理画面からIDなど指定の値を入力するだけで簡単に設定を行うことが可能です。 (ちなみにnex8もYahoo!タグマネージャーと提携しているので、とっても簡単に設定することができます) どっちを使ったらいいの? 違いは分かったけど、結局どっちのサービスを利用すればいいの? なんて思った方もいるのではないでしょうか。 正直なところ「絶対こっちを使うべき」という優劣はありません。 ただ「どちらでもいい」というわけではなく、サイトの状況にあったタグマネージャを選択すべき、という考えが前提になっています。 どのような状況の時にどちらを選べばよいのか、大きく3つのパターンに分類して紹介していきますので、タグマネージャ選択の判断材料として見て頂ければと思います。 ① Yahoo!系のサービス(スポンサードサーチやYahoo!ディスプレイアドネットワーク等)のみを利用する場合 この場合はYahoo!プロモーション広告と連携しているYahoo!タグマネージャーの利用をおすすめします。 ② Google系のサービス(アドワーズ広告やGoogleアナリティクス等)のみを利用する場合 この場合も、Googleのサービスと連携しているGoogleタグマネージャの利用をおすすめします。 Yahoo!タグマネージャーの場合、Yahoo!のプロモーション広告を利用しなくてはならないため、Yahoo!系のサービスを利用する予定がない場合は、Googleタグマネージャを利用するのがよいでしょう。 ③ Yahoo!、Google両方のサービスを利用する場合 では、両方利用している、もしくは利用する予定がある場合はどうすればいいのでしょうか? こちらに関しては2つ、おすすめの方法があります。 ・Yahoo!タグマネージャーを使う タグマネージャには「タグテンプレート」というものが存在します。 Yahoo!タグマネージャーの場合、Google系のサービスに対応したタグテンプレートがあるため、両方のサービスを簡単に設定することができます。 しかしGoogleタグマネージャの場合は、Yahoo!系のサービスに対応したタグテンプレートがないため、カスタムで設定しなければなりません。 なのでYahoo!とGoogleの両方のサービスを利用する場合は、Yahoo!タグマネージャーの利用がおすすめです。 ・Yahoo!タグマネージャーとGoogleタグマネージャ、2つのタグマネージャを併用する。 上記の理由を聞くと「じゃあYahoo!タグマネージャーだけでよいのでは?」「どうして2つ併用しなくちゃいけないの?」なんて思う方もいるかもしれません…。 ですが、私が最もおすすめしたいのは2つのタグマネージャの併用です。 気になるその理由ですが、これは「自社のサービスは、自社のタグマネージャとの相性が一番いいから」の一言に尽きます。 Yahoo!タグマネージャーでは、Googleアナリティクスの導入は出来ても、管理画面からカスタム変数やイベント設定ができない、というデメリットもありますし、極端な話、Google系のサービスをYahoo!タグマネージャー上で細かく設定すると、新しくタグマネージャを導入するよりも工数がかかってしまうなんてことも起きかねません。 また、自社のサービスに対しては自社のタグマネージャが、最もエラーが起こりづらい環境でもありますので、可能であれば2つのタグマネージャの併用をおすすめします。 ※上記の併用に関して、「タグマネージャを併用するとエラーが起こる」なんて話がありますが、正しく設定すれば、そのようなことは起きません。 実際にYahoo!タグマネージャーを設定してみよう! では、Yahoo!タグマネージャーの導入、設定方法についてご紹介していきます。 Yahoo!タグマネージャーでは、タグの設置に以下の作業が必要です。 ■導入準備 ・アカウント作成 ・サイトの設定 ・Yahoo!タグマネージャーのタグ設置 ■タグの設定 ・サービスタグの追加 ・設置ページの紐付け ■動作確認 ・タグの動作検証 導入準備 【アカウントを開設しよう】 今までの説明と重複する内容となりますが、Yahoo!タグマネージャーを利用するためにはYahoo!プロモーション広告を利用している(アカウントを開設する)必要があります。 アカウントの開設は無料で行うことができるので、まだYahoo!プロモーション広告のアカウントを持っていない方は、以下のURLからお申し込み(アカウントの開設)をしてください。 http://promotionalads.yahoo.co.jp/ 【サイトの設定をしよう】 Yahoo!プロモーション広告の管理画面にログインし、右上の「運用サポートツール」→「Yahoo!タグマネージャー」→「設定」と選択していきます。 「設定」を選択すると、上記のような規約同意画面がでてきますので、規約をよく読んだ後、「同意」にチェックマークを入れ、「規約に同意してサイト選択へ」を選択します。 既に設定済みの既存サイトがある場合は「登録済みサイト選択」の中から選択します。 まだ設定しているサイトがない場合は「新規作成する」を選択し、サイトの設定を行います。 サイト設定が完了すると、上記のような画面が表示され、ここからYahoo!タグマネージャーの管理画面にログインできるようになります。 【Yahoo!タグマネージャーのタグを設置しよう】 導入準備の最後に、Yahoo!タグマネージャー自体のタグの設置をしていきます。 「ユニバーサルタグ」の「表示」を選択して下さい。 すると、上記のようにタグが表示されます。 こちらのタグをサイト内すべてのタグの直前に設置してください。 以上で、Yahoo!タグマネージャーの導入準備は完了です。 サービスタグの設定 では、実際にサービスタグを設置してみましょう。 Yahoo!タグマネージャーは提携しているサービスの種類(タグテンプレート)が多く、よく使われる主要なサービスのほとんどが提携しています。 そのためこの記事では、Yahoo!タグマネージャーと提携しているサービスのタグ設置方法をご紹介したいと思います。 今回も前回Googleタグマネージャでやった時と同じように、nex8のスタティックリターゲティングを例に設定をしていきます。 リターゲティング実施のためには「リターゲティングタグ」と「CVタグ」の2つが必要なので、この2つのタグをそれぞれ設定します。 【リターゲティングタグを設置してみよう】 まずはリターゲティングタグからです。 Yahoo!プロモーション広告の管理画面から「運用サポートツール」→「ログイン」を選択します。 ログイン後、上記のようなダッシュボードが表示されます。 次に、タグの設定を行っていきます。 今回設定するタグは、既にYahoo!タグマネージャーと連携しているものになるので、左側メニュー項目の「サービスタグ管理」→「サービスタグを追加」を選択します。 Yahoo!タグマネージャーが連携しているタグの一覧が出てくるので、そこから設置したいタグを選択します。 ここでは「nex8リターゲティングタグ」を選択します。 タグを選択すると、上記の画面が表示されます。 サービスタグ名は任意で問題ありませんが、「何のサービスの何のタグなのか」わかりやすい名前での設定をおすすめします。 リターゲティングIDは、サービスを申し込んだ際に各ベンダーから発行されるリターゲティングIDを入力してください。 全ての入力が終わったら、「サービスタグを保存」を選択します。 サービスタグを保存すると、以下のような画面に飛びます。 ここでは、保存したサービスタグとページを紐付けて、どのページでサービスタグを読み込ませるかを決めるのですが、特に設定しなければ、サイト設定した際のすべてのページが自動的に指定されます。 別サイトや、タグを読み込むページを指定する際には「新しいインプットを追加し、サービスタグに設定する」から、タグと設置するページの紐付け設定を行います。(CVタグ設定の際に詳しくご紹介します) 今回のようなリターゲティングタグの場合、最初に設定したサイトの全ページでタグを読み込ませる必要があるので、指定ページとの紐付け設定は行いません。 サービスタグの保存直後は設定のステータスが未設定となっているので、タグを反映するために「未設定」をクリックし、設定のステータスを「設定済み」に変更します。 設定を変更すると、上記のような表示に変わります。 ここまで完了したら「保存して次へ」を選択してください。 これでリターゲティングタグの設定は終了です。簡単ですね。 【CVタグを設置してみよう】 次にCVタグの設定を行っていきましょう。 リターゲティングタグを設定した時と同じように、「サービスタグ管理」→「サービスタグを追加」を選択します。 CVタグなのでタグテンプレート一覧の中から「nex8コンバージョン測定タグ」を選択してください。 タグの設定画面が表示されたら、サービスタグ名、コンバージョンIDを入力します。 コンバージョンIDは、サービスを申し込んだ際に各ベンダーから発行されるIDを入力してください。 全ての入力が終わったら、「サービスタグを保存」を選択します。 保存後、上記の画面が表示されます。 リターゲティングタグの時は、サイト上のすべてのページに対してタグを設置したかったので、ページ指定を特に行わずそのまま保存しましたが、CVタグに関してはCVページにのみタグの設置を行いたいので、「新しいインプットを追加し、サービスタグに設定する」を選択します。 インプットとはタグを設置したいページのことです。 選択後、上記のページが表示されるので、タグを設置するページ名と、URLパターンの指定を行います。 URLパターンの欄には、CVページのURLを入力します。 全ての入力が完了したら、「保存してページを設定」を選択し、こちらもリターゲティングタグと同じ要領で設定のステータスを「設定済み」に変更します。 これで、CVタグの設定も完了です。 動作確認 【タグの検証をしよう】 最後に、今回設定したタグを本番環境に反映すれば設置は完了となるのですが、反映する前にかならずタグが問題なく機能しているか検証しましょう。 では、以下で検証方法を紹介していきます。 ダッシュボードから「サービスタグ管理」を選択し、先ほど設定したリターゲティングタグを選択します。 上記の画面が表示されたら、右上のボタンを「プレビュー」に変更し、「プレビューモードで動作確認する」を選択します。 すると、上記のようなポップアップが表示されるので、プレビューモードをオンにします。 プレビューモードがオンのブラウザーでページを表示すると、「プレビュー」のサービスタグが実行されます。 今回設定しているリターゲティングタグは、タグの読み込み条件を特に指定していないので、サイトへのアクセスがあった時にタグが実行されます。 問題なくタグが設置できていれば、タグの設定をしたサイトへアクセスしたタイミングでリターゲティングタグが実行されるということです。 動作確認をするために、サイトへアクセスしてみましょう。 設置したサイトへアクセスした後、Yahoo!タグマネージャーの管理画面に戻り、確認を行います。 タグが正常に設置できていれば、上記のように「サービスタグ実行数」が0から1になります。 動作確認後、問題がなければ右上のタブで「プレビュー」から「有効」にし、本番環境へタグを反映すれば、すべての設定が完了です! CVタグも同じように動作確認と本番環境への反映をしてください。 さいごに いかがでしたか? Yahoo!タグマネージャーも、Googleタグマネージャをはじめとした他のタグマネージャと同じように、導入のタイミングさえ合えば、サイトのタグ管理を助けてくれる、最高に便利なツールです。 この記事で少しでも導入や設定についてのお手伝いが出来ているとうれしいです。 var _trackingid = 'LFT-11573-1'; (function() { var

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