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私がWeb広告運用をする上で感じた、Web担当者が身につけておきたい必須のスキル5選!

こんにちは、nex8事業部営業の日暮です。 今回は、入社2年目の私が、「Web担当になったばかりの方に必要な5つのスキル」について、ご紹介していきます。 PCスキル まずは、「PCスキル」について。 PCを使えるということは、今ではWeb担当者かどうかに関わらず、あらゆる業種で必須のスキルであると言えます。 特に、レポート管理やデータ分析における表作成時に使う「Excel」、資料作成や新規提案時に使う「PowerPoint」などのオフィスソフトは、一通り使えるようにしておく必要があります。 中でもExcelの関数は使いこなせるようになると業務効率が飛躍的にアップするため、覚えておくととても便利です。 初めは「SUM」や「AVERAGE」といった簡単な関数から始め、高度なものも徐々に使えるようになっていきましょう。       「ECサイト運営に使える!Excel初心者のための関数活用基礎基本」の記事でもExcelの関数について紹介しているので、参考にしてみてください。 さらにWeb担当者であれば「HTML」や「CSS」「JavaScript」といったサイト構築に必要となる知識も身に着けておくと良いでしょう。 実際に自分でサイトを構築することはなくても、エンジニアに作業を依頼する際に「HTML」や「CSS」などの簡単な用語を覚えておいたほうが、仕事の依頼をスムーズに行うことが出来ます。 また、運営しているサイトが「WordPress」をはじめとするCMSの場合であれば、それほど「HTML」や「CSS」などの知識は必要ありませんが、「WordPress」の管理画面内に「HTML」や「CSS」といった用語は出てくる場合があるので、覚えておいて損はありません。 情報収集力・分析力 情報収集力・分析力は、移り変わりの早いWeb業界では特に必須のスキルです。 広告の運用をしていく中で、「新たな手法」や「トレンドのツール」などを知っておくと、施策に役立てることができるため、日頃からアンテナを張って情報取集をするクセをつけましょう。 また、体系だって知識を得たい場合には、書籍から知識を吸収するのもオススメです。 ただし、情報収集をしたからといって、全ての情報を施策に取り入れる必要はありません。 収集した情報の中から必要な情報だけを整理し、自分なりに分析していく力も必要になってきます。 「今ある課題に対してどんな情報を集めるべきか」「そこから本当に必要な情報は何か」を見極めていきましょう。   例えば、自社で新規ユーザーの獲得を目指しているとします。 この場合、まずは「新規ユーザーを獲得する方法」について、情報収集を始めましょう。 新規ユーザーを獲得する方法は、「広告」や「SNS」など様々なアプローチ方法がありますが、その中で「自社の予算・状況にあったもの」「実施した場合に得られる効果」など事前に情報を収集し、本当に必要かどうかを分析した上で、施策を行っていきましょう。 仮説・効果検証スキル(PDCA) 「広告の運用」や「サイトの改善」など、様々な場面でこの「仮説をたてて、効果検証ができるスキル」は必要になってきます。 ビジネス面でよく、「PDCA」や「PDCAサイクル」といった言葉を耳にすることはありませんか? PDCAサイクル(PDCA cycle、plan-do-check-act cycle)は、事業活動における生産管理や品質管理などの管理業務を円滑に進める手法の一つ。 Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Act(改善)の4段階を繰り返すことによって、製品と業務を継続的に改善する。 出典:PDCAサイクル - Wikipedia つまり計画(Plan)→改善(Act)までを繰り返していき、施策に対して最適化を行っていくことです。 「リターゲティング運用4つのポイントを押さえたPDCAサイクルの回し方」の記事では、リターゲティング広告におけるPDCAサイクルを回すことの重要性や詳細な方法について説明していますが、ここでも簡単にご紹介します。 リターゲティング広告運用を行っているが、費用対効果があまりよくなかったので改善施策を考える場合、 ・クリックがされていないのか ・クリックはされているがコンバージョンが起きていないのか ・配信先はどうか ・時期要因はないか など、あらゆる角度から、「問題点」を洗い出していきます。 先ほど洗い出した問題点を精査したところ、「クリックは起こっているが、そこからの離脱率が高い」ことに気が付きました。 さらにこの問題点を掘り下げてみると、「バナー自体に興味はもったが、遷移先のサイトで興味がなくなったために離脱した可能性が高い」と仮説立てができたので、遷移先のサイトを修正することにしました。 このように、問題点を洗い出し、分析し、仮設立てをした上で改善施策を行っていくことで、より施策の精度を高めていくことができます。 しかし、仮設立てた「問題点」が必ずしも正解であるとは限りません。 そこで、仮説立てとセットで身に着けたいのが、「効果検証」のスキルです。 仮説を基に施策を行った結果、「問題点に対して、どの程度効果があったのか」を数字で正確に把握していきましょう。   仮説に対して思うような効果が得られなかった場合は、この「問題点の洗い出し(Act)」→「仮説立て(Plan)」→「実行(Do)」→「効果検証(Check)」のサイクルを繰り返すことにより、「何が問題だったのか」「どの施策が効果があるのか」を見極めていきましょう。 コミュニケーション力 次に「コミュニケーション力」についてお話します。 Web担当者の場合、「クライアントの抱えている問題を聞き出す時」や、「新規施策の提案をする時」にコミュニケーション力が必要になってきますよね。 コミュニケーションにとって一番大切なのは、「相手の立場になって考えることができるかどうか」です。 相手の立場になって考えることができていると、クライアントの抱えている問題も聞き出しやすいですし、新規施策の提案もスムーズに進みますよね。 他には、ビジネス面でよく言われている「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」も大事なコミュニケーションの一つです。   普段から「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」を行い、コミュニケーションがしっかり取れていると、もし作業ミスなどで緊急事態が発生した場合にも、スムーズに報告が行きわたり、ミスを最小限に留めることができます。 プレゼンテーション力 最後は「プレゼンテーション力」です。 プレゼンテーション力とは、「論理的(ロジカル)に説明することで、自分の提案を相手に理解してもらう能力のこと」です。 社内で「新しいツールの導入」を上長にプレゼンをする場合を例に挙げて、考えてみましょう。 この時「新しいツールだから導入して欲しい」ではなく、「新しいツールが現状の課題解決に役立つと考えたので、導入したい」と言った方が説得力がありますよね。 論理的(ロジカル)に説明することにより、「なぜ新しいツールが必要なのか」「新しいツールを導入することによって得られるメリットは何か」が相手に伝わりやすくなります。 また「共通言語」で話すことも大切です。 言葉の意味がわかっていない相手に対して「CPAが~」「CPCが~」と必死に説明をしても、相手は何について話をしているのかがわからず、混乱してしまいますよね。 自分の使いたい言葉でプレゼンするのではなく、相手が理解できる言葉でプレゼンをしましょう。 次に、プレゼン用資料を用意する場合を考えてみます。   この場合、口頭でプレゼンできず、資料を渡すだけになる場合も想定し、「話す内容の補完」や「要点のまとめ」を抑えた、「読むだけで理解できるプレゼン資料」が用意できると良いですね。 このように、「プレゼンテーション力」を身につけることで、自分の提案や意見を上手く相手に伝えられるようになります。 まとめ いかがでしたでしょうか。 今回は、普段私が広告運用をしている中で必要だと感じた「スキル」についてご紹介しました。 もちろん、広告業界に限らず、ビジネスマン全般にとって共通して必要なスキルも多くありますので、関心の幅を広く持ち、少しずつスキルを身に付けていきましょう。

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確度の高いユーザーに広告配信できる!?第2弾~Googleタグマネージャのスクロール距離での動作条件設定とは?~

こんにちは!nex8事業部営業の岡本です。 前回は、タグマネージャ応用編シリーズ第1弾にて「確度の高いユーザーに広告配信できる!?Googleタグマネージャのタイマー設定方法」についてご紹介いたしました。 今回は、タグマネージャ応用編シリーズの第2弾ということで、先日2017年10月に新しくGTMに実装された「スクロール距離の動作条件設定」についてご紹介したいと思います。 「スクロール距離の動作条件」ってどういうところで使えるの? GTMを利用したリターゲティング配信のおさらい 「スクロール距離の動作条件」に入る前に、Googleタグマネージャ(GTM)を利用したリターゲティング配信について少しおさらいしましょう。 リターゲティング広告は1度サイトに訪れたユーザーに対してだけ広告を配信することができ、ユーザーがページに訪れた際、そのページに設置したリターゲティングタグが作動することで、リターゲティング広告の配信対象ユーザーとして記録をしておくことが出来る。 「Googleタグマネージャ(GTM)」の「トリガー」を使うことで、設置したタグがどういった場合に作動するか条件設定をすることが出来る。 つまりGTMの「トリガー」という機能を使うと、サイトに訪れていてかつ、特定の条件を満たしたユーザーにのみリターゲティング広告を配信することが出来る、ということですね。 今回は、この「トリガー」を「スクロール距離」に設定する場合についてご紹介していきます。 スクロール距離での動作条件について スクロール距離での動作条件とは、その名の通り「指定した距離までユーザーがページをスクロールしたタイミングでタグを作動させる設定」です。 この動作条件を利用すれば、「LPを入力フォームまでスクロールしてくれたユーザーにだけ広告を配信したい」「ある程度記事を読み進めてくれたユーザーにだけ広告を配信したい」など、条件に合致するユーザーのみに広告を配信することが可能です。 そのため「LP(ランディングページ)」で商品説明を詳細にしている単品通販のサイトや「記事コンテンツ」がメインになるキュレーションメディアなど、ある程度スクロールして読み進めていく必要のあるコンテンツがサイト内にある場合などは、非常に使いやすい動作条件といえるでしょう。 逆に、「スクロール距離」と「コンテンツに対するユーザーの興味関心」が比例しない構成になっているサイト(ファーストビューのみですべての説明が終わっているなど)の場合は、「スクロール距離の動作条件」はあまり使いやすいものとは言えません。 スクロール距離の動作条件を設定することで出来ること・注意点 では、リターゲティング広告で「スクロール距離の動作条件を設定することで、できること」、「注意点」を以下でご紹介していきます。 スクロール距離の動作条件を設定することで出来ること ・LPや記事コンテンツなどの記事をある程度読み進めてくれた「確度の高いユーザー」に絞ってタグを作動させることができる ⇒LPや記事コンテンツなどに間違えて訪れ、直帰してしまうユーザーは、あまりコンテンツに興味関心の高くないユーザーだと予想できます。 また、直帰はしなかったものの、特にコンテンツを読み進めることもなく離脱してしまったユーザーも、目当ての記事じゃなかったのか、やはり興味関心の高いユーザーではないと予想できますね。 「スクロール距離の動作条件」を使うと、例えば「入力フォームまでスクロールしたユーザーのみタグを作動させる」など、コンテンツに対して一定のアクションを起こしたユーザーに絞って条件を設定し配信することが出来るようになります。 スクロール距離の動作条件の注意点 ・訴求するコンテンツやサイト構成によっては、確度の高いユーザーの取りこぼしが起きてしまう ⇒上述の通り、スクロールして読み込む必要のあるLPや記事コンテンツの場合は、スクロール距離とユーザーのコンテンツに対する興味関心が比例する可能性が非常に高いため有効な動作条件と考えられますが、スクロール距離とユーザーのコンテンツに対する興味関心が比例しづらいコンテンツのあるサイトの場合、スクロールの必要がないページを見た購買意欲の高いユーザーをリターゲティングの対象から除外してしまう可能性があります。 ・指定するスクロール距離の効果検証が必要 ⇒指定したスクロール距離によっては、確度の高いユーザーをリターゲティングの配信から除外してしまう可能性や、確度の低いユーザーを除外しきれない可能性があります。 そのため、「スクロール距離の動作条件」を設定する場合は、サイトのコンテンツにあった「最適なスクロール距離」を見つけるため、繰り返し検証していく必要があります。 以上の「できること」と「注意点」をしっかりと理解した上で、スクロール距離の動作条件の設定をしていただければと思います。 スクロール距離の動作条件を実際に設定してみよう! では、実際にGTMを利用してスクロール距離を使ったトリガー設定をしてみましょう! 「トリガー」を選択 上記の図ように、GTMの管理画面からワークスペースを開き、左の「トリガー」を選択します。 「新規」を選択 次に、赤い「新規」というボタンを選択します。 「トリガーのタイプを選択して設定を開始」を選択 「トリガーのタイプを選択して設定を開始」を選択します。 「スクロール距離」を選択 トリガータイプの一覧から「スクロール距離」を選択します。 「縦方向スクロール距離」か「横方向スクロール距離」を選択 ※画像は「コンテンツの縦50%以上をスクロールしたユーザーを対象」に設定した状態 「スクロール距離」を選択後、「縦方向スクロール距離」か「横方向スクロール距離」を選択します。 「割合」か「ピクセル数」を選択 そのあと、「割合」か「ピクセル数」のどちらかを選択します。 「割合」と「ピクセル数」の説明は下記の表を参照してみてください。 「このトリガーの発生場所」を「すべてのページ」か「一部のページ」を選択 「割合」か「ピクセル数」での設定が完了したら、「このトリガーの発生場所」を「すべてのページ」か「一部のページ」のどちらかを選択します。 「一部のページ」を選択した場合は、さらにプルダウンで配信先の条件を絞っていきます。 「保存」して完了 こちらの入力が完了したら、「保存」を選択し設定は完了です! さいごに いかがでしたか? スクロール距離については、「どれくらいの距離が適切なのか?」という検証は必要になりますが、スクロール距離をトリガーとして設定することで、今まではできなかったLPや記事コンテンツを一定以上読んだユーザーへ絞っての広告配信が可能になります。 この「スクロール距離の動作条件」を利用することで、「効果の改善」や「新しいセグメント設定」のお役に立てたら幸いです!

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EC担当者必見!CMSの導入でできることとは?

こんにちは。nex8事業部で広告運用を担当している金です。 3回目のブログです。今回は「CMS」ついてご説明していきます。 「初めて聞く方」や、「興味のある方」のお力になれたら幸いです。 CMSとは? CMS(コンテンツ マネジメント システム)は、「Webサイトの制作、更新や管理」ができるシステムのことです。 Webサイトの制作や更新を行う際、本来であればHTMLを編集する専門的なスキルや知識が必要になりますよね。 HTML(エイチティーエムエル、HyperText Markup Language)は、ウェブページを作成するために開発された言語です。 現在、インターネット上で公開されてるウェブページのほとんどは、HTMLで作成されています。 出典:HTMLとは?-HTMLの基本 CMSは、管理画面から誰でも簡単に「Webサイトの更新や管理」を行うことができる、とても便利なシステムです。 では具体的にどういったことが出来るのか見ていきましょう。 CMS導入でできること 「CMSの導入でできること」を説明する前に、まずは導入しないでサイトを制作した場合について考えてみましょう。 CMSを導入せず、Webサイトの制作や更新作業を行う場合、「自社制作」か「サイト制作業者に依頼」の2つの選択肢があります。 自社制作の場合 「自社制作」の場合、「ワイヤーフレームの作成」や「要件定義」など、どういったサイトにしていくかを0から作らなければならないため、公開するまでに多くの「制作工数」が必要になります。 ワイヤーフレームとは 簡単に言えば「何を・どこに・どのように」が記載された「サイト設計図面」です。 つまり、制作するウェブサイトの要素や機能、情報を設計図面のように配置しておき、お客様や制作者と認識を合わせるためのものです。 出典:Web制作者のためのワイヤーフレーム講座「役割と考え方」編 | 株式会社LIG その代わり、自社で制作・運用するため、「制作コスト」や「運用コスト」はかかりません。 サイト制作業者に依頼する場合 では、「サイト制作業者に依頼する場合」はどうでしょうか。 「サイト制作業者」に制作を依頼する場合、まず業者に支払う「制作コスト」が必要になりますが、自社にノウハウがない場合でも、目的に応じたサイトを制作してくれることが多いです。 ただし後ほど詳しくご紹介しますが、サイト制作会社を介してのサイト更新は公開までに工数が多くかかります。 加えて、サイト制作後に情報更新をしたい場合は、別途「更新コスト」を制作会社に支払う必要が出てくる場合もあります。(※更新コストが制作コストに含まれている制作会社もあります。) CMSを導入した場合 では、「CMS」を導入した場合はどうでしょうか。 CMSはテンプレートによりページが生成されるため、「自社制作」のように、「ワイヤーフレームの作成」など、0からデザインをしなくても、統一感のあるサイトを作ることができます。 また、コンテンツを新規で追加する場合も、「コーディング規約(ルール)」や「CSS」を見直す必要がないため、「自社制作」よりも制作工数を減らすことが可能です。 コーディング規約とは、簡単に説明すると、“コードの書き方に関する決まりごと”です。ソフトウェア開発において、様々な書き方が可能な場合に、企業やコミュニティ、あるいは特定のプロダクトごとに、どういった書き方にするかを定め、プログラムのコーディングに統一性を持たせるガイドラインのような役割があります。出典:コーディング規約の作り方の基本とメリット・デメリット CSS(Cascading

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EC担当者必見!今話題のWeb接客ツールってなに!?

こんにちは。nex8事業部の井上です。 今回はEC担当者必見の「Web接客ツール」についてご説明していきます。 聞いたことはあるけどあまり詳しく知らない方や、既に導入している企業の方も、改めて「Web接客ツール」とは何かについてご説明できればと思います。 Web接客ツールとは 実店舗とWebでの接客の違い Web接客とは、その名の通りWebサイト上でも実店舗同様に「接客」を行うサービスの事です。 実店舗だと、入店時に店員さんが「いらっしゃいませ!」とか、洋服を選んでいる時に「ご試着いただけますので、お気軽に仰ってくださいね」など、ほとんどの方が洋服を選ぶ時に接客された経験があるのではないでしょうか? このように実店舗においては客と店員が自然とコミュニケーションを交わすことで、自社ブランドのファンを増やすことができていましたが、当然Webサイト上では試着もできないですし、店員さんから挨拶をされることもありません。 そこで実店舗と同様に、Webサイト上でも、ユーザー1人ひとりにあわせた“おもてなし”の接客を行うことで、サイトからの離脱率を下げ、CVR(コンバージョン率)を上げるためのツールとして生まれたのが「Web接客ツール」です。 近年、こういったWeb接客ツールが注目を浴びている理由に、「BtoCのEC市場規模が急成長している」といった背景があります。 EC市場が成長しているということは、それだけECを運営している企業にとって「競合他社が増加しているという事」になります。 その競争に勝つため、サイトを差別化する手段として「Web接客ツール」が注目され、導入企業が増えてきているというわけですね。 Web接客ツールの種類 Web接客ツールには大きく分けて、ポップアップタイプとチャットタイプの2つの種類が存在するので、それぞれ簡単に説明します。 ■ポップアップタイプ 「ポップアップタイプ」は、ユーザーの属性、閲覧履歴・デバイスなどをリアルタイムで可視化し、サイト上でユーザーごとに最適なポップアップを表示するツールです。 ユーザーに合った特典や、セール情報等をポップアップで表示することで、購入意欲を高めCVRの増加を促せます。 ■チャットタイプ 「チャットタイプ」は、Webサイト上にチャット画面を設置し、リアルタイムでユーザーとOne to Oneでのコミュニケーション・接客が出来るツールです。 サイト上で分からないことを手軽にチャットで質問できるので、こちらも離脱率の低下とCVRの向上が見込めます。 Web接客ツールのメリットと注意点 ここでは「Web接客ツール」のメリットと注意点についてまとめていきます。 メリット 先ほども簡単に触れましたが、「Web接客ツール」を使うことで「離脱率を低下とCVRの向上」が見込めます。 これは数字でも証明されていて、例えば「KARTE(カルテ)」を提供しているプレイド社が公開したデータによれば、「Web接客ツール」を用いることで、「ユーザーのサイトへの好意度に関わらず、CVRが平均30%高くなった」という結果が出ています。 また、「Flipdesk(フリップデスク)」を提供するSupership社によれば、サイトに訪れた顧客に対し、メールや電話とは違った、カジュアルでスピーディーな接客を行なうことで、その場で不安や疑問を解消でき、初めてのユーザーでも安心感を高める事ができるため、顧客の離脱率は40%も減少したとの結果もあります。 導入に際しての注意点 しかしWeb接客ツールを導入したからといって、すべてが自動化され、何もしなくてもいいという訳ではありません。 例えば、実店舗の体験をオンライン上で再現する「チャット」では、人間が対応することがほとんどです。 対応が迅速でなかったり、ユーザーの満足いくものでなければ、ユーザーの再訪は見込めなくなります。 また、クーポンやキャンペーンのポップアップもただやみくもにばら撒くのではなく、実店舗と同じように「的確なタイミングと適切なユーザーに配布すること」で、リピート率の向上、ひいては売上の向上につなげることが出来ます。 また、少額からとはいえ導入コストも掛かり、Web担当者の方が「ユーザーの心理を汲み取り、戦略を持って運用すること」が必要となるツールでもあります。 自社サイトにおける目的を考えたうえで、本当に導入するべきなのかはしっかりと検討する必要がありますね。 Web接客ツールの例 最後に「ポップアップタイプ」と「チャットタイプ」での、具体的なサービスをいくつか紹介します。 ポップアップタイプ ■ecコンシェル…国内有数のビッグデータ保有企業「NTTドコモ」と、ディープラーニングの最先端技術を持つ「PKSHA Technology」が共同開発したAIを搭載した、CVR改善の精度とスピードが特徴のWeb接客ツールです。 最大の特徴は、最新のAIを搭載していながら、「永年無料での利用」が可能であること 無料プランでは、100万PV/月かつ純増で50CV/月という条件がありますが、無料・有料プランいずれにもAI機能が搭載されているので、「初めて導入を考えている方」や、「Web接客ツールにあまり手を掛けたくない方」にはオススメです。 ■KARTE(カルテ)…従来のWeb接客ツールは、過去の履歴から顧客分析を行うものが一般的でしたが、KARTEは、サイトを訪れる顧客の「いまこの瞬間」を可視化することができ、それに対して適切なアプローチができる点が最大の特徴となります。 また、拡張性が高く、「プッシュ通知」や「LINEでのメッセージ送信」など、幅広い外部ツールとの連携が可能で、顧客が受け取りやすい形で情報発信が可能。 CVRだけでなく、集客効果も見込めます。 チャットタイプ ■Chamo(チャモ)…「Chamo」は閲覧者に対し、自動で話しかける機能が特徴です。 例えば、配送料の案内ページに1分以上とどまっているユーザーに対して「送料についてご不明な点はございませんか?」とチャットが立ち上がる、といった設定が可能です。 「Webサイト運用が苦手な方」や、「Webサイト運用に時間をかけたくない方」にオススメです。 ■OK SKY(オーケースカイ)…Webサイトから店舗への送客(いわゆるOnline to Offline)を得意としています。 この接客の主軸となるチャットでは、人が介在して行われるため、機械的な案内や提案ではなく、「顧客のニーズを正しく反映した柔軟な対応」が可能です。 また、Webサービスでのコンシェルジュ・アプリケーションによって接客を受けながら、商品を実店舗で購入するといった、「Webサービスの良さ」と「実店舗の良さ」を掛け合せた体験を顧客に提供する点においても、まさに「実店舗以上の接客が実現されている」と言えるでしょう。 まとめ いかがだったでしょうか? Web接客ツールはユーザーを実店舗同様におもてなしすることで既存顧客を維持させ、自社サービスのファンを増やす事を目的としており、「離脱率」の低下と「コンバージョン率」の向上に繋げることができる手法となっています。 今後もAI(人工知能)の技術によって、「接客の自動化」が進む一方、人間でないとできない「柔軟な接客」が求められてくるのも事実です。 「自社サービスをどのような形でユーザーに届けたいのかを考える事」が、一番大事なのかも知れません。

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その広告本当に必要?ネット広告にさよならする時

こんにちは。nex8事業部の吉山です。 このブログでも様々なネット広告の種類と用途をお話してきました。 なんとなくでもネット広告の内容、必要性を実感していただいたかと思います。 今回の記事では、「ネット広告が必要なのは分かるから続けてはいるけど、このまま本当に続けてしまってもいいのかわからない・・」という悩みを抱えているWeb担当の方のために記事を書きました。 今やっている広告は本当に必要か、今後どうしたらいいのか、それを考えるヒントになれば幸いです。 それって本当に必要な広告施策? 「とにかくずっと効果が合わない・・。」と嘆いている担当者さん。 広告の運用方法を色々と試しても、思ったような改善が見られず、どうしていいもんかと頭を抱えていらっしゃる方、多いのではないでしょうか。 まずは、達成したい目標といま行っている広告施策が最適であるのかを整理してみましょう。 なお、ここからは「アフィリエイト広告」「リスティング広告」「リターゲティング広告」「アドネットワーク」「純広告」の5つについて考えていきます。 アフィリエイト広告 では1つ目、「アフィリエイト広告」ですが、これは広告主があらかじめ設定した成果(購入、資料請求、等)が発生した際に、その成果を発生させた(ユーザーを成果地点まで斡旋した)Webサイトに対して、成果報酬が支払われる広告手法を指します。 主にブログでの商品紹介や、比較検討サイトといったWebサイトを通じて貴社商品の宣伝ができるので、新規ユーザーへの認知、獲得を狙う際には効果が発揮しやすい広告施策です。 ■参照記事:【アフィリエイト×リターゲティング】アフィリエイト広告の基本と3つの特徴 リスティング広告 続いて「リスティング広告」は、Web上で検索をした際に、検索したキーワードに応じて検索結果画面の上部や横に表示される広告です。 ■参照記事:今さら聞けない!リスティング広告の始め方 貴社で設定したキーワードで検索行動を起こしているユーザーに対して広告配信ができるので、既にニーズのあるユーザーや知ってはいるけどまだ購買段階ではないといったユーザーに対してのアプローチが可能です。 ただし、設定したキーワードで検索されない限りユーザーの目に触れることはない為、広く認知をしてもらう場合にはあまり向かないかもしれません。 リターゲティング広告 「リターゲティング広告」は、既に貴社サイトへ訪れたことのあるユーザーにのみ広告配信をすることが出来ます。 そのためこちらも広い商品認知には向きませんが、購買意欲の高い新規ユーザーやリピーター獲得には効果を発揮しやすいです。 ■参照記事:今さら聞けない!? リターゲティング広告についてEC担当者が知っておきたい基礎知識 アドネットワーク 「アドネットワーク」は、多くの配信先メディアを束ねていて一括で広告配信が出来るため、ターゲティングを行わないブロード配信が可能です。 新規ユーザー獲得や、認知に効果が発揮しやすい広告施策と言えるでしょう。 ■参照記事:~いまさら聞けない~ アドネットワークを調査した件 純広告 「純広告」は、Yahoo!のブランドパネルに代表されるような、大々的な自社サービスの露出が可能となる広告手法です。 貴社サイトと親和性の高いメディア等へ掲載すれば、効率的に認知獲得や潜在層へのアプローチができる施策です。 ただし期間や表示回数が決まっている形式なので、効果が悪かった場合に止めることが出来ない、また一般的にかなり高額な広告掲載費ではあります。 ■参照記事:「こんな商品あったんだ!」が購入への第一歩、知っておきたい純広告の活用法 以上から、広告実施の目的として、「サービス・ブランドの認知」「新規ユーザー獲得」「リピーター獲得」の3つに分類することができ、まとめると下記の表のようになります。 あなたの実施している広告施策はどれで、目的に対して最適なものとなっているでしょうか。 もちろん広告の目的がこの表のとおりに当てはまるというわけではありません。 ですが、おおまかに「いま実施しなくてもよい広告施策」というのが見えてくるかと思います。 また、なんとなく必要そうだからと、「ダラダラ配信を行っている広告」はありませんでしたか? その辺りもしっかりと可視化していくことが重要です。 「辞め時」と「始め時」のタイミングをしっかり見極める 前の章で話した通り、まずは今の目的に対して、「必要な広告」「不必要な広告」をしっかりと見分けていきましょう。 それが出来たら、次は配信のタイミングを精査していきます。 必要な広告だからと一年中ずっと同じペースで配信し続けてはいませんか? 与えられている広告予算は、無限にある訳ではありませんよね。 「必要な時期にまとめて予算を使い、必要でない時期は広告予算を抑える」、これが出来れば一番無駄を減らすことができます。 会社によっては、月ごとで広告予算が一定額決まっている場合もあるかと思いますが、やはり広告費は長期間計画を立てて、しっかりと振り分けていくことが、トータルで無駄を省く近道となってきます。 アパレル会社での広告施策例 最後に、アパレルECサイトの場合で具体的に考えてみましょう。 あなたはサイトのWebマーケティング担当だとします。 年間を通して運用できる広告費が決まっており、現在はリスティング広告とリターゲティング広告の2つを、通年で予算を均等に振り分ける形で実施しています。 状況として、ここ半年間は一定数のリピーター確保に成功していますが、新規ユーザーの減少が目立っており直近の課題となっていました。 まずは第1章でお伝えした必要な広告かどうかの見直しを行いましょう。 リターゲティング広告については、リピーターの獲得には役立っていると判断できるので、結果を見ると広告の効果が発揮できており、現状維持がよいと判断できます。 新規ユーザー向けの広告施策は ・アフィリエイト広告 ・リスティング広告 ・アドネットワーク ・純広告 でしたね。 ですが、だからといってすべてを闇雲に実施するのは危険です。 予算に十分余裕があれば複数施策を同時並行で実施し、様子を見ていくのもいいのですが、先ほどお伝えした「必要なタイミングで必要な施策に広告費をまとめて使う」方法でいくと、あまり分散させた使い方より、本当に必要なものに絞って広告費をかける方が賢明です。 そこでいったん新たな広告施策を導入しない場合を考えてみましょう。 実施しているリスティング広告にはリピーター獲得の効果もあるのですが、新規ユーザーへのアプローチも可能です。 なのでリターゲティング広告に使っている予算をリスティング広告に使い、「検索キーワードを増やす」または「見直す」ことで、新規ユーザーへのアプローチとリピーター獲得維持の両立ができる施策として考えられます。 では新規ユーザー獲得のためリスティング広告に追加で新たに広告施策を導入する場合はどうでしょうか。 新しく実施するのであれば、1つずつ行っていくことで本当に自社にあったものが見つけられます。 ここでは、新しい施策として、ターゲットとしているユーザーに近いメディアサイトへ「1週間の純広告」を実施してみることにしました。 その結果、新規向けに配信していたリスティング広告よりも純広告の方が安く新規ユーザーを獲得することが出来ていたので、次の1か月間は新規向けにキーワード設定していたリスティング広告施策を停止、純広告を他のメディアサイトにも広げて掲載することに決めました。 目的に対して最も効果が良かったのが「純広告」だったので、これまでずっとやっていたから、と「リスティング広告」を配信し続けることはせず、いったん停止をする判断をしたのです。 そして「純広告」を拡大した場合の効果を見て、「リスティング広告」の配信を再開するかどうか考えるのがよいでしょう。 このように、必要な広告施策を明確にし、その中で予算編成を行い、時には実施していたネット広告にさよならを告げてダラダラと配信をしない、これが上手な予算とネット広告の使い方です。 まとめ 「きっと必要だろう」、「辞めた時の結果が怖い」、「新しい広告ってめんどくさい・・・」こんな考えのまま今の広告施策をダラダラと続けているマーケティング担当者さんって実は多くいらっしゃるかと思います。 確かに、今までの広告施策をやめるのは勇気がいることです。 しかし、予算を無駄にしない為にも、新しい可能性に出会う為にも、今一度「本当に必要な広告なのか」を考え直してみるべきではないでしょうか。

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リターゲティングの先へ~オーディエンス拡張配信とは~

こんにちは。nex8事業部の石井です。 リターゲティング広告を配信していると、「効果が良いからもっと配信ボリュームを伸ばしたい!」と思っても、「サイトの訪問ユーザー数が足りず伸ばしきれないこと」があります。 そこでサイトへの新規流入数を伸ばそうとブロード配信(※)をしたところ、サイト未訪問ユーザーへの配信となるため効果が薄く、「もう少し費用対効果の良い広告配信がしたい」と考える場合があるかと思います。 ※ブロード配信…年齢、性別等狙いたいユーザーの設定(セグメント)をせず、ネットワーク全体に広告を配信すること そんな時にオススメするのは、「オーディエンス拡張配信」という、ユーザーの購買意欲という点で「リターゲティング広告配信」と「ブロード配信」の中間に位置する配信方法です。 今回の記事では、「オーディエンス拡張配信」についてご紹介をしていきます。 オーディエンス拡張配信の概要 リターゲティング広告配信とブロード配信のおさらい 冒頭でも記載していますが、「オーディエンス拡張配信」とは、ユーザーの興味や購買意欲という点において、「リターゲティング広告配信」と「ブロード配信」の中間に位置する広告の配信手法です。 一度、簡単に「リターゲティング広告配信」と「ブロード配信」のおさらいをしていきましょう。 ■リターゲティング広告配信 貴社運営のWebサイトに訪れたユーザーだけに広告を配信し、再訪問を促す事が出来る広告の配信手法です。 一度はサイトに訪問していて、興味関心度が高いとされるユーザーへの広告配信のため、CPA(獲得単価)を低く抑えられるメリットがあります。 また、CV(コンバージョン)したユーザーだけに配信を絞ることも可能なので、リピーターを獲得しやすい施策でもあります。 ただし、配信するターゲットが「一度サイトに訪れたことのあるユーザー」に限定されるため、サイト訪問ユーザーの数が少なければ、それだけ配信ボリュームは減少してしまいます。 ■ブロード配信 ユーザーにセグメントをかけず、アドネットワーク事業者が保有しているメディア全体に広告配信する手法です。 メリットとしては、配信対象を絞らないので、配信ボリュームを多く出すことが可能です。 しかし、配信対象を絞らないということは、「関心度の低いユーザー(サイト未訪問ユーザー)」へ向けても配信をしているため、CPAが「リターゲティング広告」に比べ、高くなる可能性があります。 オーディエンス拡張配信とは 「オーディエンス拡張配信」では、上述した2つの配信方法のデメリットにあたる部分を改善することができます。 つまり、「興味関心度の高い、サイト未訪問ユーザーに配信することができる」サービスということです。 通常、リターゲティング広告配信では「リターゲティングタグ」と「CVタグ」を使って、誰がサイトに訪問していたか、CVに至ったユーザーは誰かを計測しています。 オーディエンス拡張配信は、そのタグからのデータを元に「CVに至ったAというユーザーと似た属性や行動をしているBという新規ユーザー」に対して、広告を配信することができます。 元のデータに含まれるユーザーについては除外されるので、基本的には新規ユーザーのみが配信対象として選ばれます。 似た行動、という部分をもう少し詳しく説明していきますね。 例えば、ダイエット食品やサプリメントを購入しようとしているユーザーがいたとします。 この時「ダイエット サプリ」などと検索をして最初に目に入った商品をすぐに購入することは少なく、比較サイトやその商品に対する口コミを検索したりしますよね。 この購入前の検索・比較行動というのは一般的で、そういったユーザーの行動履歴と既に購入したユーザーの行動を照らし合わせていき、どのようなサイトを見ていると購入をしているかを分析、その傾向に近いユーザーをセグメントしていきます。 もちろん様々な商材で同じようにコンバージョンユーザー特有の傾向があるので、その傾向を捉えて配信をしていくのです。 「オーディエンス拡張配信」は、既存顧客と似た傾向を持っており、興味関心の度合いが高いと思われる新規ユーザーにリーチを広げる配信方法ですので、「リターゲティング広告配信」よりも配信ボリュームが出せて、「ブロード配信」よりも確度の高いユーザーへのアプローチがしやすい施策と言えます。 オーディエンス拡張ができるサービス ここでは「オーディエンス拡張配信」ができる代表的なサービスの紹介をします。 ■GDN(Googleディスプレイネットワーク) GDNでは、作成したリマーケティングリストに基づいて類似ユーザーリストが自動で生成されます。 ただし、以下のような要件を満たしている場合のみ作られるので、全てのリストにおいて類似ユーザーが生成されるというわけではありません。 ・元のリストに登録されている訪問ユーザー数 ・これらのユーザーが元のリストに追加されてからの経過時間 ・これらの訪問ユーザーが閲覧したサイトの種類 生成された類似ユーザーリストをキャンペーン作成時に選ぶことで、GDNにおけるオーディエンス拡張配信が実施できるのです。 リマーケティングリストに基づいて、類似ユーザーのリストが作成されるので、商品詳細訪問ユーザーやCVユーザーの類似ユーザーが作られます。 例えば商品詳細で離脱したユーザーの類似とCVユーザーの類似を比較すると、CVユーザーの類似配信の方が、配信ボリュームは少なくなりますが、その分CVへの確度が高いユーザーに対して広告配信を行うことができます。 新規ユーザーの流入を増加させつつ、コンバージョンも狙いたい場合には、まずこちらから実施するのがよいでしょう。 その他にも、「キーワード」、「トピック」、「プレースメント」、「ユーザー属性」などでこのリストを絞ることや、「自動ターゲット設定」でターゲットを拡張することも可能です。 ■Facebook広告 Facebook広告のオーディエンス拡張は、「類似オーディエンス」というターゲットユーザー群を作成し、そのユーザー群に対して広告を配信することによって可能となります。 「類似オーディエンス」は元になるオーディエンスに似たユーザーを、Facebookで取得できる独自のデータ(登録時の年齢性別や何にいいね!しているかなど)から割り出しています。 上記が類似オーディエンスの作成画面です。 ソースは類似オーディエンスの元になるオーディエンスです。 リターゲティングタグのようにFacebookにも「Facebookピクセル」というのがあるので、「ピクセルを設置したページに訪問したユーザー」などをソースに設定するとよいでしょう。 国では、類似オーディエンスに含まれるユーザーの居住国を選択します。 自国内で作成するのが一般的ですが、日本人を元のオーディエンスにして、アメリカ人とフランス人で類似オーディエンスを作るといった事もできます。 最後に「オーディエンスサイズ」ですが、これは1%~10%まで1%単位で選択でき、1%が最も共通点の多い類似オーディエンス、ということになります。 類似オーディエンスのユーザー群がどれくらいになるかは、どの国を選んだかに依存するので、人数の指定は出来ません。 ちなみに現在日本を選ぶと1%で27万3千人、2%で54万6千人、10%だと270万人となっています。 なので、日本で1%を選んだ場合、元のオーディエンスに似たユーザーを日本に住んでいる人の中から、似ている度合いが強い順に27万7千人抽出して、オーディエンスを作成する、ということになるわけですね。 類似オーディエンスの規模が大きくなるほど潜在リーチが向上しますが、元データとの類似度のレベルは下がりますので、はじめは類似度1%の状態からスタートしてみてもいいかもしれません。 リターゲティング広告と組み合わせた配信 では「オーディエンス拡張配信」を実施しようとする場合、どのように活用していけばいいでしょうか。 オーディエンス拡張配信は、サイト訪問ユーザーやCVユーザーと類似したユーザーに向けて配信するため、通常のブロード配信よりも効果の出やすい配信が可能になります。 ですが、サイトのCV数が少ない場合はデータ不足により、精度が悪かったり、あまり配信ボリュームを出せなかったりすることがあります。 その際、まずは比較的CVの出やすいリターゲティング広告でCV数を増やしていき、CVユーザーのデータを収集していく必要があります。 そうしてデータが集まった段階でオーディエンス拡張配信を行うことで、CVユーザーに類似した購買意欲の高い新規ユーザーを流入させることができますね。 新たに流入してきたユーザーにはリターゲティング広告を配信し、CVしてもらえれば、さらに「オーディエンス拡張の精度」と「配信ボリュームの増加」が見込めます。 このサイクルをうまく作ることができると、非常に効率的に新規ユーザーを獲得していくことが出来ます。 おわりに いかがでしたでしょうか。 「オーディエンス拡張配信」は、獲得件数をもっと伸ばしていく次なる施策として有効な手段になるかと思います。 広告配信には様々な配信方法がありますので、色々と検証をしていき、より良い広告配信を見つけてみてはいかがでしょうか。

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最適化ってなに!?ネット広告における「Optimization」を調べてみた!

こんにちは。nex8事業部の野口です。 みなさん「Optimization」という言葉を聞いたことはありますでしょうか? Webマーケティング担当の方なら聞いたことがあるかもしれませんが、直訳で「最適化」という意味です。 しかし色々なところで使われすぎて、「結局、最適化って何?」となってしまっている方に向けて、今回はあらためて「最適化」とは何を指すことなのか、ご説明していきたいと思います。 最適化って? まずは、「最適化ってなに?」というところからご説明していきます。 Google検索で「最適」と調べてみると、「いちばん適していること」と出てきます。 これに「化」という文字がついているので「いちばん適している状態になる、変化する」という意味になりますね。 そのままになってしまいますが、要するに「あなたの求めているものを達成するために、あなたの思った形になりますよ」、ということです。 イメージとしては、元々あったものが「サービス」という箱を通って「最適化」が行われ、あなたの思った結果が出てくる、というものです。 では、ネット広告の場合に「最適化」はどのように行われていくのでしょうか? 次の章で見ていきましょう。 どうやって最適化が行われていくのか 今回はネット広告において最もポピュラーである、「CPAを下げる」ことができた場合を「最適化」と呼ぶことにし、その内容でお話を進めていきます。 ※CPA(Cost Per Action/Cost Per Acquisition):コンバージョン(CV)1件あたりにかかった広告費用を示す値 ※CV(コンバージョン):Webサイトにおける目標の達成 まず、「CPAを下げるとはどういうことなのか」から、おさらいしておきましょう。 CPAは以下の式で表せます。 CPA=Cost(広告費)÷CV(コンバージョン数) Costは広告費のことなので「広告掲載にかかった費用」ということですね。 費用をCV件数で割ると、1件あたりにかかった広告費用が算出できます。 今回の目的である「CPAを下げる(=最適化する)」を達成するためには、「Costを下げつつ、CVを増やすこと」が必要になります。 ここからは、「CVを増やす」ことに着目して考えていきましょう。 CVを増やすためにはCTR、CVRを上げるという方法があります。 CTR(Click Through Rate):広告が表示された数のうちクリックされた回数の割合 CVR(Conversion Rate):クリックされた回数のうちCVに至った回数の割合 CTRとCVRはそれぞれ以下の式で表せます。 CTR=クリック数÷表示回数 CVR=CV数÷クリック数 ここまでの指標をまとめてみましょう。 「表示回数にCTRをかけることでクリック数」が、「クリック数にCVRをかけることでCV数」が算出できます。 つまり目的である「CVを増やす」ためには、「CTR」と「CVR」を向上させる必要があります。 これら2つの数値を上げるには様々な方法がありますが、全ては説明し切れないので、代表的な方法をご紹介したいと思います。 訪問回数設定 まずは、「CVR」を上げるための「訪問回数設定」です。 あらかじめ設定しておいたサイトへの訪問回数を上回ったユーザーのみに配信する「訪問回数設定」には、「CVR」を上げる効果があります。 サイトに「1回訪れたユーザー」より、「10回以上訪れたユーザー」の方が、興味度合いや購入意欲が高そうですよね。 例えば1回以上訪れたユーザーに広告配信をしていて効果が悪いのであれば、10回以上訪問したユーザーにのみ配信をする設定を行うことで、より興味関心の強いユーザーに限定して配信することができ、CVRの向上が見込めます。 ただし配信対象となるユーザーが減少するので、配信量には注意が必要です。 続いて「CTR」を上げる「フリークエンシー設定」についてご説明します。 フリークエンシー設定 「フリークエンシー」とは、ユーザーが広告を見る頻度のことで、「フリークエンシー設定」は、ユーザーが広告を見る回数に制限をかけることを指します。 同一のユーザーに対して、何度も同じ広告を表示し続けてしまうと、ユーザー側がストレスに感じてしまう場合がありますよね。 また、見込みのないユーザーへの配信を続けることにより、インプレッション数が増加してしまい、結果的にCTRが下がってしまう原因にもなります。 表示回数に制限を設けることで、ユーザーにストレスを与えることなく、また余分なインプレッションを発生させることも防げるのでCTRの向上が見込めます。 以上をふまえ具体的に考えてみましょう。 ある広告主様では、目標CPA2000円としてリターゲティング広告を実施したところ、大幅に上振れて、CPAが4000円となってしまいました。 ネット広告の場合、サービスを実施するだけで、思った通りの状態(最適化)になるわけではないので、ここから運用や設定を変更することで、目標CPA(最適化のかかった状態)にしていきます。 まずはフリークエンシーの設定を200回から100回に変更したところ、CTRが0.5%→0.6%へ向上しました。 そこでもう少し減らし、100回から50回にしたところ、CTRは0.7%まで向上したのです。 かなり改善されたのですが、これではまだ「最適化」されているとは言えません。 続いて訪問回数にも、5回以上サイトに訪問したユーザーのみに配信するという制限を設けて配信をすると、CVRが0.5%→0.8%に向上しました。 CTRとCVRが向上し目標のCPAが達成できたので、これは「最適化」が行われた状態であると考えることが出来ますね。 まとめると以下の表のようになります。 このように効果を見ながら適切に運用することで、目標CPAの達成(最適化)をすることもできますが、最近では今までの実績データをもとに「適切な訪問回数」や「適切な表示回数」の設定が自動機械学習を用いて行われることも多いです。 扱う商材や、時期などによってもそれぞれ数値が異なるので、自動機械学習による最適化はコスト削減のためにも、リソース削減のためにも、必要不可欠となりそうですね。 入札単価の最適化 ネット広告における最適化には別のアプローチもあります。 2章では「CTR」と「CVR」を改善し最適化をする例をご説明しましたが、ここでは「入札単価」を改善することで最適化をする例をご紹介します。 入札とは、ある広告枠に対していくらでその枠を購入するかを宣言することで、最も高い値をつけた広告主がその広告枠を買って、広告配信をすることが出来ます。 詳細についてはこちらの記事も参考にしてみてください。 参考記事:リスティング広告やRTB取引における入札とはなにか!?ネット広告の入札を調べてみた! では「入札単価」による最適化とはどのようなことなのでしょうか? 簡単にご説明すると、「適切な価格で広告枠を買うことで、CPAを目標の値に近づけていく」ということです。 高く買いすぎてしまうと、費用対効果が合わなくなってしまいますし、低く買いすぎると枠を買うことが出来ず広告配信することが出来ません。 「配信されて、かつ高すぎない値で買うこと」が重要ということですね。 この時、枠ごとの「CTR」、「CVR」は決まった値だと仮定して、入札の値を考えていくと良いでしょう。 目標とするCPAを設定し、その値に合うように、「1表示(または1クリック)あたりにかかる入札単価」を適正にしていきます。 そうすることで、無駄に多く払い過ぎることもなく、少なすぎて配信されないということもなくなります。 こちらも、最近では主に自動機械学習を用いて入札単位の最適化が行われています。 アドネットワークやDSPなどのサービスでは、こういったCTR、CVR向上のための設定や入札単価の設定における自動化が新たな価値を生み出すポイントとなるかもしれませんね。 おわりに いかがでしたでしょうか? 「最適化」という言葉は聞いたことがあったかもしれませんが、今まで具体的なイメージが難しかった方へ、内容が伝われば幸いです。 「最適化」にも各サービスで違う意味がありますので、それぞれの意味を理解した上で、あなたのサービスにとっての「最適化」を見つけられると素敵ですね。

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