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【2017年最新版!】超簡単!Yahoo!タグマネージャーの導入&設定方法


こんにちは!nex8事業部の岡本です。
前回の記事ではタグマネージャの導入メリット、デメリットとGoogleタグマネージャの導入、設定方法についてご紹介しました。

今回は、Googleタグマネージャと並ぶタグマネ界の大御所、「Yahoo!タグマネージャー」についてご紹介させていただければと思います。
「Yahoo!タグマネージャーと、Googleタグマネージャって何が違うの?」や「実際どっちを使った方がいいの?」、「導入や設定はどうすればいいの?」といった疑問にお答えしていきます。

※「Yahoo!タグマネージャー」は正式名称では語尾を伸ばすので、この記事中ではこの表記としています。
また「Googleタグマネージャ」は語尾を伸ばさないのでこの表記とし、一般的なタグマネージャをいう時もこちらの表記を使っています。

Yahoo!タグマネージャー(YTM)とは

そもそも、「Yahoo!タグマネージャー」って一体なんでしょうか。
「Yahoo!タグマネージャー(YTM)」とは、Yahoo!JAPANが提供するタグマネジメントツールです。
計測ツールのタグやネット広告で必要になるタグなどを一元管理することが出来ます。

Yahoo!プロモーション広告を利用しているユーザーであれば、原則無料で利用することが可能です。
原則無料ってどこまで無料?急にお金かかったりしない?と思ったあなたへ(私は思いました。。。)
安心してください。
別途有料のサービスを申し込まない限り無料で利用することができます。

また、下記の説明やサポートは無償で受けることができます。
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・Yahoo!タグマネージャーの概要説明
・基本的な操作方法、設定場所の指導
・管理画面のメニュー説明
・有償サポートの説明
・サイト上に公開している各種資料に関する説明
—————————

これ以上のサポート(タグの設定作業やサービス品質保証制度)に関しては、別途有償のプランを申し込む必要がありますので、興味があればぜひこちらを確認してみてください。
https://tagmanager.yahoo.co.jp/support/

タグマネージャそのものについてのメリットや特徴については前回の記事を参考にしてみて下さい。

Googleタグマネージャとの違い

では、Yahoo!タグマネージャーと、前回の記事でお伝えしたGoogleタグマネージャって何が違うのでしょうか。
機能面や出来ることに関してそれほど差があるわけではありません。
ですが全く同じサービスというわけではなく大きく2点異なる箇所があります。

・アカウントの独立性
Googleタグマネージャの場合は特に利用条件がなく、Googleタグマネージャのアカウントを作成すれば無償で利用が可能です。
Yahoo!タグマネージャーは単独のサービスではなく、Yahoo!プロモーション広告の運用サポートツールとして公開されています。
そのためYahoo!プロモーション広告の利用(アカウントの開設のみでも可能)をすることで、Yahoo!タグマネージャーの利用が可能となります。

・タグテンプレートの数
タグテンプレートとは、簡単に言ってしまえばそのタグマネージャが提携しているサービスのことです。
Googleタグマネージャは現在約50種類、Yahoo!タグマネージャーは現在約120種類のタグテンプレートが利用可能となっており、タグテンプレートのあるサービスは管理画面からIDなど指定の値を入力するだけで簡単に設定を行うことが可能です。
(ちなみにnex8もYahoo!タグマネージャーと提携しているので、とっても簡単に設定することができます)

どっちを使ったらいいの?

違いは分かったけど、結局どっちのサービスを利用すればいいの?
なんて思った方もいるのではないでしょうか。

正直なところ「絶対こっちを使うべき」という優劣はありません。
ただ「どちらでもいい」というわけではなく、サイトの状況にあったタグマネージャを選択すべき、という考えが前提になっています。

どのような状況の時にどちらを選べばよいのか、大きく3つのパターンに分類して紹介していきますので、タグマネージャ選択の判断材料として見て頂ければと思います。

① Yahoo!系のサービス(スポンサードサーチやYahoo!ディスプレイアドネットワーク等)のみを利用する場合
この場合はYahoo!プロモーション広告と連携しているYahoo!タグマネージャーの利用をおすすめします。

② Google系のサービス(アドワーズ広告やGoogleアナリティクス等)のみを利用する場合
この場合も、Googleのサービスと連携しているGoogleタグマネージャの利用をおすすめします。
Yahoo!タグマネージャーの場合、Yahoo!のプロモーション広告を利用しなくてはならないため、Yahoo!系のサービスを利用する予定がない場合は、Googleタグマネージャを利用するのがよいでしょう。

③ Yahoo!、Google両方のサービスを利用する場合
では、両方利用している、もしくは利用する予定がある場合はどうすればいいのでしょうか?
こちらに関しては2つ、おすすめの方法があります。

・Yahoo!タグマネージャーを使う
タグマネージャには「タグテンプレート」というものが存在します。
Yahoo!タグマネージャーの場合、Google系のサービスに対応したタグテンプレートがあるため、両方のサービスを簡単に設定することができます。
しかしGoogleタグマネージャの場合は、Yahoo!系のサービスに対応したタグテンプレートがないため、カスタムで設定しなければなりません。
なのでYahoo!とGoogleの両方のサービスを利用する場合は、Yahoo!タグマネージャーの利用がおすすめです。

・Yahoo!タグマネージャーとGoogleタグマネージャ、2つのタグマネージャを併用する。
上記の理由を聞くと「じゃあYahoo!タグマネージャーだけでよいのでは?」「どうして2つ併用しなくちゃいけないの?」なんて思う方もいるかもしれません…。
ですが、私が最もおすすめしたいのは2つのタグマネージャの併用です。

気になるその理由ですが、これは「自社のサービスは、自社のタグマネージャとの相性が一番いいから」の一言に尽きます。

Yahoo!タグマネージャーでは、Googleアナリティクスの導入は出来ても、管理画面からカスタム変数やイベント設定ができない、というデメリットもありますし、極端な話、Google系のサービスをYahoo!タグマネージャー上で細かく設定すると、新しくタグマネージャを導入するよりも工数がかかってしまうなんてことも起きかねません。
また、自社のサービスに対しては自社のタグマネージャが、最もエラーが起こりづらい環境でもありますので、可能であれば2つのタグマネージャの併用をおすすめします。

※上記の併用に関して、「タグマネージャを併用するとエラーが起こる」なんて話がありますが、正しく設定すれば、そのようなことは起きません。

実際にYahoo!タグマネージャーを設定してみよう!

では、Yahoo!タグマネージャーの導入、設定方法についてご紹介していきます。

Yahoo!タグマネージャーでは、タグの設置に以下の作業が必要です。

■導入準備
・アカウント作成
・サイトの設定
・Yahoo!タグマネージャーのタグ設置

■タグの設定
・サービスタグの追加
・設置ページの紐付け

■動作確認
・タグの動作検証

導入準備

【アカウントを開設しよう】
今までの説明と重複する内容となりますが、Yahoo!タグマネージャーを利用するためにはYahoo!プロモーション広告を利用している(アカウントを開設する)必要があります。
アカウントの開設は無料で行うことができるので、まだYahoo!プロモーション広告のアカウントを持っていない方は、以下のURLからお申し込み(アカウントの開設)をしてください。
http://promotionalads.yahoo.co.jp/

【サイトの設定をしよう】
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Yahoo!プロモーション広告の管理画面にログインし、右上の「運用サポートツール」→「Yahoo!タグマネージャー」→「設定」と選択していきます。

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「設定」を選択すると、上記のような規約同意画面がでてきますので、規約をよく読んだ後、「同意」にチェックマークを入れ、「規約に同意してサイト選択へ」を選択します。

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既に設定済みの既存サイトがある場合は「登録済みサイト選択」の中から選択します。
まだ設定しているサイトがない場合は「新規作成する」を選択し、サイトの設定を行います。

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サイト設定が完了すると、上記のような画面が表示され、ここからYahoo!タグマネージャーの管理画面にログインできるようになります。

【Yahoo!タグマネージャーのタグを設置しよう】
導入準備の最後に、Yahoo!タグマネージャー自体のタグの設置をしていきます。

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「ユニバーサルタグ」の「表示」を選択して下さい。
すると、上記のようにタグが表示されます。
こちらのタグをサイト内すべてのタグの直前に設置してください。

以上で、Yahoo!タグマネージャーの導入準備は完了です。

サービスタグの設定

では、実際にサービスタグを設置してみましょう。
Yahoo!タグマネージャーは提携しているサービスの種類(タグテンプレート)が多く、よく使われる主要なサービスのほとんどが提携しています。
そのためこの記事では、Yahoo!タグマネージャーと提携しているサービスのタグ設置方法をご紹介したいと思います。

今回も前回Googleタグマネージャでやった時と同じように、nex8のスタティックリターゲティングを例に設定をしていきます。
リターゲティング実施のためには「リターゲティングタグ」と「CVタグ」の2つが必要なので、この2つのタグをそれぞれ設定します。

【リターゲティングタグを設置してみよう】
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まずはリターゲティングタグからです。
Yahoo!プロモーション広告の管理画面から「運用サポートツール」→「ログイン」を選択します。

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ログイン後、上記のようなダッシュボードが表示されます。

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次に、タグの設定を行っていきます。
今回設定するタグは、既にYahoo!タグマネージャーと連携しているものになるので、左側メニュー項目の「サービスタグ管理」→「サービスタグを追加」を選択します。

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Yahoo!タグマネージャーが連携しているタグの一覧が出てくるので、そこから設置したいタグを選択します。
ここでは「nex8リターゲティングタグ」を選択します。

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タグを選択すると、上記の画面が表示されます。
サービスタグ名は任意で問題ありませんが、「何のサービスの何のタグなのか」わかりやすい名前での設定をおすすめします。
リターゲティングIDは、サービスを申し込んだ際に各ベンダーから発行されるリターゲティングIDを入力してください。
全ての入力が終わったら、「サービスタグを保存」を選択します。

サービスタグを保存すると、以下のような画面に飛びます。

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ここでは、保存したサービスタグとページを紐付けて、どのページでサービスタグを読み込ませるかを決めるのですが、特に設定しなければ、サイト設定した際のすべてのページが自動的に指定されます。

別サイトや、タグを読み込むページを指定する際には「新しいインプットを追加し、サービスタグに設定する」から、タグと設置するページの紐付け設定を行います。(CVタグ設定の際に詳しくご紹介します)
今回のようなリターゲティングタグの場合、最初に設定したサイトの全ページでタグを読み込ませる必要があるので、指定ページとの紐付け設定は行いません。

サービスタグの保存直後は設定のステータスが未設定となっているので、タグを反映するために「未設定」をクリックし、設定のステータスを「設定済み」に変更します。

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設定を変更すると、上記のような表示に変わります。
ここまで完了したら「保存して次へ」を選択してください。
これでリターゲティングタグの設定は終了です。簡単ですね。

【CVタグを設置してみよう】
次にCVタグの設定を行っていきましょう。

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リターゲティングタグを設定した時と同じように、「サービスタグ管理」→「サービスタグを追加」を選択します。

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CVタグなのでタグテンプレート一覧の中から「nex8コンバージョン測定タグ」を選択してください。

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タグの設定画面が表示されたら、サービスタグ名、コンバージョンIDを入力します。
コンバージョンIDは、サービスを申し込んだ際に各ベンダーから発行されるIDを入力してください。
全ての入力が終わったら、「サービスタグを保存」を選択します。

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保存後、上記の画面が表示されます。
リターゲティングタグの時は、サイト上のすべてのページに対してタグを設置したかったので、ページ指定を特に行わずそのまま保存しましたが、CVタグに関してはCVページにのみタグの設置を行いたいので、「新しいインプットを追加し、サービスタグに設定する」を選択します。
インプットとはタグを設置したいページのことです。

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選択後、上記のページが表示されるので、タグを設置するページ名と、URLパターンの指定を行います。
URLパターンの欄には、CVページのURLを入力します。

全ての入力が完了したら、「保存してページを設定」を選択し、こちらもリターゲティングタグと同じ要領で設定のステータスを「設定済み」に変更します。
これで、CVタグの設定も完了です。

動作確認

【タグの検証をしよう】
最後に、今回設定したタグを本番環境に反映すれば設置は完了となるのですが、反映する前にかならずタグが問題なく機能しているか検証しましょう。
では、以下で検証方法を紹介していきます。

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ダッシュボードから「サービスタグ管理」を選択し、先ほど設定したリターゲティングタグを選択します。

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上記の画面が表示されたら、右上のボタンを「プレビュー」に変更し、「プレビューモードで動作確認する」を選択します。

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すると、上記のようなポップアップが表示されるので、プレビューモードをオンにします。
プレビューモードがオンのブラウザーでページを表示すると、「プレビュー」のサービスタグが実行されます。

今回設定しているリターゲティングタグは、タグの読み込み条件を特に指定していないので、サイトへのアクセスがあった時にタグが実行されます。
問題なくタグが設置できていれば、タグの設定をしたサイトへアクセスしたタイミングでリターゲティングタグが実行されるということです。

動作確認をするために、サイトへアクセスしてみましょう。

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設置したサイトへアクセスした後、Yahoo!タグマネージャーの管理画面に戻り、確認を行います。
タグが正常に設置できていれば、上記のように「サービスタグ実行数」が0から1になります。

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動作確認後、問題がなければ右上のタブで「プレビュー」から「有効」にし、本番環境へタグを反映すれば、すべての設定が完了です!
CVタグも同じように動作確認と本番環境への反映をしてください。

さいごに

いかがでしたか?
Yahoo!タグマネージャーも、Googleタグマネージャをはじめとした他のタグマネージャと同じように、導入のタイミングさえ合えば、サイトのタグ管理を助けてくれる、最高に便利なツールです。
この記事で少しでも導入や設定についてのお手伝いが出来ているとうれしいです。


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岡本ひかる

nex8事業部営業の岡本です。美大を出て、人材会社に入り、nex8にやって来ました。 好きなものはスノーボードとお絵かき。苦手なものはパクチーと自己紹介です。

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