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ECサイトはスマホアプリ化必須!?Webサイトとの違いとメリット・デメリット


こんにちは。nex8事業部の井上です。
今回はECサイトのアプリ化について書いていきます。

皆さんのスマホにはアプリがいくつ入っていますか?
ゲームや乗換案内、SNSや写真加工ツールといったアプリは、ほとんどの方が1つは入れていると思います。
さらに、ECサイトのアプリやフリマアプリが増えたことで、アプリで物を購入する方も増えてきているのではないでしょうか。

今回は、そういったユーザーのスマホ使用状況の変化に合わせたWebサイトのスマホアプリ化について紹介させて頂きます。

スマホアプリについて

アプリとは

スマートフォンの普及が進むに連れて「アプリ」という言葉が一般的になってきましたが、まずはアプリとは何か簡単におさらいしてみましょう。

「アプリ」はアプリケーションの略で、ユーザーが利用したい機能を追加するために端末にダウンロードして使用するソフトウェアの事です。
よく使われているもので言うと、例えばエクセルやパワーポイントなども「アプリ」に分類することが出来ます。

※厳密には、アプリの中でもWebブラウザ上で動作する「Webアプリ」と呼ばれるものもあります。
YouTubeやGoogleマップなどがそれに当たりますが、このWebアプリと区別する目的で、ソフトウェアで提供されるタイプについては「ネイティブアプリ」と呼んだりもします。
本記事で「アプリ」と書くものは基本的にネイティブアプリとしています。

「スマホアプリ」は、スマートフォンで使えるソフトウェアのことで、カレンダーや乗換案内、ゲームをはじめ、現在ではECサイトや動画サービスなど様々なことができるようになっています。

進むスマホアプリ化

スマホの普及率は2010年ごろから急速に進み、現在では全年代合わせると7割以上がスマホを保有している状況ですが、これに一役買っているのが、スマホアプリです。

グラフ

(出典:総務省「通信利用動向調査」
Webサービスとはまた違う新しい体験や便利さを提供するアプリが多く出てきた中で、 様々なアプリサービスを利用したいからスマホを購入した、というユーザーもいるくらいです。
スマホアプリの利用時間はスマホ利用時間全体のおよそ8割を占めているというデータも出ています。

さらにもう1つ、アプリは起動までの時間が早く、スキマ時間での利用ニーズも多いスマホとは非常に親和性が高いと言っていいでしょう。

こういった利用者の伸びやユーザーのアプリに対する意識、利便性の高さからもWebサイトのスマホアプリ化はユーザーニーズに沿うものであることが伺えます。

Webサイトとスマホアプリの違い

では実際Webサイトとスマホアプリでは何が異なるのでしょうか。
端末に元々入っていないゲームなどはスマホアプリで利用するしかありませんが、ECサイトのようにWebサイトもあった場合を例に比較してみましょう。

使いやすさ
Webサイトの場合、基本的にはPCの画面を前提に構成されているため、スマホ画面だと拡大やスクロールが多くなりユーザビリティを損なう可能性があります。
もちろんスマホ最適化していればここでの問題を防ぐ事ができますので、まだサイトをスマホ最適化されていないという方はこちらの記事をご参照ください。

スマホアプリの場合、初めからスマホでの利用を前提にしているため、使用する端末や機種に合わせてディスプレイが収まり、ページ内のリンクやアクセスもスマホに配慮した設計がなされているため快適な操作感を実現することが出来ています。

アクセスまでのスピード
一番の違いはこのアクセスまでのスピードです。
Webサイトの場合アクセスするには通常、ブラウザを立ち上げる必要があります。
またオフラインでは表示されなくなってしまいます。
私自身そうですが、スマホを所有してから不便だなと感じる点ではありました。

スマホアプリはトップ画面に専用のアイコンが置かれるため、見たいコンテンツに1度のタップで行き着けますし、オフラインでもコンテンツを閲覧することが可能です。
このように、使い勝手の良さがアプリとWebサイトの大きな違いになってくるのではないでしょうか。

スマホアプリ化におけるメリット・デメリット

スマホが普及しアプリ利用率が高いという点からだけでもアプリ化するメリットは大いにあると考えられますが、もう少し具体的な活用方法を交えメリットとデメリットについて紹介していきます。

まずスマホアプリ化のメリットについてです。

■スマホアプリ利用率の高さ

■Webサイトに比べリピートして利用しやすい

■プッシュ通知機能

■アイコンによる認知の向上

■スマホアプリ利用率の高さ
スマホ保有者のほとんどが何かしらのアプリを利用している状況で、Webの閲覧時間よりアプリの利用時間の方が長いというデータが出ています。
そのため抵抗なくユーザーに使ってもらえて、またアプリでの情報提供は現代のユーザーのニーズに合わせていると考えることが出来ます。

■Webサイトに比べリピートして利用しやすい
ブラウザを通してサイトにたどり着くというルートに比べ、スマホアプリの場合は立ち上げるだけでサイトやコンテンツにアクセスすることが可能である、また操作性も高いことからユーザビリティを損なうことがないためリピート率向上にも繋がりやすいです。

■プッシュ通知機能
これはスマホアプリならではの大きなメリットです。
アプリに対してプッシュ通知を送信する事でスマホ上にポップアップでメッセージを表示させたり、アプリアイコン上にバッジ表示させたりすることが可能です。
これにより、ユーザーの注意を引きつけアプリを使ってもらい新しい情報を見てもらうことが可能になります。

■アイコンによる認知の向上
CMや交通広告などは繰り返し目にする事によって商品やサービスを消費者の記憶に留め、購入や利用に繋げるのが目的になりますが、スマホアプリの場合ホーム画面にアイコンがあることによって無意識にユーザーはブランドロゴや名前を見ることになります。
Webサイトに比べ目に入る機会は圧倒的に多くなるため再訪への効果が期待できます。

 

続いてスマホアプリ化によるデメリットについて、こちらは大きく2つが挙げられます。

■アプリインストールのハードルの高さ

■開発コストが掛かる

■アプリインストールのハードルの高さ
アプリの場合当然最初はインストールしてもらう必要があります。

ユーザー基盤が全くない状態でアプリを出す場合はしっかりとしたプロモーション戦略が必要になってきますが、既にWebサイトを持っているなどで、顧客となるユーザー基盤がある場合は、そこで告知することで効率的に認知拡大を狙うことが可能です。

■開発コストが掛かる
スマホアプリを作成するにもスマホのプラットフォーム(iOS、Androidなど)ごとに開発が必要になってくるため、アプリ開発にはそれなりのコストが掛かってきます。
公式ストアに初めて申請する際だけでなく、アップデートの際にも公式ストアの審査があり、一部変更しただけでも更新に手間がかかるといったハードルもあります。
Webサイトに比べると作成・更新に多少手間とコストがかかるのは否めないでしょう。

しかし今では、業界に特化した比較的手軽に依頼できるアプリ制作会社などもある他、実はコンテンツを更新してもストアに申請する必要のない、新しいアプリ化の方法も出ています。
次章ではこのアプリ化の方法をご紹介します。

ECサイトにオススメのハイブリッドアプリとは

各環境(iOS用、Android用など)に合わせて開発する必要や、公式ストアの審査があり一部変更しただけでも更新に手間がかかるといったハードルを解消するものとして、近年増えてきているのが、「ハイブリット型」と呼ばれるアプリです。

ハイブリット型アプリでは、ネイティブアプリの中の※Web View(ウェブビュー)と呼ばれる簡易ブラウザを活用し、表示するコンテンツ自体はWebで作られたコンテンツを表示します。
※Web View: WebブラウザのようにWebページを取得・表示することができる機能の事で、Web Viewを呼び出すコードを記述するだけでWebページを表示する機能を組み込むことが可能。

冒頭で紹介したネイティブアプリとWebアプリの2つの特長を兼ね備えていることからハイブリッド型と呼ばれます。
この3つを表にまとめてみたものがこちらです。

グラフ

ハイブリッド型では、ネイティブアプリのようにカメラ起動や加速度センサーなどスマートフォンに搭載されている機能を活用することができ、ストアにも掲載されるので効率的な集客が可能です。

また投稿された内容や変更が生じる箇所はWebコンテンツを修正することで行えるので、頻繁に更新が起きても、すぐに対応でき、ストアへの申請を何度もする必要がなくなります。
適切に役割を分担し、双方のいいところを合わせたアプリである、と言えるでしょう。

個人的にECサイトのアプリ化だとこのハイブリッド型を推奨します。
ECサイトの場合更新頻度が高くなる商品詳細ページをWeb Viewとする事で細かな変更にも柔軟に対応することが可能になるのと、ネイティブアプリならではのアクセスのスピード、認知の継続と再訪への機会を向上させることが可能になるため、既存顧客の維持が売上を左右するECサイトでは特にハイブリット型がマッチするのではないでしょうか。

実際にWebサイトをアプリ化するには自分達で一から開発を行う他に、アプリ開発サービスを利用することで手軽に低コストに抑える事もできます。

アプリ化するサービスはWordPressをベースとするサービスが多く見受けられますが、ECサイトの場合もう少し汎用性の高いサービスを選ぶ必要があります。
yappliやapplileなどはECサイトに特化したアプリ開発サービスで、日時指定やカゴ落ちユーザーを対象にプッシュ通知を出したりクーポン機能も出来ます。
プロモーションや自社課題にあわせ検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか。
スマホアプリの利用率や利便性を鑑みると、ECサイトのスマホアプリ化は必須の考えになってきます。

今回ご紹介した内容はほんの僅かですがアプリ化するメリットは十分にあると思いますので、今の市場をチャンスと捉えさらに充実したECサイト運営を目指してみてはいかがでしょうか。
次回はアプリ化した後のプロモーション方法について少しご紹介させて頂きます。


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井上翔太

2014年ファンコミュニケーションズ入社。 nend事業部で広告主サイドの営業・運用経験を経て、2015年からnex8事業部に従事。 “「よくぞ、出してくれた!」なんて言われる広告を”をモットーに、日々奮闘中。 湘南生まれ湘南育ち。

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